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両親2

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そこへ、アルカスたちが入ってきた。



「アルカス。お前がなぜここに。」

「兄上、久しぶりですね。私の妻、アリーヌです。」

「はじめまして、アリーヌと申します。」

「私イオン侯爵と申します。
息子のフランクと申します。」


「みんなすまないね。
クィーン。久しぶりだな。」

「ご無沙汰しておりまして、申し訳ありません。」


今日はクィーンとしてやってきてるので、両親が私の姿を見てもわかるはずがない。


「いいんだ。忙しいのを知っているからな。それにしても、久しぶりに会うが、また綺麗になったな。しかも強くなったな。」

「魔剣のおかげですわ。」


「伯爵は、知っているか?クィーンのことを。」

「女が団長になったということぐらいしか知りません。」

「そうね。女は、お淑やかにすべきなのに団長なんてどんなに、野蛮なのか思ったけど、華奢なのね。」と伯爵夫人。

「思っていたのと違いますわ。私ほどではありませんが、綺麗なのですね。」とアルティーナ。

「、、、、、、」アルティッドは無言だった。

面と向かって女の団長を否定する。
伯爵一家。

「そうか。お前たちの中の認識そんなものなんだな。
貴族なのに、クィーンの存在を否定する奴は多いな。
クィーンのおかげでこの国が平和なのにな。」

「平和?何も起こっていませんよ。この国は平和ですよ。」

「そうですわ。何が起こるというのですか?」

「ちょっと待って、、、お前たちはそんな認識なのか?イオン侯爵もか?」

「確かに貴族の中では、守ってもらって当然と考えているものはたくさんいます。
騎士団の運営は、貴族の出資もあるので、そーゆう考えになったと思われます。
そして、自分の領地に関係する事でなければ興味がない貴族多いのです。」

「そうゆうことか。」

「クィーン様が団長になる前から、騎士団の存在をありがたく思っています。
この何年か、魔獣が、あまり悪さをしていません。
騎士団、いや。クィーン様のおかげだと思っています。」


「良かったよ。当たり前なんて思ってもらったら困るからな。
クィーンは、イオン侯爵の息子フランクと結婚をする。
それは、変えることができない。
2人はお互いを思い合っている。
国として、クィーンがずっと活躍して欲しい。
フランクなら、支えることができるだろう。
2人の婚姻を認める。
フランクは、侯爵から出ないといけなかなるので、クィーンに、爵位を正式に捧げよう。」

「少し待ってもらえませんか?私爵位を頂いても、闘うことしか出来ませんよ。」

「だから、将軍にしたんだよ。男爵にすると色々面倒だろうからな。将軍なら今までと全く変わらない。」


「アルカスのが合ってると思います。私では荷が重すぎます、、」

「クィーンは欲がないな。大丈夫だ。アルカスにも将軍を与えるから、わからないことは、アルカスに任せなさい。」

「わかりました。クィーン心配するな。フランクが支えてくれる。生徒会と同じだ。」

「わかりました。引き受けます。」


「姉上?」
気がついたのは、弟だった。
「クィーン様は、姉上ではありませんか?」

「なぜそう思う?」

「姉上の瞳です。そして、声も似ている。さっき生徒会って、、、」

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