私の理想の異世界チート

ety

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267.首謀者

そう言ってエドがドミニクへと向ける殺気を反らした。


本当はエドが自分の為に人を殺めるのを見たくなかっただけだけど……

向こうの世界の倫理観等は、こちらの世界では色々と当てはまらないし、関係ないと分かってはいる……

でもあちらの世界に36年間と短くない年月を過ごして来たせいか、自分の為に誰かが手を汚すのは、どうしても止めたかった。

勿論 番であるエドだから、余計に止めたのだけど……

そのうちこちらの世界の論理観が染み付いてしまうのかなと思うと、少し怖い気もした……


まあ…そんな訳で、エドがドミニクを殺めるのを止めた訳だけれども……

まだ もう一人の誘拐犯が残ってる事を思い出す。

「エド…
それよりもっ! テレシアがこの誘拐の首謀者なのっ!!
何処に居るのか分からないけど、部屋に戻ると言って居たから、近くに居ると思うんだけど……」

「ああ。の事は大丈夫だよ!
僕の専属執事が、今頃 拘束してる筈だから……」

「エドの専属執事さん…?…
前に言ってた??」

「ああ。 前に言ってた奴だね。

もうすぐこちらに、テレシアを捕まえて、来るんじゃ無いかな?!

そんな事より……
ミユ…… 怪我とかしてないっ?! 痛い所はない?!!」

「あ…多分……
いっ!…」

エドがミユをお姫様抱っこして、石牢の中のベットに座り、痛々しい手首を優しく撫でた。

緊張と興奮で痛みを忘れて居た箇所を優しく触られても痛みが走った。

「ミユ。この建物を外から破壊したから、魔法も力も使える筈だから、自分で治せる?!」

「えっと…?!………やってみる。」

『掌から光のような薬を出して…傷を癒して…』

自身の出血している、両手首と両足とに掌を触れ、心の中で唱えると…

掌から温かいものがふわりっと感じる。


エドに気になる事を、思い切って聞いてみた……

「エド………
………わ…私が……ドミニクに……け…穢された……とか……思わないの……?!」

「ん??! えっ?!! 
思わないけど?! あれっ???

えっと…?…ミユに伝えて無かったかな?!……

血の契約をしたら、その相手としか契れなくなるんだ。

分かりやすく言えば、僕はミユにしか立たなくなるし、ミユは僕以外の他の男のモノは、中に入らなくなる。

だから その心配はしてなかった。」

「なんだぁぁぁぁ⤵⤵⤵!?!?

そんな身体になってたんなら、もっとちゃんと教えといてよーーー!!」

「えっと…ごめんね。ミユ。
言ったつもりになってたのかな……?……」

「そっかぁー 私 エドしか受け付けない身体になってたんだぁーーー

なんか…ホッとしたぁーーー」


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