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試験しけーん
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必殺ご褒美リスト作戦により集中力を発揮した私は難なく初日を終了!
基本的に見直しはしないが、今回は勝ちたいのでしっかりと見直しをする。ケアレスミス常習犯な為細部までしっかりと!
帰宅後も軽くテスト範囲をさらって早めの就寝。
翌日、試験二日目。
今日も校門前にてハルキ様へ突撃。
相変わらず素敵だ~!自分ルールでこの試験期間中は朝だけハルキ様へ突撃して残りは我慢!そのフラストレーションを試験にぶつけよう作戦なのだ。
そして2日目の試験も難なくクリア。油断する事なく私はご褒美へ突き進む。
ハルキ様ともっと仲良くなりたい。今もなんとなく私と遊んでくれてるけどもっと仲良くなりたい。
その気持ちが私を突き動かす!
御都合主義にて割愛!
最終日3日目終了。明日木曜日は教職員総掛かりで採点作業が行われる為生徒は自宅学習日である。
この試験後の休みは生徒達への慰労という意味もあるらしい。
そんなわけで最期の試験を終えて、
「ハルキ様!おつかれ様、自信は?私はたっぷり~」
「ある。俺が勝った時のことも決めた。あと近い、ハウス!」
前の席に座っているハルキ様に、自分の机を乗り越えんばかりに身を乗り出して質問すると手で押し返されてしまう。
「金曜日楽しみだね、一緒に見に行こうよ!」
「はいはい」
試験結果は各学年上位50名が廊下に貼り出されるようにして発表される。
どうせならハルキ様と一緒に見なきゃね!
「はいは一回だよ!!適当に返事しないでよー!っぶへあ!」
お馴染み頭チョップ。痛い。
家に帰ってからはルンルンである。
楽しみすぎてずっとニヤニヤしていたら両親に病院へ連れていかれそうになった……。危ない。
自宅学習日は基本的に自宅待機である。
他の生徒達はどうやら遊んだりしているらしいが、私は大人しく家で大好きな活字とにらめっこしていた。
楽しみ過ぎて眠れない。ご褒美もらえるかな、全部は無理でも何個か叶えて欲しい。
人に頼みごとをする場合、一番最初に不可能に思えるような事を言うと、当然却下されるがその後少しレベルを下げた内容の場合それが通りやすい。
この作戦だ!
結果発表が楽しみ過ぎて部屋の中ではしゃいでいたら両親から黙れと叱られた……。
迎えた金曜日、天気は最悪である。土砂降りである。ぐぬぬ。
真っ赤な傘をさしてはやる気持ちを抑えつつ制服が濡れないよう学校へ向かう。
あれ? ハルキ様だ!
少し先を歩く大好きなハルキ様の後ろ姿を見つけた。いつもは私が先についてハルキ様を待ち伏せして襲撃するのだが、今日はハルキ様の方が早かったらしい。
濃紺の傘をさしながらゆっくり歩くハルキ様にダッシュで近づく。濡れないように歩いていたのに、ダッシュしたせいで制服は濡れてしまったが、知ったことではない!
幸いにも土砂降りなので足音なんてもの聞こえないし走ったところで雨音で遮られ聞こえていない。普段はすぐに気付かれ躱されてしまうが、これならイケる!
「ハルキ様ー!おはよっ!油断してたなー!?」
「うわっ!何してんだお前!」
ハルキ様に背後から奇襲を仕掛け無事成功!大きな背中に飛びつき両手で抱きしめた。
片手に傘を、反対にカバンを持つハルキ様は私を排除出来ず珍しくオロオロしている。
私はハルキ様を前にダッシュを決めた時に傘なぞ捨て置いている為、両手は空いている!しっかりホールド!ちなみに私はリュックを背負ってるので大事な荷物は忘れていない、抜かりなし!
「ああ、やっとハルキ様に抱きつけたー!感無量!幸せ!良い匂いだぁ すーはーすーはー」
ハルキ様の首に顔を寄せてその匂いを嗅ぎまくる。
「あ、鼻血出そう」
「な! 耐えろ!そこで出すな!ていうか離せ、降りろ、」
「無理ですー傘ないし、降りたら濡れちゃうし!このまま学校連れてってよ、すぐそこだし!」
「なんでこの土砂降りで傘ないんだよ!アホか!」
「ハルキ様見えたから傘その辺に捨ててきちゃった!てへ」
「ふざけんなこの変態が!あーめんどくせー!ハルカお前俺のカバン持ってろ」
なんだかんだハルキ様は優しいのである。学校まで運んでくれる程度には。
ハルキ様のカバンを受け取り、ハルキ様は空いた手で私の足をしっかり持つと学校へ連れて行ってくれた。
幸せである。至福のときである。土砂降り万歳。ちなみに放置した私の赤い傘は同じクラスのモブが一連の流れを目撃し、しっかりと回収して教室に届けてくれた。
基本的に見直しはしないが、今回は勝ちたいのでしっかりと見直しをする。ケアレスミス常習犯な為細部までしっかりと!
帰宅後も軽くテスト範囲をさらって早めの就寝。
翌日、試験二日目。
今日も校門前にてハルキ様へ突撃。
相変わらず素敵だ~!自分ルールでこの試験期間中は朝だけハルキ様へ突撃して残りは我慢!そのフラストレーションを試験にぶつけよう作戦なのだ。
そして2日目の試験も難なくクリア。油断する事なく私はご褒美へ突き進む。
ハルキ様ともっと仲良くなりたい。今もなんとなく私と遊んでくれてるけどもっと仲良くなりたい。
その気持ちが私を突き動かす!
御都合主義にて割愛!
最終日3日目終了。明日木曜日は教職員総掛かりで採点作業が行われる為生徒は自宅学習日である。
この試験後の休みは生徒達への慰労という意味もあるらしい。
そんなわけで最期の試験を終えて、
「ハルキ様!おつかれ様、自信は?私はたっぷり~」
「ある。俺が勝った時のことも決めた。あと近い、ハウス!」
前の席に座っているハルキ様に、自分の机を乗り越えんばかりに身を乗り出して質問すると手で押し返されてしまう。
「金曜日楽しみだね、一緒に見に行こうよ!」
「はいはい」
試験結果は各学年上位50名が廊下に貼り出されるようにして発表される。
どうせならハルキ様と一緒に見なきゃね!
「はいは一回だよ!!適当に返事しないでよー!っぶへあ!」
お馴染み頭チョップ。痛い。
家に帰ってからはルンルンである。
楽しみすぎてずっとニヤニヤしていたら両親に病院へ連れていかれそうになった……。危ない。
自宅学習日は基本的に自宅待機である。
他の生徒達はどうやら遊んだりしているらしいが、私は大人しく家で大好きな活字とにらめっこしていた。
楽しみ過ぎて眠れない。ご褒美もらえるかな、全部は無理でも何個か叶えて欲しい。
人に頼みごとをする場合、一番最初に不可能に思えるような事を言うと、当然却下されるがその後少しレベルを下げた内容の場合それが通りやすい。
この作戦だ!
結果発表が楽しみ過ぎて部屋の中ではしゃいでいたら両親から黙れと叱られた……。
迎えた金曜日、天気は最悪である。土砂降りである。ぐぬぬ。
真っ赤な傘をさしてはやる気持ちを抑えつつ制服が濡れないよう学校へ向かう。
あれ? ハルキ様だ!
少し先を歩く大好きなハルキ様の後ろ姿を見つけた。いつもは私が先についてハルキ様を待ち伏せして襲撃するのだが、今日はハルキ様の方が早かったらしい。
濃紺の傘をさしながらゆっくり歩くハルキ様にダッシュで近づく。濡れないように歩いていたのに、ダッシュしたせいで制服は濡れてしまったが、知ったことではない!
幸いにも土砂降りなので足音なんてもの聞こえないし走ったところで雨音で遮られ聞こえていない。普段はすぐに気付かれ躱されてしまうが、これならイケる!
「ハルキ様ー!おはよっ!油断してたなー!?」
「うわっ!何してんだお前!」
ハルキ様に背後から奇襲を仕掛け無事成功!大きな背中に飛びつき両手で抱きしめた。
片手に傘を、反対にカバンを持つハルキ様は私を排除出来ず珍しくオロオロしている。
私はハルキ様を前にダッシュを決めた時に傘なぞ捨て置いている為、両手は空いている!しっかりホールド!ちなみに私はリュックを背負ってるので大事な荷物は忘れていない、抜かりなし!
「ああ、やっとハルキ様に抱きつけたー!感無量!幸せ!良い匂いだぁ すーはーすーはー」
ハルキ様の首に顔を寄せてその匂いを嗅ぎまくる。
「あ、鼻血出そう」
「な! 耐えろ!そこで出すな!ていうか離せ、降りろ、」
「無理ですー傘ないし、降りたら濡れちゃうし!このまま学校連れてってよ、すぐそこだし!」
「なんでこの土砂降りで傘ないんだよ!アホか!」
「ハルキ様見えたから傘その辺に捨ててきちゃった!てへ」
「ふざけんなこの変態が!あーめんどくせー!ハルカお前俺のカバン持ってろ」
なんだかんだハルキ様は優しいのである。学校まで運んでくれる程度には。
ハルキ様のカバンを受け取り、ハルキ様は空いた手で私の足をしっかり持つと学校へ連れて行ってくれた。
幸せである。至福のときである。土砂降り万歳。ちなみに放置した私の赤い傘は同じクラスのモブが一連の流れを目撃し、しっかりと回収して教室に届けてくれた。
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