異世界に転生したがそこは性的なことに寛容な世界だった!

羊ひつじ

文字の大きさ
4 / 57
1章

1-2

しおりを挟む

手足の拘束が強くなり、動かせなくなる。

「んっ、ん…っ、はぁ…っ」

そうこうしているうちにスライムの動きは激しくなり、乳首と自身をぬるぬると擦られ続けどんどん下半身が熱くなる。

気持ちいい。

ダメだ、スライムにイかされるなんて笑い者だ。だけど体も手足もしっかり拘束されていて腰をくねらせるぐらいしかできない。

俺の気持ちとは裏腹に、自身はガチガチになり先っぽから先走りを零していた。

「んっ、ぁ…、や、ダメ…っ、あ…!」

体が熱い。きっとさっき飲まされた液体に媚薬のような効果があったのだろう。
でなければこの体の奥の熱に説明がつかない。

ああ、ダメだ。もう、ダメ。無理。

我慢することを諦めた俺は抵抗していた体の力を抜く。与えられるままの快感を素直に受け入れる。

「あっ、ぁ…っ!」

自身全体を包み込むように扱かれ、先っぽを刺激されると、呆気なくびゅるる、と精液を吐き出した。

今までの人生で味わったことのない快感の余韻に浸る。はぁはぁと息を整えている間にもスライムはもぞもぞと何か蠢いていた。

あれ、場所が移動しているような…?

「君!早く逃げるんだ!!」

どこからともなく声が聞こえ、頭上からバサッと砂のようなものが降ってきた。

すると驚いたことにスライムはじゅわぁ、と溶けていき、拘束が溶けて放り出される。スライムは慌てた様子で森の方へと跳んで行った。

助かった…?否、手遅れなのかもしれないが。いや、それよりも。

声がした方を振り向くと、深い紅色の髪の美形が立っていた。

「危なかった…あのままだと巣に持ち込まれていたよ」

ほっとした表情でその人は言う。どうやら俺は森の中へ連れ去られるところだったらしい。

「あ…ありがとうございます…」

助けられたことにお礼を言うも、痴態を見られた恥ずかしさに座ったまま顔を赤くして俯く。そんな俺の心情を見透かしたかのように男は言った。

「スライムは人の精を好んで吸い取る魔物でね、巣に持ち帰られると運が悪いと死ぬまで精を搾り取られるんだ。でも恥じることはないよ、駆け出しの冒険者がよく被害に遭ってるんだ。スライムから人を助けるのもこれで5度目だよ」

そう言って男はまじまじと俺のことを見つめる。

「…あ、あの、なにか?」

恥ずかしさと居心地が悪くてぶっきらぼうに質問すると、男はハッとしたように目をそらした。

「いや、すまない。随分とその…可愛らしい子だなと思って」

イケメンが何を言ってるんだ。どうせ誰彼構わずそんなことを言ってるんだろうな。とも思ったが、そういえば鏡で見た俺は美少年だったなと思い当たる。

「さぁ、これで体を拭いて」

そう言って男はタオルを渡してくれた。
お言葉に甘えてスライムにやられたぬるぬるを拭う。タオルはごわごわしていて柔らかさとは程遠かった。

「見たところ武器を持っていないようだけど…冒険者かい?」

武器ならナイフがあるが確かインベントリの中だ。なんて答えようか悩む。

下手に冒険者ですと答えても、冒険者ギルドのようなものがあるのならアッサリと嘘がバレるだろう。

「えっと…実は何も覚えてなくて。気が付いたらここにいたんです」

気が付いたらここにいた、という点は嘘はついていない。変に嘘を吐くよりも素直に何も分からないことを告げた方がいいと思った。

「それは…記憶喪失、かな。名前は?」

「アキラ…です」

「そうか。俺の名前はエドウィン、近くの町に滞在していて冒険者をやってるんだ」

お互いに自己紹介を終え、エドウィンは何やら思案顔だ。

「よし、近くの町まで送るよ。君の知り合いがそこにいるかもしれないしね。ここから3時間もあるけばイストの町に着く。立てるかい?」

エドウィンが差し出した手を見て、そういえばまだ自分が座り込んだままだったことに気がつく。

おずおずと控えめに手を握ると、優しく立ち上がらせてくれた。

「少しの間だけどよろしくね、アキラ君」

にこっと笑ったエドウィンの笑顔は太陽の光に照らされキラキラと輝いて見えた。イケメン補正がヤバイ。
しおりを挟む
感想 9

あなたにおすすめの小説

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。 性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。 (ムーンライトノベルにも掲載しています)

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

穏やかに生きたい(隠れ)夢魔の俺が、癖強イケメンたちに執着されてます。〜平穏な学園生活はどこにありますか?〜

春凪アラシ
BL
「平穏に生きたい」だけなのに、 癖強イケメンたちが俺を狙ってくるのは、なぜ!? トラブルを避ける為、夢魔の血を隠して学園生活を送るフレン(2年)。 彼は見た目は天使、でも本人はごく平凡に過ごしたい穏健派。
なのに、登校初日から出会ったのは最凶の邪竜後輩(1年)!? 
他にも幼馴染で完璧すぎる優等生騎士(3年)に、不良だけど面倒見のいい悪友ワーウルフ(同級生)まで……なぜか異種族イケメンたちが次々と接近してきて―― 運命の2人を繋ぐ「刻印制度」なんて知らない! 恋愛感情もまだわからない! 
それでも、騒がしい日々の中で、少しずつ何かが変わっていく。 個性バラバラな異種族イケメンたちに囲まれて、フレンの学園生活は今日も波乱の予感!? 
甘くて可笑しい、そして時々執着も見え隠れする 愛され体質な主人公の青春ファンタジー学園BLラブコメディ! 月、水、金、日曜日更新予定!(番外編は更新とは別枠で不定期更新) 基本的にフレン視点、他キャラ視点の話はside〇〇って表記にしてます!

冤罪で堕とされた最強騎士、狂信的な男たちに包囲される

マンスーン
BL
​王国最強の聖騎士団長から一転、冤罪で生存率0%の懲罰部隊へと叩き落とされたレオン。 泥にまみれてもなお気高く、圧倒的な強さを振るう彼に、狂った執着を抱く男たちが集結する。

性技Lv.99、努力Lv.10000、執着Lv.10000の勇者が攻めてきた!

モト
BL
異世界転生したら弱い悪魔になっていました。でも、異世界転生あるあるのスキル表を見る事が出来た俺は、自分にはとんでもない天性資質が備わっている事を知る。 その天性資質を使って、エルフちゃんと結婚したい。その為に旅に出て、強い魔物を退治していくうちに何故か魔王になってしまった。 魔王城で仕方なく引きこもり生活を送っていると、ある日勇者が攻めてきた。 その勇者のスキルは……え!? 性技Lv.99、努力Lv.10000、執着Lv.10000、愛情Max~~!?!?!?!?!?! ムーンライトノベルズにも投稿しておりすがアルファ版のほうが長編になります。

魔王に飼われる勇者

たみしげ
BL
BLすけべ小説です。 敵の屋敷に攻め込んだ勇者が逆に捕まって淫紋を刻まれて飼われる話です。

異世界転移して美形になったら危険な男とハジメテしちゃいました

ノルジャン
BL
俺はおっさん神に異世界に転移させてもらった。異世界で「イケメンでモテて勝ち組の人生」が送りたい!という願いを叶えてもらったはずなのだけれど……。これってちゃんと叶えて貰えてるのか?美形になったけど男にしかモテないし、勝ち組人生って結局どんなん?めちゃくちゃ危険な香りのする男にバーでナンパされて、ついていっちゃってころっと惚れちゃう俺の話。危険な男×美形(元平凡)※ムーンライトノベルズにも掲載

魔王に転生したら、イケメンたちから溺愛されてます

トモモト ヨシユキ
BL
気がつくと、なぜか、魔王になっていた俺。 魔王の手下たちと、俺の本体に入っている魔王を取り戻すべく旅立つが・・ なんで、俺の体に入った魔王様が、俺の幼馴染みの勇者とできちゃってるの⁉️ エブリスタにも、掲載しています。

処理中です...