11 / 29
第5話
「銚子ライトリンク_02」
しおりを挟む
「あ~、空が青い! まるで地中海のような…(汗)」
と、声に出して異国情緒を味わおうと試みた。
たしかに駅前はきれいに整備されているし、駅舎だって結構立派なものだ。
駅前で西に曲がるメインストリートだって、片側2車線の広々とした道路と歩道だし、一部にはアーケードも残っている。
こんな余裕たっぷりな道路は、ちょっとした地方都市でも滅多にお目にかかれない。
でも…なんだろうね。この残念感。
決して寂れたとか、言いたくはないが…。
特徴が無さ過ぎる。
多分、昔は商店街だったろう駅前のメインストリートには、大手チェーンのファーストフードやコンビニ、そして居酒屋などが点在し、まだ午後になったばかりなのに人通りがまばらなのだ。
こんな景色を以前も見た事あるなあ、とちょっと考えたらすぐに思い出した。
以前の伊東や熱海が丁度こんな感じだった。今は再生というか、企業努力でかなり回復してるらしいが、最近行ってないので何とも言えないけどね。
で、なんでさっきから駅前をうろついているかと言えば…、
「銚子電鉄ってどこ?」
あ、また口に出てしまった(汗)
しかし、そんな俺の疑問に応えるどころか、俺の独り言を聞き止める通行人が…いない(涙)。
客待ちのタクシーの運転手だけが、さっきからウロウロしてる俺を胡散臭そうな目で見ているだけだ。
取り敢えず逃げ込む様にJRの駅に駆け込んだ。
「あ」
そこに探していた『銚子電鉄』の文字が…。
駅員に聞いてみたら、銚子駅は『共同使用駅』だそうで、乗場は2・3番ホームの先にあると教えてくれた。
なるほど、小田急と箱根登山鉄道の小田原駅みたいなもんね。
(箱根湯本が共同駅だと思っている人も多いだろうが、あそこは箱根登山鉄道の駅で小田急は乗り入れているだけです。)
でも今日は乗らないので、取材先の方の『銚子電鉄』へ向かうことにした。
編集長から受け取った案内図(手書きなのでわかりにくい(涙))をたよりに、駅の東側にある跨線橋を渡る。
途中で下にホームが見えた。件の2・3番線らしきホームの先には何だか変な建物があって、そこに確かに『銚子電鉄』と書いてあった。そこが『銚子電鉄』の改札口らしい。
『共同使用駅』というより『間借り駅』ですね、これでは(笑)
改札口といっても、手前にタッチ式の簡易改札機があるだけで行き来は自由のようだ。
もっとも簡易改札機はJRのもので、『銚子電鉄』はSuicaどころか切符も売っていない。バスみたいに乗ってからの支払いなのかもしれない。
小屋の先はホームの幅が半分になっていて、その切り欠きホームこそ『銚子電鉄』の発着ホームのようだ。
ちなみにその反対側の3番ホームは長編成のJR車がそのまま使用してるらしい。ということは、先頭車に乗って来てそのまま『銚子電鉄』に乗る時は、一旦手前の簡易改札機にタッチしに戻らなければならない様だ。
跨線橋を渡りきる直前右側に、いかにも仮設風の階段があって、その先に真新しい建物が見える。
それこそが取材対象の方の『銚子電鉄』なのだ。
早速、駅職員にご挨拶。
事前に連絡を入れてあるので、すんなり応接室に案内されたが、対応してくれたのはなんと社長さんだった。
この対応には正直驚かされた。こっちは単なる取材記者で、取材の許可を頂くために来たのに、これでは賓客扱いだ。
社長さんは親会社が変わっても、そのまま継続して運営を任されていると言っていた。
『銚子電鉄』は1990年に京成電鉄系の会社から経営権が移り、苦難の時代に入った。
その中で不祥事から一時は倒産するが、千葉県や銚子市が支援し運営を継続するものの、設備の老朽化や幾多の事故により安全運行が危ぶまれた。車輛の整備費を捻出する為に「食品事業」で販売されていた『ぬれ煎餅』をネットで販売。全国から支援を受けて何とか乗り切る。その後、銚子商業高校やボランティア団体が『銚子電鉄サポーターズ』を結成して、安全運行のための募金活動を行い2007年までにある程度の成果を得る。
しかし、東日本大震災の影響で観光客が激減。
もはや自己再建は不可能と判断された。2013年、当面10年間の安全運行等の資金7億6000万のうち1/3を国が、1/3を千葉県と銚子市が、そして残りを自助努力で賄うことになった。
廃線の危機は免れたものの、現状維持ではもはや最終的段階に陥ってしまったのだ。
『銚子電鉄』は、再建のメドがたたないまま、(その10年が)経とうとしていた。
そこに現れたのが大手不動産デベロッパーで、新たなニュータウン建設を企画していた同社は土地探しをしていて、担当者が『銚子電鉄』の現状を知った。
計画に見合う土地探しを沿線で行ったところ、銚子市西部の「七つ池」周辺に目をつけた。
ニュータウン建設には、そこに暮らす住民のための日常的な『足』が必須だ。
自家用車しか移動手段が無い場合は、住民がある程度若い層に限られる。
老後を風光明媚な土地でゆったりと暮らす為には、鉄道・バスによる移動が完備されていなければならない。
しかし、大手不動産デベロッパーが計画した場所は『銚子電鉄線』とは真逆の位置だ。
銚子駅に拘らなければ、一つ手前の『松岸』の方が遥かに近い。
でも知名度は銚子の方が断然高いので、アクセスするなら銚子駅しかない。
担当者は自分の仕事と『銚子電鉄』とのコラボレーション実現のため、『銚子電鉄』の子会社化、路線延長によるニュータウンまでの交通アクセスの実現を画策した。
企画会議では銚子市七つ池付近のロケーションが絶賛されて、計画に『GOサイン』が出た。
千葉県や銚子市との協議はトントン拍子に進み(双方とも『銚子電鉄』の行く末が頭痛の種だったこともある)、銚子市七つ池付近の50haにニュータウン開発の許可を出した。
さらに交通アクセスのために、銚子駅までの計画路線上の土地確保に協力してくれることになった。
調査期間中に計画はさらに進化し、『銚子電鉄』の環状化。ライトレール化が盛り込まれて、七つ池付近は大型ショッピングモールの建設も決定した。
旧来の『銚子電鉄線』は路盤が脆弱なので、西回りの新線を外川漁港付近まで開通させてから、徐々に改良工事を行うことになっている。
今現在は、第一期工事が完了して『銚子電鉄銚子ライトリンク線』が外川漁港まで開通し、ニュータウンは区画整理が終わったところだった。
今後はニュータウンに宅地とショッピングセンターの建設が行われ、来年には第一期分譲が行われる予定だという。
ただし、沿線の「屏風が浦」や「千葉科学大学」、「外川漁港」へのアクセスは完了している。
あ~長い社長の解説だった。
応接室を辞去して、頂いた3日間のフリーパスで早速『銚子ライトリンク線」に乗車した時は、もうヘトヘトになってシートに沈み込んだ。
車輛は流線型の「富山ライトレール」と酷似したデザイン。ただ3両編成で、改札の無い中間駅(電停というらしい)は、乗車が最後部ドア・降車が運転席直後のドアとなっている。
社長の話しではライトレール化されるものの、苦しい時代を共に生き抜いた旧型車も存続し、急行として運用される予定なのだ。
そのため、急行停車駅は高さが1200mmの専用ホームが設置される。
どちらにしても『これから』の鉄道だと感じた。
『銚子ライトリンク』がわざわざ『銚子電鉄』という名前を残したことも驚きだったが、どん底を味わい、全社一丸となって危機を乗り越えてきたから、このチャンスは最大限活かして欲しいと強く願った。
『銚子ライトリンク線』の銚子駅は現在仮設だが、間もなくJR線が高架化されて3面6線の大きな駅に生まれ変わる。これは例の大手不動産デベロッパーが開発しているニュータウンの完成時には、乗降客が現在の10倍くらいに増加する可能性があるからだ。
ニュータウン内のショッピングモールはアウトレットも含まれるため、近隣都市以外にも都内からの買い物客が期待されている。
旧『銚子電鉄』のホームは高架工事が始まると仮設の線路で、『銚子ライトリンク線』銚子駅に接続される。
高架工事が完成したところで、『銚子ライトリンク』の駅はJR線直下に移動し、1階が『銚子ライトリンク線』、2階はコンコースとショッピングモール、3階がJR線のホームとなる。
2階コンコースは駅前に新設されるペデストリアンデッキに接続。南口まで自由に行き来出来るようになるのだ。
『銚子ライトリンク線』は、銚子駅を発車するとJR線直下を西進して「清川町電停」、ヒゲタ醤油の工場前『八幡町駅』などを通って、ニュータウンに入る。
七つ池を大回りして南に転進し、「屏風ヶ浦」付近から銚子ドーバーラインに沿って東進する。
そのまま二つの「千葉科学大学」キャンパスを通って、外川漁港に達していた。
…と、まあ。初めての地で色々聞かされても、とても一度に理解は出来ない…よね、普通。
ただ、一つ判ったのは…、
奈美さんが言った通り、外川漁港はとても『ヨーロッパ』の港の雰囲気は全くなかった(笑)
とにかく初日は全線走破しただけでとっぷりと日が暮れた。
写真も撮ったけど、果たして使えるのかどうか…自信がない。
そう考えると写真もそつなく撮り、取材も要点をつかんで効率よく奈美さんの技量は、俺なんか足元にも及ばないと今さらながら思い知らされた。
今日はホテルに帰って、一人で反省会かな(涙)。
<つづく>
と、声に出して異国情緒を味わおうと試みた。
たしかに駅前はきれいに整備されているし、駅舎だって結構立派なものだ。
駅前で西に曲がるメインストリートだって、片側2車線の広々とした道路と歩道だし、一部にはアーケードも残っている。
こんな余裕たっぷりな道路は、ちょっとした地方都市でも滅多にお目にかかれない。
でも…なんだろうね。この残念感。
決して寂れたとか、言いたくはないが…。
特徴が無さ過ぎる。
多分、昔は商店街だったろう駅前のメインストリートには、大手チェーンのファーストフードやコンビニ、そして居酒屋などが点在し、まだ午後になったばかりなのに人通りがまばらなのだ。
こんな景色を以前も見た事あるなあ、とちょっと考えたらすぐに思い出した。
以前の伊東や熱海が丁度こんな感じだった。今は再生というか、企業努力でかなり回復してるらしいが、最近行ってないので何とも言えないけどね。
で、なんでさっきから駅前をうろついているかと言えば…、
「銚子電鉄ってどこ?」
あ、また口に出てしまった(汗)
しかし、そんな俺の疑問に応えるどころか、俺の独り言を聞き止める通行人が…いない(涙)。
客待ちのタクシーの運転手だけが、さっきからウロウロしてる俺を胡散臭そうな目で見ているだけだ。
取り敢えず逃げ込む様にJRの駅に駆け込んだ。
「あ」
そこに探していた『銚子電鉄』の文字が…。
駅員に聞いてみたら、銚子駅は『共同使用駅』だそうで、乗場は2・3番ホームの先にあると教えてくれた。
なるほど、小田急と箱根登山鉄道の小田原駅みたいなもんね。
(箱根湯本が共同駅だと思っている人も多いだろうが、あそこは箱根登山鉄道の駅で小田急は乗り入れているだけです。)
でも今日は乗らないので、取材先の方の『銚子電鉄』へ向かうことにした。
編集長から受け取った案内図(手書きなのでわかりにくい(涙))をたよりに、駅の東側にある跨線橋を渡る。
途中で下にホームが見えた。件の2・3番線らしきホームの先には何だか変な建物があって、そこに確かに『銚子電鉄』と書いてあった。そこが『銚子電鉄』の改札口らしい。
『共同使用駅』というより『間借り駅』ですね、これでは(笑)
改札口といっても、手前にタッチ式の簡易改札機があるだけで行き来は自由のようだ。
もっとも簡易改札機はJRのもので、『銚子電鉄』はSuicaどころか切符も売っていない。バスみたいに乗ってからの支払いなのかもしれない。
小屋の先はホームの幅が半分になっていて、その切り欠きホームこそ『銚子電鉄』の発着ホームのようだ。
ちなみにその反対側の3番ホームは長編成のJR車がそのまま使用してるらしい。ということは、先頭車に乗って来てそのまま『銚子電鉄』に乗る時は、一旦手前の簡易改札機にタッチしに戻らなければならない様だ。
