私の理想の異世界チート

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268.誘拐の一部始終

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「あっ!! でもっ!!!
ソレ以外の行為は出来る訳だから、帰ったらしっかりと僕で消毒と上書きはします!!
覚悟しておくように!!

あっ! 勿論 お腹の子には障りの無い様にするからね♡」

『えっ?!…何それ?帰るの怖い………』

「あ…!
後 エドに聞きたい事があった!?

ドミニクに触られて、どうしても嫌だと思った時に、私の身体の中から私の魔力と同じ色の何かが放出されたの。

さっきまでココでは魔法が使えなくなってたなら、は何だったんだろう??!」

「んー???
確かな事は言えないけど……

この場所で魔法を使えなくしている何かよりも、ミユの力がより上回って、放出できたんじゃないかって思う。」

と自分は思うと…推測したエドの考えに、確かにその推測ならあんな事が起こりえるかなと、ふむふむと頷いて居たら、エドが……

専属執事がテレシアを引っ張って来るまで、この突然の誘拐の一部始終の出来事を話しておくと言い出した……

エドの話によりますと………


カサンドラの状態が、虫の息だと聞いた私達が、カサンドラの居る所ヘ行こうと、部屋を出ようとしていた瞬間に、私の着ていたドレスの刺繍部分が光だし、強制的に転移する魔法陣が開き、私は誘拐されたそうだ。

エドは慌てて私に腕を伸ばしたが、届かなかったと……

そして私が消えた瞬間に 私の持つ番の匂いも、血の契約での心の感情も聞こえなくなってしまい、エドは発狂しかけたとか。

ソコヘ カサンドラを治療していた宮医者が、部屋に慌てて飛び込んで来て、”自分の助手がカサンドラに手をかけ殺してしまった!カサンドラの命が消える瞬間に、カサンドラの持つ魔力が全て何処かへと吸収される様に無くなった! カサンドラを殺した者は、捕えてある”と報告に来たらしく、その場は大混乱。

そしてまたソコヘ、カサンドラが自分の血で描いた魔法陣を監視して居た騎士が、血相を変えて部屋へ報告に入って来て、”先程 突如 カサンドラが描いた魔法陣が眩く光って、光が消えると そこにあった魔法陣が血の色から真っ黒になってしまった”と報告されたらしい。

その後 自分がこんな状態では望結を助けられないと、正気に戻ったエドが……

陛下の許可の下 城の魔導師を総動員させて、魔法陣の解読・強制転移の着地点が何処なのかの魔力の痕跡の解読・望結の番の匂いも、心の感情も何故 分からなくなったのかを調べさせたと……

そしてそれと平行して、転移の魔法をエドが使用する為に、魔導師達から魔力を分けて貰って(強制…)、いつでも転移出来るように準備したのだと………


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