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005.力
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まずは綾香が説明を始めた。
「私の名前は綾香です。えーっと、それで私は今日、朝起きて部屋のドアを開けると、ゾンビがいたんです。それで私、中に入って来ないように、来るな! って祈ったんです。そうしたら透明な何かが部屋を囲ったんです。そこからゾンビは入って来られなくなって……これってやっぱ結界なんですか? あなたのこの家にも結界らしきものがはってあったと思うんですが……」
綾香が長々と話した。すると女性は
「私の名前は恭子よ。綾香ちゃん、それは結界で間違いないと思うわ。私も今朝そんな感じの状況に立たされたから。それで、綾香ちゃんの結界は壊れちゃったの?」
「あ、はい。壊されました」
「そう…人によって『力』の程度は違うのかもしれないわね…私のはった結界はまだキズ1つついていないからね」
俺は2人の女子トーク(正確には違うと思うが)に入ることができなかった。話が終わるまでずっと1人寂しくドアの前に立っていた。
「私の名前は綾香です。えーっと、それで私は今日、朝起きて部屋のドアを開けると、ゾンビがいたんです。それで私、中に入って来ないように、来るな! って祈ったんです。そうしたら透明な何かが部屋を囲ったんです。そこからゾンビは入って来られなくなって……これってやっぱ結界なんですか? あなたのこの家にも結界らしきものがはってあったと思うんですが……」
綾香が長々と話した。すると女性は
「私の名前は恭子よ。綾香ちゃん、それは結界で間違いないと思うわ。私も今朝そんな感じの状況に立たされたから。それで、綾香ちゃんの結界は壊れちゃったの?」
「あ、はい。壊されました」
「そう…人によって『力』の程度は違うのかもしれないわね…私のはった結界はまだキズ1つついていないからね」
俺は2人の女子トーク(正確には違うと思うが)に入ることができなかった。話が終わるまでずっと1人寂しくドアの前に立っていた。
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