男が転生して戦ってみたりする話

となりの河童

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誰にでもある黒歴史の対処法

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頭のもやがゆっくりと晴れていくような感覚があった。さっきまでのぼんやりとした感覚とは大違いだ。
鮮明になっていく意識と景色。

「こんにちは」

目の前に女が現れた。

「誰ですか?あなたは」

「神です」

この人、自称神の人だ。なんとなくあまり関わってはいけなさそうな人だ。きっとアニメとか漫画を見てそういう感じのに憧れちゃったんだろう多分。自分にもこんな時期があったな~と思い返す。
ふと実家にあの黒歴史のノートが昔の自分の部屋にあるかもしれない事に気づいた。遺品整理でもしかしたら発見されてしまうのではないだろうか?
そう考えると肉体もないのに背中に汗が流れた。自分はもう死んでいるので何も言われないからバレてしまってもいいが、バレてしまったら死後の俺の沽券に関わるな……

「あなた今自分の黒歴史の対処法について考えていますよね?」

「っ、なんでわかるんだ?そうとは限らないだろ?」

「人は死んだ後に自分のスマートフォン、タブレット、パソコンなどなど様々な媒体の履歴を消したくて悶絶するのを見てきました」
「もし、私の話を聞いてくださるのであれば、消したい履歴やノートを神様パワーで消し去ってあげましょう」

「ありがとうございます。どうかノートを消し去ってください!それでは話とは何でしょうか?」

黒歴史のノートをなくしてもらえるのならばありがたい。

「それでは長くなりますが、話させていただきますね。大事なのでよく聞いてください」
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