私の理想の異世界チート

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256.言葉を失って

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しかしそれだけなんですよね……

3人目のエドの婚約者の方は、まだ登城して来ないし……

2人目の元婚約者のテレシアの行方も、まだ掴めて居ませんし……

まあ 私は、自分の出来る事をこつこつと!を頑張って過ごして居ります!


さてさて……今日着る番の契約のドレスですが……

今日着るドレスと血の契約で着るドレスは、デザイナーのドミニクさんが、しっかりと仕上げて昨日の昼前に、本人が自ら登城して、届けてくれたのですが、エドがミユは母様とレッスンしててと、いい置き受け取りに行ってくれました。

(私が後少しで、マナーのレッスンの方が、完璧に仕上がり終わるので、ドレスを受け取るのは自分でも出来ると、きっとエドは気を使ってくれたんでしょうね。
とっても優しいです♡私の番♡)

今回受け取れなかった、番の儀式のドレスは、儀式の3日前までには、お届けに上がれるだろうと、昨日ドミニクさんが言って帰って行ったらしいので、今からそのドレスがとっても楽しみだ!


まあ…それはさておき、今日の着ているドレスは……

肩からウエスト迄が、黒色で ウエストから下を濃いエメラルドグリーンの色のドレスで、形は Aライン。
スカートのボリュームは少し控え目で作って貰った。

そして身に着ける宝飾品は、黒いレースのチョーカーに、黒い色の宝石が雫の形で揺れる、イヤリング・チョーカー・ブレスレットの宝飾品セットです。

モニカが朝から手伝ってくれて、しっかりと私に着せ付けてくれた。

用意を終えて衣装部屋から出れば、ソコには いつも通り少しソワソワとして、落ち着きのないエドが歩き回って待って居てくれた。

今日のエドも とても素敵である……

今日のエドの服装は、黒の軍服の様な盛装だった。

背が高くガッシリとしたエドの体格には、その軍服の様な服はめちゃくちゃ似合っていた。

つい言葉を失って、上から下へ眺めて魅入ってしまった。

暫しエドのその素敵な盛装を眺めウットリと見つめる。

エドもミユのドレス姿を上から下へと眺めて、言葉を失い 穴が開きそうなくらいに食い入る様に見つめた……

数分間 黙ったまま見つめ合った私達に……

「お2人共…!…
お互いに”素敵だ!””綺麗だ!”と見惚れるのも、よーく分かりますけれど……
契約の式のお時間もございますので、早々にその硬直をお解き頂き、さっさとお部屋を後にして下さいませ!」

と私の後ろ側から、モニカの声が掛かる。

その声掛けに、我を取り戻した私達2人は、エドの腕に手を添え エスコートされて私室を退室した。


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