魔導士カイラは許されない〜インキュバスの呪いで貞操帯をかけられた少年〜

集結

あらすじ

　カイラからお使いとガゼリオとの仲直りを命じられたヴェルトは、渋々魔法学校へ赴いた。

　カイラが好みそうな菓子やサンドウィッチなどを購入したヴェルトは、ガゼリオに会いに行くべきかどうか迷ってしまう。

　決断を先延ばしにするべくヴェルトは魔法学校のバルコニーへ向かったのだが、そこでガゼリオと偶然出会ってしまい話さざるを得なくなってしまった。

　繰り広げられるぎこちない2人の会話は、ガゼリオの恋人と自称するレオの登場により何もかも有耶無耶なまま終わってしまう。

　2人の会話からガゼリオの想い人がヴェルトである事を見抜いたレオは、ガゼリオへ何度目かの告白をしたのだった。

　その日の夜、ガゼリオの呪いが解ける日という事でレオは彼と共にホテルに宿泊したのだ。

　幸せな時を過ごした後、再びレオから告白を受けたガゼリオであったが、考える時間が欲しいとレオへの返答も有耶無耶なまま、忌わしい男のもとへと帰った。