92 / 190
ドルト村編
第108話 異世界なのに……?
しおりを挟む
翌朝、ご飯が炊ける匂いで目が覚めた。我が家ではなく、外からだ。
はて、いったい何が……?
身支度してから顔を洗い、従魔たちを連れて外へ。まずは庭に出て薬草や樹木に水やりをしたあと、匂いを辿っていく。すると、その匂いは村の中心から漂ってきていた。
他にも甘い匂いがする。ホント、いったいなんだろう?
首を傾げつつ中心部に行くとそこには竈がいくつかあり、その上には金属の四角い何かが置かれていて、そこから蒸気が漏れている。
「あれ……? もしかして、蒸し器!?」
「おや、アリサ。おはよう。よくわかりましたね」
「おはよう、ヘラルド。やっぱり蒸し器なのね。何を作っているの?」
「今日は魔族の行事なんです。お彼岸というのですよ」
「お彼岸……⁉」
まさかのお彼岸だった! 魔族の行事ってことは、転生者だった王様が広めたんだろう。そう聞くと、ヘラルドは頷いた。
どんな行事か聞くと日本と同じ意味のものだった。つまり、転生者の王は日本人だったってことだ。
「これから何を作るの?」
「おはぎを作るのです。春にも同じ行事があるのですが、そちらはぼたもちと言うんですよ」
「へ~! そうなんだ!」
さすがに知っているとは言えなかったので、そう返事した。どのみち他にやることもないから手伝うと言うと、申し訳なさそうな顔をしつつも頷いたヘラルド。
郷に入っては郷に従えだからね~。魔族が中心の村なんだから、しっかりと手伝うとも。
蒸しあがったものから集会所に運び入れると、女性たちが集まっていた。もち米を洗って蒸すのと餡子を炊くのは男性の仕事で、おはぎにするのは女性の仕事だそうだ。
なので、わからないふりをして女性たちに作り方を聞き、同じように作っていく。祖母もお彼岸の時は作ってくれていたよなあ。とても上品な味の餡子だった。
そういえば、祖母は、春は牡丹のように大きな花を意味するからと丸く平べったい形に、おはぎは萩の花のように細長い俵型にして作っていたっけ。そしてぼたもちはこしあん、おはぎは粒あんで作っていたことも思い出した。
魔族はどうなんだろう?
「秋は俵型で粒あんってことだけど、春はどういう形なの?」
「春は丸くて平べったいの。餡子は一緒よ」
「本来はこしあんという粒がないものなのだけれど、面倒でやっていないわ」
「なるほど~」
まんまかよ!
まあ、今の日本だと形は俵で粒あん、春でもおはぎとして売っているしなあ。季節感まるでなしな状態だったっけ。
もち米を潰す人、俵型にする人、餡子をつける人に分かれ、流れ作業で仕上げていく。餡子だけってのもなあ……ということで、レベッカに断って黄な粉と胡麻を作ることに。
ずんだを作りたいところだけれど、今から炊く時間がないから、それは春までお預けだ。大豆と砂糖を錬成して黄な粉にし、胡麻も炒ってから錬成したあと砂糖と混ぜる。
俵になったものをその中に入れてまぶすだけだから、とても簡単だ。味見がしたいというので四等分にし、それぞれ食べてもらう。
「美味しいわ!」
「アリサ、黒いのは胡麻だってわかるけれど、黄色いのはなに?」
「黄な粉というの。大豆を粉にしたものよ」
「へえ~! いいわね、これ」
「粉にするのが大変そうだわ」
「粉にするなら言って。錬成しちゃうから」
ありがとう! と女性たちに言われ、また作業をする。その合間に枝豆で作るずんだのことも話したら、春にやろうと言い出した。
だよねー!
