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ハンデル自由都市国編
第63話 隠れ里
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「そういえば、アリサはどこに行くつもりなの? 本当にボクたちの村に来て大丈夫?」
「大丈夫よ。旅の途中ではあるけど、急ぎの旅じゃないもの」
「そうなのか? どこに行くんだ?」
「ガート帝国よ。そこに住もうと思って」
「「ガート帝国?」」
不思議そうに首を傾げる二人に、ついほっこりしてしまう。身長が小さいから、どうしても子どもに見えてしまうのだ。
おっと、ほっこりしている場合じゃなかった。
「ええ。米があるの、ガート帝国に」
「「米⁉ マジで⁉」」
「そうなの。もしかして、探してた?」
「うん。変化の魔法を使えば人族になれるし」
「そうすれば、食いたいものも食えるんだ」
「だけど、塩味ばかりでさ……」
「「飽きちゃった」」
あ~、わかるわ~。元日本人からしたら、塩味ばっかって飽きるんだよね。
「実は、ミショの実なるものを発見してね」
「ミショの実?」
「これなんだけど」
実物を見てもらったほうがいいかと、ミショの実をふたつ出し、二人に渡す。しげしげと見つめたり匂いを嗅いだりして、首を捻る二人。
「これって、気付けの実だよな? これがどうしたんだ?」
「これをすり下ろして布で漉す液体が醤油に、残った搾りかすが味噌になるのよ」
「「なんだって⁉」」
衝撃を受けたらしく、なぜか二人の背後にピシャーン! と雷が落ちる幻想が見えた。そんなにショックだったの?
「あ、アリサ! それ、村に持って帰ろうよ!」
「おお! きっとみんな喜ぶ!」
「はいはい、落ち着いて。私は緑の手を持っているから、村で栽培したいのであれば、芽を出すから。それに、今から移動したとして、すぐに着くの?」
「「う……」」
「そろそろ日が暮れるし、魔物も活発になってくる。今日は一泊して疲れを取って、それから移動しよう」
彼らはダンジョンに捕まっていたんだから、いろいろと疲れているはずだ。私も疲れているし、今日はゆっくり休みたい。
そう告げると、渋々ながらも二人は頷いた。結界を張ってあるから、魔物に襲われる心配もないと話し、ゆっくりしてもらう。
やっぱり疲れていたのか、ヤナは早々にテントに潜り込んで寝てしまい、ヤミンも足になっている部分を土に刺し、そのまま寝てしまった。……樹人ってそうやって寝るのか……と、遠い目になったのは言うまでもない。
翌朝、艶々の葉っぱになったヤミンとつるつるになったヤナが起きてくる。ゆっくり眠れたらしく、それで艶々になっているみたい。ほんと、樹人とリッチは不思議な種族だわ~。
私も支度を終えて朝食を食べ、箱馬車を錬成してリコに繋ぐ。リヤカーのような形だけれど、サイズはもっと大きい。二人を馬車に乗せ、道案内してもらいながら街道を走る。
休憩をはさんで一本道をひた走り、その場所に着いたのは三時近かった。
「さすが、バトルホースだね」
「普通、こんなに早く着かないのに」
「お褒めに預かり、光栄ですわ」
おちゃらけた感じで言うと、二人が笑う。
「ここからは歩いて行ったほうがいい」
「なら、馬車はしまうわね」
「よし。こっちだ」
馬車をしまうと、二人の案内ですぐに歩きだす。一応マップを見ているけれど……ああ、なるほど。確かに近いところに表示されてはいるが、幻覚魔法でもかけてあるんだろう。膜のようなものを通り過ぎた感じがした。
「よし。ここから近いんだ」
「そうなのね。村はどんな状態なの?」
「誰も家を建てることができなかったから、テントで生活しているんだ」
「畑もあるけど、たくさん作ってるわけじゃないし」
「あまり食べ物を必要としないってこと?」
「うん。あとは他の村や町に行って売り、お金に換えるくらいだな」
「そう……」
何人いるのかわからないけれど、きっと質素な生活をしているんじゃなかろうか。場合によっては家を作ってもいいかな? あと、種も結構あるから、それを分けてもいいし。
そんな提案をすると、二人はとても喜んだ。
