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側妃に
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数年が経ち、仕事も覚え、効率よくまわせるようになったけど、頑張れば、頑張るほど、仕事は増えて行った。
珍しく、国王陛下、王妃、王太子、わたしの家族が集められた。
何があるのか?不思議に思っていると、
王太子が、
「君には、側妃になってもらい、今まで通りに実務をして、わたしを助けてもらいたい。」
優しい口調で言われた。いつも以上に、、、
「おっしゃる意味がわかりません。王太子妃ということでしたよね?」
「王太子妃としては婚約破棄をする。
王太子妃には、君の妹になってもらうよ。君の妹は可愛くて、社交性がある。王太子妃にはピッタリだろ?
それに私が愛する人が王太子妃なら最高だ。」
妹?どうゆうこと?王太子は、妹と関係があったの???
王妃様が、
「あなたでは、王太子妃は務まらないわ。
実務も時間かかるから、社交的な行事に参加できないでしょう。
宰相もそう思うでしょう。」
お父様は、
「ファミリアが王太子妃になり、フロンティアには側妃になる方が良いだろう。
姉妹で仲良く、王太子を支えたらいい。
公爵にとって一番良い。」
笑顔で伝えてきた。
ファミリアも。
「お姉様。わたしと一緒に王太子、、、そしてこの国を支えましょう。
王太子のことは私に任せてください。
私たちは愛し合っていますから。」
王太子にくっついた。
「父上、、それはいくらなんでも、ひどすぎます。フロンティアがこれまで努力していたことを知らないのですか?知っていますよね?」
「努力ね。あなたは、愛されないのよ。王太子は、あなたのことをずっと疎ましく思っていたのよ。」
「ああ。初めから可愛くないし、なんでもできて、だから、側妃になり、俺を支える役目をあげる。
その点妹は、可愛げある。いつも可愛くて、俺を好きだという。そんなものが王太子妃になればこの国は幸せになれる。」
みんなのいうことが頭に入らなかった。
なぜ私だけが、こんな仕打ちにならないといけないの?なんのために生きてきたの?
「そうですか。突然のことで、わたしはついていけません。失礼します。」
フロンティアは、それだけを言って部屋を出ようとした。
「フロンティア。大丈夫だ。俺を支える役目はお前しかできないんだよ。」
と言っていたけど、無視して部屋を出た。
「あまりにもひどいです。フロンティアがどれだけ我慢していたか、、、父上、、」
「王太子妃の器がなかっただけだ。
お前は、将来宰相になるのだから、受け入れないといけない。
王家のために動かないと。」
全くフロンティアのことなんて考えていなかった。
「そうですね。
ファミリアは、王太子妃教育を受けていませんから、ファミリア1人では、王太子を支えることができませんね。
フロンティアを側妃になるように説得してきます。」
「賢明だな。宰相は、お前に任せることができる。はやく説得してこい。返事は、はやく欲しい。王太子たちを安心させてくれ。」
そこで王妃が、
「一つ教えると王太子妃教育は受けなくても王太子妃になれるのよ。
わたしも王太子妃教育は終わっていないもの。
国王陛下には、側妃がたくさんいるから、代わりにやれる人がいればいいのよ。
だから、フロンティアは側妃で良いのよ。
そんなことも知らずに、フロンティアは、全て終えたのよ。
国王陛下の側妃も。
王妃教育を終えてる人がいないのよ。。。バカよね、、、」
なんなんだ?こんなふうな王族でこの国は大丈夫なのか?
ありえない。と思ったが、みんなが欲しそうな言葉をいうことにした。
ここで反抗するのはよくない。まずフロンティアと話さないと。
「フロンティアさえいたら、膨大な、側妃への予算が削られますものね。
それは国のためになる。
王太子妃として婚約破棄をし、側妃として、再度婚約を結ぶことにしましょう。
宰相、婚約破棄の書類を頂けますか?
ファミリアを王太子妃として婚約した後、フロンティアと婚約をしましょう。その段取りで良いでしょうか?」
「ああそうだな。そうしないといけないな。フロンティアの王太子妃として、婚約破棄しないとファミリアが婚約できないな。」
「そうよ。お父様。婚約は、明日にでもしたいわ。お兄様、今日婚約破棄の書類にサインをしてもらってよ。」
「そうだな。王太子妃は、ファミリアだからな。早く一緒になりたいな。」
「では、プライズ、フロンティアに婚約破棄の書類にサインを今日もらってくれ。」
「はい。承知しました。失礼します。」
プライズは、フロンティアの後を追った。
残ったものは、
「フロンティアの顔をみた?笑えるわね。」
「まさか。俺に愛されると思ってるなんてね。」
「そうよ。私の方がふさわしいのにね。」
「さあ。今日は今から宴会よ。」
珍しく、国王陛下、王妃、王太子、わたしの家族が集められた。
何があるのか?不思議に思っていると、
王太子が、
「君には、側妃になってもらい、今まで通りに実務をして、わたしを助けてもらいたい。」
優しい口調で言われた。いつも以上に、、、
「おっしゃる意味がわかりません。王太子妃ということでしたよね?」
「王太子妃としては婚約破棄をする。
王太子妃には、君の妹になってもらうよ。君の妹は可愛くて、社交性がある。王太子妃にはピッタリだろ?