そうこうするうちに全部のもち米がなくなり、外での片付けが終わったのか、男性たちが集会所に来る。テーブルの上にある三色のおはぎに驚いていた。
「アリサの提案なの」
「へ~! 見た目も綺麗だね」
「でしょう?」
お皿に三色のおはぎを載せて、紅茶を配る女性たち。くそー、やっぱり茶葉はないかなあ。村周辺の浅いところしか散策していないから、未だにお茶の木を見つけられないんだよね。
次の採取の時に見つけられるといいなあ。
わいわいと話しながらおはぎを食べ、残ったものは持ち帰ることに。そして集会所を出ようとしたら、ヘラルドに呼ばれた。
「冒険者たちの家のことなんですが」
「結局どうするの?」
「彼らが戻って来た時の状態で決めようと思っています」
「まあ、そりゃあそうよね。一応、村の住人なわけだし」
「ええ。ですので、しばらくは保留ということで」
「わかったわ」
まあ、そうなるわな。
いくつかの素材が欲しいと本部から依頼が来ているから、しばらく冒険者ギルドの仕事をしてほしいと言われたので頷き、家に戻る。いただいたおはぎと紅茶をリュミエールにお供えしたあと、庭の畑の雑草取りをした。
そろそろ朝晩が冷え込んできている。日本にいたならビニールをかけるという手もあるけれど、この世界には石油製品がない。そもそも石油があるかどうかもわからない。
あったとしても掘削機とかないから掘ることはできない。まあ、探すつもりはないが。
「ノン、ノンが世話している薬草はどうする?」
<んー、自然のままでいいのー。欲しくなったらアリサにお願いするの!>
「わかった。じゃあ、種ができているものから採取しようか」
<うん!>
ノン自身は自然に任せるつもりのようだ。確かにそれが一番よね。
野菜に関しては村に温室があるんだからそれを活用すればいいし、ノンの言うように緑の手を持っている私がいるんだから、いざとなったら植木鉢に種を蒔いて一気に育てればいいことだ。
ちゃんと考えているんだね、ノンも。神獣だからなのか、きちんと自然の世界に則ったことを理解している。
そういえば、採取もその場にあるものを全部採らず、必ず半分は残していたなあと思い出す。本当にいい子だよ、ノンは。
リコはそんなノンを手伝い、雑草を抜きやすくするために土を柔らかくしているし、ピオとエバはクチバシを使って器用に果物をもいでいる。もちろん全部採るんじゃなくて、食べに来た鳥用にとっといているのだ。
まだうちの庭に慣れていないジルは先輩従魔たちの様子を見たり、抜けそうな雑草を前足で掘り返したりしているのが、なんとも可愛い。
<アリサー、蜘蛛がいるのー>
「どれ……おお、草蜘蛛だね」
<<<<<草蜘蛛?>>>>>
「野菜や薬草にくっつく害虫を食べてくれる、益虫という蜘蛛よ。そのままにしてあげてね」
<<<<<はーい>>>>>
緑色をした、小さな蜘蛛。鑑定したら草蜘蛛と出た。
益虫で、アブラムシのような害虫を食べてくれる蜘蛛だ。そういえば村の畑にもたくさんいたことを思い出した。
彼らもそのままにしていたから私もそのままにしていたっけ。悪さをするわけじゃないからねー、放置だ。
あれこれと庭いじりをしていると、あっという間に夕方になる。
「日が暮れてきたから、そろそろ家に入ろうか」
従魔たちに声をかけ、縁側から家に入る。その際に魔法をかけて綺麗にすることも忘れない。
そのあとは私は手洗いうがいをしてから囲炉裏に薪をくべ、室内を温める。
「ご飯はどうする?」
<あのおはぎってやつがまだお腹に残っているみたいで、お腹いっぱい。あたしはいらないわ>
<オレも>
<俺もいらないかな>
<ノンもー>
<我もいい>
「だよねー。たくさん食べていたもんね」
かなりの量を食べていたしなあ、従魔たちは。私もお腹が空いていないし、納得だ。
お腹を壊しても困るとカモミールティーを入れ、全員に配ってまったりする。
従魔たちは囲炉裏のそばで寛ぎ、それぞれがしたいことは話をして、とてものんびりしている。うん、家族みんながまったりできるのはいいことだ。
明日からしばらくギルドの依頼を請けることになるからと、念のため装備品や武器を確認する。まあ、手入れは必要ないから、汚れがないかなどの点検をするだけだ。
ジルが来た日に従魔の証のリボンと、みんなにも作ったマジックバッグを作って首にぶら下げてあげると、ふさふさの尻尾をぶんぶん振って喜んでくれていた。あの時は痩せていたけれど、今は立派な体格になっている。
そのことにホッとしつつ、ギルドの依頼はなんだろうなあ……と考えるのだった。
はて、いったい何が……?
