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初めての遠征〜ダーティとカイラ〜
仕事
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山賊屋敷の台所にて。
「ひぃ……!」
やはり貴族の屋敷のキッチンである為、広々としているのだが……しばらく掃除すらしていなかったのだろう。酸化した油汚れで塗れており、潔癖症ならば0.1秒で逃げ出すだろう。
「とりあえず、お前にゃここの掃除をしてもらう! ペッカペカに磨くんだァ! ……もしできなかったら分かってるなァ!?」
「はぃいっ! ペッカペカに磨かせていただきますぅうっ!」
子分に恐れをなしたカイラは直立し命令を復唱した後、そこら辺に転がっていたスポンジを手に取ると、
「『ソープ』!」
と唱えた。するとカイラの手のひらに我々が普段の生活で見るような石鹸の泡が現れた。
これは昔、魔法を習っていた主婦が洗い物を楽にするべく開発した魔法である。
そして洗面台に溜まっていた、もういつ汚したのか分からない食器を洗い始めた!
(どうしよう……どうしよう!)
食器を洗う中、カイラは焦り続ける。
(ダーティさんが連れてかれちゃった!)
自分が守るべき存在が連れて行かれた。
しかも想像するに……きっと今頃ダーティは……
(僕には手を出すなって……ダーティさん、僕を守る為に……!)
忙しなく手を動かしながら、カイラは己の無力さに打ちひしがれる。
守るべき相手を守るどころか守られてしまい、自分はただ保身の為に動くしかできない。
(もし僕がマティアスさんくらい強かったら……この状況から脱せたのかな)
考えてもしょうがない事ばかり考え、カイラは遂に自己嫌悪に陥ってしまう。
(ダーティさん……どうか、ご無事で……!)
掃除を続けながら、カイラは必死でダーティの無事を祈った。
***
「カイラぁ! 料理はまだかァ!」
「た、ただいまっ!」
ペッカペカに磨いたキッチンで料理も任されたカイラは、獣肉を12人分焼きダイニングへ食事を運ぶ。
そして……カイラはダイニングで目にしてしまった。
「ん……んぅ……っ♡」
複数人の男に囲まれ、淫蕩なる遊びに付き合うダーティの姿を。
口で1人へ奉仕しながら、両側にいる男2人の魔羅を手で扱いている。
自分の置かれた状況にすら興奮しているらしく、何度か精を吐き出したであろう肉茎が強張り始めている。
「や、やべぇ……っ! 吸い込まれ……ッ!」
口淫を施されていた男が、足をガクガクと震わせながらダーティの口内へ汚い汁を吐き出した。
「ん゛……♡♡」
声を漏らしながらもダーティは一滴残らず精を口に含んだ。
それどころか、ダーティは萎み始めた肉茎を舐め、尿道に残った白濁をストローの要領で吸い出し始めたのだ。
「お゛っ!? お゛ぉぉ……っ!」
執拗な掃除に山賊は声を上げ、ダーティに話された途端にその場に崩れ落ちる。
頬を染め舌舐めずりをする様はまさに夢魔。
「あ……ゔっ!」
「イ……っ!」
そして両隣の山賊共も精を吐き出し、ダーティの頭に思い切りぶちまけた。
精のシャワーを浴びたダーティは眉根に皺を寄せるどころか……むしろ、幸せそうに笑っていた。
エロ漫画でしか見ないような光景にカイラは目を白黒させ、背後に潜んでいた罪悪感に首を絞められる。
「おらァカイラァ! なにモタモタしてんだこのヤロオォォ!!」
「ひぃいぃっ! すみません!」
焼いた肉を乗せた皿を食卓へ置くと、山賊共が我先にと肉を手に取り頬張った。
「……なんだァこの肉ぅ! 焼き過ぎじゃねぇかテメェこのカイラァァ!!」
「ひぃいぃっ!!」
「テメェダーティみてーに奉仕できねーんならよォー! 家事くれーはキッチリやりやがれェ!」
「ご、ごめんなさい、ごめんなさい!」
ふとカイラが再びダーティへ視線をやると……
「あっ♡ あぁあっ♡♡」
とある山賊に組み敷かれ犯されているのが見えた。
ズチュン! ズチュン! と乱暴に肉壺を穿ち、山賊は下卑た笑みを浮かべダーティを見下ろす。
「どーだ、俺のテクニックは!」
「はぁ♡♡ あ♡ 凄、いッ♡♡♡ あ゛っ♡♡」
(……ヘタクソ)
身をガクガクと震わせダーティは雌の快楽に堕ちるフリをする。
「だろぉ? 俺のデカマラでケツまんグショグショにしてやっからなぁー?」
山賊が気になった仲間が恐る恐るといった感じで声をかける。
「おい、俺、男の経験ねーんだけどよ……ケツって気持ち良いのか?」
「あぁ! 特にコイツのケツは一級品だ! チンコ吸い込まれ……う゛っ!」
気を許した途端に気を逸した山賊はダーティの中に熱を放った。
「あぁ♡♡ イ……ッ♡♡」
(しかも早漏……残念な奴)
気をやるフリをしながらダーティは「残念な奴」という烙印を山賊に押した。
「……はぁ♡ はぁ♡ 君も試してみるか? もっと欲しくて堪らないんだ」
肉茎を抜かれたダーティは山賊共に尻を向け誘惑し始める。
縦に割れたいやらしい穴から男の精が溢れ出し、それが男共の中に眠るソドミーな欲求を掻き立てる。
「……お、俺ヤるよ」
先程質問した男が立ち上がり、ギラギラした目でダーティを見下ろした。
「次は俺」
「あっ、俺も!」
それからも候補者が続々と現れ、食事中であるにも関わらずダーティの嬌声は鳴り止むことは無かった。
「ひぃ……!」
やはり貴族の屋敷のキッチンである為、広々としているのだが……しばらく掃除すらしていなかったのだろう。酸化した油汚れで塗れており、潔癖症ならば0.1秒で逃げ出すだろう。
「とりあえず、お前にゃここの掃除をしてもらう! ペッカペカに磨くんだァ! ……もしできなかったら分かってるなァ!?」
「はぃいっ! ペッカペカに磨かせていただきますぅうっ!」
子分に恐れをなしたカイラは直立し命令を復唱した後、そこら辺に転がっていたスポンジを手に取ると、
「『ソープ』!」
と唱えた。するとカイラの手のひらに我々が普段の生活で見るような石鹸の泡が現れた。
これは昔、魔法を習っていた主婦が洗い物を楽にするべく開発した魔法である。
そして洗面台に溜まっていた、もういつ汚したのか分からない食器を洗い始めた!
(どうしよう……どうしよう!)
食器を洗う中、カイラは焦り続ける。
(ダーティさんが連れてかれちゃった!)
自分が守るべき存在が連れて行かれた。
しかも想像するに……きっと今頃ダーティは……
(僕には手を出すなって……ダーティさん、僕を守る為に……!)
忙しなく手を動かしながら、カイラは己の無力さに打ちひしがれる。
守るべき相手を守るどころか守られてしまい、自分はただ保身の為に動くしかできない。
(もし僕がマティアスさんくらい強かったら……この状況から脱せたのかな)
考えてもしょうがない事ばかり考え、カイラは遂に自己嫌悪に陥ってしまう。
(ダーティさん……どうか、ご無事で……!)
掃除を続けながら、カイラは必死でダーティの無事を祈った。
***
「カイラぁ! 料理はまだかァ!」
「た、ただいまっ!」
ペッカペカに磨いたキッチンで料理も任されたカイラは、獣肉を12人分焼きダイニングへ食事を運ぶ。
そして……カイラはダイニングで目にしてしまった。
「ん……んぅ……っ♡」
複数人の男に囲まれ、淫蕩なる遊びに付き合うダーティの姿を。
口で1人へ奉仕しながら、両側にいる男2人の魔羅を手で扱いている。
自分の置かれた状況にすら興奮しているらしく、何度か精を吐き出したであろう肉茎が強張り始めている。
「や、やべぇ……っ! 吸い込まれ……ッ!」
口淫を施されていた男が、足をガクガクと震わせながらダーティの口内へ汚い汁を吐き出した。
「ん゛……♡♡」
声を漏らしながらもダーティは一滴残らず精を口に含んだ。
それどころか、ダーティは萎み始めた肉茎を舐め、尿道に残った白濁をストローの要領で吸い出し始めたのだ。
「お゛っ!? お゛ぉぉ……っ!」
執拗な掃除に山賊は声を上げ、ダーティに話された途端にその場に崩れ落ちる。
頬を染め舌舐めずりをする様はまさに夢魔。
「あ……ゔっ!」
「イ……っ!」
そして両隣の山賊共も精を吐き出し、ダーティの頭に思い切りぶちまけた。
精のシャワーを浴びたダーティは眉根に皺を寄せるどころか……むしろ、幸せそうに笑っていた。
エロ漫画でしか見ないような光景にカイラは目を白黒させ、背後に潜んでいた罪悪感に首を絞められる。
「おらァカイラァ! なにモタモタしてんだこのヤロオォォ!!」
「ひぃいぃっ! すみません!」
焼いた肉を乗せた皿を食卓へ置くと、山賊共が我先にと肉を手に取り頬張った。
「……なんだァこの肉ぅ! 焼き過ぎじゃねぇかテメェこのカイラァァ!!」
「ひぃいぃっ!!」
「テメェダーティみてーに奉仕できねーんならよォー! 家事くれーはキッチリやりやがれェ!」
「ご、ごめんなさい、ごめんなさい!」
ふとカイラが再びダーティへ視線をやると……
「あっ♡ あぁあっ♡♡」
とある山賊に組み敷かれ犯されているのが見えた。
ズチュン! ズチュン! と乱暴に肉壺を穿ち、山賊は下卑た笑みを浮かべダーティを見下ろす。
「どーだ、俺のテクニックは!」
「はぁ♡♡ あ♡ 凄、いッ♡♡♡ あ゛っ♡♡」
(……ヘタクソ)
身をガクガクと震わせダーティは雌の快楽に堕ちるフリをする。
「だろぉ? 俺のデカマラでケツまんグショグショにしてやっからなぁー?」
山賊が気になった仲間が恐る恐るといった感じで声をかける。
「おい、俺、男の経験ねーんだけどよ……ケツって気持ち良いのか?」
「あぁ! 特にコイツのケツは一級品だ! チンコ吸い込まれ……う゛っ!」
気を許した途端に気を逸した山賊はダーティの中に熱を放った。
「あぁ♡♡ イ……ッ♡♡」
(しかも早漏……残念な奴)
気をやるフリをしながらダーティは「残念な奴」という烙印を山賊に押した。
「……はぁ♡ はぁ♡ 君も試してみるか? もっと欲しくて堪らないんだ」
肉茎を抜かれたダーティは山賊共に尻を向け誘惑し始める。
縦に割れたいやらしい穴から男の精が溢れ出し、それが男共の中に眠るソドミーな欲求を掻き立てる。
「……お、俺ヤるよ」
先程質問した男が立ち上がり、ギラギラした目でダーティを見下ろした。
「次は俺」
「あっ、俺も!」
それからも候補者が続々と現れ、食事中であるにも関わらずダーティの嬌声は鳴り止むことは無かった。
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