【第2部】メラヴェル女男爵の事件簿〜死のお茶会〜【エドワード朝英国ミステリー×ヒストリカルロマンス】

早瀬晶

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11.【出題編】最後の自由

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 ミスター・レジナルド・シルヴァリーの屋敷から帰宅したアメリアは、自室の書き物机の前に座っていた。
 本来であれば、そろそろディナーのために着替えねばならないのだが、今夜は客人もおらず母もまだ臥せっているので、思い切って着替えは省略することにしてしまった。
 代わりにここまでに得た事件関係者からの証言に思いを巡らせる。

 ――ヘンリー卿とレディ・シルヴァリーは何故事実を隠したりしたのかしら。

 彼らが隠していた事実は二つあるとアメリアは考えていた。
 一つ目は、シルヴァリー伯爵未亡人がお茶会の途中で訪問者に応対するために席を立っていたこと。
 ヘンリー卿は事件当日の出来事について説明するときに、この点に全く言及しなかった。
 そして、シルヴァリー伯爵未亡人は、言及はしたものの誰が訪問してきたのかは忘れてしまったと言っていた。

 ――いくら1年以上前のこととは言え、自分のご主人が亡くなった日に訪ねて来た人のことを忘れられるものかしら。

 アメリアはつい机に肘をついて深く考え込んでしまう。

 そして、二つ目は、毒殺された先代シルヴァリー伯爵の水差しに伯爵未亡人が触れていたこと。
 ヘンリー卿も伯爵未亡人も先代シルヴァリー伯爵は終始自分でグラスに水を注いでいたと言っていた。
 しかし、今日面会した先代伯爵の弟ミスター・レジナルド・シルヴァリーは伯爵未亡人が水差しに触れていたことを証言した。

 ――ミスター・レジナルド・シルヴァリーによれば、レディ・シルヴァリーは訪問者に対応する直前に水差しを手に取って先代シルヴァリー卿のグラスに注いだということだったわ。
 ――彼はその時点で水差しは空になっていたとも言っていた……。

 先代伯爵はお茶会の場ではほとんど水しか飲んでいなかったというのだから、毒は水差しかグラスに入っていたというのが順当な推理にはなる。
 そうだとすると、本人以外で水差しに触れていたシルヴァリー伯爵未亡人が怪しいということになってしまう。

 ――単に忘れていただけかしら?それとも、疑われるのを避けたくて?
 ――もしくは、何か後ろめたいことがあるから?

 そこまで考えると、アメリアの思考は、やはりシルヴァリー伯爵未亡人の息子――まだ乳児の当代のシルヴァリー伯爵――のことに戻ってしまう。
 両親である先代シルヴァリー伯爵とも伯爵未亡人とも似ていない赤毛。
 そして、以前から伯爵未亡人を訪ねていたという"赤毛の男性"。

 ――でも、まだ推理するには情報が足りない気がするわ……。

 しかし、その点については明るい展望があった。
 ミスター・レジナルドの屋敷を離れる直前に伯爵未亡人は、アメリアとアルバート卿がお茶会の残りの出席者2人――伯爵未亡人の姉デヴァルー子爵夫人とその子爵夫人の名づけ子のミスター・グレイストーン――に会えるよう取り計らってくれると言っていた。
 彼らに話を聞くことができれば、お茶会当日の出来事の事実関係がもっとはっきりするかもしれない。
 アメリアはその希望を確かめるように一つ頷いた。
 とにかく、残りの関係者の話を聞いてみないとこれ以上の推理はできそうにない。
 そう考えたアメリアは一旦推理は棚上げにし、ディナーまでは屋敷内の図書館で過ごそうと、ゆっくりと椅子から立ち上がった。

 ***

 そして、伯爵未亡人は無事に面会の約束を取り付けてくれた。
 彼女からの手紙によると、デヴァルー子爵夫人が金曜日の午後にアメリアとアルバート卿に彼女の屋敷で会ってくれるとのことだった。
 子爵夫人はミスター・グレイストーンにも同席を打診してくれているらしい。
 
 しかも、アメリアにとって好都合なことに、シルヴァリー伯爵未亡人は同行を遠慮すると申し出てくれていた。
 確かに未婚のレディであるアメリアが独身男性のミスター・レジナルドを訪ねたときは伯爵未亡人の付き添いが必須だったが、今回は既婚女性である子爵夫人の家を訪ねるのだから伯爵未亡人まで付き添う必要はないのだ。

