好きな人に「喘ぎ声汚そう」って言われたから可愛い嬌声を目指します

このえりと

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後編

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 ベッドの真ん中に向かい合って座る、俺と翠。これから喘ぎ声の確認という名目でエロいことをするんだ。急に実感がわいて彼の顔を見られなくなり、視線を彷徨わせてしまう。

「あはは、かーわいー……」
「ぁ……んっ♡」

 そわそわしていると、頬が翠の両手に包まれ顔を上げさせられる。ゆっくりと近づいてくる唇を受け止めると、下唇を舐められる。薄く口を開けば、当然のように入り込んでくる彼の舌。

「ん♡ んぅ♡ はぁ……♡ ……んんっ♡」

 甘い声を漏らしながら翠の動きを真似して舌を絡めていると、まだぢゅううっと舌をきつく吸われる。今度は可愛い声で喘ぐことができた。

「あれー? さっきは出たのにー」
「さっきはびっくりしただけ、だからな」

 唇を離し不思議そうにする翠に、俺はニヤリと笑いなから返す。彼はじいっと俺を見つめ、ちゅ、と唇に軽くキスを落とした。

「ふうん? じゃあこっちも確認していこうねー」

 楽しげに翠が言って、Tシャツをたくし上げ脱がしてくる。上半身だけとはいえ明るい室内で彼に裸を見られ、身体が熱くなっていく。

「ちっちゃい乳首。かわいーねぇ」
「んんっ」

 両方の乳首を指でつつかれ、ピクッと身体が跳ねる。ふにふにとつつかれていくうちに、小さな突起が硬くなり主張をし始めた。

「ん、ふぅ……♡ 翠、くすぐったい……♡」
「ふふ、きもちーでしょー?」

 つまみやすくなった乳首を、翠が親指と人差し指でつまむ。くにくにとこね回され、次第に腰に甘い痺れが走っていく。

「ぁん♡ んぁぁ♡」
「声出てきたねー。んー……でも違うなあ……」

 乳首への愛撫が思っていた以上に気持ちよく感じてきたけど、これくらいの刺激ならば問題なく可愛く喘ぐことができる。

(悪いけど、俺の勝……)

「……ん゛っ♡」
「……ふふ……」

 きゅうっと強くつままれ、ビリビリと快感が走る。思わず漏れそうになった声を下唇を噛んで我慢したけど、翠はニヤリと口角を上げた。

「今の声、汚かったねー?」
「違う、汚くないし……っ、んっ♡ ちょっと、痛かっただけ……ぁっ♡」
「えーそうなんだぁ。ごめんねー? お詫びに優しくしてあげないとぉ」
「……んっ♡ え……?」

 顔を逸らして言い訳を並べていると、翠の顔が胸に寄せられる。ふうっと片方の乳首に息を吹きかけたかと思うと、れろ、と舌で突起を舐めた。

「んあっ♡ や、なに……っ♡ ひうっ♡」
「痛くしてごめんねーって。やさしーく舐めてあげるねー」
「ゃ、だめ……っ♡ んんんっ♡ ぁひっ♡」
「こっちも、ごめんねー……よしよーし」

 片方は舌でねっとりと舐め回され、もう片方は指で優しく撫でられる。身体の奥がきゅんきゅんと疼いて、俺のちんぽが翠の下着の中でゆるく膨らんでいく。

(嘘だ、待ってくれ。乳首舐められるの、こんなに気持ちいいなんて……聞いてないっ!)

 ローションをつけて自分で撫でてみてもそんなに気持ちよくなかったから、俺には乳首で感じる才能がないと思っていたのに。好きな人に触れられているからだろうか。これまで感じたことのない気持ちよさが背中にゾクゾクと走る。

「こっちも舐めてあげるねー」
「やめ……っんぁぁっ♡ や、んん……っ♡」

 もう片方の突起にも舌を這わされ、ちゅうちゅうと吸われ舐られていく。予想外の快感に驚き、思わず腕で口を覆う。

「あーだめだよぉ? 口塞ぐのは禁止ー。次したら明良の喘ぎ声が汚いって確定ねー」
「わかっ、ぁぁっ♡ 汚くない、んっ♡ 汚くないし……っ♡」

 口を塞いでいた腕を掴み、翠が挑発的な目で俺を見つめてくる。俺は反論して腕を下ろし、与えられる愛撫にビクビクと身体を震わせた。
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