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第五話 はじめてのデート(4)
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クレープを食べ終わった俺はアクセサリーショップに向かうことにした。
「なぁ、あみ、アクセサリーショップに行かないか?」
「うん、いいよ」
「よし!じゃあ行くか!」
そうして俺たちは店に入っていく。そして色々商品を見ながら歩いていた時、ふとある物が目に入ってきた。それは小さな宝石のついたブレスレット。値段は1万円ほどだった。
(これ、あいつがつけているところとか絶対似合うだろうなぁ……プレゼントしたいけど、高すぎて流石に……)
俺はそのブレスレットの値札を見てそう思った。
「なぁ、あみ……」
「ん~?」
あみは興味津々と言わんばかりに俺の手元を覗いてくる。
「このブレスレットなんだが……お前、欲しいか?」
そう聞くと、目を輝かせながら答えた。
「うん!もちろん!めっちゃほしい!」
「分かった。じゃあ買ってくるわ」
そう言って俺はレジへと向かった。
「ありがとうございましたー」
俺は会計を済ませて外に出る。
「ほらよ、あげる」
そう言いながら俺は手を差し出す。
「えっ!?ホントに!?」
そう驚いた後、嬉しそうな表情を見せるあみに俺は笑いかけた。そして俺の手にある紙袋を受け取ったあみはその中身を確認してから俺に笑顔を向ける。
「ありがとう、お兄ちゃん!大事にするね!」
やばい、めちゃくちゃ嬉しい……。正直そこまで喜ばれるとは思っていなかったから余計にうれしい。
「いやいや、そんなに高いものじゃないからさ、別にそこまで喜んでもらえるほどの物でもないだろ」
「ううん!これはすごい大切なものだから!一生の宝物だよ!」
そう笑顔で言うあみ。本当にかわいいな。
こんなにも幸せそうにしてくれるなんて、俺もあげた甲斐があったってもんだ。
「そっか、ならよかったよ。大切にしてくれよ?」
「うん!絶対になくさないよ!」
そんな会話をしながら俺らは歩き始める。
すると突然、あみが立ち止まった。
「どうした?忘れもんでもしたのか?それともトイレ?」
「えっと……あの……えへへ」
そう言ってあみは照れくさそうに笑っている。
「え?なになに!?何なの!?え、ちょっ、まじでなんなの!?」
俺は動揺しながらそう言った。
「実は……私とお揃いのやつ、お兄ちゃんに持っててほしいなって思って……」
「は?」
俺はそう言うしかなかった。
いや、待ってくれ。どういうことだ?つまりあれか?ペアルックってことか?いやいやまぁ確かに恋人同士だしそういうことをするのは全然ありだぞ?でもな?さすがに恥ずかしすぎるだろ。周りから見たら完全にバカップルだぞ?
何よりさらに1万円となればもはや帰りの電車だけで半年ほど貯めてきたお金が消えてしまう!
それだけは避けなければ!
「え、あ、あー……えぇー……いやぁ……それはちょっと……」
「ダメ……かな?」
上目遣い+涙目&少し悲しげな顔。
俺はそのトリプルコンボに耐えられるはずがない
「はい、もちろん!」
俺たちは電車に乗っていた。手の中には妹とお揃いのブレスレットが入った紙袋。
そして隣では俺の妹で彼女でもある彩未佳が俺の肩に頭を乗せている。
金がねぇ!明日からどうしよう!
「ねぇ、お兄ちゃん」
「んー?」
「今度また、デートしようよ」
「おぉーいいなぁー!どこに行くか?」
「遊園地とか行きたいなぁ」
「またこんどな!」
「うん!いいよ!楽しみにしてるね!」
こうして俺たちは帰路についた。
「なぁ、あみ、アクセサリーショップに行かないか?」
「うん、いいよ」
「よし!じゃあ行くか!」
そうして俺たちは店に入っていく。そして色々商品を見ながら歩いていた時、ふとある物が目に入ってきた。それは小さな宝石のついたブレスレット。値段は1万円ほどだった。
(これ、あいつがつけているところとか絶対似合うだろうなぁ……プレゼントしたいけど、高すぎて流石に……)
俺はそのブレスレットの値札を見てそう思った。
「なぁ、あみ……」
「ん~?」
あみは興味津々と言わんばかりに俺の手元を覗いてくる。
「このブレスレットなんだが……お前、欲しいか?」
そう聞くと、目を輝かせながら答えた。
「うん!もちろん!めっちゃほしい!」
「分かった。じゃあ買ってくるわ」
そう言って俺はレジへと向かった。
「ありがとうございましたー」
俺は会計を済ませて外に出る。
「ほらよ、あげる」
そう言いながら俺は手を差し出す。
「えっ!?ホントに!?」
そう驚いた後、嬉しそうな表情を見せるあみに俺は笑いかけた。そして俺の手にある紙袋を受け取ったあみはその中身を確認してから俺に笑顔を向ける。
「ありがとう、お兄ちゃん!大事にするね!」
やばい、めちゃくちゃ嬉しい……。正直そこまで喜ばれるとは思っていなかったから余計にうれしい。
「いやいや、そんなに高いものじゃないからさ、別にそこまで喜んでもらえるほどの物でもないだろ」
「ううん!これはすごい大切なものだから!一生の宝物だよ!」
そう笑顔で言うあみ。本当にかわいいな。
こんなにも幸せそうにしてくれるなんて、俺もあげた甲斐があったってもんだ。
「そっか、ならよかったよ。大切にしてくれよ?」
「うん!絶対になくさないよ!」
そんな会話をしながら俺らは歩き始める。
すると突然、あみが立ち止まった。
「どうした?忘れもんでもしたのか?それともトイレ?」
「えっと……あの……えへへ」
そう言ってあみは照れくさそうに笑っている。
「え?なになに!?何なの!?え、ちょっ、まじでなんなの!?」
俺は動揺しながらそう言った。
「実は……私とお揃いのやつ、お兄ちゃんに持っててほしいなって思って……」
「は?」
俺はそう言うしかなかった。
いや、待ってくれ。どういうことだ?つまりあれか?ペアルックってことか?いやいやまぁ確かに恋人同士だしそういうことをするのは全然ありだぞ?でもな?さすがに恥ずかしすぎるだろ。周りから見たら完全にバカップルだぞ?
何よりさらに1万円となればもはや帰りの電車だけで半年ほど貯めてきたお金が消えてしまう!
それだけは避けなければ!
「え、あ、あー……えぇー……いやぁ……それはちょっと……」
「ダメ……かな?」
上目遣い+涙目&少し悲しげな顔。
俺はそのトリプルコンボに耐えられるはずがない
「はい、もちろん!」
俺たちは電車に乗っていた。手の中には妹とお揃いのブレスレットが入った紙袋。
そして隣では俺の妹で彼女でもある彩未佳が俺の肩に頭を乗せている。
金がねぇ!明日からどうしよう!
「ねぇ、お兄ちゃん」
「んー?」
「今度また、デートしようよ」
「おぉーいいなぁー!どこに行くか?」
「遊園地とか行きたいなぁ」
「またこんどな!」
「うん!いいよ!楽しみにしてるね!」
こうして俺たちは帰路についた。
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