見世物小屋の少年たち【R18】

わらいしなみだし

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舞台1ー40

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 まだ言葉が出るってことは、伊久のからだはまだ余裕があるってことだ。
 伊久が余裕なく本能のまま快楽に溺れるのは「あん」とか「あっ」という言葉しか出ないからだ。
 
 二枚目の肌襦袢は指でイカシテ白濁を放出させる。
 三枚目は本番……俺のモノで拡張させ、突いてイカシマクッテ放出させるフィニッシュだ。

 指だけの拡張でイカせるのは容易くても、肌襦袢に目掛けて白濁を吐き出させられるかは別である。

 舞台子は自分の性器を扱くことを禁じられている。
 舞台子は抱かれる立場で抱くことは一切しない、させないためにも自分で勃起を納めることさえ禁止されているのだ。
 生理現象の朝勃ちさえ納まるのをひたすら我慢するか、統括の俺が処理することになっている。

 指でイカすにしても……失敗は出来ないしな……

 俺は指を第二関節ほど菊紋へ抜き差ししながら考えていた。
 そんなことを考えていてもやめることなく抜き差ししては腸壁を撫で回す。
 伊久のからだはピクピクと動き出し、そろそろイキたそうな……そんな感じである。
 未だ指一本……。もっと感じたい筈で指に合わせて腰を揺らし無意識に欲しがる伊久。

「あんあん!ちょ、ちょうだい!やぁっ……あっあっ……あんあん!……んん、っああん、ああっ……あんあん……」

 そして伊久の喘ぎ声は止まらない。

 やっぱり俺が抜くか……
 
 玄に負担が掛かるが、頑張って貰うしかないか……

 俺は決断した。

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