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本編
属性を調べてみよう
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「では、まずは自己紹介からするか。」
と言い、二人が自己紹介を始めた。
「ワシはこの冒険者ギルドのギルドマスターをしておるローブと言う者だ。よろしく頼む。」
「私はサブギルドマスターを務めています、ニールと言います。よろしくお願いします。」
おぉ!予想通り、マッチョなおじさんがギルマスだったね!!クールっぽい人は流石サブマスって感じだー!
「ティアです!よろしくなの!」
私がそう言うとギルマスはちゃんと挨拶が出来て偉いなと頭を撫でてくれた。サブマスも微笑んでくれた。サブマスはクールだなって思ってたけど案外違うかも?なんて思って見つめていたら、ギルマスとエリック隊長がニールさんを見て驚いていた。
「お、おい。ニール!お前が微笑むなんてどうした!?」
「あぁ、ニールさん大丈夫か!?」
「なんですか?お二人とも?なにか言いましたか?」
ニールが威圧を込めてニ人を見る。目が笑っていない……
「「な、なんでもない…」」
縮こまるギルマスとエリック隊長。
「では、ティアちゃんは登録の続きからですね。」
部屋の隅に立っていたベティさんが何事もなかったかのように登録用紙を机に置いた。その登録用紙に目を通したギルマスはティアに聞いた。
「ティア、属性だが全属性とは分からなかったから書いておるのか?」
「違うよ~ホントだもん!」
「いや、しかしそんな事はありえんだろう…エリック、ティアの親がそう言っていたのか?」
「いや、俺もわからない。……ティアは保護したんだ、モーリーの森で。」
「「「なっ!!」」」
この部屋にいるギルマス、サブマス、ベティが目を見開く。
「こんな可愛い子が……とりあえず後で話そうエリック。」
「あぁ。もちろんだ。」
なにやら大人だけで話し合っている。
「とにかく今は属性を調べましょう。ベティさん、水晶の用意を。」
「はい。」
サブマスがベティさんに水晶の玉を用意させた。
「これは属性を調べるものです。この水晶に手を触れると水晶の色が変わり、その色で属性が分かるというものです。また、魔力が多いほど強く光ります。」
「準備ができました。」
「それではティアさん手を水晶に置いて下さい。」
「はぁーい!」
ティアが水晶に手を置くと、赤、青、黄、緑、白、黒と色が次々に変わり、最後には水晶が眩し過ぎるほど光だした。
「テ、ティア!もういい!手をはなせ!」
エリック隊長が慌てたように言った。なにかマズイかもと思って手を離したが、すでに遅く、水晶玉はパキッと音を立てて割れた。
「「「……………」」」
「…………」
「「「………はっ?」」」
「………テヘッ?」
うん、だよね!その反応正解だよ、皆さん。まさか水晶が割れるなんて誰が予想できたでしょう。無理だよね~不可抗力だよね~私悪くないよね?
とりあえず謝っておくべきだよね。
「えーと、ごめんなさい?」
うん、疑問形になったのは仕方ないと思う。あはは。
どうやら、いち早く復活したのはギルマスらしい。
「ま、まさか本当に全属性なのか?だが、普通は1つか2つ…多くて3つだぞ…しかもあんなに光るなんて初めてだぞ。」
ぶつぶつと呟いているギルマス……ちょっと怖いや。
「ティアさん、もう一度確かめましょう。」
サブマスがベティさんに頼んで新しい水晶を用意させた。
「もう一度この水晶に手を触れて下さい。」
「はーい…」
再びティアが水晶に触れる。結果はやはり変わらず、赤、青、黄、緑、白、黒となり最後は眩しいほど光り、水晶が割れた…
「「「……………」」」
「ティア、一応聞くが魔法使えるか?」
ギルマスがやはりいち早く復活してティアに聞く。
「ん~わかんない!使った事ないもんー!」
「そうなのか…簡単に言うとだな、赤は火、青は水、黄は土、緑は風、白は光、黒は闇って感じだな。」
「へぇー!やってみる!!」
「は?やってみるってそんな簡単にでき……」
なんかギルマスが言いかけていたがティアは魔法を使いたくて仕方がなかったので、無視した。
だって魔法だよ?早く使いたいじゃん!
どんな魔法にしようかな!とりあえず試してみるか!!まずは、、、
赤魔法、炎を出してみる。赤い炎ができた。ここにアレンジを加えてみよう!たしか理科の授業で習ったんだよね!炎色反応だっけ?炎の温度を高くしていくと…青い炎の出来上がり!
青魔法、水を出してみる。ボールくらいの大きさができた。今度は温度を下げて、氷の出来上がり!
黄魔法、土は…机に飾ってある花を植えている鉢から少し拝借しよう。10センチくらいのゴーレムの出来上がり!我ながらいい出来だと思う。
緑魔法、風をつくりだして身に纏い少しだけだけど浮いてみる。バランスをとるのが難しい……しかし成功だ!
「こんな感じでどうかな!!白と黒魔法は今は使う用途がないからできないけど…」
あれ?あれれ?誰も反応してくれない。なんで?
なんで~~!!
と言い、二人が自己紹介を始めた。
「ワシはこの冒険者ギルドのギルドマスターをしておるローブと言う者だ。よろしく頼む。」
「私はサブギルドマスターを務めています、ニールと言います。よろしくお願いします。」
おぉ!予想通り、マッチョなおじさんがギルマスだったね!!クールっぽい人は流石サブマスって感じだー!
「ティアです!よろしくなの!」
私がそう言うとギルマスはちゃんと挨拶が出来て偉いなと頭を撫でてくれた。サブマスも微笑んでくれた。サブマスはクールだなって思ってたけど案外違うかも?なんて思って見つめていたら、ギルマスとエリック隊長がニールさんを見て驚いていた。
「お、おい。ニール!お前が微笑むなんてどうした!?」
「あぁ、ニールさん大丈夫か!?」
「なんですか?お二人とも?なにか言いましたか?」
ニールが威圧を込めてニ人を見る。目が笑っていない……
「「な、なんでもない…」」
縮こまるギルマスとエリック隊長。
「では、ティアちゃんは登録の続きからですね。」
部屋の隅に立っていたベティさんが何事もなかったかのように登録用紙を机に置いた。その登録用紙に目を通したギルマスはティアに聞いた。
「ティア、属性だが全属性とは分からなかったから書いておるのか?」
「違うよ~ホントだもん!」
「いや、しかしそんな事はありえんだろう…エリック、ティアの親がそう言っていたのか?」
「いや、俺もわからない。……ティアは保護したんだ、モーリーの森で。」
「「「なっ!!」」」
この部屋にいるギルマス、サブマス、ベティが目を見開く。
「こんな可愛い子が……とりあえず後で話そうエリック。」
「あぁ。もちろんだ。」
なにやら大人だけで話し合っている。
「とにかく今は属性を調べましょう。ベティさん、水晶の用意を。」
「はい。」
サブマスがベティさんに水晶の玉を用意させた。
「これは属性を調べるものです。この水晶に手を触れると水晶の色が変わり、その色で属性が分かるというものです。また、魔力が多いほど強く光ります。」
「準備ができました。」
「それではティアさん手を水晶に置いて下さい。」
「はぁーい!」
ティアが水晶に手を置くと、赤、青、黄、緑、白、黒と色が次々に変わり、最後には水晶が眩し過ぎるほど光だした。
「テ、ティア!もういい!手をはなせ!」
エリック隊長が慌てたように言った。なにかマズイかもと思って手を離したが、すでに遅く、水晶玉はパキッと音を立てて割れた。
「「「……………」」」
「…………」
「「「………はっ?」」」
「………テヘッ?」
うん、だよね!その反応正解だよ、皆さん。まさか水晶が割れるなんて誰が予想できたでしょう。無理だよね~不可抗力だよね~私悪くないよね?
とりあえず謝っておくべきだよね。
「えーと、ごめんなさい?」
うん、疑問形になったのは仕方ないと思う。あはは。
どうやら、いち早く復活したのはギルマスらしい。
「ま、まさか本当に全属性なのか?だが、普通は1つか2つ…多くて3つだぞ…しかもあんなに光るなんて初めてだぞ。」
ぶつぶつと呟いているギルマス……ちょっと怖いや。
「ティアさん、もう一度確かめましょう。」
サブマスがベティさんに頼んで新しい水晶を用意させた。
「もう一度この水晶に手を触れて下さい。」
「はーい…」
再びティアが水晶に触れる。結果はやはり変わらず、赤、青、黄、緑、白、黒となり最後は眩しいほど光り、水晶が割れた…
「「「……………」」」
「ティア、一応聞くが魔法使えるか?」
ギルマスがやはりいち早く復活してティアに聞く。
「ん~わかんない!使った事ないもんー!」
「そうなのか…簡単に言うとだな、赤は火、青は水、黄は土、緑は風、白は光、黒は闇って感じだな。」
「へぇー!やってみる!!」
「は?やってみるってそんな簡単にでき……」
なんかギルマスが言いかけていたがティアは魔法を使いたくて仕方がなかったので、無視した。
だって魔法だよ?早く使いたいじゃん!
どんな魔法にしようかな!とりあえず試してみるか!!まずは、、、
赤魔法、炎を出してみる。赤い炎ができた。ここにアレンジを加えてみよう!たしか理科の授業で習ったんだよね!炎色反応だっけ?炎の温度を高くしていくと…青い炎の出来上がり!
青魔法、水を出してみる。ボールくらいの大きさができた。今度は温度を下げて、氷の出来上がり!
黄魔法、土は…机に飾ってある花を植えている鉢から少し拝借しよう。10センチくらいのゴーレムの出来上がり!我ながらいい出来だと思う。
緑魔法、風をつくりだして身に纏い少しだけだけど浮いてみる。バランスをとるのが難しい……しかし成功だ!
「こんな感じでどうかな!!白と黒魔法は今は使う用途がないからできないけど…」
あれ?あれれ?誰も反応してくれない。なんで?
なんで~~!!
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