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トライアルは、無事倒した。
その後、浄化されて、消えていった。
全てクィーン様のおかげであった。
「クィーン様、ありがとうございました。」
「トライアル。あなたもよく頑張ったわ。後の処理任せていい?わたし、もう無理だわ。」
たまたま近くにいたフランクが呼ばれた。
「フランク。クィーン様を馬車まで連れていってくれ。」
「はい。」
クィーンは、意識朦朧としていた。
「フランク。」
自分が今、クィーンとして接しないといけないのに、フランクの顔見て気が抜けた。
フランクは、クィーン様を横抱きにして、馬車に連れていった。
クィーンを1人だけを乗せようとしたが、服を離してくれなかったので、
そのまま家まで送ることにした。
俺の腕の中でクィーン様が眠っている。
ドキドキしたが、
あることに気がついた。
「なぜ?このブレスレットを?」
確認すると、私の名前とユイカーナの名前が彫ってある。昨日あげたものだ。
それにこの前横抱きにした時と体格が似ている。クィーン様もいつもの体でない。重りを脱いだと言ってたから小さくなるは当然だが、ユイカーナと同一人物?声も似ている。
「着きました。」と御者の方に言われたので、クィーン様を抱き、屋敷に入ろうとした。
そこは、アルカス様の屋敷だった。
「まさか。」
そうするとアルカス様の奥様が出てきて、
「ありがとうございます。中まででおねがいしてもよろしいですか?」
「はい。」
「お話があるので、アルカスが帰ってくるまで、待っていてもらえますか?」
「私も聞きたいので、」
クィーン様を抱くのに力が入った。
憧れの女の人が、好きな人と同じ。
確信した。
ベットに寝かせて、クィーンの顔を見ると、ユイカーナだった。
「フランク様。ありがとうございました。湯浴みの用意をしましたので、入ってください。後ほど軽く食事を持って参ります。アルカスが帰ってきたら、お酒を用意しますので、そこでお話をしましょう。」
「お気遣いありがとうございます。」
湯浴みをしたら、アルカス様が帰ってきたようで、バタバタしていた。
「ユイカは?」
「今眠っています。今回は、長くなりそうです。」
「ああ。頼むな。」
「フランク様が運んでくださいました。」
「フランク?」
「前に一度ユイカを送ってもらったことがあるので、クィーンの正体がわかってしまいました。」
「わかった。酒を、」
「用意してありますので、湯浴みを」
アルカスも湯浴みをした。
フランクは、知ってしまったか。
「待たせたな」
「いえ。」
「今日は大変だったな。無事帰って来れて良かった。」
「あの。お話があります。」
「ああ。なんだ?」
「ユイカーナとクィーン様は同一人物ですね。」
「なぜ?そう思う。」
「まず2人ともアルカス様の家に住んでいる。
そして、2人とも体重がよく似ている。そして、私が昨日ユイカーナにあげたブレスレット。クィーン様が持っていた。」
「ブレスレット?」
「ブレスレットには、私の名前とユイカの名前が書いてあるので間違いではありません。」
「借りたということは、」
「その可能性は低いと思われます。そして、皇太子から、クィーン様を落とすように言われました。
なぜ私が?と思ったのですが、父にクィーン様を打診される前にユイカーナの話が出たそうです。それでやっと意味がわかりました。」
「そうだな。2人は同一人物だよ。でも知ったところでどうするんだ?」
「私はクィーン様を尊敬しています。ユイカを好きなのです。ユイカと結婚したいと考えています。ユイカに告白したところ、昨日討伐の命が下されたので、保留です。ユイカは、いろいろ悩んではいると思います。でも、ユイカと一緒にいたい。」
「わかった。アリーヌ。ユイカの様子は?」
「いつもよりひどいと思います。」
「なら、ユイカが、復活するまで、ここにいて、様子を見ろ。
受け入れることができるか?考えろ、できなければ、目が覚める前に、この屋敷から出ること。それが条件だ。」
「わかりました。」
「今日は、まだ深く眠ってるから、お酒に付き合ってもらえるか?」
「はい。」
「皇太子から話が言ったんだね。すまないね。私が皇太子に相談したから、そっちに行ったんだね。すまないね。」
「いえ。」
「今後どうするの?騎士団にいるのか?家を継ぐのか?家を継ぐなら、ユイカはやめておいた方がいいかもしれない。
何をさせても、こなすことはできるよ。あの子は優秀だから、でも、魔剣は離さないと思う。あの子以上の子なら魔剣は離れてくるかもしれない。
それに、魔剣が離れるとユイカの体はボロボロに戻るよ。
あの子の体は傷だらけだ。回復する前に一度現れるから、確認した方がいい。」
その後、浄化されて、消えていった。
全てクィーン様のおかげであった。
「クィーン様、ありがとうございました。」
「トライアル。あなたもよく頑張ったわ。後の処理任せていい?わたし、もう無理だわ。」
たまたま近くにいたフランクが呼ばれた。
「フランク。クィーン様を馬車まで連れていってくれ。」
「はい。」
クィーンは、意識朦朧としていた。
「フランク。」
自分が今、クィーンとして接しないといけないのに、フランクの顔見て気が抜けた。
フランクは、クィーン様を横抱きにして、馬車に連れていった。
クィーンを1人だけを乗せようとしたが、服を離してくれなかったので、
そのまま家まで送ることにした。
俺の腕の中でクィーン様が眠っている。
ドキドキしたが、
あることに気がついた。
「なぜ?このブレスレットを?」
確認すると、私の名前とユイカーナの名前が彫ってある。昨日あげたものだ。
それにこの前横抱きにした時と体格が似ている。クィーン様もいつもの体でない。重りを脱いだと言ってたから小さくなるは当然だが、ユイカーナと同一人物?声も似ている。
「着きました。」と御者の方に言われたので、クィーン様を抱き、屋敷に入ろうとした。
そこは、アルカス様の屋敷だった。
「まさか。」
そうするとアルカス様の奥様が出てきて、
「ありがとうございます。中まででおねがいしてもよろしいですか?」
「はい。」
「お話があるので、アルカスが帰ってくるまで、待っていてもらえますか?」
「私も聞きたいので、」
クィーン様を抱くのに力が入った。
憧れの女の人が、好きな人と同じ。
確信した。
ベットに寝かせて、クィーンの顔を見ると、ユイカーナだった。
「フランク様。ありがとうございました。湯浴みの用意をしましたので、入ってください。後ほど軽く食事を持って参ります。アルカスが帰ってきたら、お酒を用意しますので、そこでお話をしましょう。」
「お気遣いありがとうございます。」
湯浴みをしたら、アルカス様が帰ってきたようで、バタバタしていた。
「ユイカは?」
「今眠っています。今回は、長くなりそうです。」
「ああ。頼むな。」
「フランク様が運んでくださいました。」
「フランク?」
「前に一度ユイカを送ってもらったことがあるので、クィーンの正体がわかってしまいました。」
「わかった。酒を、」
「用意してありますので、湯浴みを」
アルカスも湯浴みをした。
フランクは、知ってしまったか。
「待たせたな」
「いえ。」
「今日は大変だったな。無事帰って来れて良かった。」
「あの。お話があります。」
「ああ。なんだ?」
「ユイカーナとクィーン様は同一人物ですね。」
「なぜ?そう思う。」
「まず2人ともアルカス様の家に住んでいる。
そして、2人とも体重がよく似ている。そして、私が昨日ユイカーナにあげたブレスレット。クィーン様が持っていた。」
「ブレスレット?」
「ブレスレットには、私の名前とユイカの名前が書いてあるので間違いではありません。」
「借りたということは、」
「その可能性は低いと思われます。そして、皇太子から、クィーン様を落とすように言われました。
なぜ私が?と思ったのですが、父にクィーン様を打診される前にユイカーナの話が出たそうです。それでやっと意味がわかりました。」
「そうだな。2人は同一人物だよ。でも知ったところでどうするんだ?」
「私はクィーン様を尊敬しています。ユイカを好きなのです。ユイカと結婚したいと考えています。ユイカに告白したところ、昨日討伐の命が下されたので、保留です。ユイカは、いろいろ悩んではいると思います。でも、ユイカと一緒にいたい。」
「わかった。アリーヌ。ユイカの様子は?」
「いつもよりひどいと思います。」
「なら、ユイカが、復活するまで、ここにいて、様子を見ろ。
受け入れることができるか?考えろ、できなければ、目が覚める前に、この屋敷から出ること。それが条件だ。」
「わかりました。」
「今日は、まだ深く眠ってるから、お酒に付き合ってもらえるか?」
「はい。」
「皇太子から話が言ったんだね。すまないね。私が皇太子に相談したから、そっちに行ったんだね。すまないね。」
「いえ。」
「今後どうするの?騎士団にいるのか?家を継ぐのか?家を継ぐなら、ユイカはやめておいた方がいいかもしれない。
何をさせても、こなすことはできるよ。あの子は優秀だから、でも、魔剣は離さないと思う。あの子以上の子なら魔剣は離れてくるかもしれない。
それに、魔剣が離れるとユイカの体はボロボロに戻るよ。
あの子の体は傷だらけだ。回復する前に一度現れるから、確認した方がいい。」
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