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1章
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しおりを挟むアキラ君に手を出したこの男、ルディとか言ったか。ルディが同行するようになって一週間が経ち、そろそろ次の町に到着しそうになっていた。
最初はアキラ君に何をしたのか気が気ではなく、気に入らなかったが、話を聞いてみるとお金を払って手でしてもらったらしい。
本当に手だけか?羨ましい。
俺もアキラ君に手でしてほしい。
ルディと道すがら話をしてみると意外と気さくな奴で話しやすく、良い奴だと思った。
その日の夜、アキラ君が眠ってから二人で軽く酒を飲み交わす。
ぽつりぽつりと世間話をしていると、ルディが突然こんなことを聞いてきた。
「なぁ、エドは今まで何本ケツで咥えてきたんだ?そんだけ美人なら引く手数多だろ?」
「言っておくが俺の専門は抱く側だよ。最後にそっちでしたのは…一年ぐらい前だ」
一年前王都の友人に金を積まれてしたのが最後。少しサディストな奴で体に傷をつけてくるのが嫌で逃げるように王都を去ったのだ。
「へぇ…経験はあるんだな?」
にやりと笑うルディ。何を考えているのか見え見えで、その視線を振り払うように酒を煽った。
その瞬間、首筋にチクリとした刺激が走る。
驚いてルディを見ると、奴はぺろっとおどけたように舌を出して注射器のようなものをこちらに見せていた。
「実は俺、こういうの得意でさ。アキラには使わなかったんだけど、お前は慣れてそうだからいいかなって」
しまった、油断していた。
この状況で何をされたか分からないほど馬鹿じゃない。
「…無理やりが趣味なのかい?悪趣味だね」
あくまで平静を装い静かに距離を取る。
「本人におねだりさせたら無理やりじゃないだろ?」
ルディは楽しそうにくつくつと笑った。
刺された箇所から波紋が広がるように熱が身体中に拡散していく。
即効性の媚薬を仕込んで持ち歩いているなんて、普段からこんな無理やりまがいのことをしているに違いない。
その毒牙にアキラ君がかかっていないことを知り、内心ほっとしたのもつかの間徐々に体の熱は下腹部に集中して既にそれは固く主張を始めていた。
はぁはぁと荒く息を吐く俺の姿を楽しそうに見つめ奴は酒を嗜んでいる。
そこだけではない、既にその快感を知っている俺の中はうごめくようにきゅん、と反応していた。
「…見ているだけで満足なのかい?」
挑発するような俺の言葉にルディは笑う。
「それはおねだりと解釈していいんだな?後で文句言うなよ」
ルディは俺を抱き締め、酒を口に含む。
そして顎を持ち上げられキスをされると、舌をねじ込まれ酒を口内に流し込まれた。
熱いアルコールの刺激が喉を流れる。
ぴちゃぴちゃとお互いの舌を舐め合い、ルディは勃ち上がった俺のそれを包み込むように撫でた。
火照った体をもぞもぞとまさぐられ、身震いする。ゴツゴツした筋肉質な指で撫でられるだけで媚薬で敏感になった俺の体は素直に反応を示した。
しつこいぐらいの濃厚なキスに頭がくらくらする。その間にルディは俺の服をはだけさせ、ズボンと下着をずらしていた。
「アキラが起きるといけないから手早く済ませるぜ、ほら、ここに寝転べ」
ルディは地面に外套を広げて敷く。
そこに四つん這いになろうとすると、待ったがかかった。
「せっかく美人を抱けるのに顔が見れないと面白くないだろ」
そう言ってルディは俺を仰向けに押し倒した。ルディは俺の足を大きく開かせ、ローションを指に絡ませ俺の尻の蕾にずぷ、と無遠慮に埋め込む。
久しぶりのそっちの刺激に期待するように自身が震えた。
「んっ、ぅ…は、ぁ…」
無骨で太い二本の指がぐちゅぐちゅと荒々しく俺の中をかき回す。それが前立腺を掠めると、びくりと腰が浮いた。
そんな俺のことなど御構い無しに指が三本に増え、内壁をごりごりと抉るように抜き差しされる。
「あっ、んんっ、ん…ぁ…❤︎」
身体中に浸透する熱に浮かされるように徐々に甘ったるい声が漏れる。ルディは楽しそうにそんな俺の顔を見ていた。
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