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ドルト村編
第93話 水田作りの実験
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アクセに関する目途が立ったので、私は別のことをする。赤と白のミショの実を分けることやリュミエールの像を作らないといけないし、麹を探すための蔵も作らないと。
屋根に関してはまだ乾燥が終わっていないと言われたので、一旦保留。
で、ミショの実があるとはいえ、一度は味噌を作りたいんだよ。いろいろ実験してみて、どうしても麹が見つからなかったらすっぱり諦めよう。麹菌を取るために炊く米が勿体ないし。
米を精米にした時に出た米ぬかもとっといてあるから、糠漬けも仕込みたい。量は少ないけれど、これは帰ったらやろう。
あと、どこかに梅の実がないかなあ。桜があるんだから、どこかにあると思うんだよね。
まずはこの村の周辺を散策して、何があるのか把握してからだな。
それで思い出した。大きな水田じゃなくても、水稲を作れる方法があるじゃん!
さっそくその話をヘラルドたちにすると、せっかく温室を作ったんだから、そこで実験しようということになった。
あれですよ、学校で作った水田。小学生の時、校庭の片隅で稲を作ったことがあるんだよね。それなら村の中や柵の周辺でも作れるんじゃないかと考えたのだ。
本当にできるかどうか実験してみないことにはわからないし、私の記憶も遥か彼方だからなあ。土に関してもさっぱりわからないし。
だからこそ、温室で実験することになったのだ。そうすれば、もしかしたらこの村の住人たちで食べる分くらいは作れるかもしれないから。
そんなわけで、以前水田を作っていたという住人二人を呼んでもらい、温室へ。住人たちにも披露しないといけないしね。
てなわけで温室に来た。実験は水を抜きやすい、魔物除けの柵に近いところにした。日当たりも悪くないし、水自体は魔法で補えるしね。
どんなものを作るのか説明し、2メートル四方の囲いを作る。高さは50センチほどにした。周囲はそこらへんや柵の外に落ちていた石を使って錬成し、コンクリートのような硬さにしたのだ。
その中に土を入れ、水を張る。
「本格的な実験は別の日や春になってからやるとして、今回は先に芽を出して田植えをし、魔法で進めてみましょうか」
「そうですな。アリサ、すまんがこれを使って田植えできるくらいまで育ててくれるか? 俺がいいと言うまで成長させてくれ」
「わかった」
水稲用の種籾を地面に撒き、水を与える農家の兄さん。彼がそこまでやった段階で緑の手を使い、言われた通りに成長させる。
おお、テレビでも見た苗になったよ!
その苗を丁寧に掘り起こし、実験用の水田に田植えをしていく。管理は二人の兄さんがやってくれるというので、お願いした。
自分でやってみたいと思っていたとしても、素人だからね~、私は。手伝いながらしっかりと作業を覚えよう。
田植えが終わったら特に何かする必要はない。けれど兄さんたちがきちんと成長するのか見たいといいやがりまして、中干しという工程の段階まで成長させることに。
茎を増やしながら成長する苗は、まるで早送りの動画を見ているようで面白い。稲穂の赤ちゃんが芽を出したあたりで一回成長を止め、中干しと呼ばれる根腐れ防止をする。
水を抜いて土を乾燥させたあと、少しずつ水を足す方法だそうだ。今回は実験だから、魔法を使ってやっている。
兄さんたちが土の状態などを確かめ、水を入れていく。結果は良好だったようで、すぐにまた水が張られた。
また緑の手を使って成長させ、稲穂がある程度顔を出したらここで肥料を追加。そこから稲穂が黄金色になるまで成長させたら水を抜き、更に成長させる。
「よし、そこまででいいぞ」
「おお、こりゃあ立派だなあ」
「そうですね」
ストップがかかったので成長を止めると、稲刈り直前のような、見事な稲穂が頭を垂れていた。兄さんたちが鎌を出し、一株ごと丁寧に稲を刈っては、縄でくくっていく。
その手さばきはさすが熟練の技といった感じで、丁寧なのに手早く、そして切り口も綺麗だ。すげえな、兄さんたち。
そのまま稲を乾燥させた兄さんたちは、魔法を使って脱穀し、二、三粒だけ籾を取り除いて硬い米を食べる。食うのかよ!
「ほう……。魔法を使ったからだとは思うが、味が違うな」
「先日収穫した陸稲よりも、甘みがある気がする」
「確かに。それに、形もだいぶ違う」
「そうなの?」
「ああ。本来はもっと細長いんだが、これは少し丸っこいだろ?」
「言われてみれば……」
この世界の米は、インディカ米やタイ米とジャポニカ米の中間くらいの太さだ。どちらかといえば、タイ米などの細い米に近いかもしれない。
けれど、今作った米はどちらかといえばジャポニカ米に近い形なのだ。
全部魔法を使ったからなのか、それとも土が関係しているのか。そこはこれから育てながら実験してみると、兄さんたちが張り切っている。
元々、微弱とはいえこの地は穢れていたものね。ノンが浄化したから、今は穢れがまったくない状態だ。
土地を浄化したあとも浄化する前にも、陸稲に関しては細い米だったのだ。だから、これは水稲だけその影響があるのかないのかも調べるために、浄化していないところから土や腐葉土を持って来て、同時に育ててみるつもりだという。
「この米を使うと実験にならんから、あとでさっきと同じ米を持ってくる」
「アリサはこれと同じものを、この横に作ってほしい」
「わかった」
もちろん要望に応えますとも。
同じように石を集めてきたあと、今度は倒木も一緒に錬成する。コンクリートの外側を木で囲ったような見た目にしたのだ。
わかりやすいと好評だったことを付け加えておく。
ここから先は本来の時間を使って実験するというので兄さんたちに任せ、三人で温室をあとにした。
ヘラルドたちは住人たちに声をかけてくると言い、私はやることがあるからと自宅に戻る。実験が成功するといいな。
自宅に着いたあと、まずは蔵を作る。自分で楽しむための麹を作るだけだから、そんなに大きくなくていい。三畳くらいの大きさの建物を作り、魔石を使って温度管理ができるようにしておく。
もちろん、扉は二重にしたうえ、外から雑菌が入らないようにしないと。まあ、そこは蔵の中に入る前に魔法を使い、綺麗にしてから入ればいいかな?
蔵を作ったら家に戻り、ご飯を炊く。それを待っている間に木材でリュミエールの像を作り、囲炉裏がある部屋のチェストに飾った。
「……花がないじゃん」
<森にあったのでいいなら、ノンが採取してくるのー>
「そう? ならお願い、ノン」
<わかったのー!>
<ノン、あたしも行くわ>
<うん!>
「ノンもエバも気をつけて行ってきてね」
<<はーい>>
くぅー! なんていい子たちなんだ!
待っている間に掃除をしたり、囲炉裏に薪をくべたり、どこに石窯を作ろうか考えたりしているうちにご飯が炊けたので、蔵に持って行って布を敷き、その上にご飯を広げる。
さて。この世界にはどんな菌があるのかな? 麹が見つかりますように! と祈り、自宅に戻る。掃除をしているとノンたちが戻ってきたので、花を受け取る。
「ありがとう。ノン、エバ」
<<どういたしまして!>>
お礼にもふなでした。
花はヤマユリやグラジオラス、ダリアやペチュニア、ミニひまわり。どれもそっくりな色と形のものだけれど、同じ名前ではない。
それでも、これだけの花を集めるのは大変だっただろうに、ノンもエバも大変だったとは言わないのだ。本当にいい子!
砂を使ってガラスの花瓶を作り、水を張って中に入れると、リュミエール像の横に置いて飾る。これだけだと寂しいからグラスを錬成して水を入れ、供えておく。
お菓子や料理はあとにしよう。それまでは水と花で我慢してくれ。
その後、貯蔵庫から三種類のミショの実を出してきて、それぞれすり下ろす作業をすることに。
さて、ミショの実の味は、醤油は濃口で味噌は田舎味噌とか信州味噌と呼ばれるものに近かったけれど、赤ミショと白ミショはどんな味かな?
