秘密施設の少女は 血ダマリ美青年の狂気愛に犯される【R18】

弓月

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拘束絶頂

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「なっ、なに…!?」

「言ったろ。連中と同じことをしてやる。…あんたはこの部屋が何かも覚えてないようだしな」

「ここ……?ここが、いったい何なの……?」

「あんたは初めてじゃない」

「……も、もしかして診察室??」

 縮こまる身体を抱き上げ、中央の椅子まで運ばれる。

 奇妙な形状の椅子にそっと座らされた少女は、その座りごこちにかすかに覚えがあった。

「思い出したか」

「…でも、いつも目隠し、していたし…。それに診察のとき、すぐに眠るから…意識なくてっ…」

「ふっ…だろうな」

 その奇妙な椅子は、背もたれがちょうど彼女の頭上の高さで、後ろに大きく傾いている。

 肘置きの部分は左右にハの字にひらいていて、のせた腕が安定するようにか、U字の形のクッションになっていた。

 そして座席の部分がとにかく短い。

 ここも柔らかい素材だから臀部( デンブ)が痛くなったりはしないのだが、気を使っていないとずり落ちそうになる。

 少女は落ちないように片手で肘置きを掴み、もう片方の手でワンピースの胸元を手繰り寄せた。

 そうしていないと切られたワンピースがはだけて、彼に裸を晒してしまうからだ。

 そうやって、いったい次は何をされるのだろうかと怯えている。



「──…座り方が違う」

「え…?」

「そこは手じゃくて、足だ」

足??

 彼に指摘された少女はポカンとして、彼がしめす肘置きを見た。

 確かに、背もたれにもたれるように身体を倒して、ここに足をのせたら、椅子からずれ落ちることもなさそうだ。

「…で…でもそんなことしたらっ…足が…」

「……何?」

「足がひらいて…っ」

 カアアッと顔が熱くなる。そんな座り方をすれば、恥ずかしいトコロが丸見えになると気付いたからだ。

 なのに青年は彼女の足首を捕まえて、バタバタと抵抗するもう片方も同じように掴むと、肘置きにのるようにぐいと持ち上げた。

 ワンピースの裾がスルスルと腰まで落ちてきて太ももが剥き出しになる。

「いやあ…//」

「嫌も何も…連中があんたの為に作った椅子だ」

 ふくらはぎがU字のくぼみにぴったりはまる。

 さらに収納式のベルトがあったようで、それを両足首に巻かれてしまい足を戻せなくなった。

「はずしてください!」

「手は…何処だったか……。ああ、ここか」

 置き場を失った手もすぐに捕まって、背もたれの頂部でひとくくりにされてしまった。そんな所にも拘束用のベルトがあったとは知らなかった。


 あっという間に彼女は、抵抗できないよう拘束された。



スルッ


「ぁ……!」


 すると左右に割られた足の間から青年が被さり、動けない彼女の柔肌に指を這わしてきた。

「ぅ…ッ…ふう」

 いつの間にかナイフは懐にしまったらしい。あいた両手で下からすくうように胸の膨らみを揉まれる。

 ささやかな大きさの膨らみが、長い指に包まれて形を歪ませて、ときおりぱっと離されて、たぷたぷと揺れる。

 解けない手足の拘束に焦燥する少女は、ギシギシとベルトをきしませながら、自分の胸が弄ばれる光景を見ているしかなかった。

「…ッ…これ、嫌です……!やめ て」

「…どっちが?拘束?胸触るの?」

「どっちも!──…あっ」

 膨らみの先端の…繊細な場所を指ですられて、抗議の声が上擦る。

「…でも知りたいだろ?いつも診察の間…眠ってるあんたが何されてたか」

「その話っ、これと何の関係が……んん//」

「だから教えてやってる。連中はこうやって……下が濡れるまでまず乳首を責めていた」

「嘘、つかない…でッ──ああっ…んっ…!」

 喋っているのに声が跳ねてしまうのをバカにして、指の腹で優しく回される。それだけなのに敏感な突起はじんじんと疼きだし、また、あの怖い感覚を少女にもたらしていく──。

 つらいのに気持ちいい、あの得体のしれない感覚だ。

 我知らず腰が動いてしまう。

「…ふぅ…ん、んん……// はぁっ、ん、んん」

 言い返すのを諦めて唇を噛むと

「…ンああっ」

 強めに摘んで、引っ張られる。

「ハァ……痛かったか?詫びに、ココを舐めてやる」

「や、ん、ん、あ…//」

「あんたの声は悪くない。聞かせなよ」

「…はぁっ…ぁ、あああ…」

 鈍い疼痛( トウツウ )をもたらす粒を、舌の先であやされる。

 反対側は、かたくなった突起を指の間にはさんでくびり出し、ぐにぐにと厭らしく捏ね回された。

「…舐めるほうが…好きか?」

 桃色の粒が乳輪と一緒に膨らんできて、彼の舌を押し返している。すると彼は舌ピアスを突起の根元をほじくるように当ててきた。

「はぁっ…はぁっ……んッ…や、はぁ、はぁっ…!」

 徐々に息が乱れてきて、切ないような…もどかしいような…はしたない感覚が彼女を侵食してきた。

 拘束のせいで満足に動かせない背中を浮かせて反らすと、その隙間に青年が片手をいれて撫でてくる。

 背骨にそって何度も撫でながら…痺れる突起をチュクチュクと音を立てて啄まれ続けて、みだらな刺激に絶え間なく襲われる。

 我慢しなければと思うほど肌が火照り、汗がにじんだ。

 ビクンと腰と背中が跳ねて、ベルトが軋む。

「………軽くイッたな?胸だけで」

「はぁっ…はぁっ」

「あんたの身体は面白い……飽きない」

 彼は胸から顔を離し、仰向けの身体をじっくりと流し見ていく。

 中途半端に引っ掛かっているワンピースを掴んで、引き裂いた。

「…ッ…ぅぅ…!嫌だ、見ないで…見ないでぇ…!」

「こんなんなってるのに見ないわけないだろ」

 細い腰や内腿を撫で回し、彼女の反応を伺う。

 小さく首を振って抵抗を試みているらしいが、呼吸も鼓動もはしたないほど乱れていくばかり──。さっき虐めた胸の膨らみも、彼女の強い鼓動をうけて小刻みに震えている。

 その呼吸を……その羞恥を、もっと掻き乱したい。

 青年は、左右に割られた足の付け根に指で触れた。

 両手を使って花弁を開くと、すっかりトロけた蜜口が現れる。

「見ないで……!」

「俺はあんたにも見せてやりたいね」

 指で掻き回したときの余韻も残っているのだろう。何かを欲するように入口が蠢いている。

「涎( ヨダレ )垂らして…口あけて待ってるぞ。何が欲しいわけ?」

「し、知らないっ…そんなの知らない!」

「クク…まぁわかんねぇよなぁ…」

 さてどう いたぶってやろうかと不気味な笑みを浮かべた青年の手元には、施設の研究員たちが残していった " 器具 " があった。

 椅子の横の架台に置かれたいくつかを取り、用途を確かめた後、ひとつを持って少女の目の前につきだした。

 何かわかるか?と聞くと

 わからないといって彼女は目を閉じる。

「だったら教えてやる」

 青年が手に取ったのは、先端にむけてなめらかに細くなった金属の棒だ。十数センチほどで、先端は尖っていなくて、丸い球体になっている。

 彼はそれを、物欲しそうに蠢く蜜口へ、ツプッ…と差し込んだ。

「ひッッ…ぁ…」

 金属の棒は冷たい。びっくりして跳ね上がりそうだった腰を、青年が押さえ付けた。

ズプッ...

 細い金属棒は抵抗なく奥まではいった。

「…っ…な、なんですか?こ、れ…!?」

「もちろんこれだけで終わらない」

 青年が持ち手にあるボタンを押して、器具を起動させる。

ヴィィーーーン....

「──ッ…!?」

ブブブ....!

