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10話
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「マ……マリちゃん……?」
千晶は柔らかなベッドの上に押し倒されて下からマリを見上げる。マリの綺麗な形のくちびるの口角が上がって、千晶のくちびるにスモーキーブルーに塗られた指先が押し当てられる。
「グロスでくち、ぬるぬるしちゃったね……」
そう言って、千晶に付いたくちびるのグロス指先が拭って、
「んぐっ……」
そのまま、 咥内にマリの指が挿入される。
柔らかい粘膜を長い指先で掻き回される。
思わず逃げようとすると
「だぁめ。アタシ待ってあげたんだよ? わかってる? わかってないよね、ちーくん。でももう待ってあげない。決めたの。荒療治かもしれないけど、こうするのが一番いいと思うの」
そう言って千晶のシャツからするり、とマリはネクタイを抜いたあと、両手首を纏めあげる。
「ちょっと抑えておくね」
そう言ってマリは千晶の纏めあげた両手首を頭の上で片手で抑える。そうなってみて、千晶は初めてマリの手の大きさを身をもって感じた。
すらりと長い指先はいつも綺麗でうっとりと見つめてしまうほどだったが、こんなにも大きかったのだろうか。
逆らう間もなくあっという間に組み敷かれてしまう。
「いい眺め……」
そう言ってマリは妖艶に唇を舐めてみせた。とてもいやらしくて可愛い仕種だが、組み敷かれて下から眺める光景ではない。
「ま……待って……っ」
千晶が言うと
「ふふふ。アタシが女の子のカッコしてるから、アルファでも挿れてもらいたいんだって、思ってた?」
耳元で甘くささやかれて、ぞくりとする。
「ち……ちが、うの?」
千晶が不安に満ちた視線をマリに送る。
「さぁ、どうでしょう?」
妖艶に首を傾けると、長い髪がさらりと揺れて花の蜜を煮詰めたような香りが漂った。そして、マリは目を細めるて、うっとりと千晶を眺めると綺麗な指先が、ぷつり、ぷつりと千晶のシャツのボタンを外していく。
「マ……マリちゃん……?」
「ちーくんのおっぱい見るの、ドキドキしちゃう……どんなかな」
ふふ、と笑うマリは綺麗なのに酷く雄臭かった。
「あっ……や……見な……でぇ……」
千晶は躯を捩るが、手首はかなりしっかり拘束されているし、下肢は脚を絡められて、逃れられない。
ボタンを外されると、千晶の上半身が露になって、千晶は思わず顔を背けるようにベッドに顔を埋めた。
「………かぁわいい……乳首、綺麗なピンク色なのね」
マリは千晶の愛らしい胸に思わず感嘆の溜め息を漏らした。
そんなマリの反応に千晶はマリの視線から逃れるように顔を背けた。女の子みたいに淡いピンク色の乳首は昔からからかわれるので、プールの授業が苦痛だったくらいだ。
顔を背けた千晶をマリはくすくす笑う。
「ひっ……ぁ」
マリの綺麗なスモーキーブルーの爪先が千晶の乳首にそっと立てられた。
「あっ、やだ……そこ爪痛いっ…」
洗うときに触れるのでさえも、とても苦手なくらい敏感なのに。
「でも爪でいじめると……乳首きゅって固くなる……」
気持ちいいよね?と可愛く首を傾けてねだられる。マリの可愛い仕種に一瞬千晶の躯を捩る動きが止まると乳首にまた長い爪が柔らかく立てられる。
「あっ………やっ……」
すっかり固くなった乳首を長い爪先がそっと摘まむと、全身に痺れるような甘い刺激が走った。
「可愛い……ちーくんに赤ちゃんできたらここからおっぱいでるのかな……」
マリが千晶の上で笑って首を傾けると長い髪がさらりと揺れて甘い香りを振り撒く。くらくらとしてしまいそうなほどいい香りの奥に香るウッド。先ほど部屋に入ったときにも感じた同じような感覚。その香りから何か思い出しそうな気がするのだが、フローラルなコロンの香りがウッディに絡まりすぎてそれを阻む。
「あぁっ……」
千晶がマリの香りに気を取られた隙に、長い爪が逆の乳首にきゅっと射すように刺激したのだ。
「……今度からちーくんのシャツの胸の辺り見るだけでアタシ興奮しちゃいそう……」
はぁ、と甘い吐息を溢しながらマリはそう囁いた。
「あ……やだっ」
「もう乳首パンパンに固くなってる……おっぱいアタシの爪でいじられるの気持ちいいんだよね……かぁわいい……舐めてもいいよね?」
「あっ……マリちゃんっ……だめっ…」
「どうして? ちーくんの乳首、舐めて欲しそうにツンってしてる。美味しそう……」
そう言ってマリの唇が千晶の乳首に近付いた。
「んんっ」
ぬるり、と先ほど散々咥内を掻き回したマリの外見を裏切る肉厚な舌が乳首を舐めた。
一際敏感な乳首をじゅっ……と音を立てて吸われて、逆の乳首の先に長い爪を差し込まれて千晶の頭が真っ白になる。
「あぁ……っん、マリちゃ……っ」
乳首を咥内に含まれて、舌でちろちろと乳首を転がされると、どうしようもないほどの甘い痺れるような感覚に包まれる。腹の奥からとろりと蜜が溢れてもうすでにぐしょぐしょに濡れた下着の感触が気持ち悪いほどだ。
千晶の白く柔らかい脇の辺りに、マリの長くてなめらかな髪が落ちて、くすぐるのさえも甘い快感に変わってゆく。
「マリちゃん……っ離してっ……お願いっ……ぁ」
乳首を吸われると、腰が勝手に誘うように揺れてしまう。お腹の中が熱くて、熱くて内側からどろどろと溶けてしまいそうだった。
カチャカチャとベルトが外される音がして、ジ……っとスラックスのジップが下ろされた音が続くのに、胸から広がる快感のせいでされるがままになってしまう。
緩められたウエストからマリの手が下着の中に潜る。
下肢を覆う衣類が僅かに開かれた隙間から、発情期特有の甘い香りが熱いと感じるほどの熱を帯びて漏れると、マリの喉が欲情で動くのが見えた。
ぬる……
「おっぱいでイっちゃうくらい気持ちよかったんだよね。可愛い……」
胸を弄られて絶頂してしまって濡れた千晶のペニスはマリは指を絡める。
何度か擦られたのち、
「ひっ………」
ペニスの先にある小さな穴にもマリの長い綺麗な爪先が潜り込んだ。
「そこ、やだぁ……」
ぐり……と小さな穴を長い爪で刺激すると、涙が混じったような声が千晶から漏れたのを聞いてマリは指を止めた。
「ごめんね、ちーくん。刺激が強すぎたかな」
ココは今度ゆっくり怖くないように教えたげるね、と何とも怖いことを言われたが、尿道への刺激が止んで、肩で息をする千晶には届かなかった。
いいこ、いいこをするみたいに頭を優しく撫でて、綺麗な爪先でそっと涙を掬われた。ぎゅっと抱き締められるとひくひくと千晶は喉を鳴らした。
千晶は柔らかなベッドの上に押し倒されて下からマリを見上げる。マリの綺麗な形のくちびるの口角が上がって、千晶のくちびるにスモーキーブルーに塗られた指先が押し当てられる。
「グロスでくち、ぬるぬるしちゃったね……」
そう言って、千晶に付いたくちびるのグロス指先が拭って、
「んぐっ……」
そのまま、 咥内にマリの指が挿入される。
柔らかい粘膜を長い指先で掻き回される。
思わず逃げようとすると
「だぁめ。アタシ待ってあげたんだよ? わかってる? わかってないよね、ちーくん。でももう待ってあげない。決めたの。荒療治かもしれないけど、こうするのが一番いいと思うの」
そう言って千晶のシャツからするり、とマリはネクタイを抜いたあと、両手首を纏めあげる。
「ちょっと抑えておくね」
そう言ってマリは千晶の纏めあげた両手首を頭の上で片手で抑える。そうなってみて、千晶は初めてマリの手の大きさを身をもって感じた。
すらりと長い指先はいつも綺麗でうっとりと見つめてしまうほどだったが、こんなにも大きかったのだろうか。
逆らう間もなくあっという間に組み敷かれてしまう。
「いい眺め……」
そう言ってマリは妖艶に唇を舐めてみせた。とてもいやらしくて可愛い仕種だが、組み敷かれて下から眺める光景ではない。
「ま……待って……っ」
千晶が言うと
「ふふふ。アタシが女の子のカッコしてるから、アルファでも挿れてもらいたいんだって、思ってた?」
耳元で甘くささやかれて、ぞくりとする。
「ち……ちが、うの?」
千晶が不安に満ちた視線をマリに送る。
「さぁ、どうでしょう?」
妖艶に首を傾けると、長い髪がさらりと揺れて花の蜜を煮詰めたような香りが漂った。そして、マリは目を細めるて、うっとりと千晶を眺めると綺麗な指先が、ぷつり、ぷつりと千晶のシャツのボタンを外していく。
「マ……マリちゃん……?」
「ちーくんのおっぱい見るの、ドキドキしちゃう……どんなかな」
ふふ、と笑うマリは綺麗なのに酷く雄臭かった。
「あっ……や……見な……でぇ……」
千晶は躯を捩るが、手首はかなりしっかり拘束されているし、下肢は脚を絡められて、逃れられない。
ボタンを外されると、千晶の上半身が露になって、千晶は思わず顔を背けるようにベッドに顔を埋めた。
「………かぁわいい……乳首、綺麗なピンク色なのね」
マリは千晶の愛らしい胸に思わず感嘆の溜め息を漏らした。
そんなマリの反応に千晶はマリの視線から逃れるように顔を背けた。女の子みたいに淡いピンク色の乳首は昔からからかわれるので、プールの授業が苦痛だったくらいだ。
顔を背けた千晶をマリはくすくす笑う。
「ひっ……ぁ」
マリの綺麗なスモーキーブルーの爪先が千晶の乳首にそっと立てられた。
「あっ、やだ……そこ爪痛いっ…」
洗うときに触れるのでさえも、とても苦手なくらい敏感なのに。
「でも爪でいじめると……乳首きゅって固くなる……」
気持ちいいよね?と可愛く首を傾けてねだられる。マリの可愛い仕種に一瞬千晶の躯を捩る動きが止まると乳首にまた長い爪が柔らかく立てられる。
「あっ………やっ……」
すっかり固くなった乳首を長い爪先がそっと摘まむと、全身に痺れるような甘い刺激が走った。
「可愛い……ちーくんに赤ちゃんできたらここからおっぱいでるのかな……」
マリが千晶の上で笑って首を傾けると長い髪がさらりと揺れて甘い香りを振り撒く。くらくらとしてしまいそうなほどいい香りの奥に香るウッド。先ほど部屋に入ったときにも感じた同じような感覚。その香りから何か思い出しそうな気がするのだが、フローラルなコロンの香りがウッディに絡まりすぎてそれを阻む。
「あぁっ……」
千晶がマリの香りに気を取られた隙に、長い爪が逆の乳首にきゅっと射すように刺激したのだ。
「……今度からちーくんのシャツの胸の辺り見るだけでアタシ興奮しちゃいそう……」
はぁ、と甘い吐息を溢しながらマリはそう囁いた。
「あ……やだっ」
「もう乳首パンパンに固くなってる……おっぱいアタシの爪でいじられるの気持ちいいんだよね……かぁわいい……舐めてもいいよね?」
「あっ……マリちゃんっ……だめっ…」
「どうして? ちーくんの乳首、舐めて欲しそうにツンってしてる。美味しそう……」
そう言ってマリの唇が千晶の乳首に近付いた。
「んんっ」
ぬるり、と先ほど散々咥内を掻き回したマリの外見を裏切る肉厚な舌が乳首を舐めた。
一際敏感な乳首をじゅっ……と音を立てて吸われて、逆の乳首の先に長い爪を差し込まれて千晶の頭が真っ白になる。
「あぁ……っん、マリちゃ……っ」
乳首を咥内に含まれて、舌でちろちろと乳首を転がされると、どうしようもないほどの甘い痺れるような感覚に包まれる。腹の奥からとろりと蜜が溢れてもうすでにぐしょぐしょに濡れた下着の感触が気持ち悪いほどだ。
千晶の白く柔らかい脇の辺りに、マリの長くてなめらかな髪が落ちて、くすぐるのさえも甘い快感に変わってゆく。
「マリちゃん……っ離してっ……お願いっ……ぁ」
乳首を吸われると、腰が勝手に誘うように揺れてしまう。お腹の中が熱くて、熱くて内側からどろどろと溶けてしまいそうだった。
カチャカチャとベルトが外される音がして、ジ……っとスラックスのジップが下ろされた音が続くのに、胸から広がる快感のせいでされるがままになってしまう。
緩められたウエストからマリの手が下着の中に潜る。
下肢を覆う衣類が僅かに開かれた隙間から、発情期特有の甘い香りが熱いと感じるほどの熱を帯びて漏れると、マリの喉が欲情で動くのが見えた。
ぬる……
「おっぱいでイっちゃうくらい気持ちよかったんだよね。可愛い……」
胸を弄られて絶頂してしまって濡れた千晶のペニスはマリは指を絡める。
何度か擦られたのち、
「ひっ………」
ペニスの先にある小さな穴にもマリの長い綺麗な爪先が潜り込んだ。
「そこ、やだぁ……」
ぐり……と小さな穴を長い爪で刺激すると、涙が混じったような声が千晶から漏れたのを聞いてマリは指を止めた。
「ごめんね、ちーくん。刺激が強すぎたかな」
ココは今度ゆっくり怖くないように教えたげるね、と何とも怖いことを言われたが、尿道への刺激が止んで、肩で息をする千晶には届かなかった。
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