膜を通り過ぎて十五分。まるでキャンプ場に来たような、テントが張られている広場に出た。
「ヤミン! ヤナ!」
「心配した!」
「ごめんね。ダンマスに捕まっちゃったんだ」
「それを彼女が助けてくれたんだ」
「彼女……って人間⁉」
「ああ。転生者なんだ」
「なんだって⁉」
ヤミンとヤナに気づくと、樹人とリッチ、狼や虎などの獣人たちがわらわらと寄ってくる。ヤミンとヤナを入れて総勢十人ほどだろうか。人数としては、かなり少ない。
そして私が転生者だとわかると、全員がこっちを見た。獣人たちは明らかに凝視しているけれど、樹人とリッチに表情があるのであれば、きっと凝視しているに違いない。
「アリサよ。Aランク冒険者をしているの。そしてこの子たちは従魔よ」
「そうか……、ヤミンとヤナを助けてくれてありがとう。俺はこの村のリーダーをしている、リッキーだ。種族はリッチだ」
「よろしく」
挨拶をして、車座になる。この集落にいる人たちは全員転生者だそうだ。何の偶然か、全員が近所に住んでいた仲間だった。
ただ、前世の記憶がある故に馴染めない人もいたことから、それだったらと町から出て旅をし、ここに隠れるように住み始めたらしい。この国に辿り着いたのは、一年ほど前だという。
それまでは差別の厳しい国にいて、それに嫌気がさしたというのもあるみたい。特に樹人とリッチは迫害されていたというんだから、嫌気がさすのも当然だろう。
ちなみに、その国とは沈みかかっている腐った国、エスクラボ国であ~る。そりゃあ納得だわ。
「でね、アリサはこれからガート帝国に行くんだって」
「ガート帝国? ここから北にある国か?」
「ええ。米があるって情報を得たの。だから、そこを目指して旅をしているわ」
『な、なんだってーーー⁉』
ヤミンとヤナ以外の全員が叫ぶ。そりゃあ元日本人なら、米が食べたいって思うわよね……。
「そうか……やっぱりあったか……!」
「あと、ミショの実が味噌と醤油になるわ」
『マジかーーー!』
「マジよ。ここで栽培する?」
栽培しなくても、ここに来るまでにミショの実があった。しかも鈴生りに。
彼らならきっと十日でできることも知っていると思うけれど……どうだろう。
「……どうする? 移動するか?」
「米が食い放題なら、移動するべきだろう」
「馬は?」
「あたしが召喚するわ」
「馬車は?」
「私が持っているわ」
なんか、私を置いてけぼりにしてみんなで話し合いをしている。しかも、移動するってどういうことかな⁉
馬車があると言えばギンって音がしそうなくらい、私を一斉に見るし……。
「今は箱馬車だけど、幌馬車でも普通の馬車でも作れるわよ?」
「作れる? どういうことだ?」
「私は錬金術が使えるの。だから、外から見た馬車は普通でも、内装は広いってこともできるわ」
「ふむ……。一回その馬車を見せてくれるか?」
「いいわよ」
ヤミンとヤナを乗せて来た馬車を出し、全員に見せる。二人しか乗って来なかったから、全員が乗るには小さすぎるサイズだ。
「アリサ、これを改造できるか?」
「できるわ。どんな馬車にするの?」
「幌馬車でいい。大きさは普通の馬車サイズで、中を広くしてくれると助かる」
「わかった」
リッキーの注文に頷き、そこらに転がっている木材と、ワイバーンの被膜を使って幌馬車を錬成する。もちろん、幌の部分は防水加工にしたし、中も椅子を作った。
露店で買った布と森で作った綿を使ってクッションもついでに作ったら、驚かれたが。
そして今すぐ出発しようとする彼らを押し留め、落ち着かせる。
「畑はどうするの? あと、食料も」
「……畑は捨てていくしか……」
「なら、私が成長させるから、収穫すれば?」
「で、できるのか?」
「ええ」
「なら、頼む。誰か、森に行ってボアか一角兎を狩って来てくれ」
「「「おう!」」」
ロウとウサギと名乗った男女とヤナが返事をして森にかけていく。そして旅立つ準備として、野菜を収穫する人と肉を調達する人で分かれる。あと、ミショの実のことも教え、それを収穫することも伝えた。
畑にあった野菜はトマトときゅうり、ナスととうもろこしだ。農家だった人がいるそうで、連作障害は起きていなかった。さすがだね!
緑の手を使って一気に成長させ、どんどん収穫してもらう。他の野菜に関しては町か村に寄って買うと言っていたから、それは彼らに任せることにした。
「大丈夫よ。旅の途中ではあるけど、急ぎの旅じゃないもの」
「そうなのか? どこに行くんだ?」
「ガート帝国よ。そこに住もうと思って」
「「ガート帝国?」」
不思議そうに首を傾げる二人に、ついほっこりしてしまう。身長が小さいから、どうしても子どもに見えてしまうのだ。
おっと、ほっこりしている場合じゃなかった。
「ええ。米があるの、ガート帝国に」
「「米⁉ マジで⁉」」
「そうなの。もしかして、探してた?」
「うん。変化の魔法を使えば人族になれるし」
「そうすれば、食いたいものも食えるんだ」
「だけど、塩味ばかりでさ……」
「「飽きちゃった」」
あ~、わかるわ~。元日本人からしたら、塩味ばっかって飽きるんだよね。
「実は、ミショの実なるものを発見してね」
「ミショの実?」
「これなんだけど」
実物を見てもらったほうがいいかと、ミショの実をふたつ出し、二人に渡す。しげしげと見つめたり匂いを嗅いだりして、首を捻る二人。
「これって、気付けの実だよな? これがどうしたんだ?」
「これをすり下ろして布で漉す液体が醤油に、残った搾りかすが味噌になるのよ」
「「なんだって⁉」」
衝撃を受けたらしく、なぜか二人の背後にピシャーン! と雷が落ちる幻想が見えた。そんなにショックだったの?
「あ、アリサ! それ、村に持って帰ろうよ!」
「おお! きっとみんな喜ぶ!」
「はいはい、落ち着いて。私は緑の手を持っているから、村で栽培したいのであれば、芽を出すから。それに、今から移動したとして、すぐに着くの?」
「「う……」」
「そろそろ日が暮れるし、魔物も活発になってくる。今日は一泊して疲れを取って、それから移動しよう」
彼らはダンジョンに捕まっていたんだから、いろいろと疲れているはずだ。私も疲れているし、今日はゆっくり休みたい。
そう告げると、渋々ながらも二人は頷いた。結界を張ってあるから、魔物に襲われる心配もないと話し、ゆっくりしてもらう。
やっぱり疲れていたのか、ヤナは早々にテントに潜り込んで寝てしまい、ヤミンも足になっている部分を土に刺し、そのまま寝てしまった。……樹人ってそうやって寝るのか……と、遠い目になったのは言うまでもない。
翌朝、艶々の葉っぱになったヤミンとつるつるになったヤナが起きてくる。ゆっくり眠れたらしく、それで艶々になっているみたい。ほんと、樹人とリッチは不思議な種族だわ~。
私も支度を終えて朝食を食べ、箱馬車を錬成してリコに繋ぐ。リヤカーのような形だけれど、サイズはもっと大きい。二人を馬車に乗せ、道案内してもらいながら街道を走る。
休憩をはさんで一本道をひた走り、その場所に着いたのは三時近かった。
「さすが、バトルホースだね」
「普通、こんなに早く着かないのに」
「お褒めに預かり、光栄ですわ」
おちゃらけた感じで言うと、二人が笑う。
「ここからは歩いて行ったほうがいい」
「なら、馬車はしまうわね」
「よし。こっちだ」
馬車をしまうと、二人の案内ですぐに歩きだす。一応マップを見ているけれど……ああ、なるほど。確かに近いところに表示されてはいるが、幻覚魔法でもかけてあるんだろう。膜のようなものを通り過ぎた感じがした。
「よし。ここから近いんだ」
「そうなのね。村はどんな状態なの?」
「誰も家を建てることができなかったから、テントで生活しているんだ」
「畑もあるけど、たくさん作ってるわけじゃないし」
「あまり食べ物を必要としないってこと?」
「うん。あとは他の村や町に行って売り、お金に換えるくらいだな」
「そう……」
何人いるのかわからないけれど、きっと質素な生活をしているんじゃなかろうか。場合によっては家を作ってもいいかな? あと、種も結構あるから、それを分けてもいいし。
そんな提案をすると、二人はとても喜んだ。
膜を通り過ぎて十五分。まるでキャンプ場に来たような、テントが張られている広場に出た。
「ヤミン! ヤナ!」
「心配した!」
「ごめんね。ダンマスに捕まっちゃったんだ」
