6 / 52
一章 門番との出会い
6話 コベット
しおりを挟む
両親がいなくて居心地のいいはずだった我が家から逃げ出し、僕達三人は喜門町で最大のショッピングモールにやって来た。
二階建てで店舗数が八十を超え、映画館やゲーセンなんかもあり同年代の男女はよくここに遊びに来ているらしい。
はっきりと言うなら僕にはあまり関係ない場所だ。
「二人はよく来るんですか?」
「私はクラスメイトとたまに来るわ」
「あたしも、たまに服を見に来るくらいだな。今日も服を選びに来たわけだし」
「それって僕必要ないじゃないですか」
噂だと、女子の買い物は時間がかかるって有名だし、できるなら勘弁願いたい。
「そういうな、これから一緒に戦うことになるんだし、少し親交を深めようじゃないか」
「折角お姉ちゃんが誘ってるんだから、付き合いなさい。あんたじゃ、今後こんなことはないわよ」
「酷い言われれ様ですけど、その通りだと思います」
この鍵がなかったら、この二人と行動することもないだろう。
「昼はおごってやるから、しばらく付き合え」
「わかりました。ここまで来ちゃいましたし、最後まで付き合います」
それから何店舗か見て回る。
家に来た時から思っていたが、やっぱり二人で着るタイプが違う。
焔さんはボーイッシュなパンツスタイル、鬼石さんはお嬢様って感じのワンピースを着ていて、さっきから見ている服もバラバラなタイプの物が多い。
結局二時間ほど店を回って、二人が買ったのは一着ずつ、女子が多い場所に僕みたいのが行くとかなり体力を消耗する。
「秋良も疲れてきたしそろそろ昼にするか」
昼時ということもあり、フードコートは人でごった返していた。
「やっと座れた」
「だらしないわね、人間ってのを差し引いても体力なさすぎじゃない?」
「運動とか苦手なんです」
「疲労もあると思うぞ。この二日は人間には濃いだろうからな」
「お姉ちゃんはこいつを庇うんだ」
「あたしのパートナーだからな。これから秋良もどんどん強くなるさ。じいちゃん達もそう言ってただろ」
「おじいちゃん達の代のパートナーだよね。凄いらしいけど」
「もしかしてその人アイザックって名前じゃないですか?」
「なんであんたが知ってるの?」
「僕の祖父の名前です。神流アイザック、旧姓はアイザック・ゲルニカ」
「それであんたがそれを持ってるわけね。でも血縁なのに、今の今まで何も知らなかったの?」
「爺ちゃんは僕が物心つく前に死んじゃってて、父さん達はこんなこと知る気もないですから」
昨日婆ちゃんから聞かなかったら、僕も知ることはなかったから、父さんだけを責めることはできないけど。
「アイザックさんの孫だって言うなら、頑張りなさい。おじいちゃん達の話だと、一緒に戦っていたらしいわよ」
「流石にそれは無理だと思います……」
あんな化物と戦えるって、どれだけ努力したんだろう……。
こんな話をしているのに、焔さんは話に入ってこず、ただ一点を見つめていた。
「焔さん、どうかしたんですか?」
「秋良悪いけど、少し待っててくれ。氷美湖あの人そろそろヤバい」
「わかった領分を展開する準備しておく」
領分って確か、カルマと戦った時のか、だとしたらまた僕が狙われているのか。
「そんなに身構えなくていいぞ、今日の相手はコベットだ。秋良が狙われる心配はない」
「コベットとカルマの違いなんてわかりませんよ」
コベットは煩悩から発生した扉を通って出てくる幽世の住人だっけか。
それを倒して幽世に戻すのが、鬼石家が現世にいた理由だったはずだ。
「簡単よ、幽世で生まれたのがコベット、現世で生まれるのがカルマ。危険度は当然カルマの方が上ね」
その辺の理屈がよくわからないんだよな。
生まれる場所でそんなに違いが出るんだろうか?
「わからないって顔してるな。一人の煩悩から生じる扉からは、強いやつが出て来れないんだ。それに対して、カルマはヴァクダの力から煩悩を増幅して実体化しているから力に制限がない」
「だからカルマの方が強くなりやすい」
「そういうことだ。さて、そろそろ動くぞ」
この時、初めて領分が発動する瞬間に立ち会った。
僕達以外の人が一斉に消え、残ったのは僕達三人と料理を受け取ろうとしていた一人の女性、それとその場にあった無機物だけ。
「何、何が起ったの?」
「少し大人しくしていてくださいね」
いつの間にか女性の側に移動した焔さんが頭を小突くと、女性はその場に倒れ込み、女性の体から黒い湯気が立ち上る。
「鬼石流炎技 牙炎」
今にも消えそうな揺らぎを見せるコベットに、焔さんは一撃を加える。
一気に炎に包まれたコベットは、炎が消えると燃えカスさえ残らず消えた。
終わったんだという感慨も無く、気がつくと当たりは昼のフードコートに戻っていた。
そしてすぐに女性が倒れたと騒ぎが大きくなった。
「さっきのがコベット。今回は発見も早いし、他の人の煩悩を吸収する前だから、すぐ終わったけどね」
「時間は経ってるんですよね?」
「ああ、だから迅速にやらないとな」
「意外と姿が一瞬消えたことに気づかないんですね」
人が数秒忽然姿を消したらそっちに話題が行きそうだけど、そんな話は一切聞こえてこない。
「相当意識してないと気づかないもんさ。例え気がついても、そんなのありえないって考えるのが普通だ」
「なんか悲しいですね」
数秒とはいえ、誰か一人が欠けてもそれはそれと続いていく。
当然のことだけど、それが凄く悲しい。
「それを悲しいと思うなら、あなたが気をつけていなさい。他人の機微に気がつけば消えるなんてことにはならないから」
「どういう意味ですか?」
「気にするな、ばあちゃんの教えだから、あたしにもわからん」
「そんなこともわからないの? って言いたいけど、私もわからないのよね」
結局コベットを退治した後、僕達は買い物を済ませ家路についた。
文句を言いはしたが、一人じゃない買い物は楽しかった。
†
鬼石さんは先に帰ったが、焔さんは僕を家まで送っていくと言ってくれたので、その言葉に甘えた。
僕は目の前を歩く人を見て足が止まる。
「秋良、どうかしたのか?」
焔さんの声に振り向いたのは僕の父親だった。
仕事帰りのスーツ姿で、僕を見る目は凍えるほどに冷たい。
「親父に似ているのは、見た目だけじゃないわけか」
僕と焔さんを交互に見やり、父さんはそう言い捨てる。
「色恋にうつつを抜かす暇はお前には無い。それとも隣のお嬢さんに守ってもらっているのか? 息子ながら情けない限りだな」
「父さんには関係ないだろ?」
「虚勢すら張れないのか。情けないな」
「おじさん。自分の息子に、その言い方はないんじゃないですか?」
「お嬢さんも知っているはずだ。いじめられていても、何も行動を起こさない。見た目のせいだと管を巻き、誰かが救ってくれると手をこまねく。それを情けないと言わずになんと言えばいい」
「それを教えるのが親でしょ?」
「教えたさ。運動でも勉学でも芸術でも、何でもいいから磨けと言ってきた。俺もそうやって来た。あの親父の息子だと言われて育ったが、そうやって周りを黙らせてきた。実例を出して諭してやったが、こいつは動こうとしない」
父さんの言う通りだった。
この目と髪のせいでいじめられ、いつか誰かが救ってくれると、自分では頑張らずに生きてきた。
「そう見えるのは、おじさんの視野が狭いからです。秋良は秋良のペースでゆっくりでも進んでます」
「それでも問題は変わらないな。他人よりもハンデがあるのに歩みも遅いとは、置いていかれるだけだ」
これ以上は平行線だと、父さんは歩みを進め、家に向かって行った。
「ごめんなさい。僕のせいで……」
「気にするな。秋良のせいじゃない。それにしてもああいう父親だと、秋良も家に居づらいな」
「そんなこと言いましたか?」
「雰囲気でわかる。祖父母の話はたまに聞くが、両親の話は一度もしてないだろ」
「そうかもしれないです」
無意識のうちに会話から外していたかもしれない。
「そうだ。折角だから家に泊まるか?」
「なんでですか?」
「さっき言われてただろ、動こうとしないってさ。だからまず第一歩として無断外泊だ」
「それもいいかもしれませんね」
二階建てで店舗数が八十を超え、映画館やゲーセンなんかもあり同年代の男女はよくここに遊びに来ているらしい。
はっきりと言うなら僕にはあまり関係ない場所だ。
「二人はよく来るんですか?」
「私はクラスメイトとたまに来るわ」
「あたしも、たまに服を見に来るくらいだな。今日も服を選びに来たわけだし」
「それって僕必要ないじゃないですか」
噂だと、女子の買い物は時間がかかるって有名だし、できるなら勘弁願いたい。
「そういうな、これから一緒に戦うことになるんだし、少し親交を深めようじゃないか」
「折角お姉ちゃんが誘ってるんだから、付き合いなさい。あんたじゃ、今後こんなことはないわよ」
「酷い言われれ様ですけど、その通りだと思います」
この鍵がなかったら、この二人と行動することもないだろう。
「昼はおごってやるから、しばらく付き合え」
「わかりました。ここまで来ちゃいましたし、最後まで付き合います」
それから何店舗か見て回る。
家に来た時から思っていたが、やっぱり二人で着るタイプが違う。
焔さんはボーイッシュなパンツスタイル、鬼石さんはお嬢様って感じのワンピースを着ていて、さっきから見ている服もバラバラなタイプの物が多い。
結局二時間ほど店を回って、二人が買ったのは一着ずつ、女子が多い場所に僕みたいのが行くとかなり体力を消耗する。
「秋良も疲れてきたしそろそろ昼にするか」
昼時ということもあり、フードコートは人でごった返していた。
「やっと座れた」
「だらしないわね、人間ってのを差し引いても体力なさすぎじゃない?」
「運動とか苦手なんです」
「疲労もあると思うぞ。この二日は人間には濃いだろうからな」
「お姉ちゃんはこいつを庇うんだ」
「あたしのパートナーだからな。これから秋良もどんどん強くなるさ。じいちゃん達もそう言ってただろ」
「おじいちゃん達の代のパートナーだよね。凄いらしいけど」
「もしかしてその人アイザックって名前じゃないですか?」
「なんであんたが知ってるの?」
「僕の祖父の名前です。神流アイザック、旧姓はアイザック・ゲルニカ」
「それであんたがそれを持ってるわけね。でも血縁なのに、今の今まで何も知らなかったの?」
「爺ちゃんは僕が物心つく前に死んじゃってて、父さん達はこんなこと知る気もないですから」
昨日婆ちゃんから聞かなかったら、僕も知ることはなかったから、父さんだけを責めることはできないけど。
「アイザックさんの孫だって言うなら、頑張りなさい。おじいちゃん達の話だと、一緒に戦っていたらしいわよ」
「流石にそれは無理だと思います……」
あんな化物と戦えるって、どれだけ努力したんだろう……。
こんな話をしているのに、焔さんは話に入ってこず、ただ一点を見つめていた。
「焔さん、どうかしたんですか?」
「秋良悪いけど、少し待っててくれ。氷美湖あの人そろそろヤバい」
「わかった領分を展開する準備しておく」
領分って確か、カルマと戦った時のか、だとしたらまた僕が狙われているのか。
「そんなに身構えなくていいぞ、今日の相手はコベットだ。秋良が狙われる心配はない」
「コベットとカルマの違いなんてわかりませんよ」
コベットは煩悩から発生した扉を通って出てくる幽世の住人だっけか。
それを倒して幽世に戻すのが、鬼石家が現世にいた理由だったはずだ。
「簡単よ、幽世で生まれたのがコベット、現世で生まれるのがカルマ。危険度は当然カルマの方が上ね」
その辺の理屈がよくわからないんだよな。
生まれる場所でそんなに違いが出るんだろうか?
「わからないって顔してるな。一人の煩悩から生じる扉からは、強いやつが出て来れないんだ。それに対して、カルマはヴァクダの力から煩悩を増幅して実体化しているから力に制限がない」
「だからカルマの方が強くなりやすい」
「そういうことだ。さて、そろそろ動くぞ」
この時、初めて領分が発動する瞬間に立ち会った。
僕達以外の人が一斉に消え、残ったのは僕達三人と料理を受け取ろうとしていた一人の女性、それとその場にあった無機物だけ。
「何、何が起ったの?」
「少し大人しくしていてくださいね」
いつの間にか女性の側に移動した焔さんが頭を小突くと、女性はその場に倒れ込み、女性の体から黒い湯気が立ち上る。
「鬼石流炎技 牙炎」
今にも消えそうな揺らぎを見せるコベットに、焔さんは一撃を加える。
一気に炎に包まれたコベットは、炎が消えると燃えカスさえ残らず消えた。
終わったんだという感慨も無く、気がつくと当たりは昼のフードコートに戻っていた。
そしてすぐに女性が倒れたと騒ぎが大きくなった。
「さっきのがコベット。今回は発見も早いし、他の人の煩悩を吸収する前だから、すぐ終わったけどね」
「時間は経ってるんですよね?」
「ああ、だから迅速にやらないとな」
「意外と姿が一瞬消えたことに気づかないんですね」
人が数秒忽然姿を消したらそっちに話題が行きそうだけど、そんな話は一切聞こえてこない。
「相当意識してないと気づかないもんさ。例え気がついても、そんなのありえないって考えるのが普通だ」
「なんか悲しいですね」
数秒とはいえ、誰か一人が欠けてもそれはそれと続いていく。
当然のことだけど、それが凄く悲しい。
「それを悲しいと思うなら、あなたが気をつけていなさい。他人の機微に気がつけば消えるなんてことにはならないから」
「どういう意味ですか?」
「気にするな、ばあちゃんの教えだから、あたしにもわからん」
「そんなこともわからないの? って言いたいけど、私もわからないのよね」
結局コベットを退治した後、僕達は買い物を済ませ家路についた。
文句を言いはしたが、一人じゃない買い物は楽しかった。
†
鬼石さんは先に帰ったが、焔さんは僕を家まで送っていくと言ってくれたので、その言葉に甘えた。
僕は目の前を歩く人を見て足が止まる。
「秋良、どうかしたのか?」
焔さんの声に振り向いたのは僕の父親だった。
仕事帰りのスーツ姿で、僕を見る目は凍えるほどに冷たい。
「親父に似ているのは、見た目だけじゃないわけか」
僕と焔さんを交互に見やり、父さんはそう言い捨てる。
「色恋にうつつを抜かす暇はお前には無い。それとも隣のお嬢さんに守ってもらっているのか? 息子ながら情けない限りだな」
「父さんには関係ないだろ?」
「虚勢すら張れないのか。情けないな」
「おじさん。自分の息子に、その言い方はないんじゃないですか?」
「お嬢さんも知っているはずだ。いじめられていても、何も行動を起こさない。見た目のせいだと管を巻き、誰かが救ってくれると手をこまねく。それを情けないと言わずになんと言えばいい」
「それを教えるのが親でしょ?」
「教えたさ。運動でも勉学でも芸術でも、何でもいいから磨けと言ってきた。俺もそうやって来た。あの親父の息子だと言われて育ったが、そうやって周りを黙らせてきた。実例を出して諭してやったが、こいつは動こうとしない」
父さんの言う通りだった。
この目と髪のせいでいじめられ、いつか誰かが救ってくれると、自分では頑張らずに生きてきた。
「そう見えるのは、おじさんの視野が狭いからです。秋良は秋良のペースでゆっくりでも進んでます」
「それでも問題は変わらないな。他人よりもハンデがあるのに歩みも遅いとは、置いていかれるだけだ」
これ以上は平行線だと、父さんは歩みを進め、家に向かって行った。
「ごめんなさい。僕のせいで……」
「気にするな。秋良のせいじゃない。それにしてもああいう父親だと、秋良も家に居づらいな」
「そんなこと言いましたか?」
「雰囲気でわかる。祖父母の話はたまに聞くが、両親の話は一度もしてないだろ」
「そうかもしれないです」
無意識のうちに会話から外していたかもしれない。
「そうだ。折角だから家に泊まるか?」
「なんでですか?」
「さっき言われてただろ、動こうとしないってさ。だからまず第一歩として無断外泊だ」
「それもいいかもしれませんね」
0
あなたにおすすめの小説
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
二十年仕えた王女が私を敵に売った。それでも守ることにした
セッシー
ファンタジー
二十年間、王女殿下の護衛騎士として仕えた。その殿下が、私を敵に売った。
牢の中で事実を知り、一分考えて——逃げることにした。殿下の目的を、まだ果たしていないから。
裏切りの真相を確かめるため、一人王都へ戻る護衛騎士の話。
里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります>
政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
死んだはずの貴族、内政スキルでひっくり返す〜辺境村から始める復讐譚〜
のらねこ吟醸
ファンタジー
帝国の粛清で家族を失い、“死んだことにされた”名門貴族の青年は、
偽りの名を与えられ、最果ての辺境村へと送り込まれた。
水も農具も未来もない、限界集落で彼が手にしたのは――
古代遺跡の力と、“俺にだけ見える内政スキル”。
村を立て直し、仲間と絆を築きながら、
やがて帝国の陰謀に迫り、家を滅ぼした仇と対峙する。
辺境から始まる、ちょっぴりほのぼの(?)な村興しと、
静かに進む策略と復讐の物語。
龍王の番〜双子の運命の分かれ道・人生が狂った者たちの結末〜
クラゲ散歩
ファンタジー
ある小さな村に、双子の女の子が生まれた。
生まれて間もない時に、いきなり家に誰かが入ってきた。高貴なオーラを身にまとった、龍国の王ザナが側近二人を連れ現れた。
母親の横で、お湯に入りスヤスヤと眠っている子に「この娘は、私の○○の番だ。名をアリサと名付けよ。
そして18歳になったら、私の妻として迎えよう。それまでは、不自由のないようにこちらで準備をする。」と言い残し去って行った。
それから〜18年後
約束通り。贈られてきた豪華な花嫁衣装に身を包み。
アリサと両親は、龍の背中に乗りこみ。
いざ〜龍国へ出発した。
あれれ?アリサと両親だけだと数が合わないよね??
確か双子だったよね?
もう一人の女の子は〜どうしたのよ〜!
物語に登場する人物達の視点です。
【1/20本編堂々完結!】自力で帰還した錬金術師の爛れた日常
ちょす氏
ファンタジー
「この先は分からないな」
帰れると言っても、時間まで同じかどうかわからない。
さて。
「とりあえず──妹と家族は救わないと」
あと金持ちになって、ニート三昧だな。
こっちは地球と環境が違いすぎるし。
やりたい事が多いな。
「さ、お別れの時間だ」
これは、異世界で全てを手に入れた男の爛れた日常の物語である。
※物語に出てくる組織、人物など全てフィクションです。
※主人公の癖が若干終わっているのは師匠のせいです。
ゆっくり投稿です。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる