異世界に転生したがそこは性的なことに寛容な世界だった!

羊ひつじ

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1章

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エドウィンさんは今はイストの町に滞在しているソロの冒険者で、26歳らしい。今は冒険者ギルドの依頼の帰りだそうだ。

俺と1歳しか違わないのかと驚いたが、そういえば今の俺は若返ってるんだった。

こっそりステータスを確認してみると、年齢の欄が16歳になっていた。9歳も若返ってしまった…。

さっきスライムに投げた砂のような物の正体は塩らしい。塩で溶けるってナメクジか!スライムに出会った時用に塩を持ち歩くのは冒険者の常識だそうだ。

スライムには剣や打撃は聞きづらく、塩をかけるか魔法で一掃するのが常だがエドウィンさんは攻撃魔法を使えないそうだ。

この辺りにはスライムより強い魔物は出ないそうで、道中出てきた魔物はエドウィンさんが瞬殺してくれた。

町に辿り着くと、大きな門が見えてきた。
エドウィンさんについて行って門に近付くと、兵士の格好をした人に止められた。

エドウィンさんはカードを兵士に見せている。

「こっちは俺の知り合いだ。身分証はないからこれで頼む」

そう言ってエドウィンさんは何枚かの貨幣を兵士に渡した。そこまでお世話になっていいのかと思ったが、こちらに向かってウインクするエドウィンさんを見て甘えることにした。

「一応身体検査はするぞ。おい、こっちへ来い」

言われるがままに兵士に近付き、手を横に広げる。兵士は無骨な手で俺の体をまさぐるように触っていく。

「…んっ、ぅ…」

先ほどのスライムの件での体の火照りが未だに収まりきらず、荒々しい刺激に思わず声が出た。

それを見てエドウィンさんが声を上げた。

「おい、あまり虐めてくれるな」

「おっと悪い。べっぴんさんだったからつい、な」

兵士から解放された俺は慌ててエドウィンさんに駆け寄る。エドウィンさんは俺の頭をぽんぽんと撫でた。

そのまま俺たちは町に入ってすぐのところにある冒険者ギルドに直行し、中に入った。

中にはむきむきな屈強な男たちから弓を持ったスラリとしたエルフやローブをかぶった魔法使い風の人やたくさんの人がいた。

エドウィンさんは受付へ向かう。

「ゴブリンの討伐依頼完了だ」

そう言って袋を受付嬢に渡す。
受付嬢はそれを確認してお金の入った袋をエドウィンさんに差し出した。

「それと迷子の捜索依頼が出ていないか?」

「迷子ですか?少々お待ち下さい」

待つこと数分、数枚の紙を持って受付嬢が帰ってきた。紙を見せてもらうと、どれも迷子の捜索依頼の紙のようだ。

しかしそこには8歳の息子を、10歳の娘を、3歳の娘を、といった具合で俺の名前は書かれていない。当たり前といったら当たり前だが。

「ない、か…」

記憶喪失で町の外にいるなんて迷子と言えば迷子なのだが、どうやらエドウィンさんは俺のことを年齢より下だと思っているらしい。

気の毒そうな視線でそう思った。
元の年齢は25歳なのだがら一人でいても大丈夫と言えば大丈夫なのだ。

「よし、とりあえず飯にしよう。お腹すいたろ?」

実を言うと腹が減っていた。
そのまま冒険者ギルドを出て、近くにある飯屋に入る。

エドウィンさんが注文するのを聞きながら店内を見回す。素朴な感じのする定食屋といった雰囲気だ。

運ばれてくる料理を見てびっくりした。
どれもこれも量が多いのだ。

大盛りのサラダに大盛りのビーフシチュー、山盛りの黒パンに付け合わせかどうか疑う量のポテトと、人参のグラッセ。

それをエドウィンさんは何食わぬ顔で食べ始めたので、慌ててスプーンでビーフシチューを口に運んだ。

う、美味い!元の世界のご飯にも劣らないほどの美味さだ。量が多すぎることを除いては文句の付け所がない。

お腹が空いていたこともあってたくさん食べたが、3分の2ほど食べたところでお腹いっぱいになってしまった。

遠慮してるのかと心配されたが、お腹いっぱいだと伝えて残りはエドウィンさんに食べてもらった。
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