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1章
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しおりを挟む少しだけサービスしてあげよう。
決して俺がフェラチオしたいなんてことはない。
熱を持つ自分の下半身を知らないふりをして、意を決してそれを咥え直し、ぬぷぷ、と奥までそれを挿入した。それでもルディさんの長いそれは全部は咥えきれなかった。
歯を立てないように気をつけながら舌を絡ませ、頭を上下に動かして唾液を塗りたくるようにしてじゅぷ、じゅぷ、と水音を立てながらストロークする。
咥えきれない竿の部分は指でくすぐるように擦った。
しばらくそうしていると、ルディさんは俺の頭を押さえつけるように両手で抱えた。
そして小さく呻いたと思うと、ルディさんのそれが大きく震えて先っぽから俺の口の中に熱くてねばねばした精液が勢いよく注ぎ込まれた。
他人の精液を飲むなんてとんでもない!
そう思い慌てて離れようとするも、ガッチリ手で押さえ込まれて離れられない。
精液の勢いはおさまらず、どうこうしようもなくて注ぎ込まれるままにごく、ごくん、と精液を飲み干してしまった。
甘い。精液すら甘く感じるなんて。
どろっとした感覚が喉に絡みつく。
こんなに美味しいのならもっと飲みたくなるがこれはあくまで精液なのだと自分に言い聞かせた。
少しの間そうしていると、やがて息を深く吐いたルディさんはゆっくりと俺の口からそれを引き抜いた。
男のそれにしゃぶりつき、精液を美味しい美味しいと飲んでしまった事実に顔が赤くなっているのを感じる。
「すっごく良かったぜ、ありがとな。……すっげぇエロい顔してるけど大丈夫か?」
「へ…?」
無意識のうちにそんな顔をしていたのか。
眉は悩ましげにひそめられ瞳は潤み、熱い自身を隠すように内股でもじもじとしていたらそんな風に見られていたらしい。
「…俺がしてやろうか?」
「ダ、ダメ…!」
キッと睨み付ける。
これ以上好き勝手されたら本当に犯されるかもしれない。
「はは、冗談だって。流石にお触りは駄目だよな」
そう笑ってルディさんは佇まいを正す。
そして袋から金貨を二枚取り出して俺に渡した。
「え?金貨一枚じゃ…?」
「結局口でしてもらったからな、中に出しちまったし、追加の報酬だ」
そういうことならありがたく戴いておこう。
俺は金貨を両手で受け取ってポケットにしまった。
「しかし…ずいぶん美味そうに飲んでたな。テクもなかなかだったし…もしかしてそっちが専門か?」
「…僕娼婦じゃないです」
「……えっ!?そんなどエロい見た目して!?」
どエロい見た目ってどんな見た目だ?
確かに自他共に認める美少年だけどエロくはないだろうエロくは。
この世界では綺麗や可愛いイコールエロいなのか?
「そりゃ悪いことしたな、怖かっただろうに…悪かったな」
ルディさんはしょんぼりとして俺の頭を撫でた。
確かに最初はどうしようかと思ったけどルディさんは優しかったし、無理やり拘束してくるような真似はしてこなかった。
これがもっと乱暴な人だったら今頃どうなってたか分からないことを考えるとルディさんは良い人と見て問題ないだろう。
「飲まされたのはびっくりしましたけど…大丈夫ですよ」
俺がそう言うと、ルディさんはほっとした表情で微笑んだ。
その後出された紅茶を飲みながらお互いの話をした。ルディさんはCランク冒険者で、今はこの街を拠点に活動しているらしい。
と言ってもギルドで稼いだお金は全て娼館通いで消えるらしく、嘆いていた。
こっちは記憶喪失で情報を求めて王都へ向かっていることを告げると、そりゃ好都合とばかりに身を乗り出して俺の手を握った。
「俺もちょうど王都に移ろうとしてたところだったんだ、一緒に行こうぜ!こう見えてCランクだから戦闘面では役に立つぜ?」
どうしよう、仲間が増えるのは嬉しいが…。
同行しているエドウィンさんに許可を得ないと、と伝えると少し渋っていた。
しかしその後帰ってきたエドウィンさんと引き合わせると、キラキラした瞳でエドウィンさんに迫る勢いで説得していた。
この人はどうやら美形や美人に目がないらしい。
エドウィンさんは俺とルディさんの関係について追求していたが、あまりにしつこいルディさんのアタックについに折れて、アキラの嫌がることをしないという条件つきで了承していた。
その後、エドウィンさんにも嫌がることをしないというのを追加しなかったことを後悔していたことを知ったのはずいぶん先の話。
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