11 / 57
1章
1-9
しおりを挟むそれから三日間、俺はエドウィンさんに修行をつけてもらいながらギルドの依頼をこなし、ギルドランクがEになった。
魔法の練習も欠かさず行い、ステータスを確認すると魔法使いのレベルが2になっていた。
そしてその日の夜、俺はエドウィンさんにベッドに押し倒されていた。
「嫌ならいいんだよ…?」
そんな不安そうな顔で言われたら罪悪感で断れない。それにエドウィンさんには色々とお世話になっている。恩返しはしなくてはならない。
「ダ、ダメになったら言いますから…その時はちゃんとやめて下さいね」
顔を赤くしながら目をそらす。正直言ってエドウィンさんがどこまでやるつもりなのかは分からないが、最後までやられる前にストップをかければいいだろう。
「うん、分かったよ」
エドウィンさんはへにゃ、と嬉しそうに笑う。あぁ、だいぶこの人にほだされてるなと思った。
ちょっと変態なのを除けば良い人なんだしさ。
エドウィンさんは優しく俺の体を服越しに撫でる。あの時触られた時のことを思い出して心臓が高鳴った。
俺の頬にキスを落とし、服をはだけさせていく。白い肌が露わになり、そこへそっと指を這わせた。
顔が赤くなっていくのを感じる。
男に裸を見られたぐらいで、とも思うが、相手は俺のことを性的な目で見ているのだ。恥ずかしいに決まってる。
あわよくば俺を…お、犯そうとしているのかもしれない。本当なら虫唾が走るような想像だが、何故だかドキドキと高鳴る鼓動を隠しきれなかった。
ちゅっちゅっとリップ音を立てて首筋から下へキスをする。
「っん…」
乳首に唇が触れた途端、胸にピリッと電気が走ったような気がした。
そんな俺の反応を見て、エドウィンさんはそれを舌で舐め始める。最初は触れるかどうかといったくすぐったいような愛撫。
やがてくにくにと転がすように舌先で弄ばれる。もう片方は指先で優しく撫ぜるように。
乳首で気持ちよくなるなんて女の子みたいじゃないか。それなのに下半身に熱が集まっていくのを自分の意思で止められない。
そしてエドウィンさんは既に勃ちあがった俺の自身を撫でる。ズボン越しの愛撫もそこそこに、我慢できないといった具合にズボンと下着を脱がされた。
乳首の刺激だけで勃起してしまった俺のそれが露出される。今の俺の姿はシャツだけ引っ掛けた姿だ。
すごく恥ずかしくて、真っ赤な顔をそらして手で顔を覆った。
「せっかく可愛い顔してるのに、隠さないで?」
顔を覆った手をゆっくりと剥がされる。それでもエドウィンさんの顔を見れなくてぎゅっと目をつぶった。
「……キスしちゃってもいいってことかな?」
「え…?」
思わず目を開けると、すぐ目の前にエドウィンさんの顔があった。するとぺろりと唇を舐められ、悪戯っぽく笑われた。
唇をただ合わせるだけよりも恥ずかしいことをされて頭が混乱する。
そんな俺をよそに、勃起している俺自身を指で優しく扱き始めた。
「ん…っ、んっ…」
せめてもの抵抗としてできるだけ声を抑えてやろうと目論む。
するとエドウィンさんはそっちがその気なら、もう片方の手で先っぽの穴を擦り始めた。
「あっ…!そこはっ、やだぁっ、んぁ…!」
「ダメじゃないなら、イイんだよね?」
クスクスと笑って刺激を続ける。
気持ちいい。何も言い返せない。
ぬるぬるとした液体が先っぽから溢れ、それを塗りたくるように自身に塗り広げる。ぬちゃぬちゃと卑猥な音を立てて扱き上げられ羞恥と気持ち良さでどうにかなりそうだった。
射精感が高まりイキそうになるが、突然手を離される。
えっ?と思ってエドウィンさんを見ると、楽しそうに笑っていた。
「今度はね、こっちも触らせてもらおうと思って」
そう言ってエドウィンさんは俺の片足を持ち上げ、露わになった尻の蕾を指でつつく。
男同士のセックスはそこを使うということは知識として知っていた。だがまさか自分がそこを使うことになるなんて。
待ったをかけた方がいいのだろうか。
0
あなたにおすすめの小説
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
穏やかに生きたい(隠れ)夢魔の俺が、癖強イケメンたちに執着されてます。〜平穏な学園生活はどこにありますか?〜
春凪アラシ
BL
「平穏に生きたい」だけなのに、
癖強イケメンたちが俺を狙ってくるのは、なぜ!?
トラブルを避ける為、夢魔の血を隠して学園生活を送るフレン(2年)。
彼は見た目は天使、でも本人はごく平凡に過ごしたい穏健派。
なのに、登校初日から出会ったのは最凶の邪竜後輩(1年)!?
他にも幼馴染で完璧すぎる優等生騎士(3年)に、不良だけど面倒見のいい悪友ワーウルフ(同級生)まで……なぜか異種族イケメンたちが次々と接近してきて――
運命の2人を繋ぐ「刻印制度」なんて知らない!
恋愛感情もまだわからない!
それでも、騒がしい日々の中で、少しずつ何かが変わっていく。
個性バラバラな異種族イケメンたちに囲まれて、フレンの学園生活は今日も波乱の予感!?
甘くて可笑しい、そして時々執着も見え隠れする
愛され体質な主人公の青春ファンタジー学園BLラブコメディ!
月、水、金、日曜日更新予定!(番外編は更新とは別枠で不定期更新)
基本的にフレン視点、他キャラ視点の話はside〇〇って表記にしてます!
冤罪で堕とされた最強騎士、狂信的な男たちに包囲される
マンスーン
BL
王国最強の聖騎士団長から一転、冤罪で生存率0%の懲罰部隊へと叩き落とされたレオン。
泥にまみれてもなお気高く、圧倒的な強さを振るう彼に、狂った執着を抱く男たちが集結する。
性技Lv.99、努力Lv.10000、執着Lv.10000の勇者が攻めてきた!
モト
BL
異世界転生したら弱い悪魔になっていました。でも、異世界転生あるあるのスキル表を見る事が出来た俺は、自分にはとんでもない天性資質が備わっている事を知る。
その天性資質を使って、エルフちゃんと結婚したい。その為に旅に出て、強い魔物を退治していくうちに何故か魔王になってしまった。
魔王城で仕方なく引きこもり生活を送っていると、ある日勇者が攻めてきた。
その勇者のスキルは……え!? 性技Lv.99、努力Lv.10000、執着Lv.10000、愛情Max~~!?!?!?!?!?!
ムーンライトノベルズにも投稿しておりすがアルファ版のほうが長編になります。
異世界転移して美形になったら危険な男とハジメテしちゃいました
ノルジャン
BL
俺はおっさん神に異世界に転移させてもらった。異世界で「イケメンでモテて勝ち組の人生」が送りたい!という願いを叶えてもらったはずなのだけれど……。これってちゃんと叶えて貰えてるのか?美形になったけど男にしかモテないし、勝ち組人生って結局どんなん?めちゃくちゃ危険な香りのする男にバーでナンパされて、ついていっちゃってころっと惚れちゃう俺の話。危険な男×美形(元平凡)※ムーンライトノベルズにも掲載
魔王に転生したら、イケメンたちから溺愛されてます
トモモト ヨシユキ
BL
気がつくと、なぜか、魔王になっていた俺。
魔王の手下たちと、俺の本体に入っている魔王を取り戻すべく旅立つが・・
なんで、俺の体に入った魔王様が、俺の幼馴染みの勇者とできちゃってるの⁉️
エブリスタにも、掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる