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公爵家の令嬢
「パンドラ公爵家の皆様は素晴らしいわ」
「プライズ様もフロンティア様はとても優秀で、将来が楽しみね。」
「夫人は、とても綺麗。
お茶会には、ファミリア様とプラトン様を連れて、仲良くやってくる」
パンドラ公爵は、幸せな家族であると世間のみんなから羨ましく思われた。
実際は、
パンドラ公爵のインパルスは、宰相を任せられていた。宰相としては、とても有能で王家に尽くし、毎日遅くまで帰ってこなかった。いや。帰ってこない日もあった。
だから、家庭のことはあまり把握していなかった。妻に任せたままだった。
長男プライズは、次期公爵であり、次期宰相にもっと近い男と言われるほど優秀であった。
長女フロンティナは、綺麗で、お淑やかで、優秀であり、王太子妃候補ナンバーワンだった。
公爵令嬢、令息としての教育は幼い頃に叩き込まれた。そのおかげで、優秀だったのだ。
フロンティアは、幼い頃から王太子妃になるために教育もされていたので、令嬢教育だけではなかった。
後継ぎの兄よりも厳しく、忙しくしていた。
挫折しかけると、
「後継ぎと王太子妃とは、教育が違うから仕方ない。お前ならやれる。」と言い続けられた。
昔から王太子妃教育をクリアできるものは少ない、とても厳しい王太子妃教育。
その教育が、終わると、王妃教育に進む。挫折するものは、たくさんいて、王妃教育に進めるものは本当に少ない。
宰相の娘、公爵令嬢であるフロンティアは、それをやり遂げなければならなかった。
フロンティアは、母親にはあまり似ていないが、父には似ていて、美人だった。
男親に似る女子は、美人になると言われているので、その見本がフロンティアだと考えられていた。
次男プラトンと次女ファミリアは、責任がなく、勉学もあまりできなかった。
いや、フロンティアのように勉学をしなくても良かったから、気がラクだった。
2人とも母と一緒にお茶会に参加していたから、社交的で、異性にモテた。
妹のファミリアは、次女だから、王太子妃教育なんてしなくてよかったから、着飾ることを好んだ。
お母様もファミリアには、特に優しくて、
お茶会に行ったり、ドレス着飾ったりしていて、毎日を楽しんでいた。仲の良い母娘だった。
そして弟のプラトンは、自由に過ごしていた。
兄のスペアであるので、あまり期待されなかった、
宰相になるのは兄しかいないと言われているぐらい優秀だから、わたしが当主になりたくても、兄がいる限り無理だ。
なら、努力せずに、可愛い女の子と遊ぶ方がいい。
女の子は公爵目当てで寄ってくる。
可愛い女の子を抱ける、
もちろんそこに愛はないけど、楽しかった
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子供達を愛し、優秀な子どもを育て上げたと世間ではとても良い噂をされている。
ただ裏の顔があることは、まだ誰も知らない。
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