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パーティ
しおりを挟む「もうすぐ会長の挨拶が始まるよ。」
「この度、私達の金婚式のお祝いにたくさんの方が駆けつけてくださり、感謝を申し上げます。妻は、50年前、私を受け入れてくれて、今までずっと私を支えてくれました。喧嘩もしましたが、辛いことは、二人で力を合わせて乗り越えました。これからも、二人でゆっくり過ごせたらいいと思っています。」
長嶋会長が挨拶をし、次にあっちゃんが挨拶。
「この度、私達の金婚式のお祝いに駆けつけてくださりありがとうございます。私達は、辛い時もありましたが、二人で乗り越えました。これからも、仲良く過ごせたらと思っています。そして今日は、私たちのために、沢山の贈り物をありがとうございました。」
そこにある女性が、、
「敦子さん。発表してくださいよ。素晴らしい贈り物の中に、一番よかったものを決めて下さいよ。」
と言い出した。
嫌がらせのような声だった。
その隣に、山根夫人がいた。
山根夫人は、この人のお仲間なのね。
「星名夫人は、いつも好きですね。」
「そうなのよ。私はプレゼントされている中身が気になるの。みなさんもそうよね。」
近くにいた人たちが、拍手をした。
「そうですか。では、みなさんが期待されているようですから、お見せしましょうか。」
スライドに映された。
映像は、プレゼントの包装された状態と中身を移してあった。
瑞希は、あっちゃんは、記録として残してあるんだわ。
お返しのことを考えると、記録したいもの。
スライドを見てるとみなさん豪華なもの、高価なものだった。
壺や絵画、宝石、、、たくさんの物だった。
山根夫人も、絵画だった。
「あの絵画は、有名な絵描きのものよ。」
と自慢してた、、、
星名夫人も
「私は、世界に一つだけの宝石を用意をしましたのよ。天下の長嶋会長の奥様には、必要ですわよ。」
と微笑んでた。
そう。このプレゼントは、長嶋会長は媚を売るためだった。そして、自分の権力を見せつけるためだった。
長嶋会長夫妻には、子供が今はいない。
亡くなられたそう。
会長の跡を継ぐ人がいないのだ。
だから、周りのモノは、長嶋会長に媚を売り、長嶋会長の人脈などを奪いたいと考えていた。
「今回、みなさん魅力的なモノをプレゼントして下さり、嬉しく思っています。星名夫人の宝石は、見たことがなく、綺麗なモノでしたね。」
「さすが!!星名夫人は、素晴らしいわ。」
と声が上がった。
「では、星名夫人が一番でしょうか?」
と別の女性が声を上げた。
「いえ。」
ざわついた。
「私の心に響いたのは、このブレスレットよ。」
そうこのブレスレットは、瑞希がつくったものだった。
「紹介するわ。伊藤社長、瑞希さん、こちらへ、、、」
霧矢くんにエスコートをされ、長嶋会長夫妻のところに近づいた。
「Kグループホープアローの取締役社長伊藤霧矢君と瑞希さんだ。」と会長が紹介してくださった。
「なんで?こんな小娘、、、」星名夫人。
「このプレゼントは、私達への愛情が、感じられました。」
「こんな安っぽいもの!」
「トルマリンは、10月の誕生石、私たちの結婚記念日の月のもの。このトルマリンもとても綺麗だもので、決して安いモノではないわ。瑞希さんが作ったのでしょう。違いますか?」
「はい。いろいろ探していたのですが、気に入ったものがなく、試みました。」
「なぜ手作りにしようと思ったの?」
「金婚式ということで、金を使い、誕生石のトルマリンを使いました。
トルマリンは、たくさんの意味があります。長嶋会長夫妻は、今までいろんな経験をされてきたらこそ、この石がぴったりだと思いました。
そして、人を繋ぐという意味でブレスレットにしました。
あと、これからも夫婦仲良くの意味で、ペアにしました。
手作りの意味は、尊敬するお方のために、わたしの手で作りたいから。」
「ありがとう。大切にするわ。」
ざわざわしていた。
「何なの?」
「そんなの私だってできるわ。」
山根夫人が言い出した。
「そうかしら?貴方には無理だと思うわよ。私を覚えていないぐらいですもの。人を見る目もない。」
「え?」
「覚えてないのかしら?招待状を送るって言ったの覚えてるでしょう。」
「あっ。」
「貴方は見た目に惑わされるのよ。」
その後、パーティが続いた。
星名グループでない人が、瑞希と話をしたいみたいで、集まり出した。
もちろん霧矢は、隣にいる。
「瑞希さんは、おいくつ?」
「20歳です。」
「お若いのにしっかりしているのね。」
「私は何も、、、」
「普段はどのように過ごしてるのかしら?」
「普通に仕事をして、家事をしています。」
「家事?得意料理は?」
「和食です。」
「和食なの?洋食とかではなく?」
「夫が、好きなモノで、、」
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