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チュートリアル
VS山賊(デコイ)④
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【🏆おちんちんには勝てなかったよ…】
三度目の土下座である。視界の邪魔をする実績通知をはたき倒すと、思惑通りにどこかに飛んでいった。なるほど、現実世界での操作性としてある程度想定通りの動きをするのは確かにありがたい。
「ほんっとーーーに悪気はなかったんだけど」
「うん……」
「あの、こう、聖痕的なね?そういうのをビシーって付けて……この魔漢はきちんと僕に管理される事になった安全な魔漢ですよ~って、貴方が住み良くするためにね?」
「親切心……」
そう呟きながら視線を背後に向ける。足元には想像していた図とは全く異なるグロテスクな死体が、跨っていた時と同じ姿勢のまま息絶えていた。どうやら基本的には、敵はポイントを射精し尽くすと消えるようだ。オレの抜け殻は穴という穴から血を吹き出し、目を見開いたまま仰け反って死んでいる。精液で膨れた妊婦のような腹は、肛門から中身が滴り落ちるにつれ、元の形に戻っているようだ。しかしその液体には明らかに肉片が混じっている。
新しい身体にも淫紋は変わらず残っているものの、紋章が活性化した直後に描かれた新たな模様は消えていた。街でラブリエルが唱えた魔法を改めて思い出す。恐らくは再び封印魔術を施されているのだろう。
「ただ……そのぉ……人間一人を好きなようにするのってそれなりに魔力が必要でね……?そのためのフルパワーを全部ぶち込んだので……ざっと数千匹単位の魔力がないと元に戻せませぇん……」
「殺す気かー!」
「し、死んでも別にいいでしょ~!」
「一応、ラブリエル様へ魔力を還元している眷属は私含めそれなりの数がいるので、実際にはもう少し早く戻せると思いますよ。ご安心を」
苦笑いで補足説明をするヒルトが、ラブリエルの死角から小さく指でばつ印を作っている。オレは大きくため息をついた。
「…………少なくとも、戦闘の度に腹上死は避けたいです」
「だよね~。となると……めんどくさいからやりたくなかったんだけど、さすがに僕もこんなトラウマシーンを見るためだけに貴方を呼んだわけではないので……」
どさ、と背後で抜け殻が倒れる音がした。死体にはすでに何匹かの魔物が集り始めている。穴に侵入を試みる様子が消え始めている身体越しに見えてしまい、ぞっと寒気がした。
「座標503、転送!光栄に思ってください!この僕が仲間になってあげましょう~!」
三度目の土下座である。視界の邪魔をする実績通知をはたき倒すと、思惑通りにどこかに飛んでいった。なるほど、現実世界での操作性としてある程度想定通りの動きをするのは確かにありがたい。
「ほんっとーーーに悪気はなかったんだけど」
「うん……」
「あの、こう、聖痕的なね?そういうのをビシーって付けて……この魔漢はきちんと僕に管理される事になった安全な魔漢ですよ~って、貴方が住み良くするためにね?」
「親切心……」
そう呟きながら視線を背後に向ける。足元には想像していた図とは全く異なるグロテスクな死体が、跨っていた時と同じ姿勢のまま息絶えていた。どうやら基本的には、敵はポイントを射精し尽くすと消えるようだ。オレの抜け殻は穴という穴から血を吹き出し、目を見開いたまま仰け反って死んでいる。精液で膨れた妊婦のような腹は、肛門から中身が滴り落ちるにつれ、元の形に戻っているようだ。しかしその液体には明らかに肉片が混じっている。
新しい身体にも淫紋は変わらず残っているものの、紋章が活性化した直後に描かれた新たな模様は消えていた。街でラブリエルが唱えた魔法を改めて思い出す。恐らくは再び封印魔術を施されているのだろう。
「ただ……そのぉ……人間一人を好きなようにするのってそれなりに魔力が必要でね……?そのためのフルパワーを全部ぶち込んだので……ざっと数千匹単位の魔力がないと元に戻せませぇん……」
「殺す気かー!」
「し、死んでも別にいいでしょ~!」
「一応、ラブリエル様へ魔力を還元している眷属は私含めそれなりの数がいるので、実際にはもう少し早く戻せると思いますよ。ご安心を」
苦笑いで補足説明をするヒルトが、ラブリエルの死角から小さく指でばつ印を作っている。オレは大きくため息をついた。
「…………少なくとも、戦闘の度に腹上死は避けたいです」
「だよね~。となると……めんどくさいからやりたくなかったんだけど、さすがに僕もこんなトラウマシーンを見るためだけに貴方を呼んだわけではないので……」
どさ、と背後で抜け殻が倒れる音がした。死体にはすでに何匹かの魔物が集り始めている。穴に侵入を試みる様子が消え始めている身体越しに見えてしまい、ぞっと寒気がした。
「座標503、転送!光栄に思ってください!この僕が仲間になってあげましょう~!」
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