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五
娼妓屋のやり手婆
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「うわ」
思わず声が出ちまった。
死人は苦手だ。戦でもないのに死人が転がっているのを見るなんてのは、無理だ。もう、あの肌の色が無理なんだよ……
ぶら下がっているというわけではないが、小林の時のように座っている様子でもない。不自然にほんの少しだけ浮いた形で投げ出された女の足は裾がはだけていた。
それなのに、坊ちゃんときたら。
「ほら、もっと前に行かなきゃ、ちゃんと見えないよ」
万が一にも死体から蟲が見えたりしたら、気が変になっちまう。
「おミネさん」
坊ちゃんの声に「え?」と、振り返ると、厠の格子窓に帯締めを結んで首を吊っているミネがいた。
不自然に曲がってしまった首と、血を含んだ泡をたらして締まりなく開いてしまった口元。垂れ流された小便。さらに見開かれた目が白目を剥いていることから、すでに魂の蟲は羽化して昇天したものと思われる――こんな風に、ただ死んでいる状態を、蟲の存在の有無に置き換えて考えてしまう己の思考に、(蟲に取り憑かれちまっている)と、げんなりした。
「これ」
坊ちゃんが指したのは、ミネの頭を飾る二本のかんざし。それぞれ微妙に意匠は違うが、銀細工で透かしの花をかたどった大振りの平かんざしである。
「これは! この間、ここの肥をさらった時に出て来たかんざしと同じものでは」
同じように覗いていた菱屋が叫んだ。
「確か、この女は……」
藤田が取り調べた人物を思い出す前に、菱屋が答えを出す。
「この裏の置屋、春木屋のやり手だったミネさんですよ」
「ああ、そうだ。確か同じような平かんざしを挿していたと疑われて、一番に聴き取りをした女だな」
「その聴き取りの結果は」
問うたのは坊ちゃんだ。ほらもう、首を突っ込むだろ……
「小林が殺されたと思われる時間帯に菱屋へ来ていたから疑ってはみたが、騒ぎのあった頃にはすでに置屋へ戻っているのを女郎たちが見ている。その時返り血を浴びた様子も、変わった様子も見られなかったからな、下手人の疑いからは外されている」
「ふうん……」
腕からさらに身を乗り出して、死体の様子を目に焼き付けてやがる。よくもまあ、あんなもんを凝視できるもんだ。
俺にしてみりゃ、さっさとこの忌まわしい場所から離れてしまいたい。
検視の巡査が入って来てくれたおかげで、ようやく追いやられるように厠を離れられた。
「娼妓屋のやり手婆がなんでこんな所にきた」
この中では菱屋が一番、彼女のことを知っていそうではあるが、その聞き方はどうかと思う。これじゃあ、まるで尋問じゃねえか。
「もしや、ここで殺された小林とも何か繋がりがあったというのではあるまいな」
だが菱屋は臆することなく、実に明快な答えを提供してくれた。
「おミネさんですか……。春木屋の旦那さんが女将さんと離縁して店を引き継いだ後、おミネさんが旦那さんの片腕として店を取り仕切っていますので、うちにも仕事のことで時々いらしていたんです。それと、実はここで殺された小林様は芸者遊びだけでなく、春木屋の花魁を呼んでお泊りをすることもありまして、その関係でおミネさんとお知り合いだった可能性はございますね」
貸座敷を使う客が芸娼妓を呼ぶ時は、座敷から芸娼妓の登録をしている各見番を通じて、芸者置屋や娼妓屋へと注文が通されるのだが、春木屋では未だ見世から直接貸座敷へと遊女を連れ込む慣習が残っているようだ。
菱屋の話が正しけりゃ、小林が春木屋のおミネと知り合いだったということは、春木屋の見世で遊女を買っていたということになる。それも菱屋の亭主が『花魁』などと言うくらいだ。余程の売れっ子を買っていたに違えねえ。
「……なるほどな。春木屋の亭主を呼び出し、小林との関係を聞き出せ。ついでに小林の支払いに滞りがないかも調べておけ」
藤田が近くを通りがかった部下に指示するのを見て、坊ちゃんが「ふーん」という相槌をうった。
「小林さんが支払いを踏み倒そうとしたって線で調べる気なんだ」
「文句あるか」
乱暴な返しをする藤田に、坊ちゃんが異論を唱えた。
「その調べに何の意味があるのかなってさ。それって、まるで藤田さんの中でミネさんが小林さんを殺したと疑っているってことなのかな」
「あくまでも可能性を疑っているだけだ。やり手婆が使っているかんざしと小林殺しに使われたかんざしが同じ。さらに小林が殺された厠でやり手婆が首を吊った。しかも、小林とやり手婆は顔見知りであり、小林が殺された日にこの女もここへ来ている。……つまり、この女が小林を殺したと考えると無理がない」
「でも殺してしまったら金を回収できないじゃないか。そうなると、おミネさんに小林さんを殺す理由がない」
「あくまでも仮定だ。遊女絡みのもめ事があったかもしれん。だが金が一番殺しの要因になりえるから言ったまでだ」
あーあ、またもや子ども相手に熱くなってやがる。坊ちゃんも坊ちゃんだ。そんなに、おミネさんの肩を持ってどうするってのかね。
俺は口を挟まねえよ。好きに言い合ってくれ。
と、そこへ、おずおずと菱屋が口をはさんだ。
「あのぉ、実は……もめ事がないとは言い切れないのです。言いそびれていましたが、おミネさんと小林様が言い争っているのを聞いたのは一度や二度ではなく……」
それを聞いた藤田が目を細め、何を思ったのか口をつぐんだ。
検視していた巡査が厠から出て来て口をはさんだ。
「もちろん、殺された小林氏の足取りを洗い直さねばなりませんが、しかし、この状況。この女が殺しを悔いての自死と見て間違いないでしょう。首のほかに外傷もなく、暴れた様子もないですから、自殺の線が濃厚ですな」
ほら見ろ――と言いたげな目で見た藤田に、坊ちゃんが疑問を投げかける。
「そうかな。だって、眠らされて運ばれて首をくくられたってことだって考えられる」
その理屈に対して巡査が反対した。
「ですが、この遺体、まだ死んで間もない。つまり、朝から昼までの間に首をくくっています。これだけ下働きの者が行き来する廊下で、眠った人間を運べば目に付くでしょう。そもそも、菱屋さんも気付いていなかったんですよ」
「でも、彼女が首をくくった帯締には〈パチン留〉が無いんだ」
「ぱちんどめ?」
「ああ、三四郎は知らないかい? 流行っているんだよ。そもそもは維新の動乱の頃、志士らが馴染みとなった芸娼妓らへ形見として、自分の刀の小柄や目貫、笄の装飾部分を、帯締めを結ぶための金具にして贈ったことが始まりだと言われている。刀なんてさ、技巧を凝らした工芸品も同じだろ。けど今ではすっかり無用の長物となってしまったからさ、意外と大量に出回っているんだよ。まあ、贈る相手がいなけりゃ、知りようもないよね」
なんだよ! その言い草は!
ああね。確かに俺にはそういうもんを贈る相手などいなかったよ。おまけにそんな技巧を凝らした高価な刀なども持っちゃいねえし。
不貞腐れた俺に対し、藤田は余裕の顔だな。
「それがどうした。俺も女に贈ったことがあるぞ。ああいうモノを贈ると女は喜ぶからな」
ぜったい、こいつには女など、星の数ほどいたにちげえねえ。何しろ新選組ってのは、やたらとモテていたらしいからな。下衆野郎が……
ふん、どうでもいいような事だ。だが、坊ちゃんはそれが気になるらしい。
「何だか妙じゃないか。年増の割にこんな花細工のある大振りのかんざしを好むような人だよ。それなのにパチン留のない帯締。おミネさんの好みだったら、パチン留の帯留を締めていそうだと思わないか。例えば花細工のある小柄とか目貫を細工したような」
「たまたまだろう。別に妙だとは思わぬな。いったい何が言いたい」
「つまり、この帯締は誰か別人が仕組んだということだ。自死ではない、僕は殺されたと見ているよ」
この主張に、菱屋の亭主が顔を真っ赤にした。
「ば、馬鹿々々しい! そんな、何度も同じ厠で人殺しなんぞ、誰ぞ、うちの店に恨みがあるとでも言いたいのですか」
口角から唾を飛ばす菱屋を、検視していた巡査が「まあまあ、菱屋さん。子供の言うことですから」と、なだめすかす。
「も、もう、けっこうです! これ以上、人殺しを増やされちゃあ、かなわない。尾白屋さんは帰って下さいまし」
今回は、小林殺しの時のように『誰が殺したか、わかりませんか』とは持ち掛けてこなかった。
「えっと、御座敷のお代をまだ……」
俺の言葉も、ピシャリとはねつけられた。
「そちらも結構です!」
と、まるで追い出されるように帰されてしまった。
菱屋の大暖簾をくぐって外に出た時、俺の背中で坊ちゃんが囁くようにつぶやいた。
「ね、お代は必要なかっただろ」
「坊ちゃん、確信していましたね」
「そんなことはない」
きっぱりと言い切るが、怪しい物だ。
結局、払ったのは鶏鍋の代金。あぁあ、こんなことなら卵を溶いた汁を終いまで食べておけば良かった。残してあった最後の鶏肉がもったいねえ。
思わず声が出ちまった。
死人は苦手だ。戦でもないのに死人が転がっているのを見るなんてのは、無理だ。もう、あの肌の色が無理なんだよ……
ぶら下がっているというわけではないが、小林の時のように座っている様子でもない。不自然にほんの少しだけ浮いた形で投げ出された女の足は裾がはだけていた。
それなのに、坊ちゃんときたら。
「ほら、もっと前に行かなきゃ、ちゃんと見えないよ」
万が一にも死体から蟲が見えたりしたら、気が変になっちまう。
「おミネさん」
坊ちゃんの声に「え?」と、振り返ると、厠の格子窓に帯締めを結んで首を吊っているミネがいた。
不自然に曲がってしまった首と、血を含んだ泡をたらして締まりなく開いてしまった口元。垂れ流された小便。さらに見開かれた目が白目を剥いていることから、すでに魂の蟲は羽化して昇天したものと思われる――こんな風に、ただ死んでいる状態を、蟲の存在の有無に置き換えて考えてしまう己の思考に、(蟲に取り憑かれちまっている)と、げんなりした。
「これ」
坊ちゃんが指したのは、ミネの頭を飾る二本のかんざし。それぞれ微妙に意匠は違うが、銀細工で透かしの花をかたどった大振りの平かんざしである。
「これは! この間、ここの肥をさらった時に出て来たかんざしと同じものでは」
同じように覗いていた菱屋が叫んだ。
「確か、この女は……」
藤田が取り調べた人物を思い出す前に、菱屋が答えを出す。
「この裏の置屋、春木屋のやり手だったミネさんですよ」
「ああ、そうだ。確か同じような平かんざしを挿していたと疑われて、一番に聴き取りをした女だな」
「その聴き取りの結果は」
問うたのは坊ちゃんだ。ほらもう、首を突っ込むだろ……
「小林が殺されたと思われる時間帯に菱屋へ来ていたから疑ってはみたが、騒ぎのあった頃にはすでに置屋へ戻っているのを女郎たちが見ている。その時返り血を浴びた様子も、変わった様子も見られなかったからな、下手人の疑いからは外されている」
「ふうん……」
腕からさらに身を乗り出して、死体の様子を目に焼き付けてやがる。よくもまあ、あんなもんを凝視できるもんだ。
俺にしてみりゃ、さっさとこの忌まわしい場所から離れてしまいたい。
検視の巡査が入って来てくれたおかげで、ようやく追いやられるように厠を離れられた。
「娼妓屋のやり手婆がなんでこんな所にきた」
この中では菱屋が一番、彼女のことを知っていそうではあるが、その聞き方はどうかと思う。これじゃあ、まるで尋問じゃねえか。
「もしや、ここで殺された小林とも何か繋がりがあったというのではあるまいな」
だが菱屋は臆することなく、実に明快な答えを提供してくれた。
「おミネさんですか……。春木屋の旦那さんが女将さんと離縁して店を引き継いだ後、おミネさんが旦那さんの片腕として店を取り仕切っていますので、うちにも仕事のことで時々いらしていたんです。それと、実はここで殺された小林様は芸者遊びだけでなく、春木屋の花魁を呼んでお泊りをすることもありまして、その関係でおミネさんとお知り合いだった可能性はございますね」
貸座敷を使う客が芸娼妓を呼ぶ時は、座敷から芸娼妓の登録をしている各見番を通じて、芸者置屋や娼妓屋へと注文が通されるのだが、春木屋では未だ見世から直接貸座敷へと遊女を連れ込む慣習が残っているようだ。
菱屋の話が正しけりゃ、小林が春木屋のおミネと知り合いだったということは、春木屋の見世で遊女を買っていたということになる。それも菱屋の亭主が『花魁』などと言うくらいだ。余程の売れっ子を買っていたに違えねえ。
「……なるほどな。春木屋の亭主を呼び出し、小林との関係を聞き出せ。ついでに小林の支払いに滞りがないかも調べておけ」
藤田が近くを通りがかった部下に指示するのを見て、坊ちゃんが「ふーん」という相槌をうった。
「小林さんが支払いを踏み倒そうとしたって線で調べる気なんだ」
「文句あるか」
乱暴な返しをする藤田に、坊ちゃんが異論を唱えた。
「その調べに何の意味があるのかなってさ。それって、まるで藤田さんの中でミネさんが小林さんを殺したと疑っているってことなのかな」
「あくまでも可能性を疑っているだけだ。やり手婆が使っているかんざしと小林殺しに使われたかんざしが同じ。さらに小林が殺された厠でやり手婆が首を吊った。しかも、小林とやり手婆は顔見知りであり、小林が殺された日にこの女もここへ来ている。……つまり、この女が小林を殺したと考えると無理がない」
「でも殺してしまったら金を回収できないじゃないか。そうなると、おミネさんに小林さんを殺す理由がない」
「あくまでも仮定だ。遊女絡みのもめ事があったかもしれん。だが金が一番殺しの要因になりえるから言ったまでだ」
あーあ、またもや子ども相手に熱くなってやがる。坊ちゃんも坊ちゃんだ。そんなに、おミネさんの肩を持ってどうするってのかね。
俺は口を挟まねえよ。好きに言い合ってくれ。
と、そこへ、おずおずと菱屋が口をはさんだ。
「あのぉ、実は……もめ事がないとは言い切れないのです。言いそびれていましたが、おミネさんと小林様が言い争っているのを聞いたのは一度や二度ではなく……」
それを聞いた藤田が目を細め、何を思ったのか口をつぐんだ。
検視していた巡査が厠から出て来て口をはさんだ。
「もちろん、殺された小林氏の足取りを洗い直さねばなりませんが、しかし、この状況。この女が殺しを悔いての自死と見て間違いないでしょう。首のほかに外傷もなく、暴れた様子もないですから、自殺の線が濃厚ですな」
ほら見ろ――と言いたげな目で見た藤田に、坊ちゃんが疑問を投げかける。
「そうかな。だって、眠らされて運ばれて首をくくられたってことだって考えられる」
その理屈に対して巡査が反対した。
「ですが、この遺体、まだ死んで間もない。つまり、朝から昼までの間に首をくくっています。これだけ下働きの者が行き来する廊下で、眠った人間を運べば目に付くでしょう。そもそも、菱屋さんも気付いていなかったんですよ」
「でも、彼女が首をくくった帯締には〈パチン留〉が無いんだ」
「ぱちんどめ?」
「ああ、三四郎は知らないかい? 流行っているんだよ。そもそもは維新の動乱の頃、志士らが馴染みとなった芸娼妓らへ形見として、自分の刀の小柄や目貫、笄の装飾部分を、帯締めを結ぶための金具にして贈ったことが始まりだと言われている。刀なんてさ、技巧を凝らした工芸品も同じだろ。けど今ではすっかり無用の長物となってしまったからさ、意外と大量に出回っているんだよ。まあ、贈る相手がいなけりゃ、知りようもないよね」
なんだよ! その言い草は!
ああね。確かに俺にはそういうもんを贈る相手などいなかったよ。おまけにそんな技巧を凝らした高価な刀なども持っちゃいねえし。
不貞腐れた俺に対し、藤田は余裕の顔だな。
「それがどうした。俺も女に贈ったことがあるぞ。ああいうモノを贈ると女は喜ぶからな」
ぜったい、こいつには女など、星の数ほどいたにちげえねえ。何しろ新選組ってのは、やたらとモテていたらしいからな。下衆野郎が……
ふん、どうでもいいような事だ。だが、坊ちゃんはそれが気になるらしい。
「何だか妙じゃないか。年増の割にこんな花細工のある大振りのかんざしを好むような人だよ。それなのにパチン留のない帯締。おミネさんの好みだったら、パチン留の帯留を締めていそうだと思わないか。例えば花細工のある小柄とか目貫を細工したような」
「たまたまだろう。別に妙だとは思わぬな。いったい何が言いたい」
「つまり、この帯締は誰か別人が仕組んだということだ。自死ではない、僕は殺されたと見ているよ」
この主張に、菱屋の亭主が顔を真っ赤にした。
「ば、馬鹿々々しい! そんな、何度も同じ厠で人殺しなんぞ、誰ぞ、うちの店に恨みがあるとでも言いたいのですか」
口角から唾を飛ばす菱屋を、検視していた巡査が「まあまあ、菱屋さん。子供の言うことですから」と、なだめすかす。
「も、もう、けっこうです! これ以上、人殺しを増やされちゃあ、かなわない。尾白屋さんは帰って下さいまし」
今回は、小林殺しの時のように『誰が殺したか、わかりませんか』とは持ち掛けてこなかった。
「えっと、御座敷のお代をまだ……」
俺の言葉も、ピシャリとはねつけられた。
「そちらも結構です!」
と、まるで追い出されるように帰されてしまった。
菱屋の大暖簾をくぐって外に出た時、俺の背中で坊ちゃんが囁くようにつぶやいた。
「ね、お代は必要なかっただろ」
「坊ちゃん、確信していましたね」
「そんなことはない」
きっぱりと言い切るが、怪しい物だ。
結局、払ったのは鶏鍋の代金。あぁあ、こんなことなら卵を溶いた汁を終いまで食べておけば良かった。残してあった最後の鶏肉がもったいねえ。
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