「それを彼女が助けてくれたんだ」
「彼女……って人間⁉」
「ああ。転生者なんだ」
「なんだって⁉」
ヤミンとヤナに気づくと、樹人とリッチ、狼や虎などの獣人たちがわらわらと寄ってくる。ヤミンとヤナを入れて総勢十人ほどだろうか。人数としては、かなり少ない。
そして私が転生者だとわかると、全員がこっちを見た。獣人たちは明らかに凝視しているけれど、樹人とリッチに表情があるのであれば、きっと凝視しているに違いない。
「アリサよ。Aランク冒険者をしているの。そしてこの子たちは従魔よ」
「そうか……、ヤミンとヤナを助けてくれてありがとう。俺はこの村のリーダーをしている、リッキーだ。種族はリッチだ」
「よろしく」
挨拶をして、車座になる。この集落にいる人たちは全員転生者だそうだ。何の偶然か、全員が近所に住んでいた仲間だった。
ただ、前世の記憶がある故に馴染めない人もいたことから、それだったらと町から出て旅をし、ここに隠れるように住み始めたらしい。この国に辿り着いたのは、一年ほど前だという。
それまでは差別の厳しい国にいて、それに嫌気がさしたというのもあるみたい。特に樹人とリッチは迫害されていたというんだから、嫌気がさすのも当然だろう。
ちなみに、その国とは沈みかかっている腐った国、エスクラボ国であ~る。そりゃあ納得だわ。
「でね、アリサはこれからガート帝国に行くんだって」
「ガート帝国? ここから北にある国か?」
「ええ。米があるって情報を得たの。だから、そこを目指して旅をしているわ」
『な、なんだってーーー⁉』
ヤミンとヤナ以外の全員が叫ぶ。そりゃあ元日本人なら、米が食べたいって思うわよね……。
「そうか……やっぱりあったか……!」
「あと、ミショの実が味噌と醤油になるわ」
『マジかーーー!』
「マジよ。ここで栽培する?」
栽培しなくても、ここに来るまでにミショの実があった。しかも鈴生りに。
彼らならきっと十日でできることも知っていると思うけれど……どうだろう。
「……どうする? 移動するか?」
「米が食い放題なら、移動するべきだろう」
「馬は?」
「あたしが召喚するわ」
「馬車は?」
「私が持っているわ」
なんか、私を置いてけぼりにしてみんなで話し合いをしている。しかも、移動するってどういうことかな⁉
馬車があると言えばギンって音がしそうなくらい、私を一斉に見るし……。
「今は箱馬車だけど、幌馬車でも普通の馬車でも作れるわよ?」
「作れる? どういうことだ?」
「私は錬金術が使えるの。だから、外から見た馬車は普通でも、内装は広いってこともできるわ」
「ふむ……。一回その馬車を見せてくれるか?」
「いいわよ」
ヤミンとヤナを乗せて来た馬車を出し、全員に見せる。二人しか乗って来なかったから、全員が乗るには小さすぎるサイズだ。
「アリサ、これを改造できるか?」
「できるわ。どんな馬車にするの?」
「幌馬車でいい。大きさは普通の馬車サイズで、中を広くしてくれると助かる」
「わかった」
リッキーの注文に頷き、そこらに転がっている木材と、ワイバーンの被膜を使って幌馬車を錬成する。もちろん、幌の部分は防水加工にしたし、中も椅子を作った。
露店で買った布と森で作った綿を使ってクッションもついでに作ったら、驚かれたが。
そして今すぐ出発しようとする彼らを押し留め、落ち着かせる。
「畑はどうするの? あと、食料も」
「……畑は捨てていくしか……」
「なら、私が成長させるから、収穫すれば?」
「で、できるのか?」
「ええ」
「なら、頼む。誰か、森に行ってボアか一角兎を狩って来てくれ」
「「「おう!」」」
ロウとウサギと名乗った男女とヤナが返事をして森にかけていく。そして旅立つ準備として、野菜を収穫する人と肉を調達する人で分かれる。あと、ミショの実のことも教え、それを収穫することも伝えた。
畑にあった野菜はトマトときゅうり、ナスととうもろこしだ。農家だった人がいるそうで、連作障害は起きていなかった。さすがだね!
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