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蘭子

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蘭子はスタイルがいい。
胸は、Dカップ。ウエストは細く。お尻もいい感じ。

ニットのワンピースを着るとスタイルの良さが滲み出る。セクシーになる。

逆にヒラヒラのスカートを履くと幼く見える。

何を着ても似合う。

仕事は、バリバリのキャリアウーマンといった感じで、なんでも出来てしまう。


ただ苦手なのは、恋愛。と料理。
昔、
「おまえって、なんでもできるよな。1人で生きていったほうがいい。女は、出来ないほうがいい。」


「へぇ。なんでもできるのに料理はできないんだ?致命的だな。」

と言われたことがあり、結婚できないと思った。
なので、仕事を頑張り、
土日は、好きなように過ごしていた、

セクシーな格好をしてバーに行くと、声をかけられる。
断り、1人飲んでいる。お酒も強くて、酔わない。
何をしても可愛くないなと思いながら飲んでると、、
そこに、男の方がやってきた。歳上の方だ。

「隣いいですか?」
「はい。どーぞ。」

「いつも1人で飲んでいるのですか?」

「はい。何か?」

「いえ。私もここに1人でよくくるのですが、あなたが、1人で飲んでる姿をよくみかけるので、声をかけたのです。」

「ありがとうございます。」

「失礼ですが、結婚されているのですか?」




「していないよ。独身だよ。なかなか縁がなくてね。」

「そうなんだ。」

「家庭を持たないほうがいいって言われてね。結婚する直前で振られてね。それから、あまり女の人付き合ってないな。」

「そうなんだ。」

「なんかみんな去っていくんだよな。」

「どうして?おじさんカッコいいし、、、」



「体?」

「まぁ。そんなもんかな。いやいやデートもするし。でもな。料理は俺がやりたいのに、やろうとする、それが嫌で同棲はしていない。」

「おじさん料理するの?」

「羨ましい。私料理はできないのよ。致命的って言われたもん。おじさんの料理食べたいなっ。今めっちゃ肉じゃが食べたい。」

「食べる?」
「本当に嬉しい。」

「じゃあ。今からくる?まだ早い時間だし、偶然、今日、肉じゃがが仕込んであるよ。」

「行くっ。肉じゃが好きっ。」

 2人は意気投合して、おじさんの家に行った。

「一軒家なの?」

「結婚する予定だったから、それで買ったんだよ。どーぞ。」

「お邪魔します。素敵なうちね。」

「気に入ってるんだよ。俺用のキッチンだからな。」

「そうなんだ。かわいいね。」

「ご飯食べてないなら今からご飯をたくから、、」

「お願いします。」

食卓には、小瓶と肉じゃがとブリの照り焼きと味噌汁が用意された、

「いただきます。」

「美味しい。こんなの毎日食べれてたら、いいな。また来ていい?ダメかな?」


「いいよ。おいで。連絡先交換しよ。名前聞いていなかったな。」

「蘭子。みんなには蘭って呼ばれているの。」
「そう。蘭ちゃん俺は、友哉。よろしくね」
「友哉さんよろしくお願いします。」
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