私の理想の異世界チート

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32.嫌われたくないな…

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次は私の伝えた話をまとめると……


私は地球という星の日本という国で育ち、両親とも既になく 両祖父母も他界している。

1人暮らし中に、頭痛の後 脳梗塞で死んだみたい。

気がついたら 神様に会っていて、願い事を3つ叶えて貰った。
(エドの言う所の 特殊な能力が3つ有ること。)

地球の人の寿命は、こちらの世界の人族よりも短くて、100歳まで生きられたら凄いんだと。

そしたら エドがめちゃくちゃ目を見開いてて…笑えた。

そんな話をしつつ、エドに気になる事を聞いた。

「エドは何歳なの?」

「えっとぉ~……?
今年で 990歳になったの…かな?」

「えええぇぇぇぇ!!!?」

「驚いた?
でも この年齢だと、まだまだ若いんだよ。
竜人は 25歳~30歳までの外見で止まって、死期の近付いた者は少しずつ老いる。
大抵の者は寿命で亡くなるんだけど、極々 稀に 番になにかあって後を追いかける者もいる。」

「そ…そうなんだ…。」

「じゃあ ミユは何歳?
まだ成人してなかったりする?
ツガウには、待たないといけないかな?!」

『あっ!!
エドは、今の私しか知らないからそう言ってるんだ……

デブで年増の 前の私の事を言ったら、嫌われちゃうのかな……?
エドには  嘘をつきたくないけど…
嫌われたくないな…』


「あの…神様に貰った能力が3つあるって言ったよね?」

「??
ああ。普通の招き人は1つだけみたいだけど、ミユは3つ貰ってるんだっけ?
凄い事だよね!」

「うん…
それで 貰った能力は、この世界の魔法 全属性と、空間収納。
あと…『どんな形状のどんな物質の薬でも材料なしで思い描くままに作り出せる』って能力があるの……」

「!!?
それは 凄い!
全属性の魔法っていったら、この世界の大魔術師の人くらいだよ。
空間収納??……昼食の準備や食事中の何処からか取り出したやつかな?」

「う…うん。
それで…
その能力の中で、薬を出すやつを使って……

私の体重を減らしたり 年齢を減らしたりと…変えてて……

っっ!……私の事……嫌いになったりしない……?」

「ふむ?
今のミユは 前の世界のミユより、痩せてて 若返ってるって事で、合ってる?
他に変わった所は?」

「若返ってて シワやシミとかが無くなったり…?」

「じゃあ 容姿の形を変えたり、性格が変わっていたり はないの?」

「!!?
それはない!今の姿は、昔の若い頃の姿だし、性格も変わってないしっ!」

「だったら 何も問題ないよ!

例え 変わってしまっていたとしても、今 現在のミユしか知らないし、これからが大事だと思うから。

じゃあ ミユは、成人しているんだよね?!」

「……36歳です…

ちなみに この世界の成人年齢は?」

「アスフェイリアでは、18歳で成人だよ。
じゃあ 大丈夫だね…?!」

「何が?」


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