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第一部 エルマの町
第四十六話 暗躍するもの
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その日の夜、ロードも寝静まり、ウェインが何かの用事でどこかへ行っている間、アレス、メリナ、リードの三人は一階でカードゲームをしていた。
「はえーそんなことがあったのか」
アレスはウェインの口止めを守らずにリードに洗いざらいあったことを話した。
メリナは最初止めていたが、結局すべて聞かせてしまい呆れていた。
「何でこのアホは全部話すのかね…」
「いいだろ別にこれで仲間が一人出来たんだから良しとしようぜ」
「俺を巻き込んだのか? ひでえ奴だな」
「本当にね、、 仲間を売るなんて最低よ」
「まあ所詮人間はいざとなったら自分の身が一番可愛いんだ。それを誰が責められる? 実際、ロイドを倒した今も被害にあった市民は軍への不満が大きくなっているらしいな」
「俺たちも頑張ったのになぁ… アイツらは俺たちがただの魔物と戦っているだけだと思ってるようだし、国もさっさとカオスの遺子の存在を認めればいいのにな」
「それはダメよ、これ以上面倒なことになるわ」
「だったらどうすればいいんだよ?」
「それは…」
現状では最善の選択肢は二人の頭には思い浮かばなかった。
「アレスの言うことも一理ある。各国が遺子たちの存在を認めて戦っている訳をちゃんと説明できれば多くの人は納得するだろう。だが、物事には良し悪しがある、戦いに賛成しない奴も出てくる。それにアイツらだって一枚岩じゃない、それぞれ違う思想を持ってる。一概には決められないな~」
リードもただ互いの良い点、悪い点を述べただけで話は最後までまとまらなかった。
「お、上がりだ」
「またリードかよ、これで何回目だよ」
「悪いな、そう言うことだ一週間、掃除、洗濯、料理頼むぞ。あ、あとなロードにウェインのことは喋るなよ、もし喋ったら覚えとけよ」
アレスを睨み付けるて口止めをすると二階へあがろうとした時にドアを激しく叩く音が響いた。
けたたましく鳴り響くノック音にキレたアレスが訪問者を出迎える。
「何時だと思ってんだ!? こっちはもう営業終了してんだよ! 用があるなら明日出直してこい!!」
ドアを開けると一人の男性が慌てふためいて要件をアレスに言った。
「そこの裏路地で人が、人の死体が転がってるんだ!」
「はあ? おじさんちょっと大丈夫勘違いじゃないの? 俺が言うのもなんだけど酔っぱらってない? それか変な草でも食べた?」
「今はふざけている場合じゃないんだ! とにかく早く来てくれ!」
アレスは夜中なこともあってか今更外に出たくなくて早く追い返そうと雑な対応をしていた。
「んもう~なんのおとぉ~?」
「ほらぁ~おじさんがうるさいせいで家の赤ちゃんが起きてきたじゃないか」
ロードは目をこすりながら階段を降りてくるとリードにもたれかかった。
「本当に死体があるんだ! それにその死体は混血なんだよ!」
混血の死体と聞いてロードも目がはっきり覚めるほどの衝撃を覚えた。
「え、混血ってことは兵士…? 一体どういうこと」
「落ち着けロード、現場には俺とアレスが行く。お前はメリナと留守番していろ。メリナ、ロードを頼む」
「ええ分かったわ」
リードはメリナにロードを預けると、アレスを連れて現場に向かった。
現場には真夜中とはいえ幾人かの人が野次馬となって集まっていた。
「ほらどけどけ野次馬ども兵士様のお通りだぞ」
「ようやく来たか、ほらこっちだ」
二人に気づいた市民は道を開け、アレスたちは死体に近づくと死体の異様さに驚いた。
「この死体… 首が無いぞ」
首が無い死体に驚いているアレスを尻目に、リードが死体の身体を調べていると死体の人物が分かってしまった。
「これはウェインだな」
「何言ってんだリード? ウェインは混血じゃないだろ?」
「いやコイツは前に混血であることを俺に言った。その証拠に腕をめくって痣を見せた、その位置がこの死体のものとそっくりなんだ」
「おいそれだったら誰がコイツを殺したんだ? …いや、それ以上に消えた首はどこに…」
リードは首の断面や流れている血、伝わってくる体温を鑑みて一つの疑問が浮かんだ。
「コイツはついさっき殺されたようだ、まだ体が温かい」
「それじゃあ町の誰かが殺したって言うのか? お前たち何か見たか?」
アレスは集まっている市民を見て尋ねた。
「おいアンタら俺たちを疑っているのか!? ふざけるなよ! 何で俺たちが兵士を殺すんだ? それに、俺たち市民が混血に勝てるわけないだろ」
「私たちを疑うんなら、この前の奇妙な骨折とかもお前たちは解決したって言うけどそれは本当なの? また同じことが起きるんじゃないの?」
「俺の女房も腹に食らった衝撃で流産してしまったんだぞ! ベガの隊長も死んだらしいじゃねえか、お前たち本当は逃げ帰って来たんじゃないのか!?」
アレスの疑いの言葉を契機にアレスたち兵士と市民の間でいざこざができてしまった。
収拾もつかない状況にアレスは必死に市民を抑えるが、怒りと不満に満ちた声はさらなる人を呼び大きくなっていった。
もはや町にいる兵士だけでは対処できない状況にリードが市民を説得しにかかった。
「落ち着け! 今大事なことはこのおぞましい事件の犯人を捕らえることだ。兵士を殺すことは町を不安に陥れる最悪の犯罪だ、俺たちは一刻も早く犯人を見つけ厳罰を与えることをここに約束しよう」
「そんなこと言ったってこの前の騒動の件も片付いてないんだその件は一体どうするんだ?」
「その件は既に解決した。最近の相次ぐ隊長たちの赴任は原因たる者を殺すためのものだったんだ。隊長一人えを失ったが、生き残った隊長たちは任務を終え、既にこの町を去った。じきに避難していた各国の兵士も戻ってきて町はいつも通りになる。だから、今日は一旦家に戻って後は俺たちに任せてくれ」
リードは所々に嘘を挟みながら事実だけを正直に語り市民たちを納得させると、紐がほどけるように帰っていった。
「おいリードさっきの話マズいんじゃないか?」
「何がだ?」
「だってよ、ザクレイもナルザスも別に帰ったわけじゃない、それにこれから新たに隊長がやって来るって言うのにあんなこと言っちゃって…」
「大丈夫さ、いくら地方の隊長といえどもこの町まで顔を知られてはないだろう。後は軍と帳尻を合わせればいい。あー邪魔者がいなくなってよかったよ」
「そんな上手く行くのかな…」
リードの考えに一物の不安を抱えながらもアレスは二人で遺体を宿舎のところに運んだ。
一方その頃、王宮ではゼインフォースが寝室で寝静まっていると何者かの気配を感じて目を覚ました。
「何者だ?」
気配のした方を見ると、月明かりに照らされたテーブルの上にウェインの首が置かれていた。
「コイツは確か…」
ゼインフォースは自身が命令を出してある男をウェインに監視させていた。
「そうか… やはり俺の勘は正しかったようだ。だが、気づかれた以上もう接近は無理だな」
ウェインの顔を見つめながらひとしきり何か考えた後、再び眠りについた。
翌日、ゼインフォースは平和維持軍の総長ロイを呼び出した。
「いかがなさいました? 我が王よ」
ロイは顔に大きな傷がある混血の男性で跪いて謁見している。
「畏まった挨拶は嫌いなんだ。立て」
「はい、それで私に何の用なのですか?」
「ロイドを倒して以降、ダンタリオン、ベガ、アンタレスの被害はどうなった?」
「はい、それはもう非常に混乱しています、特にグレンを失ったベガは他の地方よりもひどいです。三十年前の狂乱の時代よりはマシとはいえ、今は東のダグラスに大きな問題があり我が国まで影響を及ぼしており、その上カオスの遺子によるさらなる襲撃で兵士の数が著しく減少して町の維持が難しくなります」
ロイの報告を受けてゼインフォースは頭を抱えてため息をついた。
「まさに内憂外患だな」
「王の言う通りです。実はさらに厄介なことがありまして…」
「何だ言ってみろ」
ロイは実に言いにくそうな顔をしながらゼインフォースに言った。
「はい、地方の領主たちが隊長の派遣に難色を示してまして、、 エルマの町への派遣もこれでは難しいかと」
「バカなこと言うな! 今まさに奴らの力が必要だというのに協力しないとは何事だ!!」
「王の怒りはごもっともです、しかし、中央も含め貴族の一部からは王自ら向かえという意見が噴出していて、それに賛同するものも増えてきております」
「確かに俺が行けば解決するかもしれん。だが、今は俺は戦えない」
「してそのワケは?」
「お前にもそれは言うことができない。時が来ればいずれ分かる、それまではお前は自分の任務を全うしろ!」
「分かりました。それでは命をください」
「治安法に照らし合わせて違反しているものを始末しろ、いかなるものといえども例外は認めん。それと、エルマの町には隊長を三人さらに送る。承認しない領主は権限を全て取り上げると伝えろ」
「分かりました。では私はこれで」
命令を受け取ったロイは魔法でその場から姿を消し、残ったゼインフォースは天井を見上げて呟いた。
「いつになったら戦いは終わるんだ…」
「はえーそんなことがあったのか」
アレスはウェインの口止めを守らずにリードに洗いざらいあったことを話した。
メリナは最初止めていたが、結局すべて聞かせてしまい呆れていた。
「何でこのアホは全部話すのかね…」
「いいだろ別にこれで仲間が一人出来たんだから良しとしようぜ」
「俺を巻き込んだのか? ひでえ奴だな」
「本当にね、、 仲間を売るなんて最低よ」
「まあ所詮人間はいざとなったら自分の身が一番可愛いんだ。それを誰が責められる? 実際、ロイドを倒した今も被害にあった市民は軍への不満が大きくなっているらしいな」
「俺たちも頑張ったのになぁ… アイツらは俺たちがただの魔物と戦っているだけだと思ってるようだし、国もさっさとカオスの遺子の存在を認めればいいのにな」
「それはダメよ、これ以上面倒なことになるわ」
「だったらどうすればいいんだよ?」
「それは…」
現状では最善の選択肢は二人の頭には思い浮かばなかった。
「アレスの言うことも一理ある。各国が遺子たちの存在を認めて戦っている訳をちゃんと説明できれば多くの人は納得するだろう。だが、物事には良し悪しがある、戦いに賛成しない奴も出てくる。それにアイツらだって一枚岩じゃない、それぞれ違う思想を持ってる。一概には決められないな~」
リードもただ互いの良い点、悪い点を述べただけで話は最後までまとまらなかった。
「お、上がりだ」
「またリードかよ、これで何回目だよ」
「悪いな、そう言うことだ一週間、掃除、洗濯、料理頼むぞ。あ、あとなロードにウェインのことは喋るなよ、もし喋ったら覚えとけよ」
アレスを睨み付けるて口止めをすると二階へあがろうとした時にドアを激しく叩く音が響いた。
けたたましく鳴り響くノック音にキレたアレスが訪問者を出迎える。
「何時だと思ってんだ!? こっちはもう営業終了してんだよ! 用があるなら明日出直してこい!!」
ドアを開けると一人の男性が慌てふためいて要件をアレスに言った。
「そこの裏路地で人が、人の死体が転がってるんだ!」
「はあ? おじさんちょっと大丈夫勘違いじゃないの? 俺が言うのもなんだけど酔っぱらってない? それか変な草でも食べた?」
「今はふざけている場合じゃないんだ! とにかく早く来てくれ!」
アレスは夜中なこともあってか今更外に出たくなくて早く追い返そうと雑な対応をしていた。
「んもう~なんのおとぉ~?」
「ほらぁ~おじさんがうるさいせいで家の赤ちゃんが起きてきたじゃないか」
ロードは目をこすりながら階段を降りてくるとリードにもたれかかった。
「本当に死体があるんだ! それにその死体は混血なんだよ!」
混血の死体と聞いてロードも目がはっきり覚めるほどの衝撃を覚えた。
「え、混血ってことは兵士…? 一体どういうこと」
「落ち着けロード、現場には俺とアレスが行く。お前はメリナと留守番していろ。メリナ、ロードを頼む」
「ええ分かったわ」
リードはメリナにロードを預けると、アレスを連れて現場に向かった。
現場には真夜中とはいえ幾人かの人が野次馬となって集まっていた。
「ほらどけどけ野次馬ども兵士様のお通りだぞ」
「ようやく来たか、ほらこっちだ」
二人に気づいた市民は道を開け、アレスたちは死体に近づくと死体の異様さに驚いた。
「この死体… 首が無いぞ」
首が無い死体に驚いているアレスを尻目に、リードが死体の身体を調べていると死体の人物が分かってしまった。
「これはウェインだな」
「何言ってんだリード? ウェインは混血じゃないだろ?」
「いやコイツは前に混血であることを俺に言った。その証拠に腕をめくって痣を見せた、その位置がこの死体のものとそっくりなんだ」
「おいそれだったら誰がコイツを殺したんだ? …いや、それ以上に消えた首はどこに…」
リードは首の断面や流れている血、伝わってくる体温を鑑みて一つの疑問が浮かんだ。
「コイツはついさっき殺されたようだ、まだ体が温かい」
「それじゃあ町の誰かが殺したって言うのか? お前たち何か見たか?」
アレスは集まっている市民を見て尋ねた。
「おいアンタら俺たちを疑っているのか!? ふざけるなよ! 何で俺たちが兵士を殺すんだ? それに、俺たち市民が混血に勝てるわけないだろ」
「私たちを疑うんなら、この前の奇妙な骨折とかもお前たちは解決したって言うけどそれは本当なの? また同じことが起きるんじゃないの?」
「俺の女房も腹に食らった衝撃で流産してしまったんだぞ! ベガの隊長も死んだらしいじゃねえか、お前たち本当は逃げ帰って来たんじゃないのか!?」
アレスの疑いの言葉を契機にアレスたち兵士と市民の間でいざこざができてしまった。
収拾もつかない状況にアレスは必死に市民を抑えるが、怒りと不満に満ちた声はさらなる人を呼び大きくなっていった。
もはや町にいる兵士だけでは対処できない状況にリードが市民を説得しにかかった。
「落ち着け! 今大事なことはこのおぞましい事件の犯人を捕らえることだ。兵士を殺すことは町を不安に陥れる最悪の犯罪だ、俺たちは一刻も早く犯人を見つけ厳罰を与えることをここに約束しよう」
「そんなこと言ったってこの前の騒動の件も片付いてないんだその件は一体どうするんだ?」
「その件は既に解決した。最近の相次ぐ隊長たちの赴任は原因たる者を殺すためのものだったんだ。隊長一人えを失ったが、生き残った隊長たちは任務を終え、既にこの町を去った。じきに避難していた各国の兵士も戻ってきて町はいつも通りになる。だから、今日は一旦家に戻って後は俺たちに任せてくれ」
リードは所々に嘘を挟みながら事実だけを正直に語り市民たちを納得させると、紐がほどけるように帰っていった。
「おいリードさっきの話マズいんじゃないか?」
「何がだ?」
「だってよ、ザクレイもナルザスも別に帰ったわけじゃない、それにこれから新たに隊長がやって来るって言うのにあんなこと言っちゃって…」
「大丈夫さ、いくら地方の隊長といえどもこの町まで顔を知られてはないだろう。後は軍と帳尻を合わせればいい。あー邪魔者がいなくなってよかったよ」
「そんな上手く行くのかな…」
リードの考えに一物の不安を抱えながらもアレスは二人で遺体を宿舎のところに運んだ。
一方その頃、王宮ではゼインフォースが寝室で寝静まっていると何者かの気配を感じて目を覚ました。
「何者だ?」
気配のした方を見ると、月明かりに照らされたテーブルの上にウェインの首が置かれていた。
「コイツは確か…」
ゼインフォースは自身が命令を出してある男をウェインに監視させていた。
「そうか… やはり俺の勘は正しかったようだ。だが、気づかれた以上もう接近は無理だな」
ウェインの顔を見つめながらひとしきり何か考えた後、再び眠りについた。
翌日、ゼインフォースは平和維持軍の総長ロイを呼び出した。
「いかがなさいました? 我が王よ」
ロイは顔に大きな傷がある混血の男性で跪いて謁見している。
「畏まった挨拶は嫌いなんだ。立て」
「はい、それで私に何の用なのですか?」
「ロイドを倒して以降、ダンタリオン、ベガ、アンタレスの被害はどうなった?」
「はい、それはもう非常に混乱しています、特にグレンを失ったベガは他の地方よりもひどいです。三十年前の狂乱の時代よりはマシとはいえ、今は東のダグラスに大きな問題があり我が国まで影響を及ぼしており、その上カオスの遺子によるさらなる襲撃で兵士の数が著しく減少して町の維持が難しくなります」
ロイの報告を受けてゼインフォースは頭を抱えてため息をついた。
「まさに内憂外患だな」
「王の言う通りです。実はさらに厄介なことがありまして…」
「何だ言ってみろ」
ロイは実に言いにくそうな顔をしながらゼインフォースに言った。
「はい、地方の領主たちが隊長の派遣に難色を示してまして、、 エルマの町への派遣もこれでは難しいかと」
「バカなこと言うな! 今まさに奴らの力が必要だというのに協力しないとは何事だ!!」
「王の怒りはごもっともです、しかし、中央も含め貴族の一部からは王自ら向かえという意見が噴出していて、それに賛同するものも増えてきております」
「確かに俺が行けば解決するかもしれん。だが、今は俺は戦えない」
「してそのワケは?」
「お前にもそれは言うことができない。時が来ればいずれ分かる、それまではお前は自分の任務を全うしろ!」
「分かりました。それでは命をください」
「治安法に照らし合わせて違反しているものを始末しろ、いかなるものといえども例外は認めん。それと、エルマの町には隊長を三人さらに送る。承認しない領主は権限を全て取り上げると伝えろ」
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