50 / 111
第一部 エルマの町
第四十八話 ダンジョン再び
しおりを挟む
ロード達が出発して一先ず宿舎に戻ってから荷物を用意すると町を出立してダンジョンに着いたのは、馬車で一日後だった。
馬を近くの木に停めて休憩させておいてから、中へと入っていった。
二回目もあってかロード達は軽い足取りで延々と続く回廊を進んでいた。
「久しぶりだなこの場所も」
「この前はニトたちローデイルの兵士もいたわね」
「そう……だな」
「確かアナタがここら辺りでアナタたちが転送罠にかかったのよね」
「そうだったか? 確かここらへんで俺とガロンが喧嘩して……」
すると、地面に魔法陣が出現し、ロード達は光と共にどこかへ転送されてしまった。
「デジャブかよ。それよりここはどこだ?」
辺りを見渡すと、暗い道が両端にある松明に照らされて目の前には天井まで届く大きな扉があった。
ロード達は手で頑張って押して開こうとするが、開く気配はない
「お前らどいてろ、俺がぶっ壊してやる」
そう言うと、ザクレイは多次元魔装を装備して扉の前に立って壊そうとしたが、魔神の腕によって妨害された。
「ロード何のつもりだ?」
「僕じゃないよ! え? なになに『ここは聖なる神代の座だ。ここを力で穢そうなんてタルタロスに落ちるぞ』だって」
「ならお前が開けろよ」
ザクレイは多次元魔装《ダークアーマー》を解除して命令し、ロイドが魔神の腕で押すとゆっくりと扉が開いていった。
ロード達が中に入ると、最初に目に飛び込んできたのは大きな太陽が描かれた壁画とその壁画の前に女性の石像だった。
ロードは女性の像が気になって近づくと、ロイドがロードを持ち上げて近くに寄せた。
「どうしたロード、気に入ったのか?」
「違うよアレス。なんだか変な感じがするんだよね。みんなはどう?」
他の三人は何も感じずにお目当ての神器を探すため辺りを物色していた。
「う~んどこにあるんだ、案外その石像に隠されているかもな」
一向に見つからないことからアレスは石像に近づいて触ろうとした。
「触れるな! 不敬であるぞ!」
突然の女性の声にビックリして手をアレスは引っ込め、ロード達は声がした方を見た。
そこには、貧相な格好をした女性がロード達を睨みつけていた。
「誰の許しを得てここに入った!? ここは聖なる祭壇である人間どもが勝手に来ていい場所じゃない」
「誰だよお前? いつからそこにいる?」
ザクレイが女性に尋ねる。
「私はパイロン、父クラウディウスの命によりこの神殿の守護を千年も前より任せられたもの」
「クラウディウス!?」
クラウディウスの名を聞いて全員が臨戦態勢に移った。
「やめなさいこの場にて争いごとは禁忌です。それよりもなぜお前たち人間がここにいる?」
「私たちはロイドに言われてここに神器を取りに来たのよ」
「ロイド? 誰のこと?」
「カオスの第十遺子のロイドだよ、今は僕の中にいるよ」
「第十遺子? 遺子は九人、ディーン様までのはず、、 この場で嘘をつくなんてとんだ大罪だ! 覚悟しろ!」
パイロンは怒って持っていた武器をロード達に向けた。
「ま、待てよ俺たちは嘘をついてない。ほら見ろあの腕にある紋様を」
アレスに言われて魔神の腕の甲にある黄色いカオスの紋様を見ると、パイロンは顔色がみるみるうちに悪くなって武器を床に置いてロードの前にすごい勢いで跪いた。
「すみませんでしたー! 本当に本当に申し訳ございませーん!!」
あまりにすごい勢いで謝るものだからロードはおろか周りにいるアレスたちも引いていた。
「『気持ち悪いからやめろ』って言ってるよ」
「はい止めます!」
「ねえパイロン、神器ってどこにあるの?」
「うるさいぞ人間! 私が言うことを聞くのは神の代理人たる遺子の言葉だけだ!」
「『答えてやれ』って言ってるけど」
「はい! 神器は私が持っているこちらの物でございます」
