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ドルト村編
第109話 帰って来た二人と新たな村人
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なんだかんだと両方のギルドの仕事をしつつ、ハビエルと一緒にアクセのデザインを考えて貴族用と庶民用のものを作ったり、村人全員参加の冬ごもりの散策をしたり、猫部屋を増築しながら生活して二週間。ディエゴがやってくる時期になった。
ヘラルドによると明日の昼ごろ到着すると連絡があったってことだし、試作の味噌と醤油に関しては夕方でも間に合うからと、ギルドの依頼を請けて森へと行った。
そして翌日もギルドの仕事を請けて帰って来た三時過ぎ。
「ん? 見慣れない冒険者の恰好をした人が二人とガタイのいいおっさんと上品なおっさんがいるけど……あれが噂の冒険者かな」
<そうみたい。あと、二人はどっかで見たような気がするのー>
<そういえば……>
<……あっ! 森で襲われてた冒険者じゃない?>
「<<<あっ!>>>」
見たことがないジルは不思議そうな顔をしているのはいいとして、エバに言われて思い出した。結界を張らずにご飯の用意をしたアホな冒険者じゃん! え、まさか、彼らがそうなの⁉
先に彼らと出会った時の話をジルにしたら、やっぱりジルも<愚かな……>と呆れていた。
とりあえず、挨拶はあとでいいかと先にギルドに行き、依頼を達成した報告と納品をする。せっつかれていた素材が手に入ったからか、双子揃ってホクホク顔だ。
「「アリサ、明日もお願いね!」」
「依頼があるならね」
よっぽど本部からせっつかれているのか、ほぼ毎日依頼を請けているというのになくならない不思議。内心で苦笑しつつもお金は全額貯金してもらい、ギルドを出る。そのままヘラルドのところへ行くと、不足しているからと頼まれていた肉類を調達してきたことを話す。
「ありがとう、アリサ。あとで貯蔵庫に入れてくれるかい?」
「わかった」
「で、紹介するよ。新しいギルマスが二人と、この村にいた冒険者の二人だ」
「はじめまして。Aランク冒険者のアリサよ。この子たちは私の従魔なの」
先に紹介してくれたのは、新たに冒険者と商業ふたつのギルドマスターになったおっさんたち。
赤銅色の短髪で筋骨隆々なおっさんがヴィンフリート。SSSランク冒険者で竜人族だ。鱗も赤い。
そして上品な顔の黒髪のおっさんがランツ。こちらもSSSランクの商人で魔族だそうだ。ゲレオンのお兄さんだって。
で、問題の冒険者なんだが。
「「久しぶり、アリサ!」」
「……久しぶりね」
二人はペペインに近い森で助けたサンチョとウィルフレッドだった。双子の話を聞いていた時、どっかで聞いたことがある話だなあ……と思っていたんだけれど、やっぱりこいつらだったか。
しかも、その当時の教訓が生かされないままってどういうことかな!?
危険な稼業である冒険者を舐めてるとしか思えない。だから実力のランクも上がらないんだろうなあと小さく溜息をついた。
「で、ヘラルド。今後はどうするの?」
私の含んだ言い方に、ヘラルドがニッコリと笑う。が、目が笑っていない。
「それについては明日の夕方、話します」
「わかった。じゃあ、貯蔵庫に置いてくる」
「ええ」
私の言葉に、感心したような顔をするギルマス二人と、ギョッとする冒険者二人。ここで生活しているんだから、従魔たちも含めて狩れる腕があるのは当然でしょ。
ギルマスの二人は明日また挨拶をすることになるだろうからいいとして、サンチョとウィルフレッドに関してはどうでもいい。さっさと肉を適度な大きさのブロックに切り分けてから村の貯蔵庫に入れると、自宅に帰った。
翌日。
「ディエゴ、久しぶり」
「お久しぶりです。村の生活はどうですかな?」
「快適よ~」
「それはよかった」
お互いの近況報告をしたあと、箱に入った試作品の味噌と醤油、すり下ろし器とレシピを渡す。今回渡したレシピは魚の煮つけと野菜炒めだ。
どっちも醤油と味噌でできるようにしてあるから、あとはディエゴの屋敷にいる料理人たちが広めるといいだろうと話すと、頷いた。
「あくまでも試作品だから、そんなに数量を作っていないの。もし好評なようだったら、ディエゴのほうで用意してくれる?」
「もちろんです。いやあ、楽しみですな!」
ほくほく顔のディエゴだが、きっとある程度の売り方を考えているんだろう。あえて自分からは口にしないけれど、したら手伝えって言われるのはわかってるからね。しっかり口を噤むとも。
アクセサリーに関してはハビエルに丸投げしてあるからと伝えると、あとで店に行ってみると話していた。
ディエゴと別れると、今度はギルドがある建物へと行く。すると、ヴィンフリートにガミガミとやられているサンチョとウィルフレッドが。二人の背後には暗雲が立ち込め、項垂れていた。
おんやあ? 何があった?
わからなくて首を傾げていると、商業ギルド側にいた双子とランツがちょいちょいと手招きをする。気配を殺し、足音も立てずに三人のところに行くと、ランツが防音結界を張る。
「「「おはよう、アリサ」」」
「おはよう」
「改めまして。此度エビータより交代したランツです。よろしくお願いします」
「こちらこそ。で、あの二人はなんで新しいギルマスに怒られてるわけ?」
「当然ではあるんだけど……」
溜息をついて双子が話してくれたのは、やはり彼らの力量と技量、ギルマスなのにずっと依頼を請けたり村を空けていたことが原因だった。
本部も、最初のころは「実際のランクはともかく、一応他国でギルマスとして仕事してたし……」と、苦笑しつつも実力が上がればいいだろうと目を瞑っていた。
けれど、三か月どころか半年過ぎてもその実力は遅々として進まない。しかも、ギルマスの仕事はサブマスであるヘラルドに丸投げ状態が一年近く続いた。
これでは、いくらドルト村に冒険者がいなかろうとも、村人が提供してくれる素材がある以上、ギルドとしてはその処理をしないとまずいし、村からもギルマスをと懇願されている。
さてどうするか……と頭を悩ませているところに「修業して来い」とばかりに二人を村から放出したことと、私が村に住み始めたとヘラルドから連絡が入った。
私の経歴を調べれば、短期間でAランクに上がるほどの実力者で従魔もB(リコ)とA(ピオとエバ)、S(ジル)と神獣=災害級(ノン)ランクの魔物だし、村の周辺に棲むAランクやSランクの魔物を狩り、綺麗に解体する術を持っている。
それを聞いたヴィンフリートが興味を示し、ギルマスになると立候補したのだという。
あちゃー。私たちのこれまでの行動と従魔たちが原因かいな。
本部としても、村の周辺で狩りができない冒険者を村にいさせるわけにはいかないからと、ギルマスの交代と同時にヴィンフリートが彼らの力量と技量をチェック。それでOKが出ればそのまま村に住むことが可能だ。
それを踏まえ、今回までの依頼でサンチョとウィルフレッドの実力がどこまで上がったのか模擬戦を行ったところ、ウィルフレッドはかろうじてBマイナスに近いCになっていたものの、サンチョはそのままだったという。
まあ、サンチョは年齢的に引退しててもおかしくないし、技量が伸びないのも当然らしいが。
それに対してヴィンフリートが激怒。説教しつつも「これでは村を任せられない、帝都で活動しろ!」と、最後通牒を突き付けている途中だそうだ。
「あらま。まあ、ペペインでも油断して、結界を張らずに食事してる途中でレッドベアに襲われて、逃げてきたくらいだし。当然でしょ」
「え~! またやったの!? あの二人!」
「全然ダメじゃない!」
「Bランク二人なら、レッドベア三体くらい楽に倒せるはずなんだけどねえ。油断しすぎでしょ。その時も二人にバカかって言ったんだけどね」
「ああ、それででしょうか、ヴィンが怒っているのは。攻撃されて逃げた以上、タグに情報が載ってしまいますから」
「あ~、なるほどね」
納得した!
タグもそうだが、ギルドには、ダンジョンだろうと外だろうと、討伐した数と種族がわかる魔道具があるそうだ。攻撃されても戦闘に勝てば問題ないが、攻撃されて逃げたり死んだりするとそれが〝討伐失敗〟判定になる。
だから、死んだ時はタグを回収して、どの魔物にやられたか、あるいは盗賊や夜盗にやられたかを確認したあと、遺品として遺族に渡される。
生きて帰ってきた場合、失敗した理由も問われるから誤魔化しは利かないし、情報はいつまでもタグに残るのだ。だからこそ、ランクアップ試験をどうするのか職員に聞かれるし、問題を起こした時に見ることで、もう一度問い詰めることもできるんだとか。
今回の場合もヴィンフリートが精査&調査し、以前よりも腕が上がっているのであれば村に残して冒険者として活動してもらおうと思っていたけれど、模擬戦をしたらそうじゃなかった、ってことか。
「まあ、私には関係ないからいいけど。あとはヘラルド次第ね」
「そうですね。村長はヘラルド様ですから」
「ですよねー! で、今日の依頼はある?」
「おや。最近はいいものが来ているとギルド本部でも話題になっていましたが、まさか、アリサが?」
「そうなんです、ランツさん。毛皮に一切傷がないんですよ!」
私が答えるよりも先に、ヨハンナが興奮したように話す。そしてアリーナも激しく頷いている。
「や、だって、素材を傷つけたくないのと戦闘が楽だから首チョンパしてるんだし」
「「「は?」」」
「従魔たちも首チョンパか頭を狙ってるから一瞬だし」
「「「……」」」
なんでそこで黙るんだよ、三人とも。
「はあ……ヴィンには黙っていたほうがいいかもしれませんね」
「どうして?」
「首狩りの戦乙女なんて二つ名が付くかもしれませんよ?」
「「あり得そう!」」
「…………」
……そうだね、うん。黙っていることにしよう。
ヘラルドによると明日の昼ごろ到着すると連絡があったってことだし、試作の味噌と醤油に関しては夕方でも間に合うからと、ギルドの依頼を請けて森へと行った。
そして翌日もギルドの仕事を請けて帰って来た三時過ぎ。
「ん? 見慣れない冒険者の恰好をした人が二人とガタイのいいおっさんと上品なおっさんがいるけど……あれが噂の冒険者かな」
<そうみたい。あと、二人はどっかで見たような気がするのー>
<そういえば……>
<……あっ! 森で襲われてた冒険者じゃない?>
「<<<あっ!>>>」
見たことがないジルは不思議そうな顔をしているのはいいとして、エバに言われて思い出した。結界を張らずにご飯の用意をしたアホな冒険者じゃん! え、まさか、彼らがそうなの⁉
先に彼らと出会った時の話をジルにしたら、やっぱりジルも<愚かな……>と呆れていた。
とりあえず、挨拶はあとでいいかと先にギルドに行き、依頼を達成した報告と納品をする。せっつかれていた素材が手に入ったからか、双子揃ってホクホク顔だ。
「「アリサ、明日もお願いね!」」
「依頼があるならね」
よっぽど本部からせっつかれているのか、ほぼ毎日依頼を請けているというのになくならない不思議。内心で苦笑しつつもお金は全額貯金してもらい、ギルドを出る。そのままヘラルドのところへ行くと、不足しているからと頼まれていた肉類を調達してきたことを話す。
「ありがとう、アリサ。あとで貯蔵庫に入れてくれるかい?」
「わかった」
「で、紹介するよ。新しいギルマスが二人と、この村にいた冒険者の二人だ」
「はじめまして。Aランク冒険者のアリサよ。この子たちは私の従魔なの」
先に紹介してくれたのは、新たに冒険者と商業ふたつのギルドマスターになったおっさんたち。
赤銅色の短髪で筋骨隆々なおっさんがヴィンフリート。SSSランク冒険者で竜人族だ。鱗も赤い。
そして上品な顔の黒髪のおっさんがランツ。こちらもSSSランクの商人で魔族だそうだ。ゲレオンのお兄さんだって。
で、問題の冒険者なんだが。
「「久しぶり、アリサ!」」
「……久しぶりね」
二人はペペインに近い森で助けたサンチョとウィルフレッドだった。双子の話を聞いていた時、どっかで聞いたことがある話だなあ……と思っていたんだけれど、やっぱりこいつらだったか。
しかも、その当時の教訓が生かされないままってどういうことかな!?
危険な稼業である冒険者を舐めてるとしか思えない。だから実力のランクも上がらないんだろうなあと小さく溜息をついた。
「で、ヘラルド。今後はどうするの?」
私の含んだ言い方に、ヘラルドがニッコリと笑う。が、目が笑っていない。
「それについては明日の夕方、話します」
「わかった。じゃあ、貯蔵庫に置いてくる」
「ええ」
私の言葉に、感心したような顔をするギルマス二人と、ギョッとする冒険者二人。ここで生活しているんだから、従魔たちも含めて狩れる腕があるのは当然でしょ。
ギルマスの二人は明日また挨拶をすることになるだろうからいいとして、サンチョとウィルフレッドに関してはどうでもいい。さっさと肉を適度な大きさのブロックに切り分けてから村の貯蔵庫に入れると、自宅に帰った。
翌日。
「ディエゴ、久しぶり」
「お久しぶりです。村の生活はどうですかな?」
「快適よ~」
「それはよかった」
お互いの近況報告をしたあと、箱に入った試作品の味噌と醤油、すり下ろし器とレシピを渡す。今回渡したレシピは魚の煮つけと野菜炒めだ。
どっちも醤油と味噌でできるようにしてあるから、あとはディエゴの屋敷にいる料理人たちが広めるといいだろうと話すと、頷いた。
「あくまでも試作品だから、そんなに数量を作っていないの。もし好評なようだったら、ディエゴのほうで用意してくれる?」
「もちろんです。いやあ、楽しみですな!」
ほくほく顔のディエゴだが、きっとある程度の売り方を考えているんだろう。あえて自分からは口にしないけれど、したら手伝えって言われるのはわかってるからね。しっかり口を噤むとも。
アクセサリーに関してはハビエルに丸投げしてあるからと伝えると、あとで店に行ってみると話していた。
ディエゴと別れると、今度はギルドがある建物へと行く。すると、ヴィンフリートにガミガミとやられているサンチョとウィルフレッドが。二人の背後には暗雲が立ち込め、項垂れていた。
おんやあ? 何があった?
わからなくて首を傾げていると、商業ギルド側にいた双子とランツがちょいちょいと手招きをする。気配を殺し、足音も立てずに三人のところに行くと、ランツが防音結界を張る。
「「「おはよう、アリサ」」」
「おはよう」
「改めまして。此度エビータより交代したランツです。よろしくお願いします」
「こちらこそ。で、あの二人はなんで新しいギルマスに怒られてるわけ?」
「当然ではあるんだけど……」
溜息をついて双子が話してくれたのは、やはり彼らの力量と技量、ギルマスなのにずっと依頼を請けたり村を空けていたことが原因だった。
本部も、最初のころは「実際のランクはともかく、一応他国でギルマスとして仕事してたし……」と、苦笑しつつも実力が上がればいいだろうと目を瞑っていた。
けれど、三か月どころか半年過ぎてもその実力は遅々として進まない。しかも、ギルマスの仕事はサブマスであるヘラルドに丸投げ状態が一年近く続いた。
これでは、いくらドルト村に冒険者がいなかろうとも、村人が提供してくれる素材がある以上、ギルドとしてはその処理をしないとまずいし、村からもギルマスをと懇願されている。
さてどうするか……と頭を悩ませているところに「修業して来い」とばかりに二人を村から放出したことと、私が村に住み始めたとヘラルドから連絡が入った。
私の経歴を調べれば、短期間でAランクに上がるほどの実力者で従魔もB(リコ)とA(ピオとエバ)、S(ジル)と神獣=災害級(ノン)ランクの魔物だし、村の周辺に棲むAランクやSランクの魔物を狩り、綺麗に解体する術を持っている。
それを聞いたヴィンフリートが興味を示し、ギルマスになると立候補したのだという。
あちゃー。私たちのこれまでの行動と従魔たちが原因かいな。
本部としても、村の周辺で狩りができない冒険者を村にいさせるわけにはいかないからと、ギルマスの交代と同時にヴィンフリートが彼らの力量と技量をチェック。それでOKが出ればそのまま村に住むことが可能だ。
それを踏まえ、今回までの依頼でサンチョとウィルフレッドの実力がどこまで上がったのか模擬戦を行ったところ、ウィルフレッドはかろうじてBマイナスに近いCになっていたものの、サンチョはそのままだったという。
まあ、サンチョは年齢的に引退しててもおかしくないし、技量が伸びないのも当然らしいが。
それに対してヴィンフリートが激怒。説教しつつも「これでは村を任せられない、帝都で活動しろ!」と、最後通牒を突き付けている途中だそうだ。
「あらま。まあ、ペペインでも油断して、結界を張らずに食事してる途中でレッドベアに襲われて、逃げてきたくらいだし。当然でしょ」
「え~! またやったの!? あの二人!」
「全然ダメじゃない!」
「Bランク二人なら、レッドベア三体くらい楽に倒せるはずなんだけどねえ。油断しすぎでしょ。その時も二人にバカかって言ったんだけどね」
「ああ、それででしょうか、ヴィンが怒っているのは。攻撃されて逃げた以上、タグに情報が載ってしまいますから」
「あ~、なるほどね」
納得した!
タグもそうだが、ギルドには、ダンジョンだろうと外だろうと、討伐した数と種族がわかる魔道具があるそうだ。攻撃されても戦闘に勝てば問題ないが、攻撃されて逃げたり死んだりするとそれが〝討伐失敗〟判定になる。
だから、死んだ時はタグを回収して、どの魔物にやられたか、あるいは盗賊や夜盗にやられたかを確認したあと、遺品として遺族に渡される。
生きて帰ってきた場合、失敗した理由も問われるから誤魔化しは利かないし、情報はいつまでもタグに残るのだ。だからこそ、ランクアップ試験をどうするのか職員に聞かれるし、問題を起こした時に見ることで、もう一度問い詰めることもできるんだとか。
今回の場合もヴィンフリートが精査&調査し、以前よりも腕が上がっているのであれば村に残して冒険者として活動してもらおうと思っていたけれど、模擬戦をしたらそうじゃなかった、ってことか。
「まあ、私には関係ないからいいけど。あとはヘラルド次第ね」
「そうですね。村長はヘラルド様ですから」
「ですよねー! で、今日の依頼はある?」
「おや。最近はいいものが来ているとギルド本部でも話題になっていましたが、まさか、アリサが?」
「そうなんです、ランツさん。毛皮に一切傷がないんですよ!」
私が答えるよりも先に、ヨハンナが興奮したように話す。そしてアリーナも激しく頷いている。
「や、だって、素材を傷つけたくないのと戦闘が楽だから首チョンパしてるんだし」
「「「は?」」」
「従魔たちも首チョンパか頭を狙ってるから一瞬だし」
「「「……」」」
なんでそこで黙るんだよ、三人とも。
「はあ……ヴィンには黙っていたほうがいいかもしれませんね」
「どうして?」
「首狩りの戦乙女なんて二つ名が付くかもしれませんよ?」
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「…………」
……そうだね、うん。黙っていることにしよう。
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