跨線橋を渡りきる直前右側に、いかにも仮設風の階段があって、その先に真新しい建物が見える。
それこそが取材対象の方の『銚子電鉄』なのだ。
早速、駅職員にご挨拶。
事前に連絡を入れてあるので、すんなり応接室に案内されたが、対応してくれたのはなんと社長さんだった。
この対応には正直驚かされた。こっちは単なる取材記者で、取材の許可を頂くために来たのに、これでは賓客扱いだ。
社長さんは親会社が変わっても、そのまま継続して運営を任されていると言っていた。
『銚子電鉄』は1990年に京成電鉄系の会社から経営権が移り、苦難の時代に入った。
その中で不祥事から一時は倒産するが、千葉県や銚子市が支援し運営を継続するものの、設備の老朽化や幾多の事故により安全運行が危ぶまれた。車輛の整備費を捻出する為に「食品事業」で販売されていた『ぬれ煎餅』をネットで販売。全国から支援を受けて何とか乗り切る。その後、銚子商業高校やボランティア団体が『銚子電鉄サポーターズ』を結成して、安全運行のための募金活動を行い2007年までにある程度の成果を得る。
しかし、東日本大震災の影響で観光客が激減。
もはや自己再建は不可能と判断された。2013年、当面10年間の安全運行等の資金7億6000万のうち1/3を国が、1/3を千葉県と銚子市が、そして残りを自助努力で賄うことになった。
廃線の危機は免れたものの、現状維持ではもはや最終的段階に陥ってしまったのだ。
『銚子電鉄』は、再建のメドがたたないまま、(その10年が)経とうとしていた。
そこに現れたのが大手不動産デベロッパーで、新たなニュータウン建設を企画していた同社は土地探しをしていて、担当者が『銚子電鉄』の現状を知った。
計画に見合う土地探しを沿線で行ったところ、銚子市西部の「七つ池」周辺に目をつけた。
ニュータウン建設には、そこに暮らす住民のための日常的な『足』が必須だ。
自家用車しか移動手段が無い場合は、住民がある程度若い層に限られる。
老後を風光明媚な土地でゆったりと暮らす為には、鉄道・バスによる移動が完備されていなければならない。
しかし、大手不動産デベロッパーが計画した場所は『銚子電鉄線』とは真逆の位置だ。
銚子駅に拘らなければ、一つ手前の『松岸』の方が遥かに近い。
でも知名度は銚子の方が断然高いので、アクセスするなら銚子駅しかない。
担当者は自分の仕事と『銚子電鉄』とのコラボレーション実現のため、『銚子電鉄』の子会社化、路線延長によるニュータウンまでの交通アクセスの実現を画策した。
企画会議では銚子市七つ池付近のロケーションが絶賛されて、計画に『GOサイン』が出た。
千葉県や銚子市との協議はトントン拍子に進み(双方とも『銚子電鉄』の行く末が頭痛の種だったこともある)、銚子市七つ池付近の50haにニュータウン開発の許可を出した。
さらに交通アクセスのために、銚子駅までの計画路線上の土地確保に協力してくれることになった。
調査期間中に計画はさらに進化し、『銚子電鉄』の環状化。ライトレール化が盛り込まれて、七つ池付近は大型ショッピングモールの建設も決定した。
旧来の『銚子電鉄線』は路盤が脆弱なので、西回りの新線を外川漁港付近まで開通させてから、徐々に改良工事を行うことになっている。
今現在は、第一期工事が完了して『銚子電鉄銚子ライトリンク線』が外川漁港まで開通し、ニュータウンは区画整理が終わったところだった。
今後はニュータウンに宅地とショッピングセンターの建設が行われ、来年には第一期分譲が行われる予定だという。
ただし、沿線の「屏風が浦」や「千葉科学大学」、「外川漁港」へのアクセスは完了している。
あ~長い社長の解説だった。
応接室を辞去して、頂いた3日間のフリーパスで早速『銚子ライトリンク線」に乗車した時は、もうヘトヘトになってシートに沈み込んだ。
車輛は流線型の「富山ライトレール」と酷似したデザイン。ただ3両編成で、改札の無い中間駅(電停というらしい)は、乗車が最後部ドア・降車が運転席直後のドアとなっている。
社長の話しではライトレール化されるものの、苦しい時代を共に生き抜いた旧型車も存続し、急行として運用される予定なのだ。
そのため、急行停車駅は高さが1200mmの専用ホームが設置される。
どちらにしても『これから』の鉄道だと感じた。
『銚子ライトリンク』がわざわざ『銚子電鉄』という名前を残したことも驚きだったが、どん底を味わい、全社一丸となって危機を乗り越えてきたから、このチャンスは最大限活かして欲しいと強く願った。
『銚子ライトリンク線』の銚子駅は現在仮設だが、間もなくJR線が高架化されて3面6線の大きな駅に生まれ変わる。これは例の大手不動産デベロッパーが開発しているニュータウンの完成時には、乗降客が現在の10倍くらいに増加する可能性があるからだ。
ニュータウン内のショッピングモールはアウトレットも含まれるため、近隣都市以外にも都内からの買い物客が期待されている。
旧『銚子電鉄』のホームは高架工事が始まると仮設の線路で、『銚子ライトリンク線』銚子駅に接続される。
高架工事が完成したところで、『銚子ライトリンク』の駅はJR線直下に移動し、1階が『銚子ライトリンク線』、2階はコンコースとショッピングモール、3階がJR線のホームとなる。
2階コンコースは駅前に新設されるペデストリアンデッキに接続。南口まで自由に行き来出来るようになるのだ。
『銚子ライトリンク線』は、銚子駅を発車するとJR線直下を西進して「清川町電停」、ヒゲタ醤油の工場前『八幡町駅』などを通って、ニュータウンに入る。
七つ池を大回りして南に転進し、「屏風ヶ浦」付近から銚子ドーバーラインに沿って東進する。
そのまま二つの「千葉科学大学」キャンパスを通って、外川漁港に達していた。
…と、まあ。初めての地で色々聞かされても、とても一度に理解は出来ない…よね、普通。
ただ、一つ判ったのは…、
奈美さんが言った通り、外川漁港はとても『ヨーロッパ』の港の雰囲気は全くなかった(笑)
とにかく初日は全線走破しただけでとっぷりと日が暮れた。
写真も撮ったけど、果たして使えるのかどうか…自信がない。
そう考えると写真もそつなく撮り、取材も要点をつかんで効率よく奈美さんの技量は、俺なんか足元にも及ばないと今さらながら思い知らされた。
今日はホテルに帰って、一人で反省会かな(涙)。
<つづく>
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
彼の巨大な体に覆われ、満たされ、貪られた——一晩中
桜井ベアトリクス
恋愛
妹を救出するため、一ヶ月かけて死の山脈を越え、影の沼地を泳ぎ、マンティコアとポーカー勝負までした私、ローズ。
やっと辿り着いた先で見たのは——フェイ王の膝の上で甘える妹の姿。
「助けなんていらないわよ?」
は?
しかも運命の光が私と巨漢戦士マキシマスの間で光って、「お前は俺のものだ」宣言。
「片手だけなら……」そう妥協したのに、ワイン一杯で理性が飛んだ。
彼の心臓の音を聞いた瞬間、私から飛びついて、その夜、彼のベッドで戦士のものになった。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
短編【シークレットベビー】契約結婚の初夜の後でいきなり離縁されたのでお腹の子はひとりで立派に育てます 〜銀の仮面の侯爵と秘密の愛し子〜
美咲アリス
恋愛
レティシアは義母と妹からのいじめから逃げるために契約結婚をする。結婚相手は醜い傷跡を銀の仮面で隠した侯爵のクラウスだ。「どんなに恐ろしいお方かしら⋯⋯」震えながら初夜をむかえるがクラウスは想像以上に甘い初体験を与えてくれた。「私たち、うまくやっていけるかもしれないわ」小さな希望を持つレティシア。だけどなぜかいきなり離縁をされてしまって⋯⋯?
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります>
政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる