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152.カレー 2
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「ミユ様…?
何故 出来上がったばかりのお料理を冷やされるのですか?!
その料理は、冷たくして食べる物なのですか?!」
見ているだけでは分からないと、料理長がおずおずと問いかけて来た。
「ああ! これね。
冷ます時に味か纏まるの!
本当は 一晩置けば、もっともっと美味しくなるんだけど…
1度冷ましてまた熱を入れると、一晩置いておいた物に近づくの!」
「さ…さようでございますかっ!
勉強になります!」
「さて。 冷めたから、もう一度火に掛けて、温めましょう!」
エドに混ぜ混ぜして貰い、ゆっくり焦がさない様に温め直す。
再度カレーを温めて 味見をして、壁掛けの時計を見れば、17時30分を過ぎた辺りだった。
『やっぱり 100人前のカレーを作るとなると、切るだけで時間が掛かったみたい…
今度 皆のご飯を作る時は、風魔法の腕を早々に磨いといて、手早くカット出来る様にしようっと!』
「ミユ。 まだ夕食には、少し早い時間だけれど 食堂には誰か来てるかもしれないし、僕もこのカレーの匂いでお腹が空いて、煩い程に鳴ってしまって困るから、早速食べに行こうよ?!」
「ふふっ♪エドのお腹が鳴ってるの、作ってる途中から聞こえてたよ。
じゃあ メイドさん達に食堂へ運んで貰おうか?!」
「うん♪早く行こう!」
コックの誰かが呼んでくれたのか、数人のメイドさん達がやって来て、大きなカートを押しながら、食堂へ向かう私達の後を付いて来てくれる。
流石に100人分のカレーやご飯・サラダ・スープ・食器やカトラリーともなると、1度には運べなかったようで、何度も往復しては運び込んでくれた。
食堂にはまだ早い時間にも関わらず、既に王族の皆様が揃って待って居た。
まだ席には着いて居なかったけど、ワチャワチャと楽しそうに談笑して居る。
「おお!エドラフェイルク! ミユ殿! 来たのか!
すまん… 夕食にはまだ早いと思ったのだが、昨日のキーマカレーを思い出して待ちきれんくての。
メルと共にココに来てみれば、こ奴らも続々とやって来ての…
早速じゃが 今日のカレーは出来ておるかの?!
して どのようなカレーなのじゃ?」
「あっ!はい!
今日は、カウオ肉を使ったカレーにしてみました。
先程 出来上がったので、私達もお腹が空いたし、早速 食べようとなり、ココに来ました。」
「そうかそうか。
では 皆で頂こうかの!!」
先程 調理場からカレー等を運んでくれたメイドさん達と給仕する執事さん達が、食事の用意や王族の皆様が座る椅子を引いてくれる。
何故 出来上がったばかりのお料理を冷やされるのですか?!
その料理は、冷たくして食べる物なのですか?!」
見ているだけでは分からないと、料理長がおずおずと問いかけて来た。
「ああ! これね。
冷ます時に味か纏まるの!
本当は 一晩置けば、もっともっと美味しくなるんだけど…
1度冷ましてまた熱を入れると、一晩置いておいた物に近づくの!」
「さ…さようでございますかっ!
勉強になります!」
「さて。 冷めたから、もう一度火に掛けて、温めましょう!」
エドに混ぜ混ぜして貰い、ゆっくり焦がさない様に温め直す。
再度カレーを温めて 味見をして、壁掛けの時計を見れば、17時30分を過ぎた辺りだった。
『やっぱり 100人前のカレーを作るとなると、切るだけで時間が掛かったみたい…
今度 皆のご飯を作る時は、風魔法の腕を早々に磨いといて、手早くカット出来る様にしようっと!』
「ミユ。 まだ夕食には、少し早い時間だけれど 食堂には誰か来てるかもしれないし、僕もこのカレーの匂いでお腹が空いて、煩い程に鳴ってしまって困るから、早速食べに行こうよ?!」
「ふふっ♪エドのお腹が鳴ってるの、作ってる途中から聞こえてたよ。
じゃあ メイドさん達に食堂へ運んで貰おうか?!」
「うん♪早く行こう!」
コックの誰かが呼んでくれたのか、数人のメイドさん達がやって来て、大きなカートを押しながら、食堂へ向かう私達の後を付いて来てくれる。
流石に100人分のカレーやご飯・サラダ・スープ・食器やカトラリーともなると、1度には運べなかったようで、何度も往復しては運び込んでくれた。
食堂にはまだ早い時間にも関わらず、既に王族の皆様が揃って待って居た。
まだ席には着いて居なかったけど、ワチャワチャと楽しそうに談笑して居る。
「おお!エドラフェイルク! ミユ殿! 来たのか!
すまん… 夕食にはまだ早いと思ったのだが、昨日のキーマカレーを思い出して待ちきれんくての。
メルと共にココに来てみれば、こ奴らも続々とやって来ての…
早速じゃが 今日のカレーは出来ておるかの?!
して どのようなカレーなのじゃ?」
「あっ!はい!
今日は、カウオ肉を使ったカレーにしてみました。
先程 出来上がったので、私達もお腹が空いたし、早速 食べようとなり、ココに来ました。」
「そうかそうか。
では 皆で頂こうかの!!」
先程 調理場からカレー等を運んでくれたメイドさん達と給仕する執事さん達が、食事の用意や王族の皆様が座る椅子を引いてくれる。
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