じぶん自分ジブン

Hirapa.

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はじめに

はじめに

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僕は宗教をしている家に生まれた。
仏教である。
幼少のときからお経を読み親に連れられ布教活動をしていた。
当たり前のように。
疑問も抱かず、ただただそれが普通の生活の中にあった。
週に一度、その宗教の集まりがありお経を唱え布教活動の報告、そして自分達の悪い部分を直す(根性直し)といった活動をしていた。
ただただ当たり前のように。

小さいながらにお父さんは熱心でお母さんは嫌々やってるように感じた。

今思えば正しいことをやっていたのかなって思うときもある。
だが、不思議な空間だった。

真面目に生きることを教わった。
遊ばない、自分の悪いところを直す、布教活動をする。

年を重ねるごとに自分の家は他の人と違うことに気づく。
学生の頃は友達にも布教活動するように言われた。遊ぶのならこの宗教をする子と遊びなさいと言われ友達にも布教していた。

だんだん、友達にバカにされるようになり親には嘘をついて遊びに行っていた。
けど、週に一度の集会で嘘をついてはいけないと怒られて懺悔のためお経を唱えさせられた。

集会に集まる人の中にも同い年の子もいた。だが、自分とは人種が違った。
僕は根暗で引っ込み思案だったが、他の子は行動力があり爽やかでクラスにいたら絶対にクラスの中心にいるような子な感じだったので仲良くなれなかった。
後からわかったが自分がひねくれてただけだったような気がする。

中学を卒業するとすぐに働きに出た。
何故かというと高校に入ると意思が弱いと遊びに走ってしまうからと集会に来ていた人はだいたい就職していた。

就職してから外の世界に視野が広がり、今までの押さえられてた気持ちが込み上げるように出てきた。
ピアスを開けたい、髪の毛染めたい、入れ墨いれたい。
しかし、そんなことをしたら怒られると思いビビって出来なかった。

23歳のとき何か自分の中で切れた。
お父さんと喧嘩をして家を出た。

そして現在33歳今に至る。
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