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18.しっかりつかまって
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看護師だという相手からの電話を呆然と切る。告げられた内容を整理できないまま、百樹はほとんど無意識でスマホを操作した。待つこともなく目当ての相手が応答する。
『百樹』
轍人の口から飛び出す本名。呼び間違いがないよう、普段から芸名のほうで呼ぶのを徹底している轍人には珍しいことだ。
病院からの電話は何かの間違いなどではないのだと、それでわかってしまった。
『……そっちにも連絡いったか』
電波越しでも、轍人の声に苦さが乗っているのがはっきりとわかる。
「俺、なんも聞いてなかった」
電話は病院、それも産科からだった。
母親が早産――早期剥離という状態で、母子ともに危険な状況なのだと。
百樹の把握している限り、母は数ヶ月前にも新しい本を出し、サイン会も開催していたはずだった。少なくとも公式ブログには相も変わらず華やかな活躍しか書かれていない。
『俺も寝耳に水の話なんだよ。化け物みたいにいつまでも若い奴だとは思ってたけど、腹も目立たないなんて……思えば、おまえのときもそうだったな』
美しいもの、可愛いものの中で生きてきた母は、ファッションの資格もいくつか持っている。腹の目立たないコーディネートを心得ているのだろう。
いや、問題はそこじゃない。
「相手は?」
『イギリスのフラワーショーで知り合ったガーデンデザイナーだそうだ。日本に拠点を移す準備中で、海外と行ったり来たりしてたらしいが、間の悪いことに今はまた海外に行ってる最中で』
百樹を生んだのが二十歳だったから、母は今年四十になる。最近ではそのくらいの年で子供を産むケースも珍しくはないのだろうが、若い頃より危険が伴うことに変わりはないだろう。
いや。自分がショックを受けているのは、そんなことでもない。
胸の中でわ黒い雨雲のようなものが広がる。
もう一度子供を産むことを選ぶなんて。
クリスマスイヴ、俺を置いていった母さんが。
母さんは夢の世界に生きている。
元々子育てに向いていない人だったんだ。
そう思うことで、百樹はあの夜のひとりぼっちの自分を慰めてきた。
でも、また産むってことは。
今の相手を、よほど愛してるってことじゃないのか。生まれてくる子供を。
俺のことより?
『百樹』
轍人の呼びかけで我にかえった。
『来なくていい』
自分と母との間の確執を知っている叔父の言葉は、やさしい。
『病院はそりゃおまえに連絡するだろうが、手続きなんかは全部俺でできるから』
そういうことではないのはわかっていて、敢えて言うのだと思った。自分たち母子は、このやさしい叔父に迷惑をかけすぎている。
『大丈夫だから』とくり返し、轍人は電話を切った。
駐車場のアスファルトが、やけにふわふわしているように感じる。うつろに彷徨わせる視線の向こうには海が広がっていて、今この瞬間に母が命の危険に晒されている、なんて実感がまるでわかない。そのちぐはぐな感じに引き裂かれそうになる。体が。――心が。
「どうかしたのか?」
気がつくと、龍介が顔を覗き込んでいた。
そうだった。俺、この人から逃げようとしてて――待って、まず、なにからどうしたらいい?
こんな無防備な心のまま誰かと冷静に話すことなんかできなくて、だから、遮断するしかなかった。
「なんでもない」
「帰る」とだけ呟いた。呟きながら、どこへ行くのか、どこへ帰ったらいいのかわからない。
「なんでもないって顔じゃないだろう」
肩を掴んで向き直らされ、百樹はため息をついた。
「……あんたには関係ない」
求めてるのは、業界入門に相応しい遊べる相手。そんな相手に出来るわけない。家族の話なんて。ヘヴィな話をしてしまったら、迷惑そうな顔されるのはわかってる。
先輩がそうだった。
『実家東京なのに高校生のうちから事務所の寮入ったの? よく親が許したな』
寝物語に、そんな話になったことがある。
言葉の響きの中に、驚きと少しの嫉妬の気配がある。
先輩は芸能界入りを親に反対され、東京に出てくるのも一苦労だったとなにかのインタビューで読んだ。そんな人から見たら、自分は身内のいる事務所に優遇されている甘ちゃんに見えるだろう。
『……俺、あんまり愛されてなかったから。家に、いたくなくて』
うっかりそう漏らしてしまったのは、すでに一ラウンド終えてうとうとしていたせいかもしれない。
瞬間、先輩の汗ばんだ肌から熱がすっと引いていった。
ああ。やっちゃった――人は誰も俺の話なんか聞きたくないのに。俺のことなんかどうでもいいのに。
結局百樹のほうから『今そんな話やめましょ?』と冗談にすり替えて、上に乗っかった。
思えばあの頃から、先輩の気持ちは少しずつ離れていたんだろう。
お互い役者同士、絶対に関係を外には漏らさない。仕事で約束を反故にしたって責めない。先輩が欲していたのもそういう「都合のいい後輩」だった。
素顔の悩みなんて、人の分まで背負い込みたくない。誰も。
苦い記憶を反芻している間も、なぜか龍介は肩に乗せた手を緩めようとはしなかった。痛いくらいに。
駐車場の入り口から、観光バスが入ってくるのが見えた。人が来る。こんなところで男二人がもめてたら、無駄に注目を集めてしまう。プライベートでは目立たないよう心がけるのは、もう習い性になってしまっている。問題行動は、即、関わっている作品、今まで関わってきた作品のイメージに影響するのだ。
――せめてこの手だけでも放させないと。
百樹はすべてを振り払うように吐き出した。
「親が入院したって。それだけ!」
「それだけ?」
概要だけ伝えれば諦めてくれるだろうと思ったのに、龍介はなおも訊ねてくる。整った顔立ちが真剣な色を帯びると、元が精悍な顔立ちだけにまるで怒っているように見える。
その眼差しのまま、龍介は「もっとちゃんと話してくれ」と責めるように口にした。
なんで?
こんな話、誰でもさっさと終わらせたいはずなのに。
「……なんとか早産ってやつで、ちょっとやばい。みたい?」
半ば気圧される形で再び呟くと、腕はやっと離れていった――ということはなく、離れた手は百樹の手首をひっつかむ。龍介は猛然と歩き始めた。
振り返る気配さえない龍介の歩幅は大きく、百樹は転ばないようついていくのがやっとだ。停めてあったバイクのところまで戻ると、今度は問答無用でヘルメットを被らされた。
「乗れ」
有無を言わさぬ調子に圧倒され、百樹はシートに跨がった。跨がってから我に返る。
なにこれ。なんでこの人怒ってんの。なんで命令されてんの?
ここは一旦大人しく従って、龍介がハンドルを握った隙に逃げよう。一瞬よぎったそんな考えも、見透かすようにきつく命じる言葉でかき消された。
「しっかり捕まってろ。――飛ばすぞ」
『百樹』
轍人の口から飛び出す本名。呼び間違いがないよう、普段から芸名のほうで呼ぶのを徹底している轍人には珍しいことだ。
病院からの電話は何かの間違いなどではないのだと、それでわかってしまった。
『……そっちにも連絡いったか』
電波越しでも、轍人の声に苦さが乗っているのがはっきりとわかる。
「俺、なんも聞いてなかった」
電話は病院、それも産科からだった。
母親が早産――早期剥離という状態で、母子ともに危険な状況なのだと。
百樹の把握している限り、母は数ヶ月前にも新しい本を出し、サイン会も開催していたはずだった。少なくとも公式ブログには相も変わらず華やかな活躍しか書かれていない。
『俺も寝耳に水の話なんだよ。化け物みたいにいつまでも若い奴だとは思ってたけど、腹も目立たないなんて……思えば、おまえのときもそうだったな』
美しいもの、可愛いものの中で生きてきた母は、ファッションの資格もいくつか持っている。腹の目立たないコーディネートを心得ているのだろう。
いや、問題はそこじゃない。
「相手は?」
『イギリスのフラワーショーで知り合ったガーデンデザイナーだそうだ。日本に拠点を移す準備中で、海外と行ったり来たりしてたらしいが、間の悪いことに今はまた海外に行ってる最中で』
百樹を生んだのが二十歳だったから、母は今年四十になる。最近ではそのくらいの年で子供を産むケースも珍しくはないのだろうが、若い頃より危険が伴うことに変わりはないだろう。
いや。自分がショックを受けているのは、そんなことでもない。
胸の中でわ黒い雨雲のようなものが広がる。
もう一度子供を産むことを選ぶなんて。
クリスマスイヴ、俺を置いていった母さんが。
母さんは夢の世界に生きている。
元々子育てに向いていない人だったんだ。
そう思うことで、百樹はあの夜のひとりぼっちの自分を慰めてきた。
でも、また産むってことは。
今の相手を、よほど愛してるってことじゃないのか。生まれてくる子供を。
俺のことより?
『百樹』
轍人の呼びかけで我にかえった。
『来なくていい』
自分と母との間の確執を知っている叔父の言葉は、やさしい。
『病院はそりゃおまえに連絡するだろうが、手続きなんかは全部俺でできるから』
そういうことではないのはわかっていて、敢えて言うのだと思った。自分たち母子は、このやさしい叔父に迷惑をかけすぎている。
『大丈夫だから』とくり返し、轍人は電話を切った。
駐車場のアスファルトが、やけにふわふわしているように感じる。うつろに彷徨わせる視線の向こうには海が広がっていて、今この瞬間に母が命の危険に晒されている、なんて実感がまるでわかない。そのちぐはぐな感じに引き裂かれそうになる。体が。――心が。
「どうかしたのか?」
気がつくと、龍介が顔を覗き込んでいた。
そうだった。俺、この人から逃げようとしてて――待って、まず、なにからどうしたらいい?
こんな無防備な心のまま誰かと冷静に話すことなんかできなくて、だから、遮断するしかなかった。
「なんでもない」
「帰る」とだけ呟いた。呟きながら、どこへ行くのか、どこへ帰ったらいいのかわからない。
「なんでもないって顔じゃないだろう」
肩を掴んで向き直らされ、百樹はため息をついた。
「……あんたには関係ない」
求めてるのは、業界入門に相応しい遊べる相手。そんな相手に出来るわけない。家族の話なんて。ヘヴィな話をしてしまったら、迷惑そうな顔されるのはわかってる。
先輩がそうだった。
『実家東京なのに高校生のうちから事務所の寮入ったの? よく親が許したな』
寝物語に、そんな話になったことがある。
言葉の響きの中に、驚きと少しの嫉妬の気配がある。
先輩は芸能界入りを親に反対され、東京に出てくるのも一苦労だったとなにかのインタビューで読んだ。そんな人から見たら、自分は身内のいる事務所に優遇されている甘ちゃんに見えるだろう。
『……俺、あんまり愛されてなかったから。家に、いたくなくて』
うっかりそう漏らしてしまったのは、すでに一ラウンド終えてうとうとしていたせいかもしれない。
瞬間、先輩の汗ばんだ肌から熱がすっと引いていった。
ああ。やっちゃった――人は誰も俺の話なんか聞きたくないのに。俺のことなんかどうでもいいのに。
結局百樹のほうから『今そんな話やめましょ?』と冗談にすり替えて、上に乗っかった。
思えばあの頃から、先輩の気持ちは少しずつ離れていたんだろう。
お互い役者同士、絶対に関係を外には漏らさない。仕事で約束を反故にしたって責めない。先輩が欲していたのもそういう「都合のいい後輩」だった。
素顔の悩みなんて、人の分まで背負い込みたくない。誰も。
苦い記憶を反芻している間も、なぜか龍介は肩に乗せた手を緩めようとはしなかった。痛いくらいに。
駐車場の入り口から、観光バスが入ってくるのが見えた。人が来る。こんなところで男二人がもめてたら、無駄に注目を集めてしまう。プライベートでは目立たないよう心がけるのは、もう習い性になってしまっている。問題行動は、即、関わっている作品、今まで関わってきた作品のイメージに影響するのだ。
――せめてこの手だけでも放させないと。
百樹はすべてを振り払うように吐き出した。
「親が入院したって。それだけ!」
「それだけ?」
概要だけ伝えれば諦めてくれるだろうと思ったのに、龍介はなおも訊ねてくる。整った顔立ちが真剣な色を帯びると、元が精悍な顔立ちだけにまるで怒っているように見える。
その眼差しのまま、龍介は「もっとちゃんと話してくれ」と責めるように口にした。
なんで?
こんな話、誰でもさっさと終わらせたいはずなのに。
「……なんとか早産ってやつで、ちょっとやばい。みたい?」
半ば気圧される形で再び呟くと、腕はやっと離れていった――ということはなく、離れた手は百樹の手首をひっつかむ。龍介は猛然と歩き始めた。
振り返る気配さえない龍介の歩幅は大きく、百樹は転ばないようついていくのがやっとだ。停めてあったバイクのところまで戻ると、今度は問答無用でヘルメットを被らされた。
「乗れ」
有無を言わさぬ調子に圧倒され、百樹はシートに跨がった。跨がってから我に返る。
なにこれ。なんでこの人怒ってんの。なんで命令されてんの?
ここは一旦大人しく従って、龍介がハンドルを握った隙に逃げよう。一瞬よぎったそんな考えも、見透かすようにきつく命じる言葉でかき消された。
「しっかり捕まってろ。――飛ばすぞ」
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