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本編
古代遺跡16
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「あれ?オーディ教授?おーい」
ポカーンと口を開けてるオーディ教授。こんな顔のオーディ教授ってレアなんじゃないかな。
「ゴーレムが自立した意思を持っている…」
もしもーし?
「お嬢さん!!彼には何か命令を出しているのかい?」
ガシッと肩を掴まれて聞かれる。そのまま前後に揺らされる。しゃ、喋れないよ~
オーディ教授の足めがけてゴーレムくんが蹴りをお見舞いした。
「痛っ!一体なに…ってゴーレム!あっいやゴーレムくんだったね。」
ゴーレムくんは私を離せとプンスカしている。
「ゴーレムくんありがとう~」
「それでそれでお嬢さん!ゴーレムくんはあの遺跡のゴーレムとは別物なのかい?遺跡内のゴーレムたちはゴーレムくんほどの自立した意思は持ち合わせていなかったよね!?」
私はゴーレムについて詳しく知らないからなー。確かに遺跡のゴーレムとゴーレムくんは違うよね。遺跡のゴーレムは意思は持っていたけれど命令で動いていたよね。対して、ゴーレムくんはしっかりと意思も持っていて命令も何もなく自由に動ける。
「んー別物なのかな?わかんないや。」
私はお手上げだよ~
「一つ思ったのですが…ティアさんは無詠唱で魔法を発動させました。その際、ティアさんはゴーレムくん出てきてと言いました。ゴーレムではなくゴーレムくんと。前回のゴーレムくんと今回のゴーレムくんは同一ですよね。しかも前回もゴーレムくんと呼んでいませんでしたか?あの時点でゴーレムからゴーレムくんという一つのオリジナル個体へと変わったのではないでしょうか。となると、今回はゴーレムを新たに作ったと言うよりもゴーレムくんを召喚したという方が正しいのかもしれません。」
ニールさんが言いたいことはつまりはこうだね。黄魔法で新たにゴーレムを作ったのではなく、ゴーレムくんという個体を召喚したのではないか…と。
よーく思い出してみるとそうかも。イメージしたのは初めて黄魔法を使った時に出来たゴーレムくんだった。新たに黄魔法でゴーレムを作るよりもゴーレムくんを喚ぶことを無意識に選択したのかも。
「ねぇゴーレムくん。ゴーレムくんは私が召喚したってことでいいのかな?」
ゴーレムくんは頷く。本当に召喚してたんだ。びっくり。
「ティアさん今度は詠唱してみて下さい。」
詠唱!?私、魔法に関してはイメージで作ってるから詠唱とか分からないよ。
「お嬢さん、マッドボネカって詠唱するんだ。それがゴーレムを作る詠唱だよ。」
魔法はイメージが大事で、詠唱は発動を手助けし威力を高めてくれるって前にセシルに教えてもらった。
「分かりました!では…マッドボネカ!!!」
遺跡にいたゴーレムをイメージして魔力を込める。
今度は成功だよ。目の前には遺跡で見たゴーレムそっくりのゴーレムが。ただ違うとすれば、、、無言であることくらい。
「あれ?ゴーレム成功したよね?」
〈……………………………〉
「ニールさん失敗しちゃった?」
「ティアさん、このゴーレムに何か命令してみて下さい。」
命令か…命令はなんか嫌だな。お願いする感じでもいいよね?
「ゴーレム、肩に乗せて欲しいな。」
〈…………〉コクリ
私はゴーレムに持ち上げられ肩に乗せられた。なんていうかね、掴む、持ち上げる、乗せるをマニュアル通りに動いた機械みたいだったんだよね。何か声をかけないと反応しないし、動かない。
「なんか遺跡のゴーレムと違うね。」
「これが世間一般の人が知る普通のゴーレムですよ。」
オーディ教授もニールさんもこれには苦笑い。
「お嬢さん、このゴーレムを少しの間借りていてもいいかな?見た目は遺跡内のゴーレムと変わらないようだ。よく観察してみたいんだ。また、お嬢さんが作ったゴーレムとしての能力も確認してみたいんだが。」
「いいよー。それならゴーレム!今よりマスターはオーディ教授だよ。いいね?」
〈………………〉コクリ
ゴーレムは私の側から離れオーディ教授の側へと移動する。
「え、まさかマスターの譲渡をしたのかい?マスターの命令では行使権を他者に与える事は出来てもマスター自体は譲渡出来ないはずではなかっただろうか…」
そうなの?でもマスター譲渡できてるみたいだし。
「まぁティアさんですから……」
ねぇ、ニールさんそれどういう意味かな!?
「それもそうだね。」
オーディ教授まで何納得してるのかな!?
「それじゃあ私はこのゴーレムの研究に入るから失礼するね。何か用があれば明日にしてくれると助かるよ。おそらくゴーレム研究で気づかないから。」
オーディ教授はゴーレムを引き連れて颯爽と去っていった。
「オーディ教授、すごくイキイキしてたね」
「ですね。」
ニールさんと2人で去っていくオーディ教授の背中を眺めながら呟いた。
「〈ティア~!!〉」
ドドドド
うわっ。なんか凄い勢いでやってくる2つの影が。オーディ教授とゴーレムの2つの影が去って新たな影が襲来。
なんとなく誰かは予想つくけどね。
ポカーンと口を開けてるオーディ教授。こんな顔のオーディ教授ってレアなんじゃないかな。
「ゴーレムが自立した意思を持っている…」
もしもーし?
「お嬢さん!!彼には何か命令を出しているのかい?」
ガシッと肩を掴まれて聞かれる。そのまま前後に揺らされる。しゃ、喋れないよ~
オーディ教授の足めがけてゴーレムくんが蹴りをお見舞いした。
「痛っ!一体なに…ってゴーレム!あっいやゴーレムくんだったね。」
ゴーレムくんは私を離せとプンスカしている。
「ゴーレムくんありがとう~」
「それでそれでお嬢さん!ゴーレムくんはあの遺跡のゴーレムとは別物なのかい?遺跡内のゴーレムたちはゴーレムくんほどの自立した意思は持ち合わせていなかったよね!?」
私はゴーレムについて詳しく知らないからなー。確かに遺跡のゴーレムとゴーレムくんは違うよね。遺跡のゴーレムは意思は持っていたけれど命令で動いていたよね。対して、ゴーレムくんはしっかりと意思も持っていて命令も何もなく自由に動ける。
「んー別物なのかな?わかんないや。」
私はお手上げだよ~
「一つ思ったのですが…ティアさんは無詠唱で魔法を発動させました。その際、ティアさんはゴーレムくん出てきてと言いました。ゴーレムではなくゴーレムくんと。前回のゴーレムくんと今回のゴーレムくんは同一ですよね。しかも前回もゴーレムくんと呼んでいませんでしたか?あの時点でゴーレムからゴーレムくんという一つのオリジナル個体へと変わったのではないでしょうか。となると、今回はゴーレムを新たに作ったと言うよりもゴーレムくんを召喚したという方が正しいのかもしれません。」
ニールさんが言いたいことはつまりはこうだね。黄魔法で新たにゴーレムを作ったのではなく、ゴーレムくんという個体を召喚したのではないか…と。
よーく思い出してみるとそうかも。イメージしたのは初めて黄魔法を使った時に出来たゴーレムくんだった。新たに黄魔法でゴーレムを作るよりもゴーレムくんを喚ぶことを無意識に選択したのかも。
「ねぇゴーレムくん。ゴーレムくんは私が召喚したってことでいいのかな?」
ゴーレムくんは頷く。本当に召喚してたんだ。びっくり。
「ティアさん今度は詠唱してみて下さい。」
詠唱!?私、魔法に関してはイメージで作ってるから詠唱とか分からないよ。
「お嬢さん、マッドボネカって詠唱するんだ。それがゴーレムを作る詠唱だよ。」
魔法はイメージが大事で、詠唱は発動を手助けし威力を高めてくれるって前にセシルに教えてもらった。
「分かりました!では…マッドボネカ!!!」
遺跡にいたゴーレムをイメージして魔力を込める。
今度は成功だよ。目の前には遺跡で見たゴーレムそっくりのゴーレムが。ただ違うとすれば、、、無言であることくらい。
「あれ?ゴーレム成功したよね?」
〈……………………………〉
「ニールさん失敗しちゃった?」
「ティアさん、このゴーレムに何か命令してみて下さい。」
命令か…命令はなんか嫌だな。お願いする感じでもいいよね?
「ゴーレム、肩に乗せて欲しいな。」
〈…………〉コクリ
私はゴーレムに持ち上げられ肩に乗せられた。なんていうかね、掴む、持ち上げる、乗せるをマニュアル通りに動いた機械みたいだったんだよね。何か声をかけないと反応しないし、動かない。
「なんか遺跡のゴーレムと違うね。」
「これが世間一般の人が知る普通のゴーレムですよ。」
オーディ教授もニールさんもこれには苦笑い。
「お嬢さん、このゴーレムを少しの間借りていてもいいかな?見た目は遺跡内のゴーレムと変わらないようだ。よく観察してみたいんだ。また、お嬢さんが作ったゴーレムとしての能力も確認してみたいんだが。」
「いいよー。それならゴーレム!今よりマスターはオーディ教授だよ。いいね?」
〈………………〉コクリ
ゴーレムは私の側から離れオーディ教授の側へと移動する。
「え、まさかマスターの譲渡をしたのかい?マスターの命令では行使権を他者に与える事は出来てもマスター自体は譲渡出来ないはずではなかっただろうか…」
そうなの?でもマスター譲渡できてるみたいだし。
「まぁティアさんですから……」
ねぇ、ニールさんそれどういう意味かな!?
「それもそうだね。」
オーディ教授まで何納得してるのかな!?
「それじゃあ私はこのゴーレムの研究に入るから失礼するね。何か用があれば明日にしてくれると助かるよ。おそらくゴーレム研究で気づかないから。」
オーディ教授はゴーレムを引き連れて颯爽と去っていった。
「オーディ教授、すごくイキイキしてたね」
「ですね。」
ニールさんと2人で去っていくオーディ教授の背中を眺めながら呟いた。
「〈ティア~!!〉」
ドドドド
うわっ。なんか凄い勢いでやってくる2つの影が。オーディ教授とゴーレムの2つの影が去って新たな影が襲来。
なんとなく誰かは予想つくけどね。
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