138 / 190
ドルト村の冬編
第154話 ダンジョン攻略 15
しおりを挟む
翌日。
早々にセーフティーエリアを出ると、真っ直ぐ下へ下りる階段へと向かう。
昨日のうちにほぼ全滅させたからなのか、浅い階層と同じくらいの湧き方だったので胸を撫で下ろす。そして昨日のうちに私と、ヤミンとヤナの三人で五十六階層の地図を描き込んだ。
ただし、宝箱や隠し部屋の場所は明記していない。していたとしてもセーフティーエリア周辺や転移陣、階段付近のみで、それ以外の場所は書かなかった。
とはいえ、今組んでいるパーティーメンバーと一緒に潜った場合に限り、すべての宝箱と隠し部屋が明記されているマップを作っている。これはズルでもなんでもなく、最初に攻略した人間の特権というかボーナスであり、他の冒険者もやっていることだ。
宝箱や隠し部屋くらい、他人の情報に頼らず自分で見つけろってことですな。冒険者なんだから、それくらいは簡単にできるだろうとの判断、らしい。
お金も命もかかってるからね、最初に攻略した人たちは。そこまでは面倒みきれないのと、そこまでお人好しじゃないってことなんだろう。
そんな話をしつつ歩いていると、一時間足らずで階段に着く。どうせ五十七階もモンスターハウスもどきだろうと覚悟を決め、武器を構えたりすぐに魔法を放てる状態にしたまま、階段を下りる。
やっぱりひしめき合っている魔物たちにげんなりしつつ、それぞれが動き出す。
ヤナはスキルを使っているふりをして紙に全体マップを描き込み、それを護るためにノンがサンクチュアリを展開。あとは魔法なり武器なりで周囲の魔物を殲滅し、腕輪にドロップを回収したところで警戒しつつ、ヤナの作業終了を待つこと十分。
「できたぜ。ここから二時と九時の方向にセーフティーエリア、転移陣は九時と十時の間の方向。階段は二時と三時の間くらいかな」
「相変わらず転移陣と階段は逆にあんのかよ」
「そこは仕方がないでしょう。どのダンジョンもそういう仕組みになっているんですから」
「まあなあ」
ヴィンとランツによると、各ダンジョンと各階層にある転移陣は、必ずといっていいほどセーフティーエリアから直線で一時間以内くらいの距離にあるものの、上下の階段とは真逆の位置にあるそうだ。
それは初心者だろうが上級だろうがどのダンジョンも同じで、例外はないという。それは面白いなあ。
「じゃあ、階段付近のエリアに移動するぞ」
ヴィンの号令に全員で頷き、ヤナが示した方向に向かって歩く。五十七階層は空だった。正確に言えば、浮島が転々としていて、道は雲。
それ以外は上空だったのだ。
なので魔物も鳥系やワイバーン、レッサードラゴンかドラゴンの幼体ばかりという、視覚的にはかなり難易度の高いダンジョンになっていた。
「念のため、空の部分に落ちたらどうなるか、確認してみる?」
「大丈夫じゃねえか? 飛べないコカトリスが空のところにいたんだから」
「そうかもしれないけど、魔物限定で落ちない仕様だったらどうするのよ」
「……」
「適当な情報を出すわけにはいかないから、確かめるわ。エバとピオで確かめて、私も一緒に行くわ。ピオ、エバ。私が落ちたら拾ってね」
<<わかった>>
そこは自重しろ! とヴィンとランツに言われたけれど、知らんがな。従魔と人間とじゃ扱いが違うかもしれないじゃないか。
なのでしっかり確かめておくことにした。
<我も行こう>
「わかった。じゃあ、一緒に行こうか、ジル。まずはピオとエバからね」
立候補してくれたジルを伴い、まずはピオとエバが雲のない場所に降り立つ。二羽は普通にそこに下り立つことができた。
次にジルがそこへと飛び込んだが、こっちも問題なし。そして私だが。
「……なんだろう……ウォーターベッドのような弾力があるなあ」
「う、うお? なんだ?」
「村にあるマットレスがあるでしょ? あれよりも柔らかい弾力で、水が入っているような感覚というのかしら。試してみればわかるわ」
私の言葉に反応したヴィンに、そう説明する。ヤミンとヤナはウォーターベッドという単語だけでわかったらしく、すぐに飛び乗った。
「ほんとだ!」
「いいな、この感触!」