身支度してから顔を洗い、従魔たちを連れて外へ。まずは庭に出て薬草や樹木に水やりをしたあと、匂いを辿っていく。すると、その匂いは村の中心から漂ってきていた。
他にも甘い匂いがする。ホント、いったいなんだろう?
首を傾げつつ中心部に行くとそこには竈がいくつかあり、その上には金属の四角い何かが置かれていて、そこから蒸気が漏れている。
「あれ……? もしかして、蒸し器!?」
「おや、アリサ。おはよう。よくわかりましたね」
「おはよう、ヘラルド。やっぱり蒸し器なのね。何を作っているの?」
「今日は魔族の行事なんです。お彼岸というのですよ」
「お彼岸……⁉」
まさかのお彼岸だった! 魔族の行事ってことは、転生者だった王様が広めたんだろう。そう聞くと、ヘラルドは頷いた。
どんな行事か聞くと日本と同じ意味のものだった。つまり、転生者の王は日本人だったってことだ。
「これから何を作るの?」
「おはぎを作るのです。春にも同じ行事があるのですが、そちらはぼたもちと言うんですよ」
「へ~! そうなんだ!」
さすがに知っているとは言えなかったので、そう返事した。どのみち他にやることもないから手伝うと言うと、申し訳なさそうな顔をしつつも頷いたヘラルド。
郷に入っては郷に従えだからね~。魔族が中心の村なんだから、しっかりと手伝うとも。
蒸しあがったものから集会所に運び入れると、女性たちが集まっていた。もち米を洗って蒸すのと餡子を炊くのは男性の仕事で、おはぎにするのは女性の仕事だそうだ。
なので、わからないふりをして女性たちに作り方を聞き、同じように作っていく。祖母もお彼岸の時は作ってくれていたよなあ。とても上品な味の餡子だった。
そういえば、祖母は、春は牡丹のように大きな花を意味するからと丸く平べったい形に、おはぎは萩の花のように細長い俵型にして作っていたっけ。そしてぼたもちはこしあん、おはぎは粒あんで作っていたことも思い出した。
魔族はどうなんだろう?
「秋は俵型で粒あんってことだけど、春はどういう形なの?」
「春は丸くて平べったいの。餡子は一緒よ」
「本来はこしあんという粒がないものなのだけれど、面倒でやっていないわ」
「なるほど~」
まんまかよ!
まあ、今の日本だと形は俵で粒あん、春でもおはぎとして売っているしなあ。季節感まるでなしな状態だったっけ。
もち米を潰す人、俵型にする人、餡子をつける人に分かれ、流れ作業で仕上げていく。餡子だけってのもなあ……ということで、レベッカに断って黄な粉と胡麻を作ることに。
ずんだを作りたいところだけれど、今から炊く時間がないから、それは春までお預けだ。大豆と砂糖を錬成して黄な粉にし、胡麻も炒ってから錬成したあと砂糖と混ぜる。
俵になったものをその中に入れてまぶすだけだから、とても簡単だ。味見がしたいというので四等分にし、それぞれ食べてもらう。
「美味しいわ!」
「アリサ、黒いのは胡麻だってわかるけれど、黄色いのはなに?」
「黄な粉というの。大豆を粉にしたものよ」
「へえ~! いいわね、これ」
「粉にするのが大変そうだわ」
「粉にするなら言って。錬成しちゃうから」
ありがとう! と女性たちに言われ、また作業をする。その合間に枝豆で作るずんだのことも話したら、春にやろうと言い出した。
だよねー!
