15幼き頃からそばにいたお兄ちゃんは、溺愛社長でした。

華蓮

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霧矢も向井部長も、話をしていた。
仕事の話ももちろん。
2人とも匂いを感じ取ったのか。
自分の恋人自慢をしていた。

向井部長は、霧矢くんに、、、
「香子は、集中すると、俺のことを忘れる。俺は部長だから、その気持ちもわかるし我慢しないといけない。」

と愚痴っていた。

「それはわかりますよ。瑞希も、そう。俺は我慢できないし、瑞希は、制御できないから、俺が止めることにしている。」

「なかなか。あの頑固者は、受け入れてくれないだな。」

「意志の強い女性なんですね。」

「まぁ。その意志の強いところは仕事には必要だから、、、」

「そうですね。」

「でも、、夜は?」

「聞きますか。霧矢社長。」
「聞きたいですね。向井部長の顔がデレデレですから。。」

「あっ出ていましたか。ついつい霧矢社長の前では、顔を作るのを忘れてしまう。」
「いやっ。そこまで崩れていませんよ。私は、自分もよく似ているので、そーでないかとカマをかけただけです。」

「さすがですね、、やられました。」

「でも、目がいつも追いかけてますよ。」

「気をつけないといけないんだけど、香子不足になるとついついね。」


「わかりますよ。俺もそうだ。瑞希不足にならないようにしてます。前に専門学校の研修で4日居なかったときは、苦しかった。しかも仕事が暇で、、、会いたくてたまらなかった。」

「出張とか、本当嫌ですね。声だけでも聞きたくなる。」

「一つ聞いていいですか?」
「はい?」
「霧矢社長は、瑞希さんしか知らなくても何も思わない?」

「俺は、瑞希以外いらないし、知りたくもないんですよ。向井部長は?」

「俺も、香子もそれぞれ恋愛はたくさんしてきた。正直、俺もモテる方だったから、でも、全然めぐりわなかったんだ。香子とは、会社の同期で、そんな対象にも思ってなかった、、、たまたま香子が、元彼から、より戻そうと暴力をされそうなところを助けてから、親密になった。普段の飾らない香子が、安心できて、恋人になった。クリスマスディナーに行く時に、ドレスをプレゼントしたら、びっくりするほど似合ってて、
隠したくなった。俺だけ知ってたらいいって思うようになった。」

「わかります。俺も絶対隠したい。夜の瑞希は、絶対、誰にも見せたくない。」

「確かに夜は特別ですね。俺も、香子を違う男に奪われたくないし、過去の男に嫉妬する。お互い、他を知らないのは、幸せなことだよ。」

「瑞希は、違う男を好きだったんです。5年ほど、、、それを聞いた時は、ショックだったし、瑞希は、まだ中学だったし、もう俺は諦めようと思い、会社を設立した。でも、会社を設立しても、やっぱり全て瑞希を考えて動いてて、、、ある日、瑞希から、もうそいつのこと好きじゃないと聞いたら、止まらなくて、親戚のお兄ちゃんを卒業した。1人の男ときで見てもらうことにしました。」

「そうか。霧矢社長も、そんな思いがあったんだ。それは離せないな。」

「もう。依存してるのもわかっています。でも、抑えられなくて、、、」

「でも瑞希さんは?嫌がってないんだよね?」

「今のところ。」

「大丈夫じゃない?あの撮影の時の笑顔は、素晴らしかったよ。霧矢社長にしか引き出せないでしょ。」

「ありがとうございます。」

「そろそろお開きにしようか。」
霧矢社長がお会計をしに行った。

「え!瑞希ちゃんをお持ち帰りしたいです。一緒に帰ろう。。」

「香子。迷惑だよ」

「いやっ。こんな瑞希ちゃん離せない。可愛いの。誰にもあげたくない。」

「ダメですよ。瑞希ちゃんは、霧矢社長のものですよ。」

「わかってる。」少し拗ねていた。

「香子ちゃん。おうちに帰りましょうね。貴方の大好きな部長さんと夜はラブラブするんでしょう。」
「うん。するっ。でも、瑞希ちゃんも可愛いもん。」
「ありがとっ。じゃあお家まで送ってあげるから、それでもいい?」
「いい。もう少し一緒にいることができるの?いいの?」

「うんっ。」

香子は瑞希を離さなかった。

タクシーで、向井部長のマンションに行ったけど、手を離してくれなかった。
仕方なく、マンションにお邪魔した。
ソファに寝かせると手を離してくれた。

「コーヒーだけでも、、」

「ありがとうございます。」

「すみません。こんなところまで、来ていただいて、、、」

「いえ。大丈夫ですよ。」

「ここだけの話、田上に、かなりやられておましたから、あの子は見下すので、普段から手を焼いていたのです。川瀬は、まだ、仕事には熱心なので、よかったのですが、、、すみません。身内のことで、、、、」

「いや。田上さんは、今回のことでも多分、無理でしょう。反省していない顔でしたもんね。未だに納得できてないみたいだし、、、」

「そうですね、、、あの子は、難しい。」

「頑張ってください。」

「本当すみませんでした。」

「いえ。私香子ちゃんのこと好きです。だから、、全然大丈夫です。それに香子ちゃんも可愛いですから、、」

「ありがとうございます。」

霧矢と瑞希は、マンションを去った。







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