「お、おぉ? なんだか不思議な柔らかさだが、確かに少し柔らかいマットレスみたいだな」
「ええ。それに冷たく感じますね」
ヤミンとヤナが寝転がり、それに続くようヴィンだけじゃなくてランツやその息子たちまで空の空間に来ると、ゴロゴロと寝転がり始めた。
もちろんノンとリコも同じように足を踏み入れ、転がったり跳ねたりしている。
……そうかい……面白いんかい……。
そろそろ魔物たちが寄ってくるから移動しようと促し、雲の道へと戻る。空だからとピオとエバは本来の大きさになり、その上にノンと小さくなったリコとジルがピオとエバにそれぞれ分乗し、空から魔法を放っている。
羨ましそうに見ている男性陣に苦笑して、下への階段に近いセーフティーエリアを目指して歩く。途中で道が細くなっていたりしているけれど、慎重に移動すれば空の部分に落ちるということもなく、浮島に着いた。
最初の浮島は薬草だらけだった。次は春野菜だけ、夏野菜だけと季節ごとの野菜が植わっていた。他にもリンゴだけとかみかんだけ、レモンだけやアボカドだけ、米だけなど、食材というか植物というか、そういうものばかりが生えていたのだ。
セーフティーエリアには泉があり、そこから浮島の外へと水が流れ出ている。しかも、空の下に流れ落ちるという演出付き。
水の中には魚はいなかったが、浮いているはずなのに懇々と水が湧き出ている不思議な仕様になっている。水自体も飲めるらしく、鑑定したらなんとポーションだった。
随分大盤振る舞いだなあ。
そんなことを感心しつつ、昼にはまだ早いがここで昼休憩。できればもう一階下に行きたいと、周囲の探索はしないことにした。
腹持ちのいいおにぎりを用意し、途中で小腹が減った時のために多めに握る。おかずはシンプルに漬物と野菜がたっぷり入った味噌汁、里山で獲れた川魚。
夜はドラゴンの肉でステーキが食べたいと、息子二人が気合いを入れている。それは楽しみだね。
休憩が終われば移動開始。ノンがいるからなのかポーション自体が減っていなかったこともあり、泉の水は持ち出さなかった。
一応飲んでみたけれど、普通のポーションと違って苦いということはなく、水として飲めるものだったのには驚いた。それでもポーションとは違う効能もあるらしく、なんとなく疲れていた体から疲れが飛んだのには驚いた。
きっと、上級ポーションだったんだろう。一般市民が買えるポーションには、そんな効果はないのだから。
フロアの反対側はピオとエバの乗った従魔たちが殲滅してくれたので、明日にはれば緩やかな湧き方になるだろう。みんなでそんな話をしていると、階段が見つかった。
さて、下の階層には何がいるのかな?
早々にセーフティーエリアを出ると、真っ直ぐ下へ下りる階段へと向かう。
昨日のうちにほぼ全滅させたからなのか、浅い階層と同じくらいの湧き方だったので胸を撫で下ろす。そして昨日のうちに私と、ヤミンとヤナの三人で五十六階層の地図を描き込んだ。
ただし、宝箱や隠し部屋の場所は明記していない。していたとしてもセーフティーエリア周辺や転移陣、階段付近のみで、それ以外の場所は書かなかった。
とはいえ、今組んでいるパーティーメンバーと一緒に潜った場合に限り、すべての宝箱と隠し部屋が明記されているマップを作っている。これはズルでもなんでもなく、最初に攻略した人間の特権というかボーナスであり、他の冒険者もやっていることだ。
宝箱や隠し部屋くらい、他人の情報に頼らず自分で見つけろってことですな。冒険者なんだから、それくらいは簡単にできるだろうとの判断、らしい。
お金も命もかかってるからね、最初に攻略した人たちは。そこまでは面倒みきれないのと、そこまでお人好しじゃないってことなんだろう。
そんな話をしつつ歩いていると、一時間足らずで階段に着く。どうせ五十七階もモンスターハウスもどきだろうと覚悟を決め、武器を構えたりすぐに魔法を放てる状態にしたまま、階段を下りる。
やっぱりひしめき合っている魔物たちにげんなりしつつ、それぞれが動き出す。
ヤナはスキルを使っているふりをして紙に全体マップを描き込み、それを護るためにノンがサンクチュアリを展開。あとは魔法なり武器なりで周囲の魔物を殲滅し、腕輪にドロップを回収したところで警戒しつつ、ヤナの作業終了を待つこと十分。