わくわくしながら貯蔵庫へと向かった。
屋根に関してはまだ乾燥が終わっていないと言われたので、一旦保留。
で、ミショの実があるとはいえ、一度は味噌を作りたいんだよ。いろいろ実験してみて、どうしても麹が見つからなかったらすっぱり諦めよう。麹菌を取るために炊く米が勿体ないし。
米を精米にした時に出た米ぬかもとっといてあるから、糠漬けも仕込みたい。量は少ないけれど、これは帰ったらやろう。
あと、どこかに梅の実がないかなあ。桜があるんだから、どこかにあると思うんだよね。
まずはこの村の周辺を散策して、何があるのか把握してからだな。
それで思い出した。大きな水田じゃなくても、水稲を作れる方法があるじゃん!
さっそくその話をヘラルドたちにすると、せっかく温室を作ったんだから、そこで実験しようということになった。
あれですよ、学校で作った水田。小学生の時、校庭の片隅で稲を作ったことがあるんだよね。それなら村の中や柵の周辺でも作れるんじゃないかと考えたのだ。
本当にできるかどうか実験してみないことにはわからないし、私の記憶も遥か彼方だからなあ。土に関してもさっぱりわからないし。
だからこそ、温室で実験することになったのだ。そうすれば、もしかしたらこの村の住人たちで食べる分くらいは作れるかもしれないから。
そんなわけで、以前水田を作っていたという住人二人を呼んでもらい、温室へ。住人たちにも披露しないといけないしね。
てなわけで温室に来た。実験は水を抜きやすい、魔物除けの柵に近いところにした。日当たりも悪くないし、水自体は魔法で補えるしね。
どんなものを作るのか説明し、2メートル四方の囲いを作る。高さは50センチほどにした。周囲はそこらへんや柵の外に落ちていた石を使って錬成し、コンクリートのような硬さにしたのだ。
その中に土を入れ、水を張る。
「本格的な実験は別の日や春になってからやるとして、今回は先に芽を出して田植えをし、魔法で進めてみましょうか」
「そうですな。アリサ、すまんがこれを使って田植えできるくらいまで育ててくれるか? 俺がいいと言うまで成長させてくれ」
「わかった」
水稲用の種籾を地面に撒き、水を与える農家の兄さん。彼がそこまでやった段階で緑の手を使い、言われた通りに成長させる。
おお、テレビでも見た苗になったよ!
その苗を丁寧に掘り起こし、実験用の水田に田植えをしていく。管理は二人の兄さんがやってくれるというので、お願いした。
自分でやってみたいと思っていたとしても、素人だからね~、私は。手伝いながらしっかりと作業を覚えよう。
田植えが終わったら特に何かする必要はない。けれど兄さんたちがきちんと成長するのか見たいといいやがりまして、中干しという工程の段階まで成長させることに。
茎を増やしながら成長する苗は、まるで早送りの動画を見ているようで面白い。稲穂の赤ちゃんが芽を出したあたりで一回成長を止め、中干しと呼ばれる根腐れ防止をする。
水を抜いて土を乾燥させたあと、少しずつ水を足す方法だそうだ。今回は実験だから、魔法を使ってやっている。
兄さんたちが土の状態などを確かめ、水を入れていく。結果は良好だったようで、すぐにまた水が張られた。
また緑の手を使って成長させ、稲穂がある程度顔を出したらここで肥料を追加。そこから稲穂が黄金色になるまで成長させたら水を抜き、更に成長させる。
「よし、そこまででいいぞ」
「おお、こりゃあ立派だなあ」
「そうですね」
ストップがかかったので成長を止めると、稲刈り直前のような、見事な稲穂が頭を垂れていた。兄さんたちが鎌を出し、一株ごと丁寧に稲を刈っては、縄でくくっていく。
その手さばきはさすが熟練の技といった感じで、丁寧なのに手早く、そして切り口も綺麗だ。すげえな、兄さんたち。
そのまま稲を乾燥させた兄さんたちは、魔法を使って脱穀し、二、三粒だけ籾を取り除いて硬い米を食べる。食うのかよ!
「ほう……。魔法を使ったからだとは思うが、味が違うな」
「先日収穫した陸稲よりも、甘みがある気がする」
「確かに。それに、形もだいぶ違う」
「そうなの?」
「ああ。本来はもっと細長いんだが、これは少し丸っこいだろ?」
「言われてみれば……」
この世界の米は、インディカ米やタイ米とジャポニカ米の中間くらいの太さだ。どちらかといえば、タイ米などの細い米に近いかもしれない。
けれど、今作った米はどちらかといえばジャポニカ米に近い形なのだ。
全部魔法を使ったからなのか、それとも土が関係しているのか。そこはこれから育てながら実験してみると、兄さんたちが張り切っている。
元々、微弱とはいえこの地は穢れていたものね。ノンが浄化したから、今は穢れがまったくない状態だ。
土地を浄化したあとも浄化する前にも、陸稲に関しては細い米だったのだ。だから、これは水稲だけその影響があるのかないのかも調べるために、浄化していないところから土や腐葉土を持って来て、同時に育ててみるつもりだという。
「この米を使うと実験にならんから、あとでさっきと同じ米を持ってくる」
「アリサはこれと同じものを、この横に作ってほしい」
「わかった」
もちろん要望に応えますとも。
同じように石を集めてきたあと、今度は倒木も一緒に錬成する。コンクリートの外側を木で囲ったような見た目にしたのだ。
わかりやすいと好評だったことを付け加えておく。
ここから先は本来の時間を使って実験するというので兄さんたちに任せ、三人で温室をあとにした。
ヘラルドたちは住人たちに声をかけてくると言い、私はやることがあるからと自宅に戻る。実験が成功するといいな。
自宅に着いたあと、まずは蔵を作る。自分で楽しむための麹を作るだけだから、そんなに大きくなくていい。三畳くらいの大きさの建物を作り、魔石を使って温度管理ができるようにしておく。
もちろん、扉は二重にしたうえ、外から雑菌が入らないようにしないと。まあ、そこは蔵の中に入る前に魔法を使い、綺麗にしてから入ればいいかな?
蔵を作ったら家に戻り、ご飯を炊く。それを待っている間に木材でリュミエールの像を作り、囲炉裏がある部屋のチェストに飾った。
「……花がないじゃん」
<森にあったのでいいなら、ノンが採取してくるのー>
「そう? ならお願い、ノン」
<わかったのー!>
<ノン、あたしも行くわ>
<うん!>
「ノンもエバも気をつけて行ってきてね」
<<はーい>>
くぅー! なんていい子たちなんだ!
待っている間に掃除をしたり、囲炉裏に薪をくべたり、どこに石窯を作ろうか考えたりしているうちにご飯が炊けたので、蔵に持って行って布を敷き、その上にご飯を広げる。
さて。この世界にはどんな菌があるのかな? 麹が見つかりますように! と祈り、自宅に戻る。掃除をしているとノンたちが戻ってきたので、花を受け取る。
「ありがとう。ノン、エバ」
<<どういたしまして!>>
お礼にもふなでした。
花はヤマユリやグラジオラス、ダリアやペチュニア、ミニひまわり。どれもそっくりな色と形のものだけれど、同じ名前ではない。
それでも、これだけの花を集めるのは大変だっただろうに、ノンもエバも大変だったとは言わないのだ。本当にいい子!
砂を使ってガラスの花瓶を作り、水を張って中に入れると、リュミエール像の横に置いて飾る。これだけだと寂しいからグラスを錬成して水を入れ、供えておく。
お菓子や料理はあとにしよう。それまでは水と花で我慢してくれ。
その後、貯蔵庫から三種類のミショの実を出してきて、それぞれすり下ろす作業をすることに。
さて、ミショの実の味は、醤油は濃口で味噌は田舎味噌とか信州味噌と呼ばれるものに近かったけれど、赤ミショと白ミショはどんな味かな?
わくわくしながら貯蔵庫へと向かった。
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