 ――正直、レディ・シルヴァリーがいないところで話を聞けるのは有難いわ。
 
 アメリアはシルヴァリー伯爵未亡人に掛けられた容疑を晴らしたいと思ってはいるが、そのためには伯爵未亡人にとって都合の悪い質問をしなければならないこともあるし、それに何より――真実が伯爵未亡人の無実を証明するとは限らない。
 幼い子供のいる彼女の状況を思うと、あまり考えたくはないことだが、可能性としては常に考慮しておくべきだとアメリアは思っていた。

 ***
 
 そして、約束の金曜日、アメリアは目立つ動きをしないよう注意を払いながら外出の準備を進めていた。
 というのも、これまで酷い風邪に捕まって自室にこもっていた母ミセス・グレンロスの体調が回復してきたので、母が自室から出てくるようになった彼女と顔を合わせる機会が増えていたからだ。

「来週、病院の講演会で挨拶をしなければならないから何とか咳が収まってきて良かったわ」

 金曜日の昼食後、居間のアームチェアで病み上がりの体を休めていたミセス・グレンロスがそう言ったのを聞いて、アメリアは心の底から安堵した。
 ミセス・グレンロスはアメリア――つまり、メラヴェル女男爵――の母として、メラヴェル男爵家が後援する病院の理事を務めている。
 慈善活動は彼女のライフワークなので、大事な講演会を欠席する事態にならずに済んで本当に良かった。
 アメリアは小さく微笑んで、ラベンダー色の訪問用ドレスを縁取る黒い襟を撫でた。

 「ところで、あなたはこれから出かけるみたいね?」

 母にそう問われてアメリアの心臓が跳ねた。
 やはりどんなに目立たないように準備しても母の目は誤魔化せない。
 これまでは、母が臥せっているのを良いことに、捜査目的で自由に外出できていたが、今日からはそうはいかないかもしれない。

 「ええ、レディ・デヴァルーを訪ねに行くわ」
 「レディ・デヴァルー?どなただったかしら?」

 ミセス・グレンロスは娘に鋭い目を向ける。
 アメリアはそれに慣れているのでたじろぐことはなかった。
 ただ、ドレスと同じ色の小さなバッグの持ち手を軽く握りしめて平静を装って答えた。
 
 「レディ・グレイスからのご紹介なの。お母様もいつもおっしゃっている通り、交友関係を広げるためよ」
 「なるほど?じゃあ、レディ・グレイスも一緒なのね?」
 「ええ、そうよ。レディ・デヴァルーのお屋敷で合流するわ」

 大過なく答えられたはずだった。
 しかし、母はそれだけでは納得しなかった。

 「アメリア、あなた今日は馬車で行きなさい」
 「あら、どうして?」

 アメリアは動揺を隠して何げない風を装って尋ねた。
 今日訪問する予定のデヴァルー子爵夫人の屋敷は〈メラヴェル・ハウス〉からほど近いので、わざわざ馬車を用意させるよりは、自動車で行こうと思っていたのだ。

 「ノートンに私が臥せっている間のあなたの外出先について質問するわ。自動車に乗って出かけていたでしょう?」

 そう言うとミセス・グレンロスは有無を言わさず、近くに控えていたフットマンのサムに馬車の手配とショーファーのノートンの呼び出しを指示した。
 アメリアは自分のヘーゼルの瞳には焦りと憤りが浮かぶのを感じたが、できるだけそれらを抑え込むように努めた。
 
 母ミセス・グレンロスがノートンに質問するのは、アメリアにとっては非常に都合が悪かった。
 
 ノートンは最近雇われたばかりの使用人だが――おそらく既に気づいている。
 このメラヴェル男爵家の当主は間違いなくアメリアなのだが、率直に言って、未婚で未成年の女男爵にはこの家での実権がない。
 特に、ショーファーのノートンは新しい時代の使用人なので、形式的な序列よりも実態的な力関係に敏感なのだろうとアメリアは常々感じていた。 
 つまり、彼はこの家の"本当の女主人"であるミセス・グレンロスに問われれば、アメリアの行動についてすべて正直に話してしまうだろう。
 もちろん、ノートンには殺人事件の捜査のために外出していたことまでは明かしていないが、彼の運転で母の知らない人――シルヴァリー伯爵夫人――の家を訪れていたことがわかれば、目ざとい母は必ず娘の行動に疑問を持つだろう。
 しかも、その場にはノートンがウェクスフォード侯爵家の兄妹の一人として認識しているアルバート卿の姿もあった。
 母はアメリアと彼が以前一緒に盗難事件を捜査したことは知っているのだから、最悪の場合、娘の外出の目的――なんらかの事件の捜査――にも気づくかもしれない。
 アメリアの母は元々勘の良い人だが、娘の行動を読むことにかけては信じられないほどの鋭さを発揮する。
 
 そして、母が気づいてしまったら――。
 その先に起こることを想像してしまったアメリアは思わず叫びたくなった――が耐えた。
 耐えなければアメリアの自由は今この瞬間に終わってしまう。
 彼女は子供時代の家庭教師ミス・ウェザレルの言葉を頭の中で何度も復唱した。

 ――レディは感情を抑えねばなりません。
 ――殿方の感情は“情熱”と言われますが、レディのそれは“ヒステリー”と言われます。
 ――そう言われたら最後、誰もあなたの話を聞きません。
 ――最悪の場合は病院に閉じ込められますよ。お嬢様。

 もう10年以上も前に子どもらしい癇癪を起こしたときに言われた言葉なのに彼女の言葉は今でも一言一句思い出せる。
 今思うと、没落した子爵家の令嬢だったミス・ウェザレルは実利的で現実的なレディだった。
 そして、恐ろしいくらいに正しかった。
 
 いずれにしても、アメリアは今この最後の自由を手放してはいけない。
 最後の自由がある内に事件の残りの関係者の話を聞かなければならない。

 アメリアが黙って耐えていると、フットマンのサムが馬車の準備ができたことを告げに来た。
 アメリアは声の震えを抑えながら「いってくるわね、お母様」と母にキスをして居間を後にした。

「お嬢様、馬車に変更されたのですね?随分急ですが……」

 アメリアが玄関ホールに着くと、外出のお供をするために待機していたミス・アンソンが困惑顔で尋ねた。

「私が変更したわけではないのよ、アンソン」

 アメリアは力なく答え、ため息をついた。

 「どうやら今日が私の最後の自由な日みたいなの……当面のね」

 無言で視線を交わしている彼女たちの横をミセス・グレンロスに呼び出されたノートンが一礼して通り過ぎて行った。
 
 「とにかく行きましょう。出かける前に自由が終わったら大変なことになるわ」

 アメリアの一声で2人は玄関前で待っていた馬車へと向かった。
 立派なお仕着せに身を包んだ御者のミスター・ホーンがアメリアの手を取って馬車に乗るのを手伝ってくれる。
 急な予定変更だったにもかかわらず、彼は少しも動じていないようだった。
 アメリアは彼が馬車のキャビンのドアを閉めてくれるのを見ながら、こんなことなら前回の外出も馬車で行くべきだったかもしれないと後悔した。
 最新技術を駆使した自動車を運転するショーファーのノートンと違って、先代男爵の時代から伝統的な馬車を操ってきた御者のミスター・ホーンならミセス・グレンロスよりも当主であるアメリアの方を主人だと考えてくれたかもしれない。

 ――でも、ノートンが全てをお母様に話してしまったとしても、彼のことは責められないわ。
 ――彼はただ実質的な雇い主に忠実であろうとしているだけなのだから。
 ――それに結局……。
 
 馬車に揺られながらアメリアは深いため息をつた。
 
 結局のところ、正しいのは母の方なのだ。
 未婚のレディが殺人事件に興味を持つなど、正しくない。
 まして殺人事件の関係者に会って話を聞いて回るなど、もっと正しくない。
 殺人事件の謎を解き明かしたいと望むなど、全くもって正しくない。
 これが現実だ――少なくとも1910年の今は。
 
 アメリアは、もしかすると、母の言う通り自分は早く結婚すべきなのかもしれないとも思った。
 上流階級においては、女性であっても結婚して子供を産めば、ある程度の自由を手に入れることができることもある。
 爵位のある貴族が義務のために結婚し、"推定相続人"とその"予備"を儲けた後は、もうお互いの行動には干渉しない――極端な例ではあるがそんな夫婦も珍しくはない。
 その考えにアメリアは思わず目を閉じて笑ってしまった。
 
 ――でも、いずれにしても、妻のしていることが"探偵"じゃだめね。

 アメリアは先日ミスター・レジナルドに言った通り、自分のことを"探偵"だとは思っていない。
 けれど、今の彼女の行動が客観的に見て"探偵"――未婚のレディにも既婚のレディにも相応しくない行動――だということは認めざるを得なかった。

 アメリアが目を開けると、ミス・アンソンの遠慮がちな視線が彼女に向けられていた。
 彼女の黒い瞳は心配そうに揺れている。
 アメリアはその視線に応えて頷くと、これ以上余計なことを考えないよう事件のことに思いを巡らせ始めた。

 ***

 デヴァルー子爵家のタウンハウスはアメリアの屋敷〈メラヴェル・ハウス〉と同じメイフェアに位置していたので、アメリアとミス・アンソンはすぐに目的地に到着した。
 2人が門の中で馬車を降りて、屋敷の玄関に向かっていくと、途中でかがんでいる一人の若い紳士と行きあった。
 彼は微かにストライプが入った濃いグレーの洒落たラウンジスーツを着ていて、そのズボンの裾は最近の都会の若者風に折り返して仕立てられている。
 彼は玄関の階段の少し手前の砂の地面の上の何かを探しているらしい。
 アメリアに気がついた彼が立ち上がってボウラーハットを少し上げて挨拶すると、彼の柔らかそうな黒髪が少し風に揺れた。
 アメリアも礼儀正しく挨拶をする。
 そして、彼は温かみのあるブラウンの瞳をアメリアに向けた。

 「失礼ですが、あなたが今日いらっしゃるという“探偵女男爵”のレディですね」
 「ええ、そう呼ぶ方もいらっしゃいますけど……」

 アメリアは曖昧に答えるが、紳士の顔には柔らかい微笑みが浮かんだ。
 この方がミスター・テディ・グレイストーンに違いないとアメリアは思った。
 デヴァルー子爵夫人は無事に彼をこの場に呼ぶことができたらしい。
 アメリアも微笑みを返すと、紳士は改まって自己紹介を始めた。
 
「私は、グレイストーン男爵家のセオドア・グレイストーンです。普通はミスター・グレイストーンと呼ばれるところですが、名付け親のレディ・デヴァルーは私をテディと呼びます」
「レディ・メラヴェルです。お会いできて光栄です。ミスター・グレイストーン」

 アメリアが手を差し出すと、テディことミスター・グレイストーンは彼女の手をとって敬意を示した。
 そのとき、アメリアは彼の上着から覗いている白いシャツの袖に目を留めた。
 片方には銀のカフリンクが付いているのに、もう片方にはそれがない。
 どうやらそれが彼の探し物らしい。
 アメリアが思った通り、彼の視線はまた砂の地面に戻った。

 「カフリンクをお探しなのかしら?」
 「ええ……さっき落としてしまったようで。よくお気づきになりましたね」

 ミス・アンソンも一緒になって3人で地面を探したが、銀のカフリンクは見当たらない。

 「落とされたとき、地面に落ちる音をお聞きになりまして?」

 アメリアはふと思いついてミスター・グレイストーンに尋ねた。
 彼は思い返すように唇の下に手袋をした指を掛ける。

「そういえば、聞いていませんね……」
「でしたら……」

 アメリアがミスター・グレイストーンの足元に視線を移すと、彼もそれをたどって自分の足元を見た。
 すると、2人の目が彼の折り返したズボンの裾に銀のカフリンクが引っかかっているのを捕らえた。

「ありました!」

 ミスター・グレイストーンは素早くカフリンクを拾い上げると満面の笑みで言った。
 その様子を見て、アメリアも自然と笑顔になった。

「さすがお噂通りの賢いレディですね。ありがとうございます。レディ・メラヴェル」
「いえ、とんでもない」

 ミスター・グレイストーンのブラウンの瞳がアメリアのヘーゼルの瞳を見つめる。
 その瞳に見つめられると、アメリアの鼓動は何故か速くなった。
 彼女が無意識に自分の襟を撫でた――そのとき。

「こんにちは。レディ・メラヴェルと――」 

 2人の後ろから一人の紳士がやって来た――アルバート卿だった。
 ミスター・グレイストーンは彼が今日のもう一人の客人と気づいたようですぐに挨拶した。

「初めまして。グレイストーン男爵家のセオドア・グレイストーンです」
「アルバート・モントローズ=ハーコートです。お会いできて光栄です。ミスター・グレイストーン」
「こちらこそ、アルバート卿」

 2人の紳士は軽く握手を交わすと、詳しい話は室内でと言い合って、アメリアとミス・アンソンを先に玄関に促した。
 しかし、アメリアはアルバート卿がミスター・グレイストーンの折り返して仕立てられている若者の流行を反映したズボンを見て微かに顔を顰めたのを見逃さなかった。
 アメリアは口元だけで微笑んだ。
 出かける前の母との諍いで重くなっていた心がほんの僅かに軽くなった気がした。
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