「できたぜ。ここから二時と九時の方向にセーフティーエリア、転移陣は九時と十時の間の方向。階段は二時と三時の間くらいかな」
「相変わらず転移陣と階段は逆にあんのかよ」
「そこは仕方がないでしょう。どのダンジョンもそういう仕組みになっているんですから」
「まあなあ」
ヴィンとランツによると、各ダンジョンと各階層にある転移陣は、必ずといっていいほどセーフティーエリアから直線で一時間以内くらいの距離にあるものの、上下の階段とは真逆の位置にあるそうだ。
それは初心者だろうが上級だろうがどのダンジョンも同じで、例外はないという。それは面白いなあ。
「じゃあ、階段付近のエリアに移動するぞ」
ヴィンの号令に全員で頷き、ヤナが示した方向に向かって歩く。五十七階層は空だった。正確に言えば、浮島が転々としていて、道は雲。
それ以外は上空だったのだ。
なので魔物も鳥系やワイバーン、レッサードラゴンかドラゴンの幼体ばかりという、視覚的にはかなり難易度の高いダンジョンになっていた。
「念のため、空の部分に落ちたらどうなるか、確認してみる?」
「大丈夫じゃねえか? 飛べないコカトリスが空のところにいたんだから」
「そうかもしれないけど、魔物限定で落ちない仕様だったらどうするのよ」
「……」
「適当な情報を出すわけにはいかないから、確かめるわ。エバとピオで確かめて、私も一緒に行くわ。ピオ、エバ。私が落ちたら拾ってね」
<<わかった>>
そこは自重しろ! とヴィンとランツに言われたけれど、知らんがな。従魔と人間とじゃ扱いが違うかもしれないじゃないか。
なのでしっかり確かめておくことにした。
<我も行こう>
「わかった。じゃあ、一緒に行こうか、ジル。まずはピオとエバからね」
立候補してくれたジルを伴い、まずはピオとエバが雲のない場所に降り立つ。二羽は普通にそこに下り立つことができた。
次にジルがそこへと飛び込んだが、こっちも問題なし。そして私だが。
「……なんだろう……ウォーターベッドのような弾力があるなあ」
「う、うお? なんだ?」
「村にあるマットレスがあるでしょ? あれよりも柔らかい弾力で、水が入っているような感覚というのかしら。試してみればわかるわ」
私の言葉に反応したヴィンに、そう説明する。ヤミンとヤナはウォーターベッドという単語だけでわかったらしく、すぐに飛び乗った。
「ほんとだ!」
「いいな、この感触!」
「お、おぉ? なんだか不思議な柔らかさだが、確かに少し柔らかいマットレスみたいだな」
「ええ。それに冷たく感じますね」
ヤミンとヤナが寝転がり、それに続くようヴィンだけじゃなくてランツやその息子たちまで空の空間に来ると、ゴロゴロと寝転がり始めた。
もちろんノンとリコも同じように足を踏み入れ、転がったり跳ねたりしている。
……そうかい……面白いんかい……。
そろそろ魔物たちが寄ってくるから移動しようと促し、雲の道へと戻る。空だからとピオとエバは本来の大きさになり、その上にノンと小さくなったリコとジルがピオとエバにそれぞれ分乗し、空から魔法を放っている。
羨ましそうに見ている男性陣に苦笑して、下への階段に近いセーフティーエリアを目指して歩く。途中で道が細くなっていたりしているけれど、慎重に移動すれば空の部分に落ちるということもなく、浮島に着いた。
最初の浮島は薬草だらけだった。次は春野菜だけ、夏野菜だけと季節ごとの野菜が植わっていた。他にもリンゴだけとかみかんだけ、レモンだけやアボカドだけ、米だけなど、食材というか植物というか、そういうものばかりが生えていたのだ。
セーフティーエリアには泉があり、そこから浮島の外へと水が流れ出ている。しかも、空の下に流れ落ちるという演出付き。
水の中には魚はいなかったが、浮いているはずなのに懇々と水が湧き出ている不思議な仕様になっている。水自体も飲めるらしく、鑑定したらなんとポーションだった。
随分大盤振る舞いだなあ。
そんなことを感心しつつ、昼にはまだ早いがここで昼休憩。できればもう一階下に行きたいと、周囲の探索はしないことにした。
