33【完結】私は、家族の一員になりたい。〜加護もちの私だけども愛されない〜

華蓮

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魅了

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今日は捨てられなかった。
4人で馬車に乗ることができた。

帰りは歩かなくて良かったことにホッとした。


母がアスカに

「どうだった?」
笑顔で聞いていた。

「第一王子は、素敵ね。私が一番に踊ったのよ。
ただ、みんなに優しいのよね。そこが素敵だけども。」

「そうね。王子なら、いいわね。あなたにピッタリよ。」


「私が一番綺麗で、私より劣る人ばかりだから、何回か会えば、第一王子は、わたしに夢中になるわ」
自信満々だった。

「そうよね。あなたと踊っている時が一番輝いていたわ。」
と楽しそうに話をしていた。

父も。
「アスカは女神なんだから、第一王子婚約できるはずだ。楽しみだな。」
と喜んでいた。



第一王子は、アスカを気にいった?
あの瞳はそう感じなかったけどな。
この家族は、それを感じていないのかしら?

不思議に思っていた。




アスカは、女神の加護を授かっているので、魅了を使えた。
特にアスカは、魅了が得意だったよう。
それはみんなに魅了をかけて、自分が一番になるようにしていた。

それは生まれた時から、自然とできていたよう。

だから、母がアスカを可愛がった理由の一つだったみたい。


家では、オーラが見えなかったから、私も気が付かなかった。
私が訓練して、いろんな加護を習得したら、色の違いが見えるようになった。

家では、生まれた時から使っていたから、弱くて良かったみたい。長年使って、蓄積されている。


学園や夜会では、初めて会うから強いオーラで対応していたよう。

王子を狙うアスカは、強い魅了オーラを出していた。
周りのものは、簡単にかかる。そんな強いオーラだった。

だけど王子たちはかからなかった。

ただダンスを踊るだけ、、、
いや、わざとダンスをしてアスカの力を見たように見えた。

その後、アスカとは何もなかったので、魅了させていなかったのだと、、


王族は、本当に魅了されないようだった。

カイリ様も見た感じ魅了されていなかった。
カイリ様がアスカと踊ることはなかったし、見向きもしなかった。

夜会の中でも、高貴貴族は、あまりかかっていないように見えた。
魅了がかからないようにしているのかもしれない。


魅了がかかったものは、アスカに夢中だった。
隣に婚約者がいても関係なく、、、


そんな様子をみて、満足しているアスカ。

だけども王族が魅了されていないことに気が付かない。

自分の魅了は完璧であると信じない。
加護が授かってから、努力をしないし、他人のために使わない。

王族に魅了は効かないことも知らないのは、無知すぎる。

王太子妃がそんな無知では務まらないのに。。。。
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