48 / 190
ハンデル自由都市国編
第64話 移動中
しおりを挟む
あれこれ準備しているうちに夕方になり、せっかくだからと私が晩ご飯を作ることにした。といっても、たいしたものは作らない。ついでにすり下ろし器をいくつか作り、リッキーに渡した。
もちろん、彼らもミショの実をすり下ろし、醤油と味噌を作っていたのには笑ってしまった。
パンとは合わないが味噌汁が飲みたいというので、大根とじゃがいもの味噌汁を作る。あと、ボアの肉を使った肉じゃがと、消費する意味で魚介類を出して網焼きや刺身にしてみた。
リッチと樹人は変化の魔法を使って人間になり、みんなで網焼きを手伝ってくれる。久しぶりの味噌汁と肉じゃがとあってか、彼らは目を潤ませながら食べていた。
夜遅くまで話し合いをしていた彼ら。誰一人欠けることなくガート帝国に行くと話し、できれば一緒に連れていってほしいと懇願されたのだ。
「……いいわ。ただし、ガート帝国の国境までよ」
「それで構わない」
これは決意が固そうだ。
彼らの武装に関して心配だったのでそれについても話をしたら、それなりにいい装備を持っていたので、そこは安心した。
マップに関してはどうやら彼らもオールカラーらしく、私の目の前でガート帝国の確認をしているしね。何もないところを指が上下に動いたりしてるんだよ? 傍から見たらシュールだ。
それぞれが確認して、この場で一泊した。
翌朝。レイコと名乗った狼獣人の女性が召喚獣を二頭出し、幌馬車に繋ぐ。炎の鬣を持った茶色の馬で、ファイヤーホースという召喚獣なんだとか。リコとは違うカッコよさだ。
バトルホースほどのスピードは出ないけれど、それでも普通の馬に比べたら早い。
御者台にリッキーとフウと名乗った狐獣人の男が二人で並び、馬車を走らせる。私は彼らと並走する形で、リコに跨っている。
ピオとエバが先行して魔物や盗賊を警戒してくれているから、何かあれば戻ってくるだろう。
ちなみに、作った馬車は有料である。負けに負けて金貨五十枚と言ったら目を剥いて驚いていたけれど、相場を教えたら渋々ながらも払ってくれた。毎度あり~♪
いくら同じ転生者だからといっても、タダで作るわけないじゃない、彼らの人となりを知らないんだから。関わったとしても、それはリュミエールからお願いされていることがあるからで、そうじゃなければ料理なんて教えてないし作らないっつーの。
ノンが微妙に警戒してるんだよ、彼らを。彼らというよりも、一人の少年を。悪人ではないけれど、警戒しないといけない何かがあるってことでしょ?
まあ、国境までは三日だし、もし何かやらかしたなら置いていけばいい。マップがオールカラーになっているんだから、迷うこともないだろう。
お昼に関しては自分たちで用意してもらう。連れて行ってくれと言ってきたのは彼らなんだから、本来は彼らが私たちの分を用意しないとダメなんだよね。
まあ、あれこれ言われるのも面倒だから、自分たちの分は自分たちで、ということにした。下手に作ってもらって、毒を入れられても困るし。
……一人、従魔たちを舐めるように見ていた虎獣人の男の子がいたんだよね。話に聞く限りテイマーだそうなんだけれど、どう見てもその子にテイムされているような魔物が見当たらない。
もし、他人が持っている従魔を狙っているんだとしたら、困ったことになるのは彼や一緒にいる人たちであって、私じゃない。従魔泥棒って犯罪なんだけど……知っているんだろうか、男の子もリッキーも。
まあ、何かあったら返り討ちにするさ~。私と彼らとでは、明らかにレベル差があるしね。
ヤミンとヤナはいい子なのになあ……。
とりあえず様子を見ようと思い、馬車組は放置した。
<アリサ、この先にボアが二体いるわ>
<なら、倒しちゃって。そのままエバとピオの鞄の中に入れておいてくれる?>
<<わかった>>
先行していたエバから念話が飛んでくる。ボアなら彼らのおやつになるだろうし。一瞬だけ光った雷に、顔を引きつらせているリッキーとフウ。そしてテイマーの子は目をギラつかせている。
これは釘を刺しておかないとダメかもね。敵対するなら、この場に置いていくことも吝かじゃないが。
「ねえ、リッキー。貴方は従魔泥棒って犯罪を知っている?」
「ああ」
「それ、テイマーの子に教えた?」
「え……? もちろん教えてあるが……って、ゲッ!」
私の言葉に不思議そうな顔をして首を傾げたけれど、さり気なくテイマーの子を指させば、その顔を見たんだろう……真っ青な顔をして叫んだ。
「売られた喧嘩なら買うし、国境を待たずにさっさと行ってもいいんだけど?」
「すまん! こら、ジル!」
「え? なに?」
「なに、じゃないだろう!」
リッキーの怒りに対して、きょとんとしているテイマーの子。それに気づいたペニーと呼ばれたリッチの女性が、テイマーの子の頭を叩く。
「あんた、何回同じことを言わせるの? 他人がテイムしている従魔をギラギラとした目で見るんじゃないの!」
「え~? 別にいいじゃん。奪ってしまえば、俺のモンだろ?」
「へえ? 奪えると思ってんの? たかがレベル一桁のガキに。しかも従魔泥棒って犯罪なんだけど?」
「……っ」
意識してすっごく低い声を出したうえで、ピンポイントに殺気を飛ばす。それだけでガタガタと震えるテイマーの子。
「そっちがそのつもりなら、ここでお別れね」
「はあ……そうだな。俺たちも犯罪に巻き込まれたくない。もうじき村がある。ジルはそこで降りろ」
「そんな!」
「そんなじゃないでしょ! あたしたち、何度同じこと言った? テイムは自分でしてこそって言ったでしょ!」
「自分でテイムできないテイマーなんて、役に立たないだろうが」
「ぅ……っ」
リッキーとペニー、フウに叱られ、真っ青になりながら震えるだけのテイマーのガキ。
リッキーたちの話を聞く限り何度も言われていたにもかかわらず、直さなかったのか。一桁でもテイムできる方法はあるんだけれど、あの子の歪んだ性格じゃあそれも無理だろうね。
本来は対等でないとダメだからね~。だけど、どうやら彼は魔物を下に見ている感じがするし、これはいつまでたってもテイムは無理でしょ。
中の人がいったいいくつか知らないが、もし大人だとしたら相当痛い人だぞ、その態度は。
呆れて彼を見ていたら、ピオとエバが戻って来て私の両肩にとまる。怯えながらも、相変わらずギラついた目で二羽を見つめるテイマーの少年。
「あんたじゃ手に負えないわよ。おしおきしてあげて」
<<わかった>>
「え……? ぎゃーーー‼」
『ひえっ!』
ピオとエバがテイマーに雷を落とす。もちろん、一番弱い雷で、だ。
ピクピクと痙攣して髪をアフロにした少年は、目覚めたあと如何に自分が弱くて愚かだったのか自覚したんだろう……私とピオとエバを見て、怯えた。
「あ、あ……」
「当然の結果よね、私に喧嘩を売ったんだから。自分よりも弱いテイマーに――レベルが一桁しかないあんたに、強い魔物が従うわけないでしょ」
「よくて一角兎、悪くてもスライムくらいだよな」
「そうよね。だからあたしも、レベルを上げて自分も磨けって言ったのに」
「その態度も直せって言われてたのにさあ」
「直さなかったもんね」
同じ集落にいた人全員から冷たい目で見られる少年は、同年代であるヤミンとヤナにトドメを刺されて撃沈した。ヤミンもヤナもレベル80はあるしね。他の大人たちだって100は超えている。
それなのに、少年だけがレベル一桁なのだ。
どう考えたって、レベル上げをサボっていたとしか思えない。
「アリサ、すまん」
「いいわ。ただ、国境までは一緒に行けない」
「わかってる。ここまでありがとう。コイツの処遇は、俺たちで決める」
「そう……わかった。頑張ってガート帝国まで行ってね。一本道だから、迷わないだろうし」
「ああ。馬車もありがとう」
「どういたしまして。じゃあね」
リッキーたちに手を振り、リコのスピードを上げて馬車から離れる。今後彼らが少年の処遇をどうするのか気になるところだけれど……まあ、同じ転生者とはいえ、私はこの世界に来てまだ二ヶ月半くらいだからね。
ずっと一緒にいた彼らのほうが絆が強いだろうし、どうにでもするんだろう。少年がどうなろうと、知ったこっちゃないしね。
私がガート帝国に定住したのちにリュミエールから聞かされた話によると、リッキーたちに追放を言い渡されたテイマーの少年は、頭を下げてレベル上げを手伝ってほしいこととテイムするまでは一緒にいてほしいと、一緒にいたみんなに頭を下げたという。
それならばと全員一緒にダンジョンに潜ってレベルを上げたあと、なんとか外の森でフォレストウルフをテイムしたそうだ。
テイムしたあとはリッキーたちと別れ、近くにあった村に住み着き、その村で過ごし始めたそうだ。
そしてリッキーたちはといえばガート帝国に入ったあとは東に向かい、米を作っている村に定住し、その村の住人と結婚したりしながら、米を作って過ごしたという。
*******
今回転生者として出て来た人たちの名前は、リッキーとジルを除いてキリ番を踏んだ人たちやしょっちゅう感想を書いてくださる読者様の名前になっています。
樹人やみみん(やみみん)さん→ヤミン
yanaさん→ヤナ
八神 風さん→フウ
もらわれっこさん→レイコ
penpenさん→ペニー
狼怒さん→ロウ
黒うさぎさん→ウサギ
勝手ながら、キリ番と感想のお礼とさせていただきました~!
もちろん、彼らもミショの実をすり下ろし、醤油と味噌を作っていたのには笑ってしまった。
パンとは合わないが味噌汁が飲みたいというので、大根とじゃがいもの味噌汁を作る。あと、ボアの肉を使った肉じゃがと、消費する意味で魚介類を出して網焼きや刺身にしてみた。
リッチと樹人は変化の魔法を使って人間になり、みんなで網焼きを手伝ってくれる。久しぶりの味噌汁と肉じゃがとあってか、彼らは目を潤ませながら食べていた。
夜遅くまで話し合いをしていた彼ら。誰一人欠けることなくガート帝国に行くと話し、できれば一緒に連れていってほしいと懇願されたのだ。
「……いいわ。ただし、ガート帝国の国境までよ」
「それで構わない」
これは決意が固そうだ。
彼らの武装に関して心配だったのでそれについても話をしたら、それなりにいい装備を持っていたので、そこは安心した。
マップに関してはどうやら彼らもオールカラーらしく、私の目の前でガート帝国の確認をしているしね。何もないところを指が上下に動いたりしてるんだよ? 傍から見たらシュールだ。
それぞれが確認して、この場で一泊した。
翌朝。レイコと名乗った狼獣人の女性が召喚獣を二頭出し、幌馬車に繋ぐ。炎の鬣を持った茶色の馬で、ファイヤーホースという召喚獣なんだとか。リコとは違うカッコよさだ。
バトルホースほどのスピードは出ないけれど、それでも普通の馬に比べたら早い。
御者台にリッキーとフウと名乗った狐獣人の男が二人で並び、馬車を走らせる。私は彼らと並走する形で、リコに跨っている。
ピオとエバが先行して魔物や盗賊を警戒してくれているから、何かあれば戻ってくるだろう。
ちなみに、作った馬車は有料である。負けに負けて金貨五十枚と言ったら目を剥いて驚いていたけれど、相場を教えたら渋々ながらも払ってくれた。毎度あり~♪
いくら同じ転生者だからといっても、タダで作るわけないじゃない、彼らの人となりを知らないんだから。関わったとしても、それはリュミエールからお願いされていることがあるからで、そうじゃなければ料理なんて教えてないし作らないっつーの。
ノンが微妙に警戒してるんだよ、彼らを。彼らというよりも、一人の少年を。悪人ではないけれど、警戒しないといけない何かがあるってことでしょ?
まあ、国境までは三日だし、もし何かやらかしたなら置いていけばいい。マップがオールカラーになっているんだから、迷うこともないだろう。
お昼に関しては自分たちで用意してもらう。連れて行ってくれと言ってきたのは彼らなんだから、本来は彼らが私たちの分を用意しないとダメなんだよね。
まあ、あれこれ言われるのも面倒だから、自分たちの分は自分たちで、ということにした。下手に作ってもらって、毒を入れられても困るし。
……一人、従魔たちを舐めるように見ていた虎獣人の男の子がいたんだよね。話に聞く限りテイマーだそうなんだけれど、どう見てもその子にテイムされているような魔物が見当たらない。
もし、他人が持っている従魔を狙っているんだとしたら、困ったことになるのは彼や一緒にいる人たちであって、私じゃない。従魔泥棒って犯罪なんだけど……知っているんだろうか、男の子もリッキーも。
まあ、何かあったら返り討ちにするさ~。私と彼らとでは、明らかにレベル差があるしね。
ヤミンとヤナはいい子なのになあ……。
とりあえず様子を見ようと思い、馬車組は放置した。
<アリサ、この先にボアが二体いるわ>
<なら、倒しちゃって。そのままエバとピオの鞄の中に入れておいてくれる?>
<<わかった>>
先行していたエバから念話が飛んでくる。ボアなら彼らのおやつになるだろうし。一瞬だけ光った雷に、顔を引きつらせているリッキーとフウ。そしてテイマーの子は目をギラつかせている。
これは釘を刺しておかないとダメかもね。敵対するなら、この場に置いていくことも吝かじゃないが。
「ねえ、リッキー。貴方は従魔泥棒って犯罪を知っている?」
「ああ」
「それ、テイマーの子に教えた?」
「え……? もちろん教えてあるが……って、ゲッ!」
私の言葉に不思議そうな顔をして首を傾げたけれど、さり気なくテイマーの子を指させば、その顔を見たんだろう……真っ青な顔をして叫んだ。
「売られた喧嘩なら買うし、国境を待たずにさっさと行ってもいいんだけど?」
「すまん! こら、ジル!」
「え? なに?」
「なに、じゃないだろう!」
リッキーの怒りに対して、きょとんとしているテイマーの子。それに気づいたペニーと呼ばれたリッチの女性が、テイマーの子の頭を叩く。
「あんた、何回同じことを言わせるの? 他人がテイムしている従魔をギラギラとした目で見るんじゃないの!」
「え~? 別にいいじゃん。奪ってしまえば、俺のモンだろ?」
「へえ? 奪えると思ってんの? たかがレベル一桁のガキに。しかも従魔泥棒って犯罪なんだけど?」
「……っ」
意識してすっごく低い声を出したうえで、ピンポイントに殺気を飛ばす。それだけでガタガタと震えるテイマーの子。
「そっちがそのつもりなら、ここでお別れね」
「はあ……そうだな。俺たちも犯罪に巻き込まれたくない。もうじき村がある。ジルはそこで降りろ」
「そんな!」
「そんなじゃないでしょ! あたしたち、何度同じこと言った? テイムは自分でしてこそって言ったでしょ!」
「自分でテイムできないテイマーなんて、役に立たないだろうが」
「ぅ……っ」
リッキーとペニー、フウに叱られ、真っ青になりながら震えるだけのテイマーのガキ。
リッキーたちの話を聞く限り何度も言われていたにもかかわらず、直さなかったのか。一桁でもテイムできる方法はあるんだけれど、あの子の歪んだ性格じゃあそれも無理だろうね。
本来は対等でないとダメだからね~。だけど、どうやら彼は魔物を下に見ている感じがするし、これはいつまでたってもテイムは無理でしょ。
中の人がいったいいくつか知らないが、もし大人だとしたら相当痛い人だぞ、その態度は。
呆れて彼を見ていたら、ピオとエバが戻って来て私の両肩にとまる。怯えながらも、相変わらずギラついた目で二羽を見つめるテイマーの少年。
「あんたじゃ手に負えないわよ。おしおきしてあげて」
<<わかった>>
「え……? ぎゃーーー‼」
『ひえっ!』
ピオとエバがテイマーに雷を落とす。もちろん、一番弱い雷で、だ。
ピクピクと痙攣して髪をアフロにした少年は、目覚めたあと如何に自分が弱くて愚かだったのか自覚したんだろう……私とピオとエバを見て、怯えた。
「あ、あ……」
「当然の結果よね、私に喧嘩を売ったんだから。自分よりも弱いテイマーに――レベルが一桁しかないあんたに、強い魔物が従うわけないでしょ」
「よくて一角兎、悪くてもスライムくらいだよな」
「そうよね。だからあたしも、レベルを上げて自分も磨けって言ったのに」
「その態度も直せって言われてたのにさあ」
「直さなかったもんね」
同じ集落にいた人全員から冷たい目で見られる少年は、同年代であるヤミンとヤナにトドメを刺されて撃沈した。ヤミンもヤナもレベル80はあるしね。他の大人たちだって100は超えている。
それなのに、少年だけがレベル一桁なのだ。
どう考えたって、レベル上げをサボっていたとしか思えない。
「アリサ、すまん」
「いいわ。ただ、国境までは一緒に行けない」
「わかってる。ここまでありがとう。コイツの処遇は、俺たちで決める」
「そう……わかった。頑張ってガート帝国まで行ってね。一本道だから、迷わないだろうし」
「ああ。馬車もありがとう」
「どういたしまして。じゃあね」
リッキーたちに手を振り、リコのスピードを上げて馬車から離れる。今後彼らが少年の処遇をどうするのか気になるところだけれど……まあ、同じ転生者とはいえ、私はこの世界に来てまだ二ヶ月半くらいだからね。
ずっと一緒にいた彼らのほうが絆が強いだろうし、どうにでもするんだろう。少年がどうなろうと、知ったこっちゃないしね。
私がガート帝国に定住したのちにリュミエールから聞かされた話によると、リッキーたちに追放を言い渡されたテイマーの少年は、頭を下げてレベル上げを手伝ってほしいこととテイムするまでは一緒にいてほしいと、一緒にいたみんなに頭を下げたという。
それならばと全員一緒にダンジョンに潜ってレベルを上げたあと、なんとか外の森でフォレストウルフをテイムしたそうだ。
テイムしたあとはリッキーたちと別れ、近くにあった村に住み着き、その村で過ごし始めたそうだ。
そしてリッキーたちはといえばガート帝国に入ったあとは東に向かい、米を作っている村に定住し、その村の住人と結婚したりしながら、米を作って過ごしたという。
*******
今回転生者として出て来た人たちの名前は、リッキーとジルを除いてキリ番を踏んだ人たちやしょっちゅう感想を書いてくださる読者様の名前になっています。
樹人やみみん(やみみん)さん→ヤミン
yanaさん→ヤナ
八神 風さん→フウ
もらわれっこさん→レイコ
penpenさん→ペニー
狼怒さん→ロウ
黒うさぎさん→ウサギ
勝手ながら、キリ番と感想のお礼とさせていただきました~!
202
あなたにおすすめの小説
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
夫が妹を第二夫人に迎えたので、英雄の妻の座を捨てます。
Nao*
恋愛
夫が英雄の称号を授かり、私は英雄の妻となった。
そして英雄は、何でも一つ願いを叶える事が出来る。
そんな夫が願ったのは、私の妹を第二夫人に迎えると言う信じられないものだった。
これまで夫の為に祈りを捧げて来たと言うのに、私は彼に手酷く裏切られたのだ──。
(1万字以上と少し長いので、短編集とは別にしてあります。)
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
夫から『お前を愛することはない』と言われたので、お返しついでに彼のお友達をお招きした結果。
古森真朝
ファンタジー
「クラリッサ・ベル・グレイヴィア伯爵令嬢、あらかじめ言っておく。
俺がお前を愛することは、この先決してない。期待など一切するな!」
新婚初日、花嫁に真っ向から言い放った新郎アドルフ。それに対して、クラリッサが返したのは――
※ぬるいですがホラー要素があります。苦手な方はご注意ください。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
『白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?』
夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。