パイロンはジキル&ハイドのようにコロコロと態度が変わっている。
ロードに差し出された神器は一本の杖だった。
「これが神器なの? ちょっと重いね」
「はいそれがこの神殿にある神器カリグラでございます」
「ふーん、ねえ神器ってそもそも何なの?」
「神器は世界が創造されたあと、世界へ悪意を持った巨大で醜悪な存在が人間界へ襲撃し、空は黒煙で黒く変色し、地上は炎に覆われていたのを神は哀れに思い原初の遺子様たちを人間界へ遣わし魔法と共に与えられたと聞いております」
「ん? 何で遺子が僕たち人間のために? 遺子は人間の敵だよねザクレイ?」
「確かにそうだが、遺子は十人もいるんだ人間にも友好的な奴もいるんじゃないか?」
ロードの発言にパイロンが少し引きつった顔になったのを見てザクレイは刺激しないようにうまい言葉で濁そうとした。
「そうなんだ。でも、敵になったら倒さないとね」
「おい! クソガキ何だその言い方は! 父上たちに失礼だろ!!」
さすがに、遺子を倒すという発言は看過できなかったのか、パイロンは怒ってロードの胸倉を掴んだ。
「離してよ! 僕がカオスの遺子と戦うのはみんなのため、世界のためなんだ!」
ロードはパイロンに怖気ずに自分の意思を声高に叫んだ。
「何だと!? 今この場で私が罰を与えてやる」
パイロンは拳を振り上げてロードに殴りかかろうとしたが、パイロンの体をロイドが魔神の腕で掴んだ。
「叔父上、どういうことですか? このガキはアナタたちカオスの遺子、ひいては神に背いている永遠の罪人ですよ。どうして私を止められるのか?」
パイロンはロードの中にいるロイドに向かって語りかけると、少ししてロイドから伝えられたことをロードは話した。
「『人間が己の信念に従い、我々に弓を引くことはすべて運命の絶対者である母上の意思だ。したがって、人間の行動は母上の意思の範囲内だ』だって」
「そうですか、、 わかりました」
納得したのを見てロイドはパイロンの体を離した。
「この神器どっちが使う? ねえ神器ってこれ一つしかないの?」
「ええこの神殿にはそのカリグラただ一つです。しかし、この場所以外の神殿にもあると思いますが、どこの神殿にあるかは分かりません。それに、この神代の座は導きによって誘われなければこれません」
「そっかー、じゃあどうしようかな。これどうする?」
「俺が使うよ! ロード俺によこせ!」
「ちょっと勝手に決めないでよ! 私も使う権利があるんだから話し合いで決めましょうよ!」
「俺の方が上手く扱えると思うからこれは俺のもんだ」
「自分勝手なこと言わないでよ! 私の方がその武器が似合うに決まってるわ!」
メリナとアレスが一本しかない神器を前に言い争いの喧嘩を始めたのをパイロンは、醜い争いだと蔑視していた。
「おいやめろ、そんなに喧嘩するならこれは俺が国に献上する」
ザクレイがアレスからカリグラを取り上げると、手に熱いものに触ったような感覚を覚えて話してしまった。
「何だ? どういうことだ?」
「ああお前は混血か、それじゃあしょうがないね。神器は人間の武器なんだから」
ザクレイが何が起こったのかと手を見て不思議に思っていると、パイロンがその理由を教えた。
落ちた神器をロイドが魔神の腕で拾うとロードに手渡した。
「それじゃあこの神器は後で二人で話し合って決めようよ! それまでは僕が預かっておくから!」
「むむむ…… それならしょうがないな」
「絶対に手に入れてやるわ」
二人は納得して静かになり、目標を達成したロード達は神代の座から出ようとしたところパイロンに呼び止められた。
「待ちなさい、私が入り口まで送ってあげるわ」
「本当に? ありがとう!」
「構わないわ、それじゃあこっちに来て」
パイロンはロード達をある位置まで誘導すると呪文を唱えて転送陣を作り出した。
「なあお前はいつまでここにいるんだ?」
「世界の王が私を迎えに来るまで」
「世界の王?」