それに私が愛する人が王太子妃なら最高だ。」
妹?どうゆうこと?王太子は、妹と関係があったの???
王妃様が、
「あなたでは、王太子妃は務まらないわ。
実務も時間かかるから、社交的な行事に参加できないでしょう。
宰相もそう思うでしょう。」
お父様は、
「ファミリアが王太子妃になり、フロンティアには側妃になる方が良いだろう。
姉妹で仲良く、王太子を支えたらいい。
公爵にとって一番良い。」
笑顔で伝えてきた。
ファミリアも。
「お姉様。わたしと一緒に王太子、、、そしてこの国を支えましょう。
王太子のことは私に任せてください。
私たちは愛し合っていますから。」
王太子にくっついた。
「父上、、それはいくらなんでも、ひどすぎます。フロンティアがこれまで努力していたことを知らないのですか?知っていますよね?」
「努力ね。あなたは、愛されないのよ。王太子は、あなたのことをずっと疎ましく思っていたのよ。」
「ああ。初めから可愛くないし、なんでもできて、だから、側妃になり、俺を支える役目をあげる。
その点妹は、可愛げある。いつも可愛くて、俺を好きだという。そんなものが王太子妃になればこの国は幸せになれる。」
みんなのいうことが頭に入らなかった。
なぜ私だけが、こんな仕打ちにならないといけないの?なんのために生きてきたの?
「そうですか。突然のことで、わたしはついていけません。失礼します。」
フロンティアは、それだけを言って部屋を出ようとした。
「フロンティア。大丈夫だ。俺を支える役目はお前しかできないんだよ。」
と言っていたけど、無視して部屋を出た。
「あまりにもひどいです。フロンティアがどれだけ我慢していたか、、、父上、、」
「王太子妃の器がなかっただけだ。
お前は、将来宰相になるのだから、受け入れないといけない。
王家のために動かないと。」
全くフロンティアのことなんて考えていなかった。
「そうですね。
ファミリアは、王太子妃教育を受けていませんから、ファミリア1人では、王太子を支えることができませんね。
フロンティアを側妃になるように説得してきます。」
「賢明だな。宰相は、お前に任せることができる。はやく説得してこい。返事は、はやく欲しい。王太子たちを安心させてくれ。」
そこで王妃が、
「一つ教えると王太子妃教育は受けなくても王太子妃になれるのよ。
わたしも王太子妃教育は終わっていないもの。
国王陛下には、側妃がたくさんいるから、代わりにやれる人がいればいいのよ。
だから、フロンティアは側妃で良いのよ。
そんなことも知らずに、フロンティアは、全て終えたのよ。
国王陛下の側妃も。
王妃教育を終えてる人がいないのよ。。。バカよね、、、」
なんなんだ?こんなふうな王族でこの国は大丈夫なのか?
ありえない。と思ったが、みんなが欲しそうな言葉をいうことにした。
ここで反抗するのはよくない。まずフロンティアと話さないと。
「フロンティアさえいたら、膨大な、側妃への予算が削られますものね。
それは国のためになる。
王太子妃として婚約破棄をし、側妃として、再度婚約を結ぶことにしましょう。
宰相、婚約破棄の書類を頂けますか?
ファミリアを王太子妃として婚約した後、フロンティアと婚約をしましょう。その段取りで良いでしょうか?」
「ああそうだな。そうしないといけないな。フロンティアの王太子妃として、婚約破棄しないとファミリアが婚約できないな。」
「そうよ。お父様。婚約は、明日にでもしたいわ。お兄様、今日婚約破棄の書類にサインをしてもらってよ。」
「そうだな。王太子妃は、ファミリアだからな。早く一緒になりたいな。」
「では、プライズ、フロンティアに婚約破棄の書類にサインを今日もらってくれ。」
「はい。承知しました。失礼します。」
プライズは、フロンティアの後を追った。
残ったものは、
「フロンティアの顔をみた?笑えるわね。」
「まさか。俺に愛されると思ってるなんてね。」
「そうよ。私の方がふさわしいのにね。」
「さあ。今日は今から宴会よ。」
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