恋 それぞれの♡ 短編集

玲子

上司10

夜中に目が覚めた。
晃司さんが隣で見つめてくれてた。
「ごめんなさい。私、、、」
「ちょうどお風呂ができたんだ。一緒に入ろうか。」

「はい。でも、、立てない、、、」

「ああ。大丈夫。まってて。」

全てのドアを開け出した。

「はい。」
横抱きしてくれた。

「重いよ。。」

「大丈夫だから。」

全てをやってくれて、私はゆっくりと湯船につかるだけ。


幸せだった。

お風呂から出る頃は、あったまって、少しマシになった。

「晃司さん大丈夫。歩ける。」

「そう。明日の朝はゆっくりしようかあ。」

「うん。」


二人はそのまま眠り、遅い朝を迎えた。



晃司は会社に行くと、
元カレが、ウロウロとしているのを見た、、

毎日ウロウロしていた。


なので警備員に声をかけてもらった。


「あの？何かようですか？」

「いえ、ここに高橋玲子というものが働いていると思うので呼び出して欲しいのですが、、」

「ご関係は？」

「恋人」

「確認してみますね。お待ちください」

「高橋玲子様は、この会社には勤めていないようです。自宅にでも行かれた方が良いかと、、、」


「どうゆうこと？ああ。ありがとう」


元カレはアパートに行ったら、荷物ひとつだけ残してあった、、、


電話した、、
「玲子。どうゆうことだ。どこにいる」

「こちら警察の方からきたものですが、これ以上しつこくされるとストーカー容疑で逮捕になります。」

「はあ？何言ってるんだ？」

「別れ際に暴力をしましたね。これ以上近寄らなかったら、示談にするそうです。あなたの人生もあるので、
」
「わかったよ。」

元カレは諦めてくれたよう。
よかった。これ以上、、、


「よかったな。これで安心して俺のものになれるな。」

「はい。」