ロードがパイロンに尋ねる。
「ええ、いつか現れるすべてを超越したカオスに匹敵するほどの存在、それが世界の王。もし、現れるのなら…」
パイロンが喋っている最中に転送陣が発動し、ロード達は転送されていった。
「ああ行ってしまった…… 久しぶりに会話出来て楽しかったわ、ありがとう。世界の王よ、いつになったら私をここから連れ出してくれるのですか?」
パイロンは約千年ぶりの会話で心の中でロード達との会話を楽しんでいた。
彼女がこの場から、父から解放されるのはいつになるのだろうか…
「さっきなんて言おうとしたのかな…」
「そんなことより早く帰ろうぜ、所有者をちゃんと決めないと」
「そうよロード、今はそのカリグラの方が大切なんだから」
「分かった。じゃあ帰ろう僕たちの町へ」
そうして、ロード達はエルマの町へ帰っていった。
後日、宿舎に帰ったロード達は、メリナとアレスの話し合いの場の設け話し合いの結果、カリグラはメリナのものとなった。
カリグラを手にしたメリナはロードみたいにはしゃいで外で魔法の練習をしたくて興奮冷めない様子だったが、アレスは自室のベッドで涙を流してうなだれていて、さすがのロード達もからかうことができなかった。
馬を近くの木に停めて休憩させておいてから、中へと入っていった。
二回目もあってかロード達は軽い足取りで延々と続く回廊を進んでいた。
「久しぶりだなこの場所も」
「この前はニトたちローデイルの兵士もいたわね」
「そう……だな」
「確かアナタがここら辺りでアナタたちが転送罠にかかったのよね」
「そうだったか? 確かここらへんで俺とガロンが喧嘩して……」
すると、地面に魔法陣が出現し、ロード達は光と共にどこかへ転送されてしまった。
「デジャブかよ。それよりここはどこだ?」
辺りを見渡すと、暗い道が両端にある松明に照らされて目の前には天井まで届く大きな扉があった。
ロード達は手で頑張って押して開こうとするが、開く気配はない
「お前らどいてろ、俺がぶっ壊してやる」
そう言うと、ザクレイは多次元魔装を装備して扉の前に立って壊そうとしたが、魔神の腕によって妨害された。
「ロード何のつもりだ?」
「僕じゃないよ! え? なになに『ここは聖なる神代の座だ。ここを力で穢そうなんてタルタロスに落ちるぞ』だって」
「ならお前が開けろよ」
ザクレイは多次元魔装《ダークアーマー》を解除して命令し、ロイドが魔神の腕で押すとゆっくりと扉が開いていった。
ロード達が中に入ると、最初に目に飛び込んできたのは大きな太陽が描かれた壁画とその壁画の前に女性の石像だった。
ロードは女性の像が気になって近づくと、ロイドがロードを持ち上げて近くに寄せた。
「どうしたロード、気に入ったのか?」
「違うよアレス。なんだか変な感じがするんだよね。みんなはどう?」
他の三人は何も感じずにお目当ての神器を探すため辺りを物色していた。
「う~んどこにあるんだ、案外その石像に隠されているかもな」
一向に見つからないことからアレスは石像に近づいて触ろうとした。
「触れるな! 不敬であるぞ!」
突然の女性の声にビックリして手をアレスは引っ込め、ロード達は声がした方を見た。
そこには、貧相な格好をした女性がロード達を睨みつけていた。
「誰の許しを得てここに入った!? ここは聖なる祭壇である人間どもが勝手に来ていい場所じゃない」
「誰だよお前? いつからそこにいる?」
ザクレイが女性に尋ねる。
「私はパイロン、父クラウディウスの命によりこの神殿の守護を千年も前より任せられたもの」
「クラウディウス!?」
クラウディウスの名を聞いて全員が臨戦態勢に移った。
「やめなさいこの場にて争いごとは禁忌です。それよりもなぜお前たち人間がここにいる?」
「私たちはロイドに言われてここに神器を取りに来たのよ」
「ロイド? 誰のこと?」
「カオスの第十遺子のロイドだよ、今は僕の中にいるよ」
「第十遺子? 遺子は九人、ディーン様までのはず、、 この場で嘘をつくなんてとんだ大罪だ! 覚悟しろ!」
パイロンは怒って持っていた武器をロード達に向けた。
「ま、待てよ俺たちは嘘をついてない。ほら見ろあの腕にある紋様を」
アレスに言われて魔神の腕の甲にある黄色いカオスの紋様を見ると、パイロンは顔色がみるみるうちに悪くなって武器を床に置いてロードの前にすごい勢いで跪いた。
「すみませんでしたー! 本当に本当に申し訳ございませーん!!」
あまりにすごい勢いで謝るものだからロードはおろか周りにいるアレスたちも引いていた。
「『気持ち悪いからやめろ』って言ってるよ」
「はい止めます!」
「ねえパイロン、神器ってどこにあるの?」
「うるさいぞ人間! 私が言うことを聞くのは神の代理人たる遺子の言葉だけだ!」
「『答えてやれ』って言ってるけど」
「はい! 神器は私が持っているこちらの物でございます」
パイロンはジキル&ハイドのようにコロコロと態度が変わっている。
ロードに差し出された神器は一本の杖だった。
「これが神器なの? ちょっと重いね」
「はいそれがこの神殿にある神器カリグラでございます」
「ふーん、ねえ神器ってそもそも何なの?」
「神器は世界が創造されたあと、世界へ悪意を持った巨大で醜悪な存在が人間界へ襲撃し、空は黒煙で黒く変色し、地上は炎に覆われていたのを神は哀れに思い原初の遺子様たちを人間界へ遣わし魔法と共に与えられたと聞いております」
「ん? 何で遺子が僕たち人間のために? 遺子は人間の敵だよねザクレイ?」
「確かにそうだが、遺子は十人もいるんだ人間にも友好的な奴もいるんじゃないか?」
ロードの発言にパイロンが少し引きつった顔になったのを見てザクレイは刺激しないようにうまい言葉で濁そうとした。
「そうなんだ。でも、敵になったら倒さないとね」
「おい! クソガキ何だその言い方は! 父上たちに失礼だろ!!」
さすがに、遺子を倒すという発言は看過できなかったのか、パイロンは怒ってロードの胸倉を掴んだ。
「離してよ! 僕がカオスの遺子と戦うのはみんなのため、世界のためなんだ!」
ロードはパイロンに怖気ずに自分の意思を声高に叫んだ。
「何だと!? 今この場で私が罰を与えてやる」
パイロンは拳を振り上げてロードに殴りかかろうとしたが、パイロンの体をロイドが魔神の腕で掴んだ。
「叔父上、どういうことですか? このガキはアナタたちカオスの遺子、ひいては神に背いている永遠の罪人ですよ。どうして私を止められるのか?」
パイロンはロードの中にいるロイドに向かって語りかけると、少ししてロイドから伝えられたことをロードは話した。
「『人間が己の信念に従い、我々に弓を引くことはすべて運命の絶対者である母上の意思だ。したがって、人間の行動は母上の意思の範囲内だ』だって」
「そうですか、、 わかりました」
納得したのを見てロイドはパイロンの体を離した。
「この神器どっちが使う? ねえ神器ってこれ一つしかないの?」
「ええこの神殿にはそのカリグラただ一つです。しかし、この場所以外の神殿にもあると思いますが、どこの神殿にあるかは分かりません。それに、この神代の座は導きによって誘われなければこれません」
「そっかー、じゃあどうしようかな。これどうする?」
「俺が使うよ! ロード俺によこせ!」
「ちょっと勝手に決めないでよ! 私も使う権利があるんだから話し合いで決めましょうよ!」
「俺の方が上手く扱えると思うからこれは俺のもんだ」
「自分勝手なこと言わないでよ! 私の方がその武器が似合うに決まってるわ!」
メリナとアレスが一本しかない神器を前に言い争いの喧嘩を始めたのをパイロンは、醜い争いだと蔑視していた。
「おいやめろ、そんなに喧嘩するならこれは俺が国に献上する」
ザクレイがアレスからカリグラを取り上げると、手に熱いものに触ったような感覚を覚えて話してしまった。
