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第37章 白い仮面の素顔と、運命のロシアンルーレット
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『タルタロス号』最上階。 そこは、船内とは思えない静謐な空間だった。 壁一面のガラス窓からは、月光に照らされた太平洋が見渡せる。 中央には、ただ一つ、豪奢なテーブルと、二つの椅子。
「……よく来たね。私の城へ」
窓際に立っていた男が、ゆっくりと振り返った。 白いタキシードに、白い仮面。神宮寺カイ。 彼は仮面に手をかけ、静かにそれを外した。
現れた素顔を見て、一ノ瀬玲奈が息を呑んだ。 端正だが、血の気がなく、まるで蝋人形のような顔立ち。そしてその左目は義眼であり、怪しく赤い光を放っていた。
「……兄さん。その目は……」
「代償だよ、玲奈。神宮寺の当主になるためのね。感情を捨て、肉体を捨て、すべてを『支配』のために最適化した結果だ」
カイは私に視線を移した。
「柏木誠。君の豪運、実に見事だった。確率論的異常値(アノマリー)。私の計算上、君がここまで到達する確率は0.000001%だった」
「ゼロじゃないなら、俺にとっては100%と同じだ」
「フフ。その傲慢さ、嫌いじゃない。……だが、遊びは終わりだ」
カイがテーブルの上にある布を取った。 そこに置かれていたのは、一丁のリボルバー拳銃。 装飾が施された、アンティークのコルト・パイソンだ。
「最後のゲームは、究極の確率勝負。『ロシアンルーレット』だ」
「……!」 カレンが悲鳴を上げ、ミナが口元を押さえる。 堂島さんが前に出ようとしたが、カイの背後の暗闇から、無数の銃口が一斉に向けられた。
「動かないでいただこう。これは私と彼の、一対一の対話だ」
カイはリボルバーを手に取り、シリンダーを開放した。 そこには、六つの穴がある。
「通常のロシアンルーレットは、一発の弾丸を入れる。確率は六分の一。……だが、それではぬるい」
カイは、ポケットから弾丸を取り出した。 一発、二発、三発……五発。
「五発……!?」 一ノ瀬が叫ぶ。「正気ですか!? 六分の五……生存確率は約16%です!」
「そうだ。これを交互に撃つ。……先に脳漿をぶちまけた方の負けだ。勝てば、神宮寺財閥の全資産と、私の命をくれてやる」
カイは五発の弾丸を込め、シリンダーを勢いよく回した。 シャアァァァ……! 回転が止まる。 カチッ。シリンダーが戻された。
「さあ、座れ。柏木誠」
私は席に着いた。 目の前には、死の塊となった鉄の銃。 逃げ場はない。
「先行は君だ。……引くか?」
カイが挑発的に笑う。
「柏木様……ダメです! 確率的に死にます!」 一ノ瀬が泣き叫ぶ。
私は銃を手に取った。ずしりと重い。 こめかみに当てる。冷たい銃口の感触。
私の「直感」はどう言っている? ――撃て。 そう囁いている。
「……いいや、引かない」
私は引き金に指をかけた。 迷いはない。 この豪運が、私をここまで連れてきたのだ。
「……面白い」 カイが目を見開く。
カチッ。
ハンマーが落ちる乾いた音が、部屋に響き渡った。 ……不発。 空(から)の薬室(チャンバー)だったのだ。六分の一の奇跡。
「……ふぅ。セーフか」 私は平然と銃を置き、テーブルを滑らせてカイの前に送った。
「次、あんたの番だ。残りは五分の一。……弾が入っている確率は100%だぞ」
一発空だったので、残りの五つの穴には全て弾が入っている。 つまり、次は「確実に死ぬ」。
「……ハハハ! そうだ、計算上は『必死』だ!」
カイは狂ったように笑い、銃を自分のこめかみに当てた。 ためらいもなく、引き金を引く。
ガチン!
……発砲しない。 なぜだ? 弾は入っているはずだ。
「……不発弾か?」 堂島さんが呟く。
「いいや、違う」 私は静かに言った。 「あんた、イカサマをしたな? その銃、ある『角度』で構えると、シリンダーが回らない仕組みになっているんだろう」
カイの笑みが消えた。 「……ほう。気づいたか」
「最初から、あんたは死ぬ気なんてない。俺を殺すためのショーだ。……だが、残念だったな」
私は立ち上がり、テーブルをバン! と叩いた。
「俺の豪運は、そんなイカサマすらもねじ伏せる」
私はカイの手から銃を奪い取り、天井に向けて引き金を引いた。
ズドン!!
轟音と共に、天井のシャンデリアの留め具が撃ち抜かれた。 巨大なシャンデリアが落下し、カイの背後の壁――隠し通路への扉を粉砕した。
「なっ……弾が出た!?」 カイが驚愕する。
「ああ。俺が撃つときだけは、実弾が出るように『世界』が調整したみたいだ」
私は粉砕された壁の奥を指差した。 そこには、巨大なサーバーールームが見えた。 神宮寺財閥の闇のデータを管理する、メインサーバーだ。
「一ノ瀬! やれ!」 「はい!」
一ノ瀬が走り出し、サーバーに直結するコンソールに飛びついた。 カイが止めようとするが、我妻監督と六郷社長、そしてベルンハルト氏が立ち塞がる。
「チェックメイトだ、神宮寺カイ」
一ノ瀬の指が高速でキーボードを叩く。 「全データ掌握……不正送金、違法取引、暗殺依頼……すべての証拠を、全世界のメディアと捜査機関に送信します!」
エンターキーが押された。 カイの義眼の光が、フッと消えた。
「……ああ……私の、帝国が……」
カイはその場に崩れ落ちた。 ロシアンルーレットは、私の勝利ではなく、彼の帝国の自滅で幕を閉じたのだ。
*
夜明け。 『タルタロス号』は海上保安庁と国際警察の船団に包囲されていた。 甲板で、潮風に吹かれながら、私は朝日を見ていた。
「……終わりましたね」 一ノ瀬が隣に来た。彼女の顔には、もう迷いも恐怖もない。
「ああ。これで君も自由だ」 「はい。……でも、私は一生、貴方の秘書でいますよ。計算外の未来を見せてくれるのは、貴方だけですから」
彼女は初めて、心からの笑顔を見せた。 カレンが、ミナが、仲間たちが集まってくる。
「柏木さん! お腹空きましたね!」 「オーナー! 映画のラストシーン、変えましょう! 『生き残って、みんなで笑う』エンディングに!」
私は大きく伸びをした。 全財産を賭けたギャンブル。 手元に残ったのは金ではなく、かけがえのない仲間と、最高の未来だった。
まあ、悪くない結果だ。 私の「豪運」は、今日も絶好調らしい。
「……よく来たね。私の城へ」
窓際に立っていた男が、ゆっくりと振り返った。 白いタキシードに、白い仮面。神宮寺カイ。 彼は仮面に手をかけ、静かにそれを外した。
現れた素顔を見て、一ノ瀬玲奈が息を呑んだ。 端正だが、血の気がなく、まるで蝋人形のような顔立ち。そしてその左目は義眼であり、怪しく赤い光を放っていた。
「……兄さん。その目は……」
「代償だよ、玲奈。神宮寺の当主になるためのね。感情を捨て、肉体を捨て、すべてを『支配』のために最適化した結果だ」
カイは私に視線を移した。
「柏木誠。君の豪運、実に見事だった。確率論的異常値(アノマリー)。私の計算上、君がここまで到達する確率は0.000001%だった」
「ゼロじゃないなら、俺にとっては100%と同じだ」
「フフ。その傲慢さ、嫌いじゃない。……だが、遊びは終わりだ」
カイがテーブルの上にある布を取った。 そこに置かれていたのは、一丁のリボルバー拳銃。 装飾が施された、アンティークのコルト・パイソンだ。
「最後のゲームは、究極の確率勝負。『ロシアンルーレット』だ」
「……!」 カレンが悲鳴を上げ、ミナが口元を押さえる。 堂島さんが前に出ようとしたが、カイの背後の暗闇から、無数の銃口が一斉に向けられた。
「動かないでいただこう。これは私と彼の、一対一の対話だ」
カイはリボルバーを手に取り、シリンダーを開放した。 そこには、六つの穴がある。
「通常のロシアンルーレットは、一発の弾丸を入れる。確率は六分の一。……だが、それではぬるい」
カイは、ポケットから弾丸を取り出した。 一発、二発、三発……五発。
「五発……!?」 一ノ瀬が叫ぶ。「正気ですか!? 六分の五……生存確率は約16%です!」
「そうだ。これを交互に撃つ。……先に脳漿をぶちまけた方の負けだ。勝てば、神宮寺財閥の全資産と、私の命をくれてやる」
カイは五発の弾丸を込め、シリンダーを勢いよく回した。 シャアァァァ……! 回転が止まる。 カチッ。シリンダーが戻された。
「さあ、座れ。柏木誠」
私は席に着いた。 目の前には、死の塊となった鉄の銃。 逃げ場はない。
「先行は君だ。……引くか?」
カイが挑発的に笑う。
「柏木様……ダメです! 確率的に死にます!」 一ノ瀬が泣き叫ぶ。
私は銃を手に取った。ずしりと重い。 こめかみに当てる。冷たい銃口の感触。
私の「直感」はどう言っている? ――撃て。 そう囁いている。
「……いいや、引かない」
私は引き金に指をかけた。 迷いはない。 この豪運が、私をここまで連れてきたのだ。
「……面白い」 カイが目を見開く。
カチッ。
ハンマーが落ちる乾いた音が、部屋に響き渡った。 ……不発。 空(から)の薬室(チャンバー)だったのだ。六分の一の奇跡。
「……ふぅ。セーフか」 私は平然と銃を置き、テーブルを滑らせてカイの前に送った。
「次、あんたの番だ。残りは五分の一。……弾が入っている確率は100%だぞ」
一発空だったので、残りの五つの穴には全て弾が入っている。 つまり、次は「確実に死ぬ」。
「……ハハハ! そうだ、計算上は『必死』だ!」
カイは狂ったように笑い、銃を自分のこめかみに当てた。 ためらいもなく、引き金を引く。
ガチン!
……発砲しない。 なぜだ? 弾は入っているはずだ。
「……不発弾か?」 堂島さんが呟く。
「いいや、違う」 私は静かに言った。 「あんた、イカサマをしたな? その銃、ある『角度』で構えると、シリンダーが回らない仕組みになっているんだろう」
カイの笑みが消えた。 「……ほう。気づいたか」
「最初から、あんたは死ぬ気なんてない。俺を殺すためのショーだ。……だが、残念だったな」
私は立ち上がり、テーブルをバン! と叩いた。
「俺の豪運は、そんなイカサマすらもねじ伏せる」
私はカイの手から銃を奪い取り、天井に向けて引き金を引いた。
ズドン!!
轟音と共に、天井のシャンデリアの留め具が撃ち抜かれた。 巨大なシャンデリアが落下し、カイの背後の壁――隠し通路への扉を粉砕した。
「なっ……弾が出た!?」 カイが驚愕する。
「ああ。俺が撃つときだけは、実弾が出るように『世界』が調整したみたいだ」
私は粉砕された壁の奥を指差した。 そこには、巨大なサーバーールームが見えた。 神宮寺財閥の闇のデータを管理する、メインサーバーだ。
「一ノ瀬! やれ!」 「はい!」
一ノ瀬が走り出し、サーバーに直結するコンソールに飛びついた。 カイが止めようとするが、我妻監督と六郷社長、そしてベルンハルト氏が立ち塞がる。
「チェックメイトだ、神宮寺カイ」
一ノ瀬の指が高速でキーボードを叩く。 「全データ掌握……不正送金、違法取引、暗殺依頼……すべての証拠を、全世界のメディアと捜査機関に送信します!」
エンターキーが押された。 カイの義眼の光が、フッと消えた。
「……ああ……私の、帝国が……」
カイはその場に崩れ落ちた。 ロシアンルーレットは、私の勝利ではなく、彼の帝国の自滅で幕を閉じたのだ。
*
夜明け。 『タルタロス号』は海上保安庁と国際警察の船団に包囲されていた。 甲板で、潮風に吹かれながら、私は朝日を見ていた。
「……終わりましたね」 一ノ瀬が隣に来た。彼女の顔には、もう迷いも恐怖もない。
「ああ。これで君も自由だ」 「はい。……でも、私は一生、貴方の秘書でいますよ。計算外の未来を見せてくれるのは、貴方だけですから」
彼女は初めて、心からの笑顔を見せた。 カレンが、ミナが、仲間たちが集まってくる。
「柏木さん! お腹空きましたね!」 「オーナー! 映画のラストシーン、変えましょう! 『生き残って、みんなで笑う』エンディングに!」
私は大きく伸びをした。 全財産を賭けたギャンブル。 手元に残ったのは金ではなく、かけがえのない仲間と、最高の未来だった。
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