きっとこれは、パステルカラーの恋愛だろう

水澤玲音

文字の大きさ
35 / 36
第1章 誘拐事件編

34話 助けた代償

しおりを挟む
<玲奈side>
一輝がその場に倒れた瞬間に私は駆けだして近くまで行き「一輝、大丈夫。返事して」と声をかけても反応がなく、出血が酷かった。救急車を呼ぼうと一輝のズボンからスマホを探しても出てこなく、先生のポケットなども探したら携帯電話は出てきたがパスワードが分からずに絶望の淵に立たされていたその時に「警察だ。手を挙げろ」と聞こえ、後ろを向くと警察官が2人ほどおり、「犯人確保。少女と重症の少年を発見」と待機していた救急隊員に連絡してもらい救助隊員の人が入ってきて病院に搬送してもらった。病院につくと、一輝は緊急で手術を行い。私は検査などを行い、特に問題も無かったのだ、栄養不足の為、1日だけ入院になった。検査が終わり、手術室に行くと中からは先生が出てきたので「先生、一輝は大丈夫ですか。」と聞いたところ「やれることは全部やりました。目覚めるかは彼次第です。」と言われ、その場で泣き崩れてしまった。そこにママと愛美とパパ、そして一輝の両親がきた。事情を説明すると、一輝のお父さんが「大丈夫。一輝は目を覚ますから」と励ましてくれた。しかし、一輝はその日目を覚まさなかった。
 次の日、私は病院から出て、学校には行かずに警察署に行き、事情聴取された。そこで、なんで矢澤先生が事件を起こしたのかを聞いた。詳しくは語らなかったが、先生が高校生の時に仲の良かった幼なじみを殺されたらしく、仲のいい男女をみていると、自分だけ不幸になったことが許せなくて犯行に及んだらしい。先生は最後に「誰かに止めて欲しかったのかもしれない」と呟いた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

〖完結〗旦那様が私を殺そうとしました。

藍川みいな
恋愛
私は今、この世でたった一人の愛する旦那様に殺されそうになっている。いや……もう私は殺されるだろう。 どうして、こんなことになってしまったんだろう……。 私はただ、旦那様を愛していただけなのに……。 そして私は旦那様の手で、首を絞められ意識を手放した…… はずだった。 目を覚ますと、何故か15歳の姿に戻っていた。 設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。 全11話で完結になります。

幼馴染

ざっく
恋愛
私にはすごくよくできた幼馴染がいる。格好良くて優しくて。だけど、彼らはもう一人の幼馴染の女の子に夢中なのだ。私だって、もう彼らの世話をさせられるのはうんざりした。

思い出さなければ良かったのに

田沢みん
恋愛
「お前の29歳の誕生日には絶対に帰って来るから」そう言い残して3年後、彼は私の誕生日に帰って来た。 大事なことを忘れたまま。 *本編完結済。不定期で番外編を更新中です。

彼はヒロインを選んだ——けれど最後に“愛した”のは私だった

みゅー
恋愛
前世の記憶を思い出した瞬間、悟った。 この世界では、彼は“ヒロイン”を選ぶ――わたくしではない。 けれど、運命になんて屈しない。 “選ばれなかった令嬢”として終わるくらいなら、強く生きてみせる。 ……そう決めたのに。 彼が初めて追いかけてきた——「行かないでくれ!」 涙で結ばれる、運命を越えた恋の物語。

【完結】たぶん私本物の聖女じゃないと思うので王子もこの座もお任せしますね聖女様!

貝瀬汀
恋愛
ここ最近。教会に毎日のようにやってくる公爵令嬢に、いちゃもんをつけられて参っている聖女、フレイ・シャハレル。ついに彼女の我慢は限界に達し、それならばと一計を案じる……。ショートショート。※題名を少し変更いたしました。

【完結】「別れようって言っただけなのに。」そう言われましてももう遅いですよ。

まりぃべる
恋愛
「俺たちもう終わりだ。別れよう。」 そう言われたので、その通りにしたまでですが何か? 自分の言葉には、責任を持たなければいけませんわよ。 ☆★ 感想を下さった方ありがとうございますm(__)m とても、嬉しいです。

俺の可愛い幼馴染

SHIN
恋愛
俺に微笑みかける少女の後ろで、泣きそうな顔でこちらを見ているのは、可愛い可愛い幼馴染。 ある日二人だけの秘密の場所で彼女に告げられたのは……。 連載の気分転換に執筆しているので鈍いです。おおらかな気分で読んでくれると嬉しいです。 感想もご自由にどうぞ。 ただし、作者は木綿豆腐メンタルです。

あなたの隣は私ではないけれど、それでも好きでいてもいいですか、レオナルド様

柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢エリアーナには、三年間ずっと抱えてきた秘密がある。 婚約者であるヴァルフォード公爵・レオナルドへの、誰にも言えない恋心だ。 しかし彼の隣にいるのは、いつも幼馴染の伯爵令嬢・ソフィア。 儚げな笑顔と上目遣いで男性を虜にするあざとい彼女に、レオナルドも例外ではないようで—— 「レオ、私のこと嫌いにならないでね?」 「……そんなことにはならない」 また始まった二人の世界。

処理中です...