腹持ちのいいおにぎりを用意し、途中で小腹が減った時のために多めに握る。おかずはシンプルに漬物と野菜がたっぷり入った味噌汁、里山で獲れた川魚。
夜はドラゴンの肉でステーキが食べたいと、息子二人が気合いを入れている。それは楽しみだね。
休憩が終われば移動開始。ノンがいるからなのかポーション自体が減っていなかったこともあり、泉の水は持ち出さなかった。
一応飲んでみたけれど、普通のポーションと違って苦いということはなく、水として飲めるものだったのには驚いた。それでもポーションとは違う効能もあるらしく、なんとなく疲れていた体から疲れが飛んだのには驚いた。
きっと、上級ポーションだったんだろう。一般市民が買えるポーションには、そんな効果はないのだから。
フロアの反対側はピオとエバの乗った従魔たちが殲滅してくれたので、明日にはれば緩やかな湧き方になるだろう。みんなでそんな話をしていると、階段が見つかった。
さて、下の階層には何がいるのかな?
165
あなたにおすすめの小説
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
転生したら幼女でした!? 神様~、聞いてないよ~!
饕餮
ファンタジー
書籍化決定!
2024/08/中旬ごろの出荷となります!
Web版と書籍版では一部の設定を追加しました!
今井 優希(いまい ゆき)、享年三十五歳。暴走車から母子をかばって轢かれ、あえなく死亡。
救った母親は数年後に人類にとってとても役立つ発明をし、その子がさらにそれを発展させる、人類にとって宝になる人物たちだった。彼らを助けた功績で生き返らせるか異世界に転生させてくれるという女神。
一旦このまま成仏したいと願うものの女神から誘いを受け、その女神が管理する異世界へ転生することに。
そして女神からその世界で生き残るための魔法をもらい、その世界に降り立つ。
だが。
「ようじらなんて、きいてにゃいでしゅよーーー!」
森の中に虚しく響く優希の声に、誰も答える者はいない。
ステラと名前を変え、女神から遣わされた魔物であるティーガー(虎)に気に入られて護られ、冒険者に気に入られ、辿り着いた村の人々に見守られながらもいろいろとやらかす話である。
★主人公は口が悪いです。
★不定期更新です。
★ツギクル、カクヨムでも投稿を始めました。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
冷遇王妃はときめかない
あんど もあ
ファンタジー
幼いころから婚約していた彼と結婚して王妃になった私。
だが、陛下は側妃だけを溺愛し、私は白い結婚のまま離宮へ追いやられる…って何てラッキー! 国の事は陛下と側妃様に任せて、私はこのまま離宮で何の責任も無い楽な生活を!…と思っていたのに…。
夫から『お前を愛することはない』と言われたので、お返しついでに彼のお友達をお招きした結果。
古森真朝
ファンタジー
「クラリッサ・ベル・グレイヴィア伯爵令嬢、あらかじめ言っておく。
俺がお前を愛することは、この先決してない。期待など一切するな!」
新婚初日、花嫁に真っ向から言い放った新郎アドルフ。それに対して、クラリッサが返したのは――
※ぬるいですがホラー要素があります。苦手な方はご注意ください。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
公女様は愛されたいと願うのやめました。~態度を変えた途端、家族が溺愛してくるのはなぜですか?~
谷 優
恋愛
公爵家の末娘として生まれた幼いティアナ。
お屋敷で働いている使用人に虐げられ『公爵家の汚点』と呼ばれる始末。
お父様やお兄様は私に関心がないみたい。
ただ、愛されたいと願った。
そんな中、夢の中の本を読むと自分の正体が明らかに。
◆恋愛要素は前半はありませんが、後半になるにつれて発展していきますのでご了承ください。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。