「……は?え?……え?……な、に」

 すると彼女の腹の奥で、その無機物は凶悪な振動を始めたのだ。

「…ッッ…!?……はぁ……はぁ……はぁ……!」

 少女は自分の下腹部を凝視して、困惑と怯えを露骨に顔に浮かべた。

 生理的な汗が吹き出して、肌がぶわっと粟立つ。

「…コレ…なに?…ッ─すご…く、へん……// いや、怖い、怖い……//」

「……っ」

「怖い…!たすけ て……やめて……//」

 涙もいっきに溢れてきた。

 それを見る青年がひどく興奮した息遣いになったから、ますます怖かった。

「アッ…//……ぅ゛、ううう……!」

「…耐えようとしてるのか?…ハァ…はは、無理だろ。さっき俺の指で弱点見付けられたの、忘れたか?」

「ぅああ…?」

「──…ココだ」

「あッッ…はああ…!あ、あ、あ、あ、あ//」

 先端が移動してナカの肉壁を押し上げる。

 そこは青年の指でトロトロに溶かされた泣きドコロ。触られると我慢がきかなくなって、声がおさえられなくなるところ。

 侵されてはいけない場所にダイレクトに刺激を叩き込まれている。

「あ、あ、あ、あ…!…だめ、だめ、だめだめだめだめ…あああ…//」


ブブブブブブ....


 ──…だが、これでもまだ終わっていない。

 青年の手元にはもうひとつ、同じ器具が置いてあるのだ。

 ボタンを押すと振動が始まる。

 それを同じく膣に突き刺してもよかったが、彼女を追い詰めるのにより良い場所があったので、そちらを責めることにする。

ヴィィィーーー....

「はぁ// はぁっ//……ぁぁ、あっ…あっ…あっ」

 凶悪な音が倍に増えたと、彼女に気付く余裕があったろうか。

ヴィィィーー

ブブ

ブブ....!

「…ッッ──//……??……ぁ゛……!?」

 中を溶かしてくる淫具の責めに気を取られていた少女は…

 秘部の上で勃起していた赤色の肉粒に同じ振動を与えられ、あまりの衝撃に叫んでいた。

 快感の火花が弾ける。
 
 熱が溜まる猶予すら、ない。中を擦られて限界だった快楽を一瞬で突きぬけてきた。

「あああああ…ッッ…!」

 広くはない部屋に少女の甘い悲鳴が響く。

 絶頂に押し上げられた彼女の身体が、椅子の上でガクガクと揺れた。


「……っ」

「ハァッハァッ…!?……あ゛…ああ…!?……う、そ」


ブブブブブブ...


 しかもその揺れはおさまらなかった。

 彼女がイッても、淫具の振動が止まらないからだ。


「うそ、うそ…!ゃだっ!…ああっ…ああっ…//
……あっ、あっ、あっ、あっ、あっ……!」


 いつも慎ましく小さかったその突起は、中からの刺激で強制的に勃起させられ、しっかりと頭を出している。

 だから狙い撃つのも簡単だった。

 金属棒の先端が根元を掘り起こして、恥骨全体にまで振動を広げてくる。

「んんんん~~…!!…ああああ…//」

 鼓動がどんどん早くなり、こらえきれない快感がせりあがって、また弾ける。

「…っ!ハァッハァッ…!だめ!……とま……って…!」

「ハァ……まだだ」

「死んじゃ ぅ……あああっ…//…死ん…じゃうう」

「べつに死なない、もっとイケ」

「ぃや//…ぁっ‥きゃああぁあ‥‥!!」

 腰どころじゃない。頭の芯から溶け崩れてしまいそうだ。

 羞恥や恐怖が押し流されて、思考を快楽一色に染められる。

 神経を剥き出しにされた小さな芽には、あまりに苛烈な責め苦だった。

「ぃああああッッ…//」

ビクビクッ....

 ベルトで縛られた足が、つま先を丸くして痙攣する。

 同時に粘度のひくい透明な液体が噴き出して青年の服を濡らした。

「ふっ…派手でいいなぁ」

「とめっ‥てぇぇ‥//…‥死んじゃううう‥//」

「……イキッぱなしは確かに死ぬかもな」

「ぁぁぁッ…///」

 立て続けに三度も絶頂し、顔を真っ赤にして息ができなくなっている。

 破顔して泣き叫ぶ彼女に魅入っていたこの男は、妖艶な笑みを口の端に浮かべて、責め方を変えた。

 すぐ下で座面に滴っている蜜を、淫具の先ですくいとる。

 そして粘液をまとった震える金属の先端で、赤い突起のまわりをクルクルと円をかいて捏ねた。

「ふぅぅっ?」

「どうだ?」

「ぁううう……!…ぅぅ、ああ…//…ぅぅぅぅ~!」

「ククッ……ハァ、ハァ……なんだその声」

 押し潰されて強制的にイカされる享楽の波から、一転。

 空気が触れるだけでも感じでしまう過敏なトコロを、優しい刺激が連続的に襲う。

 少女はまんまと はめられていた。

 絶頂前の暴力性がなくなったせいで、気持ちいいことしか考えられない。

 体力尽きて弛緩した四肢を健気に震わせて、青年の手に翻弄されていた。

「鼻にかかった声出して……こんな緩い刺激がイイのか?甘いやつだな」

「あぅぅッ……あっあっ…ううう…!」

「ぬらついた粒が悦んでる。裏側に当てると…ビクビクと脈打つ」

「やあああっ…//」

「ああ悪かったよ離してやる。代わりに先っぽに当ててみようか」

「…ッ…ぁ?……ひぁ、あ、ああ、あああ…っ」

 緩い力で捏ね回したり、裏筋をくすぐるようにしてみたり、触れるぎりぎりの際どさで先端に当てがったりする。

 泣きじゃくる彼女が可憐な抵抗で腰を振ると、意地悪く後を追いかけた。

「あんたホント、最高……っ」

「…??……ぁぁ//…ゃら…やああああ……」

 彼女はもう会話もできない状態だった。

 青年が責め方を変えるのに合わせて、違った反応を返して、彼を愉しませているだけ。

 表情どころか…瞳の奥まで、快楽の虜になっている。

「…っ…そろそろイキたいか?なら、こっち側でイクか?」

「ひぃっ…!あ、ああ」

 突起の先っぽをぬるぬると震わされて生殺し状態だった彼女に、もう一方の淫具が、こちらも忘れるなよと凶暴性をあらわにする。

 指で責めた時と同じように、中の媚壁をグリグリと素早くえぐった。

「あっあっあっ//…あ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ!ああっ!ああああっ…!」

 淫具の動きに素直に声を合わせる彼女は、その絶頂を完全にコントロールされていた。





 中でイカせて潮まで噴かせ、同じところを追撃していたぶる。

 そこは嫌だ、もう無理だと彼女の身体が悲鳴をあげれば、少しずらして気ままに休みを与える。

 休みと言えど…もちろんそこに慈悲はない。

 イケそうでイケない際どい責め苦で、さらされて逃げ場のない敏感な肉粒を、理性もろとも溶ろかすだけだ。

「あ、ああ、ああっ…やあっ…あっ…やああっ…!」

「たまらないなっ…あんた。なに?またイキたいわけ?自分から…擦り付けてるけど」

「あ、う、…っ…あっ…ああ」

「それ首ふってるのか。だったら焦らしてやろうか」

 快感のこらえ方も逃がし方も知らない。

 彼女から溢れて止まらない蜜が、冷たい金属の先を濡らし、滑る感触をより淫靡に変えてしまう。

 その恐ろしい淫具は肉粒を転がし、秘めたる官能をほじくり出し、隠れられないようにしておいて、ビクビクと跳ねて逃げるさまを面白がっているようだ。

「こンな…くだらない玩具で…壊れる気かよ」

「も…ああっ…んあ、あっ、あっ、あっ…ああっ…!」

「聞いてる?」

「ああああ//…またッ──…アッ…!!」

「ハァ…ハァ…、……クク」

 嬉々として笑うこの青年も

 何かに憑かれたかのごとく、責める手を止めない。

 少女から焚き上がる色気に取り憑かれたように…

 苦しむ彼女の姿に、すがりつくかの、ように。




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