「何だ? どういうことだ?」
「ああお前は混血か、それじゃあしょうがないね。神器は人間の武器なんだから」
ザクレイが何が起こったのかと手を見て不思議に思っていると、パイロンがその理由を教えた。
落ちた神器をロイドが魔神の腕で拾うとロードに手渡した。
「それじゃあこの神器は後で二人で話し合って決めようよ! それまでは僕が預かっておくから!」
「むむむ…… それならしょうがないな」
「絶対に手に入れてやるわ」
二人は納得して静かになり、目標を達成したロード達は神代の座から出ようとしたところパイロンに呼び止められた。
「待ちなさい、私が入り口まで送ってあげるわ」
「本当に? ありがとう!」
「構わないわ、それじゃあこっちに来て」
パイロンはロード達をある位置まで誘導すると呪文を唱えて転送陣を作り出した。
「なあお前はいつまでここにいるんだ?」
「世界の王が私を迎えに来るまで」
「世界の王?」
ロードがパイロンに尋ねる。
「ええ、いつか現れるすべてを超越したカオスに匹敵するほどの存在、それが世界の王。もし、現れるのなら…」
パイロンが喋っている最中に転送陣が発動し、ロード達は転送されていった。
「ああ行ってしまった…… 久しぶりに会話出来て楽しかったわ、ありがとう。世界の王よ、いつになったら私をここから連れ出してくれるのですか?」
パイロンは約千年ぶりの会話で心の中でロード達との会話を楽しんでいた。
彼女がこの場から、父から解放されるのはいつになるのだろうか…
「さっきなんて言おうとしたのかな…」
「そんなことより早く帰ろうぜ、所有者をちゃんと決めないと」
「そうよロード、今はそのカリグラの方が大切なんだから」
「分かった。じゃあ帰ろう僕たちの町へ」
そうして、ロード達はエルマの町へ帰っていった。
後日、宿舎に帰ったロード達は、メリナとアレスの話し合いの場の設け話し合いの結果、カリグラはメリナのものとなった。
カリグラを手にしたメリナはロードみたいにはしゃいで外で魔法の練習をしたくて興奮冷めない様子だったが、アレスは自室のベッドで涙を流してうなだれていて、さすがのロード達もからかうことができなかった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。最低週1回は投稿出来るように頑張ります。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
学校ごと異世界に召喚された俺、拾ったスキルが強すぎたので無双します
名無し
ファンタジー
毎日のようにいじめを受けていた主人公の如月優斗は、ある日自分の学校が異世界へ転移したことを知る。召喚主によれば、生徒たちの中から救世主を探しているそうで、スマホを通してスキルをタダで配るのだという。それがきっかけで神スキルを得た如月は、あっという間に最強の男へと進化していく。
いじめられっ子、朝起きたら異世界に転移していました。~理不尽な命令をされてしまいましたがそれによって良い出会いを得られました!?~
四季
恋愛
いじめられっ子のメグミは朝起きたら異世界に転移していました。
完 弱虫のたたかい方 (番外編更新済み!!)
水鳥楓椛
恋愛
「お姉様、コレちょーだい」
無邪気な笑顔でオネガイする天使の皮を被った義妹のラテに、大好きなお人形も、ぬいぐるみも、おもちゃも、ドレスも、アクセサリーも、何もかもを譲って来た。
ラテの後ろでモカのことを蛇のような視線で睨みつける継母カプチーノの手前、譲らないなんていう選択肢なんて存在しなかった。
だからこそ、モカは今日も微笑んだ言う。
「———えぇ、いいわよ」
たとえ彼女が持っているものが愛しの婚約者であったとしても———、
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる