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本編
特別待遇
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移動してやってきたのは客間!本当かな?って感じなんだよね。ここに来るまでにエリック隊長が言ったんだ。
「あっちの部屋じゃないのか?」って!!あっちが何処を指すかなんて知らないけど、普通の客間に通されたわけじゃない事が分かる一言だよね!!
「特別待遇だぞー」
ガル様何言ってんですか!特別待遇なんて求めてないから。
「この部屋…他国のお偉いさん方をもてなしたりする部屋だろ……」
あ、決定的な一言いただきました。エリック隊長呆れた顔して言ってるけどね、これ呆れた対応を超えてるからね!?特別待遇する相手間違ってるって教えてあげよーよ!
「別に今使ってないんだから構わんだろ」
「そーですよ。そのような小さな事よりも早く僕はティアちゃんのカップケーキをもっと食べたいです。」
ルドルフ叔父さん~!あなたもガル様側なのね。いや普通なら言わないか。だってルドルフ叔父さん、部屋よりもエリック隊長が持っているカップケーキの入ったカゴにしか目がいってないもん。部屋なんてどこでも良いとか思ってそうだな。
「ほらルドルフも言ってるだろ?宰相様も良いって言ってる事だし座れ座れ~」
いいのか?いいんだね!?私は覚悟を決めて座った。あはっ!凄く座り心地いいね~
「これがティアが作ったと言うカップケーキか。見た目は普通のカップケーキと変わらないように見えるな。」
「僕もそう思いましたが食べると全然違いますよ。ティアちゃんのカップケーキなら何個でも食べれます!」
「ティアは凄く料理上手なんだぞ。ドレッシングとかマヨネーズも実はこのティアが作ったんだからな。」
ドレッシングとマヨネーズを作ったのが私だと聞いてガル様とルドルフ叔父さんは勢いよくこちらを向いた。
「この頃、第1騎士団の食事が美味しいと噂で聞いたがティアが絡んでいたのか。」
「一体誰が作ったのか誰も教えてくれなかったんですよ。レシピすら許可がないから公開出来ないと料理長には言われましたね。」
え?噂になるほどだったの?それと料理長たち私の事もレシピも教えなかったんだ。私自身あまり目立ちたくないから私の事を伏せてくれてたのは有難いけどレシピくらいは公開しても良かったんだよ?
「今度第1騎士団に行って見るか」
「陛下は仕事があるでしょ…と言いたいですが第1騎士団の食堂に私も一緒に行くならば許可しますよ。」
「本当か!?よしっ。予定を調整してくれ」
ガル様ちょっと自由過ぎやしませんか!?友達の家行ってくるみたいなノリだよね。
「そろそろカップケーキ食べない?」
見かねて声をかける。エリック隊長とガル様が「そうだった!」って顔した。
「それじゃあ食べるか!」
ガル様の一言でエリック隊長やルドルフ叔父さんも食べ始める。
「……なんだこれ!?おいおいこれがカップケーキだと!?」
「流石ティアだ!こっちのカップケーキはチョコの味がするぞ。」
「何!?チョコの味だと!!」
驚くガル様。どうやらエリック隊長は早くも、もう一種類のカップケーキを食べかかっていたようだ。
「本当ですね。チョコの味がします!あぁ。美味しい……」
ルドルフ叔父さんってもしかして甘党とか?お菓子とか好きなタイプかな。
部屋の隅で立っているガル様の護衛の2人が羨ましそうにこっちを見ている。
→カップケーキをあげる
→見て見ぬ振りをする
勿論、前者のあげる方だよね!!見て見ぬ振りをするなんてしないよ。
「あの…よかったら、お二人も食べて下さい。」
「……!!大変有難いですが、我々は護衛の任務中の身なので。」
「そのお気持ちだけいただきます。」
そんなに欲しそうにしてるのに?私はカップケーキを2つ持って護衛の2人の所まで行き目の前に差し出す。
ジッーと見つめてるが受け取ってもらえそうにない。
「2人とも受け取ってやれ。ティアが良いと言っているんだ。受け取ってやらねばティアが可哀想だぞ?必至に手を伸ばして見つめられてお願いされていると言うのに断るのか?いや、断れるのか?私なら無理だな。ティアのお願いなら何でも叶えてあげたいとさえ思ってしまう。私の事はいいから素直に受け取って食べろ。」
「「はい!感謝いたします。」」
それはちょっとした脅しでは?とも思ったが護衛の2人は嬉しそうに返事したしいいか。それとガル様が言うと本当になりそうだから何でも叶えてあげる的発言はやめてよ。
私は護衛の2人にカップケーキをそれぞれ渡す。
「「いただきます。」」
2人は笑顔でカップケーキを受け取るとキラキラした目で食べた。
「これは!!!」
「……美味しい。」
あれほどガル様の護衛中だからとか言っていたのにその事を忘れたかのように夢中で食べ始めた。
まぁ、負けじとガル様、エリック隊長、ルドルフ叔父さんも食べてるけどね。あっ、護衛の2人が一個じゃ足りなかったみたい。カップケーキに誘われるがままカップケーキの元へとやってきた。そしてガル様達に混じって黙々と食べ始めたよ。皆んな気づかないの?ちょっと油断しすぎでは?今なら私がガル様の命を狙っても成功しそうだよ?そんな事しないけどさ。
おや?いつの間にかラスト1個になったよ。その瞬間、この場の空気が変わった。
「これは俺が食べる!」
「何を言う!王である私が食べるべきだろう。」
「いけませんねぇ。こういう時だけ立場を利用するとは。」
「陛下達が揉めるようなのでここは私が食べますよ。」
「いえいえ。俺が食べましょう!」
エリック隊長に、ガル様、ルドルフ叔父さん。そして負けじと護衛の2人。
睨み合う5人。この状況を打破したのは……
「あっちの部屋じゃないのか?」って!!あっちが何処を指すかなんて知らないけど、普通の客間に通されたわけじゃない事が分かる一言だよね!!
「特別待遇だぞー」
ガル様何言ってんですか!特別待遇なんて求めてないから。
「この部屋…他国のお偉いさん方をもてなしたりする部屋だろ……」
あ、決定的な一言いただきました。エリック隊長呆れた顔して言ってるけどね、これ呆れた対応を超えてるからね!?特別待遇する相手間違ってるって教えてあげよーよ!
「別に今使ってないんだから構わんだろ」
「そーですよ。そのような小さな事よりも早く僕はティアちゃんのカップケーキをもっと食べたいです。」
ルドルフ叔父さん~!あなたもガル様側なのね。いや普通なら言わないか。だってルドルフ叔父さん、部屋よりもエリック隊長が持っているカップケーキの入ったカゴにしか目がいってないもん。部屋なんてどこでも良いとか思ってそうだな。
「ほらルドルフも言ってるだろ?宰相様も良いって言ってる事だし座れ座れ~」
いいのか?いいんだね!?私は覚悟を決めて座った。あはっ!凄く座り心地いいね~
「これがティアが作ったと言うカップケーキか。見た目は普通のカップケーキと変わらないように見えるな。」
「僕もそう思いましたが食べると全然違いますよ。ティアちゃんのカップケーキなら何個でも食べれます!」
「ティアは凄く料理上手なんだぞ。ドレッシングとかマヨネーズも実はこのティアが作ったんだからな。」
ドレッシングとマヨネーズを作ったのが私だと聞いてガル様とルドルフ叔父さんは勢いよくこちらを向いた。
「この頃、第1騎士団の食事が美味しいと噂で聞いたがティアが絡んでいたのか。」
「一体誰が作ったのか誰も教えてくれなかったんですよ。レシピすら許可がないから公開出来ないと料理長には言われましたね。」
え?噂になるほどだったの?それと料理長たち私の事もレシピも教えなかったんだ。私自身あまり目立ちたくないから私の事を伏せてくれてたのは有難いけどレシピくらいは公開しても良かったんだよ?
「今度第1騎士団に行って見るか」
「陛下は仕事があるでしょ…と言いたいですが第1騎士団の食堂に私も一緒に行くならば許可しますよ。」
「本当か!?よしっ。予定を調整してくれ」
ガル様ちょっと自由過ぎやしませんか!?友達の家行ってくるみたいなノリだよね。
「そろそろカップケーキ食べない?」
見かねて声をかける。エリック隊長とガル様が「そうだった!」って顔した。
「それじゃあ食べるか!」
ガル様の一言でエリック隊長やルドルフ叔父さんも食べ始める。
「……なんだこれ!?おいおいこれがカップケーキだと!?」
「流石ティアだ!こっちのカップケーキはチョコの味がするぞ。」
「何!?チョコの味だと!!」
驚くガル様。どうやらエリック隊長は早くも、もう一種類のカップケーキを食べかかっていたようだ。
「本当ですね。チョコの味がします!あぁ。美味しい……」
ルドルフ叔父さんってもしかして甘党とか?お菓子とか好きなタイプかな。
部屋の隅で立っているガル様の護衛の2人が羨ましそうにこっちを見ている。
→カップケーキをあげる
→見て見ぬ振りをする
勿論、前者のあげる方だよね!!見て見ぬ振りをするなんてしないよ。
「あの…よかったら、お二人も食べて下さい。」
「……!!大変有難いですが、我々は護衛の任務中の身なので。」
「そのお気持ちだけいただきます。」
そんなに欲しそうにしてるのに?私はカップケーキを2つ持って護衛の2人の所まで行き目の前に差し出す。
ジッーと見つめてるが受け取ってもらえそうにない。
「2人とも受け取ってやれ。ティアが良いと言っているんだ。受け取ってやらねばティアが可哀想だぞ?必至に手を伸ばして見つめられてお願いされていると言うのに断るのか?いや、断れるのか?私なら無理だな。ティアのお願いなら何でも叶えてあげたいとさえ思ってしまう。私の事はいいから素直に受け取って食べろ。」
「「はい!感謝いたします。」」
それはちょっとした脅しでは?とも思ったが護衛の2人は嬉しそうに返事したしいいか。それとガル様が言うと本当になりそうだから何でも叶えてあげる的発言はやめてよ。
私は護衛の2人にカップケーキをそれぞれ渡す。
「「いただきます。」」
2人は笑顔でカップケーキを受け取るとキラキラした目で食べた。
「これは!!!」
「……美味しい。」
あれほどガル様の護衛中だからとか言っていたのにその事を忘れたかのように夢中で食べ始めた。
まぁ、負けじとガル様、エリック隊長、ルドルフ叔父さんも食べてるけどね。あっ、護衛の2人が一個じゃ足りなかったみたい。カップケーキに誘われるがままカップケーキの元へとやってきた。そしてガル様達に混じって黙々と食べ始めたよ。皆んな気づかないの?ちょっと油断しすぎでは?今なら私がガル様の命を狙っても成功しそうだよ?そんな事しないけどさ。
おや?いつの間にかラスト1個になったよ。その瞬間、この場の空気が変わった。
「これは俺が食べる!」
「何を言う!王である私が食べるべきだろう。」
「いけませんねぇ。こういう時だけ立場を利用するとは。」
「陛下達が揉めるようなのでここは私が食べますよ。」
「いえいえ。俺が食べましょう!」
エリック隊長に、ガル様、ルドルフ叔父さん。そして負けじと護衛の2人。
睨み合う5人。この状況を打破したのは……
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