そうこうするうちに全部のもち米がなくなり、外での片付けが終わったのか、男性たちが集会所に来る。テーブルの上にある三色のおはぎに驚いていた。
「アリサの提案なの」
「へ~! 見た目も綺麗だね」
「でしょう?」
お皿に三色のおはぎを載せて、紅茶を配る女性たち。くそー、やっぱり茶葉はないかなあ。村周辺の浅いところしか散策していないから、未だにお茶の木を見つけられないんだよね。
次の採取の時に見つけられるといいなあ。
わいわいと話しながらおはぎを食べ、残ったものは持ち帰ることに。そして集会所を出ようとしたら、ヘラルドに呼ばれた。
「冒険者たちの家のことなんですが」
「結局どうするの?」
「彼らが戻って来た時の状態で決めようと思っています」
「まあ、そりゃあそうよね。一応、村の住人なわけだし」
「ええ。ですので、しばらくは保留ということで」
「わかったわ」
まあ、そうなるわな。
いくつかの素材が欲しいと本部から依頼が来ているから、しばらく冒険者ギルドの仕事をしてほしいと言われたので頷き、家に戻る。いただいたおはぎと紅茶をリュミエールにお供えしたあと、庭の畑の雑草取りをした。
そろそろ朝晩が冷え込んできている。日本にいたならビニールをかけるという手もあるけれど、この世界には石油製品がない。そもそも石油があるかどうかもわからない。
あったとしても掘削機とかないから掘ることはできない。まあ、探すつもりはないが。
「ノン、ノンが世話している薬草はどうする?」
<んー、自然のままでいいのー。欲しくなったらアリサにお願いするの!>
「わかった。じゃあ、種ができているものから採取しようか」
<うん!>
ノン自身は自然に任せるつもりのようだ。確かにそれが一番よね。
野菜に関しては村に温室があるんだからそれを活用すればいいし、ノンの言うように緑の手を持っている私がいるんだから、いざとなったら植木鉢に種を蒔いて一気に育てればいいことだ。
ちゃんと考えているんだね、ノンも。神獣だからなのか、きちんと自然の世界に則ったことを理解している。
そういえば、採取もその場にあるものを全部採らず、必ず半分は残していたなあと思い出す。本当にいい子だよ、ノンは。
リコはそんなノンを手伝い、雑草を抜きやすくするために土を柔らかくしているし、ピオとエバはクチバシを使って器用に果物をもいでいる。もちろん全部採るんじゃなくて、食べに来た鳥用にとっといているのだ。
まだうちの庭に慣れていないジルは先輩従魔たちの様子を見たり、抜けそうな雑草を前足で掘り返したりしているのが、なんとも可愛い。
<アリサー、蜘蛛がいるのー>
「どれ……おお、草蜘蛛だね」
<<<<<草蜘蛛?>>>>>
「野菜や薬草にくっつく害虫を食べてくれる、益虫という蜘蛛よ。そのままにしてあげてね」
<<<<<はーい>>>>>
緑色をした、小さな蜘蛛。鑑定したら草蜘蛛と出た。
益虫で、アブラムシのような害虫を食べてくれる蜘蛛だ。そういえば村の畑にもたくさんいたことを思い出した。
彼らもそのままにしていたから私もそのままにしていたっけ。悪さをするわけじゃないからねー、放置だ。
あれこれと庭いじりをしていると、あっという間に夕方になる。
「日が暮れてきたから、そろそろ家に入ろうか」
従魔たちに声をかけ、縁側から家に入る。その際に魔法をかけて綺麗にすることも忘れない。
そのあとは私は手洗いうがいをしてから囲炉裏に薪をくべ、室内を温める。
「ご飯はどうする?」
<あのおはぎってやつがまだお腹に残っているみたいで、お腹いっぱい。あたしはいらないわ>
<オレも>
<俺もいらないかな>
<ノンもー>
<我もいい>
「だよねー。たくさん食べていたもんね」
かなりの量を食べていたしなあ、従魔たちは。私もお腹が空いていないし、納得だ。
お腹を壊しても困るとカモミールティーを入れ、全員に配ってまったりする。
従魔たちは囲炉裏のそばで寛ぎ、それぞれがしたいことは話をして、とてものんびりしている。うん、家族みんながまったりできるのはいいことだ。
明日からしばらくギルドの依頼を請けることになるからと、念のため装備品や武器を確認する。まあ、手入れは必要ないから、汚れがないかなどの点検をするだけだ。
ジルが来た日に従魔の証のリボンと、みんなにも作ったマジックバッグを作って首にぶら下げてあげると、ふさふさの尻尾をぶんぶん振って喜んでくれていた。あの時は痩せていたけれど、今は立派な体格になっている。
そのことにホッとしつつ、ギルドの依頼はなんだろうなあ……と考えるのだった。
187
あなたにおすすめの小説
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
冷遇王妃はときめかない
あんど もあ
ファンタジー
幼いころから婚約していた彼と結婚して王妃になった私。
だが、陛下は側妃だけを溺愛し、私は白い結婚のまま離宮へ追いやられる…って何てラッキー! 国の事は陛下と側妃様に任せて、私はこのまま離宮で何の責任も無い楽な生活を!…と思っていたのに…。
転生したら幼女でした!? 神様~、聞いてないよ~!
饕餮
ファンタジー
書籍化決定!
2024/08/中旬ごろの出荷となります!
Web版と書籍版では一部の設定を追加しました!
今井 優希(いまい ゆき)、享年三十五歳。暴走車から母子をかばって轢かれ、あえなく死亡。
救った母親は数年後に人類にとってとても役立つ発明をし、その子がさらにそれを発展させる、人類にとって宝になる人物たちだった。彼らを助けた功績で生き返らせるか異世界に転生させてくれるという女神。
一旦このまま成仏したいと願うものの女神から誘いを受け、その女神が管理する異世界へ転生することに。
そして女神からその世界で生き残るための魔法をもらい、その世界に降り立つ。
だが。
「ようじらなんて、きいてにゃいでしゅよーーー!」
森の中に虚しく響く優希の声に、誰も答える者はいない。
ステラと名前を変え、女神から遣わされた魔物であるティーガー(虎)に気に入られて護られ、冒険者に気に入られ、辿り着いた村の人々に見守られながらもいろいろとやらかす話である。
★主人公は口が悪いです。
★不定期更新です。
★ツギクル、カクヨムでも投稿を始めました。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
お気に入り・感想、宜しくお願いします。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
レベル1のフリはやめた。貸した力を全回収
ソラ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ち、ソラ。
彼はレベル1の無能として蔑まれ、魔王討伐を目前に「お前のようなゴミはいらない」と追放を言い渡される。
だが、傲慢な勇者たちは知らなかった。
自分たちが人間最高峰の力を維持できていたのは、すべてソラの規格外のステータスを『借りていた』からだということを。
「……わかった。貸していた力、すべて返してもらうよ」
契約解除。返還されたレベルは9999。
一瞬にして力を失い、ただの凡人へと転落しパニックに陥る勇者たち。
対するソラは、星を砕くほどの万能感を取り戻しながらも、淡々と宿を去る。
静かな隠居を望むソラだったが、路地裏で「才能なし」と虐げられていた少女ミィナを助けたことで、運命が変わり始める。
「借金の利息として、君を最強にしてあげよう」
これは、世界そのものにステータスを貸し付けていた最強の『貸与者』が、不条理な世界を再定義していく物語。
(本作品はAIを活用して構成・執筆しています)
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。