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商店街の外れ、夕暮れから夜にかけてだけ開く小さな古書店――
宵待ち古書店。
そこには、「今の自分に必要な本が、必ず一冊だけ見つかる」という噂がある。
だが、その本は必ずしも読みたいものではなく、
むしろ目を背けてきた過去や、言えなかった想いを静かに突きつけてくる。
店主は、本の来歴を語らない。
なぜその本がここにあるのか、誰が置いていったのかも説明しない。
ただ「売れる本」と「売れない本」を、はっきりと区別する。
返されなかった貸本、絶版本に挟まれた手紙、
二度目に買う同じ一冊、決して売られない日記帳――
訪れる客は皆、本を通して、自分の人生の途中に触れることになる。
この店で起きる出来事は、奇跡でも救いでもない。
ただ、立ち止まった人が、もう一度歩き出すための静かな時間があるだけだ。
頁に残る温度を確かめるように、
人は今日も宵待ち古書店の扉を開ける。
文字数 6,916
最終更新日 2026.01.07
登録日 2025.12.31
下町の片隅、雨の日だけ灯りが点く甘味処「雨月堂」。
そこには、人間の嘘を嗅ぎ分ける――少しクセのある探偵がいる。
狐火探偵・白峰。
飄々として掴みどころのない彼と、常識人で生真面目な助手・雨宮朔。
二人が扱うのは、警察も敬遠するあやかし絡みの不可解な事件。
しかしその真相は、たいてい「あやかし」ではなく――
嘘をついた人間の心にある。
狐火、付喪神、消えた祠。
人とあやかしの境界で起きる小さな事件を、
凸凹バディが軽やかに解き明かす、連作ライトミステリー。
文字数 5,503
最終更新日 2026.01.01
登録日 2025.12.31
坂本餅太郎が贈る、掌編ホラーの珠玉の詰め合わせ――。
不意に開かれた扉の向こうには、日常が反転する恐怖の世界が待っています。
見知らぬ町に迷い込んだ男が遭遇する不可解な住人たち。
古びた鏡に映る自分ではない“何か”。
誰もいないはずの家から聞こえる足音の正体……。
「餅太郎の恐怖箱」には、短いながらも心に深く爪痕を残す物語が詰め込まれています。
あなたの隣にも潜むかもしれない“日常の中の異界”を、ぜひその目で確かめてください。
一度開いたら、二度と元には戻れない――これは、あなたに向けた恐怖の招待状です。
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読み切りホラー掌編集です。
毎晩20:20更新!(予定)
文字数 340,765
最終更新日 2025.05.18
登録日 2024.12.10
大学生の「僕」と親友である「彼」が、映画鑑賞やカフェでの時間を通じて互いの本音を語り合い、関係を深めていく物語。
「僕」は自分の外見や性格についてのコンプレックスを吐露し、それに対して「彼」は真っ直ぐで温かな言葉を返す。友人として、そして少し特別な存在としての気持ちを交えながら、二人は互いの大切さを再確認していく。
時には笑い合い、時には悩みをぶつけ合う二人の関係性が、軽やかな会話と深い感情描写を通じて描かれ、読者に心温まるひとときを提供する。
最後に明かされる「彼」の冗談交じりの真剣さと、「僕」の心の揺らぎが印象的な一編。
文字数 7,795
最終更新日 2025.01.02
登録日 2024.12.29
バリューブックスの使い方の紹介と、より高い査定金額にすることが可能な小技を紹介しています。
文字数 2,398
最終更新日 2024.12.10
登録日 2024.12.10
ある日突然現れた日本でも多くの人が嫌っているであろうG
このお話は俺がGについて考えるお話
皆様もこのお話を読んでGについてもう一度考えてみましょう
文字数 2,236
最終更新日 2018.11.14
登録日 2018.11.14
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